なんでもない、ふつうの日々を愛おしむ、
暮らしのジャーナリスト
 
くらしスト
国際薬膳師国際中医専門員(旧国際中医師)
やくぜんもとこです


ヘアドネーションの連載も、今回がラスト


最後は

「ヘアドネーションの目的に思うこと」です








女優の柴咲コウさんがきっかけで知った

ヘアドネーション


無事、昨年の8月にドネーションできた時は

達成感や嬉しさで、胸がいっぱい


周りの反響も大きく、興味を持つきっかけになれたかな?と勝手に自己満足していました

ただ、それが身勝手で傲慢な考えだったと
最近、ある記事を読んで、反省しました


記事は、ジャーダックの代表の渡辺さまへの
インタビューで少し前のもの

今は、読めないので、趣旨がほぼ同じの
JHD&C(通称ジャーダック)*のHPの文章を
一部、転載します

* 病気などの理由で、髪が抜けた18歳以下の子供たちに、メディカルウィッグを無償で提供する、NPO法人


以下が転載文です

『いろんな髪型が個性として認められるように「髪がない」こともひとつの個性として受け入れられる、そんな多様性を認め合える成熟した社会を目指して、微力ながらも活動を続けていこうと考えています。

その先にはきっと、私たちが理想とする「必ずしもウィッグを必要としない社会」があると信じて。』(HPより抜粋しました)


いまは、ヘアドネーションばかりが注目され

てしまい、本来の目的である


"髪がないことを個性と認める社会"

から、かけ離れてしまっているのだと

ハッとしました



ウィッグは解決策ではなく

あくまでも、選択肢のひとつ


子どもたちがその日の気分で


「今日はそのまま行こう」とか

「今日はウィッグかな」など


楽しく、選ぶために

ヘアドネーションはある




3年後のヘアドネーションまで

愉しみながら、髪を伸ばそうと思います



最後までお読み下さいまして

ありがとうございます