
私の防災・その482 常温保存で4ヶ月!
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先天性の遺伝子疾患と重度知的障害ありの娘(22歳)
特撮オタクの旦那(5歳年上)
アニメ&防災オタクの私(アラフィフ)
元々は娘の子育て中の記録として始めたブログですが、現在は主に障害児(者)家族の防災ブログとなってます
十島村では今朝も震度5強の地震が起きましたね。
島外避難の第2陣も明日実施予定だとか。
台風シーズンに入りますし、毎日の様に各地でゲリラ豪雨で冠水した等の報道も流れていますし、新燃岳噴火の報道もされています。
不思議なもので「『いつか必ず』災害が起きる」と言われても「何をすれば良いかわからないから何もしていない」と言う人は多いですよね。
でも「『○月○日』に災害が起きる『らしい』」と言われると途端に「あれ(水や防災グッズ等)が必要だ!」と買いに走る人が増えたり「その日は被害がない『と言われる地域』に行く」と是非はともかく行動に移す人が増えます。
大きな災害が起きた直後にも「被災地以外の人達」が防災グッズ等買い漁って品薄になりますよね。
そして、時が経つと備えた筈の水や非常食、防災グッズが期限切れで使えなくなって本当にやって来た「その日」役に立たなくなっていると言う
噂が有ろうが無かろうが
「全ての人が」
「最低3日分」
「必ず」
「常に」
備えておくことが必要なのに、です。
防災を日常に落とし込むことの重要性と難しさですね。
最近では日常生活の延長線上に災害後の生活があると考える「フェーズフリー」と言う考え方が広まって来ています。
いつも食べる日持ちする食品を多めに購入しておいて食べたら買い足す「ローリングストック」もその考えに基づいた防災ですね。
「災害前」も「災害後」も生活は続きます。
せっかく高まった防災意識、それぞれのご家庭で無理なく続ける方法を見つけていただきたいなと思います。
さて、フェーズフリー防災の流れで今日の本題❗
↑ここまでは本題では無かったと言う(笑)
皆様牛乳はお好きですか?
我が家のもえもえも牛乳好きですのでいつでも冷蔵庫に入っています。
メインで飲むのは一般的な要冷蔵の1L紙パック牛乳ですが、ストックとして別に確保してあるのが日常生活でも災害時でも美味しく飲める常温保存の牛乳。
ロングライフ牛乳とかLL牛乳とも言われますね。
わりと普通に乳飲料の棚に並んでいますので、気付かず購入されている方も多いかもしれません。
未開封なら夏場に持ち歩いても大丈夫なので、牛乳好きなもえもえがまだ小さい頃は外出時に持参したことも多かったです。
これ迄は賞味期限が2ヶ月~3ヶ月が一般的だったのですが、森永乳業のディズニーデザインでお馴染み森永牛乳が賞味期限4ヶ月になりました
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2000480?display=1
我が家はくまモンデザインの大阿蘇牛乳と並んで良く購入している牛乳です



リンクした記事にもありますが、フードロス削減や人手不足対策、海外への輸出などと言う目的もあっての賞味期限延長の様ですが、防災オタクとしてはやはりストックしておける期間が長くなったのは大歓迎です。

牛乳はそのまま飲んで良し、料理に使うも良し、シリアル等にかけて食べるも良しの万能選手ですから、災害時にも切らしたくない一品です。
ちなみに我が家の備蓄はまだ賞味期限延長前の確か6月上旬に購入してまして、それでも賞味期限は2ヶ月以上先の8月16日でした


停電して冷蔵庫が使えなくなる場合を考慮すると、200mlの飲みきりサイズが便利ですね。
東日本大震災の時には一般的な要冷蔵の牛乳の流通が滞りましたが、その時にも常温保存の牛乳200mlパックが自宅用は勿論もえもえのお友達への差し入れにも大活躍しました。
牛乳がお好きな方は是非ストックに加えること検討してみてくださいね。
非常時の備えしてくださいね
特に災害弱者と呼ばれる方ほど備えは必要です。
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私の防災・その481 大災害の予測情報との向き合い方 関東大震災の教訓
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昨日はここのところ続いているトカラ列島群発地震で最大の震度6弱の地震が起き、収束までどの位の時間がかかるかわからないことから希望者が今日から島外避難されましたね。
これで少しは安心して眠れるでしょうか。
トカラ列島で地震が起きると日本のどこかで大きな地震が起きる等とささやかれるいわゆる「トカラの法則」も相まって明日の「7月5日」がますます世間をざわつかせている様です。
昨日の記事
昨日に引き続き地震予知の情報に関連して書いておきたいことがあります。
「私の見た未来」にしろ「トカラの法則」にしろ、現時点では災害発生日を確定する科学的な根拠はないのですが、気になってしまう人も多いと思います。
ですが、災害予測情報に一々振り回されてしまっては、一番大切にしなければならない情報を見失わせてしまうことになりかねません。
大森房吉と今村明恒と言う2人の地震学者をご存じでしょうか。
https://cidir.iii.u-tokyo.ac.jp/report/nl56-04/
今村の論文の主旨は減災のために備えが必要なこと、特に火災による被害を防ぐことの重要性を指摘したものだったのですが、報道によってその論文の内「近い内に大地震が起きる」と言う部分だけが一人歩きしてしまい、社会的な混乱を引き起こしたのです。
それを鎮める為に当時地震研究の第一人者だった大森房吉が完全否定する発表をせざるをえなくなりました。
そして、騒動がおさまると同時に地震への警戒心も薄れた1923年に関東大震災が発生しました。
大森房吉は関東大震災を予見できなかった地震学者と言われるようになってしまいましたが、実際には大森房吉自身も関東大震災の危険性は認識していたし、震源地をかなり正確に予測していたそうです。
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1861313#goog_rewarded
今村明恒にしろ、大森房吉にしろ、地震による被害を減らしたいと言う思いで研究を進めていたのに、人々の不安を煽る形でインパクトがある部分的な情報だけが拡がってしまったことで、本来多くの人が知っておくべきだった重要な情報は拡がることなく「その時」を迎えてしまったのです。
自他共に認める地震研究の第一人者であり、かつて関東大震災の可能性を否定した大森房吉としては大々的に関東大震災に対する警鐘を鳴らすことをためらってしまったのは無理もないことかもしれません。
今村明恒にしろ、大森房吉にしろ、地震による被害を減らしたいと言う思いで研究を進めていたのに、人々の不安を煽る形でインパクトがある部分的な情報だけが拡がってしまったことで、本来多くの人が知っておくべきだった重要な情報は拡がることなく「その時」を迎えてしまったのです。
人は不安を煽るような刺激的な情報に飛び付きやすいです。
また、不安を一人で抱えることに耐えられず他人と情報を共有しようとしがちです。
現在「7月5日に大災害が起きる」と言う部分だけが拡散され、また、国がそれを「デマ」と言い切ることで騒ぎの火消しに躍起になっているのを見ると、災害の情報への向き合い方が関東大震災当時と全く変わっていないと思わざるをえません。
日本人は情報を発信する側も受信する側も未熟すぎると思います。
現在は一般人でも日本中どころか世界中にでも情報を拡散することが出来ると言う点では当時よりも危険な状況とも言えます。
一番上にリンクした東大の記事の最後の部分が一番大事なことだと思うので転載しておきます。
さまざまな要因が重なって発生した騒動であるが、その原因の一つに情報の伝え方がある。
日ごろから地震災害に注意し火災による災害を含めて考えることは重要なことである。
迷信にあわせた情報の発信や流言飛語の飛び交う環境など、その情報の発信の仕方ひとつでセンセーショナルな騒動に変わってしまう。
災害の多い日本では情報の発信ということに十分注意を払いながら伝えることの重要性を教えてくれているように思われる。
太字は私の方で強調しました。
だからこそ「頭から信じて一喜一憂、右往左往する」のではなく
「完全否定する」のでもなく
「とりあえず拡散する」のでもなく、
「冷静に情報を精査して」
「重要な情報を選び取り」
「命と生活を守る行動に結び付ける」
何よりも
「刺激的な情報を拡散させない」
のが正しい情報への向き合い方だと私は思います。
災害大国日本に住む一人の住民である私にとって明日の
「7月5日」は「いつも通り災害が起きる可能性“は”ある1日」
でしかありません。
怖い情報に振り回される位なら、今出来ることを淡々とこなす。
それに尽きると思いませんか。
非常時の備えしてくださいね
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私の防災・その480 「その時」「その直後」「災害後」そして「今」を笑顔で生きていきたい
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世間をざわつかせている7月5日まで後2日。
トカラ列島の群発地震もざわつきを増幅させていますね。
今のところ大きな被害は出ていないようですが、昼間だけでなく夜間にも震度5弱の地震が起きるなど気が休まる暇もない十島村の方々の心身の負担はどれ程のものかと心配しています。
さて、既に記事にした通り、災害が起きる日をピンポイントで予測することは現時点では出来ません。
ただ、災害大国日本に住む以上いつ「その日」が来ても「備えあれば憂いなし」と言える備えは「全ての人が」しなければならないと思います。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250701/k10014850191000.html
一番大きな被害をもたらすであろう南海トラフ巨大地震の最新被害想定でも日本の総人口から考えれば犠牲者の数は極わずかです。
勿論、小さな被害だと言うつもりはありません。
実際とてつもなく大きな数字だと思いますし、少しでも犠牲を減らす努力は国、行政、民間、個人全てがしなければならないことです。
大きな災害が起きれば直接間接問わず全国的に大きな影響が出ます。
大事なのは
- 死なない備え
- 生き延びる備え
- 生活を維持する備え
ですよね。
何と言っても最優先は「その時」死なない備え、建物の耐震化や家具の固定、ハザードマップを確認して早期避難をする等ですね。
次に「その直後」生き延びる備え、非常持ち出しリュックの準備や外出時に持ち歩く防災ポーチ、海のレジャーに行くなら津波避難場所を確認しておく、旅館の非常口と避難経路を確認しておく等、安全な場所に避難を完了させるまでの備えですね。
そして「災害後」の生活を維持する備えです。
ライフラインが途絶えても自宅で日常生活を送れる備えを「最低3日、大きな災害を想定して出来れば1週間(2週間)」することが必要です。
「最低3日」を「可能なら3日」と勘違いしている方も多いようですが「最低」=「絶対」ですのでお間違いなく❗
何故全ての人が備えをしなければならないか、私の考えは既に過去記事に書いています
備えもなしに無防備に「その時」を迎えるのと、出来る限りの備えをして「その時」を迎えるのでは「その時」だけでなく「その後」の「生活」にも大きな差が出ます。
私は出来る限りの備えをして
「その時」を乗り越え
「その直後」を生き延び
「災害後」を当たり前に笑顔で
生きていきたい。
そして、更に大事にしたいのが
「備えをしてある安心感」を持って
「今」を笑顔で生きていくこと。
私の防災は「今」も「その時」も「その直後」も「災害後」も大切な人と笑って生きていく為の物です。
皆さんは何があっても大切な人と笑顔で生きていく未来を思い描けますか?
思い描けないのであれば、思い描ける様に必要なことを改めて考えて行動してみませんか。
非常時の備えしてくださいね
特に災害弱者と呼ばれる方ほど備えは必要です。
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