悲しみ
怒り
不安
出てくると不快になる感情。
誰にでもありますね。
私にも、もちろんあります。
出てきたネガティブ感情に
蓋をすると
後から
突然爆発したり
思いもよらない方向に
暴走したりします。
感情は出てきたら
その都度
そこにあることを認知して
感じてあげることが大切です。
ですが、
この「感じてあげること」が
つらい、怖いために
感情に向き合えないことがあります。
確かに、
ネガティブ感情を感じるのは
不快感が伴います。
私も
悲しみに触れている時は
涙が出たりしますし
怒りと接している時は
胸が絞めつけられるような
嫌な感じになります。
でも、
ちょっとしたコツで
感情に触れやすくなります。
今日は2つのコツを
ご紹介します。
1.感情は「心のお天気」と考える
この捉え方は、
マインドフルネス瞑想で使う方法です。
自分=感情、と
捉えるのではなく、
自分という空に
今、「怒り」がある。
今、「悲しみ」がある。
そんな風に捉えます。
感情を「観察できる対象」と
捉えるのです。
ああ、今は雷がなってる
大雨になった
あ、雨脚が弱くなってきた
雲が薄くなってきた…
お天気はどんどん変わりますね。
感情も同じで、
必ず変化していきます。
ネガティブ感情に触れるのが
怖いのは
ネガティブ感情が
いつまでの消えないような、
自分が
そこから抜けられないような
錯覚があるから。
まるで自分が
その感情であるかのように
感じてしまうから。
でにそれは、本当に、
錯覚なのです。
24時間、
心を占拠し続ける感情など
ないのです。
そして、あなたは
大きな空であって、
雨ではないのです。
だから、
怖がる必要は一切ありません。
2. 思考ではなく身体感覚を意識する
こちらも
マインドフルネスのスキルを
つかっています。
ちなみに
私が瞑想会で行っている
ボディスキャン瞑想は
このスキルの基礎になるものです。
さて、上のセクションで
感情はお天気と同じで
必ず消えていく、
居座る感情はない、と
書きましたが、
居座る時間が
長くなることがあります。
居座る時間が長いと
向き合うのがつらくなりがち。
感情が長居をする時、
それは
ネガティブ感情を
自分で煽ってしまう時。
感情についてくる思考、
例えば

原因になった人への恨み
失敗した自分への叱責
また同じことが起こったら…という
想像など、
今の感情を煽るようなことを
次から次へと考えていると
思考が感情を煽り、
感情が居座りやすくなります。
とはいっても、
感情に触れていると
どうしてもそういった思考が
出てきやすくなります。
ですので、
思考には注目せず
身体感覚に意識を向けます。
悲しみを身体のどこで
どんな風に感じているか、
感情が身体にどう表れているかを
観察してみましょう。
のど元が絞まる感じ。
目頭が熱くなる感じ。
涙が溢れてくる感じ。
そういうことを
穏やかに、優しく、観察します。
身体感覚に意識が向いているうちは
思考が生まれないからです。
感情を煽る思考が止まると、
感情の静まりは早く訪れます。
感情に餌をあげなければ
感情を感じている最中に
感情に飲み込まれることはありません。
感情を恐れる必要も
無くなりますね。
さらに
身体感覚も
お天気と同じように
だんだんと変わっていくのが
わかりますよ。
感情は静まるもの、
しかも
自分で早く鎮火できるとわかれば
感情に触れるのも
怖くなくなります。
少し練習は必要ですが
私はこの方法を使って
どんな感情とも
仲良く付き合っています。
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ジュバ智子・プロフィール
東京外語大学卒業後、渡独。ドイツ生活は31年目、現地日系商社勤務は28年目。順風満帆にキャリアを積むも、子供がプレ思春期に差し掛かるころ、子育てに大きくつまずく。
暗中模索する中、アドラー心理学とマインドフルネスに出会い、人生観、自分観、人間関係が180度変わる。
国際結婚、海外生活、育児、管理職としての長年の経験を踏まえ、マインドフルネスとアドラー心理学で自由・明晰・優しい心づくりをサポートしている。
ドイツ・マインドフルネス協会認定
マインドフルネス・ストレス低減法(MBSR)講師(今秋最終認定予定)
アドラー心理学勇気づけELMリーダー
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