小5娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。
よろしければ自己紹介もご覧ください。
ホームモンテッソーリのお手伝いでは、小学生のお子さんをお持ちの場合、モンテッソーリ教育の「発達の第二段階」と呼ばれる児童期の特性についてお話しすることがあります。
それは、ここを理解せずに、幼児期の延長として我が子と向き合うと…。
「あれ?」
と立ち止まる部分がたくさん出てくるという自らの戸惑った経験から。
幼児期はまるで天使のような我が子が、小学生になり急に乱雑になったり、反抗的な態度を取るようになったり。こんな発達の過程を知ることで、回避できる親子のバトルは数えきれないほどあります。
現在小学5年生の娘。
「社会性の発達」と呼ばれる社会との関わりが非常に大事なこの時期、「お友達」の存在は絶対です。
そして仲の良いお友達同士の中でも、「役割」が出てきます。
お友達をぐいぐいと引っ張っていくリーダー的な役割の子もいれば、引っ張っていってほしいタイプの子もいます。この中での娘の役割は「おかあさん」(笑)。
「私っておばちゃんタイプだから。」
自他ともに認めるこの役割を彼女は気に入っています^^
先日も、図工の授業中にお友達同士のトラブルが発生。
年齢が上がるにつれ増えてきたグループプロジェクト。
この日も、グループで一つの作品を作っていました。
皆んなの適性を考え指示を割り振ってくれるリーダー役の子のリクエストに応えて、自分の割り振られた部分を一生懸命作ったお友達がいました。けれども、割り振られた通りではなく、そこはちょっと自分のオリジナリティーも出したかったお友達。
すると、この後トラブルが勃発。
双方が言い合いをしているうちに、本来の原因とは別のところで言い合いが続いていたようです。
それは、お互いリスペクトに欠けるモノの言い方。
自分は悪くないと言い張るそれぞれのお友達に、問いかけた娘。
「そっか…。自分は悪いと思う部分は1つもなかったの?」
すると「1つくらいはあったかもしれない」と素直なお友達たち。
「じゃあ、その1つについて謝ったら?」
「おかあさん」役に促され、お互いごめんね!と無事和解に辿り着いたといいます。
ケンカというと、「0か100か」で考えてしまいがちですが、こうして「1つ」という言葉はハードルを下げることに繋がるのだと感じました。
高学年女子のトラブルは、長年付き合っているからこそ、起こりやすいのかもしれません。
娘曰く、もう家族のような存在なのだとか。
ぶつかることはあっても、必ず仲直りできる仲間だと確信しているようです。
これからも、おばちゃんとしての役割を全うして欲しいと思います(笑)。
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