私の防災・その612 線状降水帯で冠水 我が家の浸水対策 | もえもえ育児ほぼ終了日記と障害児家族の防災ブログ

私の防災・その612 線状降水帯で冠水 我が家の浸水対策


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元々は娘の子育て中の記録として始めたブログですが、現在は主に障害児(者)家族の防災ブログとなってます


昨日は千葉県全域に記録的な大雨が降り、死者も出る事態となりました。


始めて線状降水帯を実際に体験しましたが、状況が悪化する速度が早すぎて、何をしても基本的には後手に回ってしまうのだなと痛感させられました。


先に書いておきますが、我が家は一切被害は無く、既に今朝から通常運転ですのでご心配無く。

今回の大雨で我が家がどの様な状況だったのか、どう対策したのか、参考までに書き残しておきます。

昨日は朝から昼過ぎにかけて都内の大学病院にもえもえの定期検診で出掛けていました。

台風15号の残した影響と新たに発生した台風17号からやって来る風が運ぶ雨雲の動きに連れて、都内への往復共に強い雨が降ったり晴れたりを繰り返すおかしな天候でしたが、それでも特に大きな不安を感じるほどの雨ではありませんでした。

帰路の途中で昼食を取ってからもえもえを通所先の生活介護事業所へ送り届け、私たちはそのまま帰宅。

その後も晴れたり降ったりを繰り返しているなぁ程度の雨にそれ程危機感なく過ごしていた夕方、間もなくもえもえの帰宅時間と言う時に状況が一変。

一気に雨足が強くなり自宅周辺の道路が冠水しました。

大量の雨に排水が追い付かず溢れてしまう内水氾濫が起きたのです。

路面がヒタヒタに水で覆われたと思ったらすぐに足首、更には脛の中程とぐんぐん水位が上がっていきました。

もえもえの通っている生活介護事業所に連絡を入れると既に送迎車が出発しており、
アンダーパス等を通らず安全に走行できるルートを選択して
運転手と同乗しているスタッフの2人で状況を確認しながら
順番に利用者を送っていますとの回答がありまして、若干の不安を抱えつつもそのまま待機。

もしも危険な状況で送ることが出来ないようならこちらに連絡を入れた上で高台の事業所へ戻って安全に送迎できるようになるまで預かって貰える事も確認しましたので、一先ずお任せするのが一番と判断しました。

その間に自家用車を水没の危険から守るために、接道部分から奥に向けて勾配をつけてあるカースペースの一番奥まで下げて止め直し。

今の家を建てた直後に一度冠水で車の中に浸水してしまったことがあったので、その時点でカースペースの勾配を上げる工事をしておいたのが功を奏しました。

当時はまだ排水ポンプ場の建設計画段階で比較的冠水しやすかったのですが、ポンプ場完成後はほぼ冠水しなくなりました。

その冠水事故の時にエアコンの室外機も水に浸かって故障したのでこちらも専用台を設置して嵩上げ対策済み。

1階のトイレからはぼこぼこと音が鳴り始めていたので逆流防止に水のうを作って対策しておきました。

水のうでの対策はこちらに下矢印
非常用トイレの備え、大事ですよ!
上下水道どちらに不具合が出てもトイレは即使えなくなります。

ちなみにもえもえも非常用トイレで用足し出来ます。
使用後にいつもの習慣で水を流そうとしちゃうのでそこは注意が必要ですが。

我が家の場合はハザードマップ上では浸水想定地域内ですが、基礎を高くしてあることもあって内水氾濫で予想される水位の一番上まで来ても床上浸水かせいぜい1階の床上浸水の可能性があるかどうかと言う程度のリスクです。

トイレや排水口からの逆流を防止できれば床上浸水はほぼ防げる筈。

状況次第では玄関や勝手口、掃き出し窓、床下収納もガード出来る様にマスカーテープ(後述)、防水シート、吸水シーツ(もえもえのおねしょ対策用)、水を満杯にした大型ペットボトル(常に汲み置き)等を設置する準備もしておきました。

侵入してくる隙間を吸水シーツを塞ぎ、その上からマスカーテープや防水シートでカバーして養生テープで隙間無く貼り付けてペットボトルの重石で押さえる想定です。

浸水対策アイテム達下矢印

左上・養生テープ
左下・マスカーテープ
右・透明防水シート

マスカーテープは緑色の養生テープに薄い透明防水シートが繋がっていてテープを貼って防水シートを拡げると広範囲にカバーできると言う優れものです。

マスカーテープを一部切り出してドアに貼って拡げたところ下矢印
テープの長さを変えればもっと幅広く使えます。

透明防水シートは今回のような浸水対策だけでなく、地震や台風で窓が破損した時に使うとブルーシートと違って光を通すので室内が暗くならないと言う利点が。

吸水シーツ下矢印
サッシの隙間に押し当てるように敷いてその上からマスカーテープや防水シートで覆う想定ですが、逆の方が良いのかちょっと迷っています。

正直まだ一度も床下浸水の経験すらないのでこれでどこまで防げるかはわかりませんが今自分で考えられるだけの備えはしたつもりです。

先に書いた通り10年程前に近くに排水ポンプ場が完成した後はよほどの雨でない限り冠水もしなくなりました。

今回はその「よほどの雨」だったわけですが、雨足が一時的にでも弱まると冠水していた水が一気に引いていくのはやはりポンプ場のお陰でしょう。

そばを流れる大きな河川が氾濫しない限り、少なくとも2階にいれば命の危険はありません。

万が一河川氾濫が起きた時には堤防より高い屋上が避難場所として使う予定。

そして、その川の水位に大きな変動無し

市内の中小河川は早い段階で危険なレベルになっていたようですが、我が家に危険をもたらす大きな河川は結果論ではありますが最後まで危険な状況にはなりませんでした。

この様な備えや情報からもえもえが帰宅しても安全確保出来ると判断しました。

その後、もえもえは車のタイヤの下半分が浸かるくらいの水の中を送迎車で送って貰って帰宅しましたが、足元が不安定なもえもえをそのまま水の中におろすのは危険なので旦那が抱いて家の中へ。

冠水はしても多少の水を流すのは大丈夫そうでしたが、排水口からポコポコ音がしたりして大量の水を流すことは躊躇われたので、夕食は出来るだけ洗い物を出さない様にレンチンカレーとまな板シートの上でカットした野菜やチーズ、ミックスビーンズのサラダ。

使うのは使い捨て容器で、もえもえ用にはレンチンでそのまま出せる冷凍食品のドリアとハンバーグのセットを。

もえもえ用の冷凍食品が写ってませんが、ドリアとハンバーグはスプーンで混ぜたり潰したりして、付け合わせの野菜はキッチンバサミで刻めば食べられるので忙しい時や私の体調が良くないときなどにもとても便利で冷凍庫に常備してます。
↑旦那でも準備できる♪

使い捨て容器やまな板シートはそのまま処分して、野菜類を切った包丁だけ洗って済ませました。

使用したまな板シートその他はこちらに下矢印

その後、大量の水を流すお風呂やシャワーを使うのは危険と判断してからだ拭きやシャンプーシート、化粧水ウエットシート等で拭いて綺麗にして、歯磨きだけ少量の水で行い、一足先に2階の寝室でもえもえ就寝。

身体を拭いたあれこれはこちらに下矢印


その頃には雨も小降りになって自宅周辺の冠水も完全に引いてましたが、まだ市内のあちらこちらで冠水している情報もあり、危険が去ったとは言い切れなかったので私と旦那は雨と防災情報をチェックしながら過ごし、おおよそ危険が過ぎたと思われる真夜中過ぎに就寝しました。


日付が変わる頃までは防災アプリからの通知が頻繁に鳴り続けていましたが、その後は明け方に解除情報が届いた程度で終わりました。

今朝見たら自宅周辺にはあちらこちらから様々なもの例えば人工芝とか、空きプランターとか、ガーデンライトとかが流れ着いていましたが自家用車も無事でしたし、特に大きな被害は無くて済みました。

 今回は既に通過した台風15号とまだ発生したばかりの台風17号と太平洋高気圧の位置関係によって湿った風が送り込み続けられた事が原因のようですね。

 

私の実家(千葉県)旦那の実家(都内)周辺も警報の範囲に入っていましたが、実家の土地は道路から1階分高く、旦那の実家はマンション上階なのでどちらも雨だけならほぼ心配要らないのがありがたいです。

↑防災アプリに我が家、旦那の実家、私の実家の地域登録しているので必要以上に通知が来た💦


それでも特に私の実母は心配性な事もあり、昨夜と今朝は電話で直接安否確認をしました。

元気な声を直接聞かせて正確な情報を与えて余計な不安を消し去るのも大事な心の防災だと思っています。

ただ、今朝判明したことですが、実家は道路から1階分高くなっているので家と母には全く問題なかったものの、道路と同じ高さに作ってあるガレージ内は水がかなりの高さまで入り込んで置いてあった非常用の水の箱や洗車用のホースリール等が散乱し、処分予定だったプラの引き出し収納の内部にはたっぷりと水が入り込んで重たくなっていたそうです。

父が生前免許返納した時点で自家用車も処分してただの物置きとして使っていたので母も「これを機会に全部処分しちゃうわ」と言える程度の被害で済みましたが。

ただ、実家の周辺では同じようにガレージだけは道路と同じ高さに作ってある家が多く、かなりの家で車が水没してしまった様子。

車が必須の地域ではないとは言え、相当な被害です。

浸水想定地域内の自家用車もどうやって守るか、課題ですね。

自然災害への備え


そして、今回もまた自治体の避難所開設は全て後手に回り、今避難所に行けと言われても無理だよね、と言う状況での開設になってしまいました。


あれだけ状況の変化が早くては仕方がないとは思いますが。


大雨の時の避難所は安全確保のための開設だし自治体の職員だけですぐに対応できる施設だからと言うのはわかるのですが、最初に開設されるのは全て市の施設で、大抵の場合、浸水想定地域から離れた場所。


道路冠水した状況では特に逸早く避難することを求められる高齢者や障害児者などの避難行動要支援者はそこまで辿り着くのは困難です。


避難行動要支援者の場合、結局は浸水しても命を守れる家に住むしか今回のような急な増水に備える術はないのかもしれません。


だからと言って家を住み替えるのはそう簡単なことではありませんからとても難しい問題ですね。

 

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もえもえの通っている生活介護事業所のスタッフさん達の中には交通機関が止まってしまって帰宅できずそのまま事業所で一夜を明かした人達もいたそうです。



こう言う時のための備えがいきたとも言えますが、出来れば使わなければならない状況にはならないで欲しいですね。



非常時の備えしてくださいね!

特に災害弱者と呼ばれる方ほど備えは必要です。


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