小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。
よろしければ自己紹介もご覧ください。
モンテッソーリ教育では『スモールステップ』という言葉がよく出てきます。
まず最初に母が驚いた「スモールステップ」は、海外の教師養成講座のマニュアルを目にしたとき。
金ビーズのわり算についての提示説明では、それぞれのステップについて以下のような書きだしでした。
1.子どもを3人呼びます。
2.絨毯を取りにいきます。
3.絨毯を選び、床に広げます。
4.絨毯の左側に、前回と同じように大きな数字カードをセットします。
5.大きな数字カードの右側に小さな数字カードをセットします。
「スモールステップ」とは子どもに対して使う言葉だけではなく、大人のためのマニュアルも、驚くほどスモールステップ。これ以上、小さなステップは不可能だというほど小さいため、つまずきようがありません。
そして次に出てきた「スモールステップ」は娘が静粛練習に臨んだ時。
「うちの娘、1分たりともじっとしていられないんです。50秒くらいになると、もぞもぞ…」
そうモンテッソーリアンのチューターに告げると…
「先週は30秒過ぎたあたりって言っていたでしょ?このスモールステップを称えられるようになると、ホームモンテッソーリが急に楽しくなるのよね。」
ついつい理想を追いかけ、上手くいかないことへの不満をチューターに漏らしていたあの時期。
子どもにとってのこの「スモールステップ」がいかに大きなステップであるかということを教えていただきました。
最近のおしごとと言えば、やはり年齢が上がってきて、リサーチが圧倒的に増えた娘。
1つトピックを選ぶと、リサーチに有効な手法を考え、時には母によるストーリーテリングを行い、絵カードを使ってみたり、実験をしてみたり、書籍を準備してみたり。そんな小さな作業が集まって、最後は大きなプロジェクトになることを体験してきました。まさに「スモールステップ」の集大成がこのリサーチと言えるかもしれません。
何かを成し遂げるには絶対に必要な「スモールステップ」。
その歩幅はあまりにも小さいけれど、最後にはとてつもなく大きな力を発揮します。
これからもずっとずっと大事にしていきたい「スモールステップ」です。
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