家庭でモンテッソーリ教育を取り入れようとすると、ついつい「おしごとを用意」することばかりに気を取られてしまいます。我が家の場合も、母の手作り教材から始まり、教具購入に至るまで、常に何かを準備することに追われていました。
そんな中、新たな風を吹かせようと、最近娘と楽しんでいるのが「静粛練習」。モンテッソーリ園でも食事の前、帰りの会など、集団の活動として取り入れられているようです。静寂を作ることで、自分の気持ちを抑制したり、自分の心の中に目をむけることで、落ち着きや忍耐力などを育むことができると言われています。まさに自律心へと繋がっていく活動ですね。
やり方は色々とあるようですが、我が家の場合は、オーソドックスな方法で。
まず、椅子の前に正しい姿勢で立つことからスタート。
そして深く腰掛け、手は膝の上。そして目をつぶり、ハンドベルが鳴ったら目を開けるよう伝えます。
最初は30秒くらいからスタート。その後、どんどん時間を長くしてみたり、タイマーを使用してどれくらい静寂を保てるかゲーム感覚で行ったりしています。
実際やってみた感想は、案外これは集団より個人の方がやりやすいのかも・・・。集団だと、一人が音を立てると、次々と周りが音を立てだし、集中力を保てなくなるようです。
我が家の場合・・・。最初に音を立てたのは、娘ではなく母でした^^;娘がピクリともせず、目をつぶり集中する姿に、思わず母が笑ってしまったという大失態(汗)。修行がまだまだ足りません。
ちなみに、この静粛練習の後は、目をつぶっている間、何が聞こえたか、どんなことを考えていたかなどなど、話し合いをするそうです。我が家も娘に聞いてみたところ、何も聞こえず、何も考えていなかっただとか。どうやら、こっちの方が援助が必要な感じ(笑)。
次回は何か聞こえるようになるでしょうか・・・^^;
ご訪問ありがとうございます。また遊びに来ていただけると嬉しいです。
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