最近、
本当にたくさんの人が
マインドフルネスについて
発信しています。
とても喜ばしいことだと
思うのですが、
時々

という発信に
出会うことがあります。
一体どこで、誰から
習ったのか知りませんが、
マインドフルネスは
ぼーっとすることで
脳を休めることだとか
リラックスすることだという
発信を見ると
本当にびっくりしてしまいます。
そもそも
マインドフルネスというのは
「気づいている」状態であって、
ぼーっとしている状態の真逆です。
今ここにあること、
今ここで起こっていることに
意識的に注意を向けている状態です。
意識的に注意を向けている
ということは
ぼーっとしていることの
逆であることが
お分かりになると思います。
英語では
マインドフルな状態を
being awakeとか
being awareなどと
表現します。
目覚めている、
しっかりと気づいている、
という意味です。
瞑想中には
呼吸が落ち着いてきて深くなり
副交感神経系が優勢になって
結果的に
リラックス感を感じることがありますが
マインドフルネスの目的は
リラックスするためではなく
「今ここの状態」に気づき
その気づきの状態を維持する
ことなのです。
今ここで、私を取り巻いているもの。
今ここで、私の中で起きていること。
そのひとつひとつに
気づいているのが
マインドフルな状態です。
その状態を維持するには
訓練が必要です。
訓練していても、
意識はすぐに
「今ここ」から外れますから、
マインドフルな状態でいることは
簡単ではありません。
ぼーっとした状態で
できることではないのです。
下のジョン・カバットジン氏の本、
”Falling Awake"は
和訳されていませんが
前書きに
こう書かれています。
In fact, ... a moment of mindfulness, with no agenda whatsoever than to be aware, is just about the hardest thing in the world for us humans to come to. And it is even harder for us to string two moments of mindulness together.
実際のところ、マインドフルな瞬間、つまり「気づいている」ことだけが課題であるこの瞬間に身を置くことは、我々人間にとって最も難しいことだ。ましてや、その瞬間を二つ繋ぎ合わせることは、さらに難しいことなのだ。
気づくことが難しいこと、
気づきをキープすることは
更に難しいこと、
それが
ぼーっとした状態とは
真逆であること、
本当のマインドフルネスを
実践している方はご存じのはずです。
これからもブログでは
マインドフルネスに関する
正しい知識を
お伝えしていきたいと思います。
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ジュバ智子・プロフィール
東京外語大学卒業後、渡独。ドイツ生活は31年目、現地日系商社勤務は28年目。順風満帆にキャリアを積むも、子供がプレ思春期に差し掛かるころ、子育てに大きくつまずく。
暗中模索する中、アドラー心理学とマインドフルネスに出会い、人生観、自分観、人間関係が180度変わる。
国際結婚、海外生活、育児、管理職としての長年の経験を踏まえ、マインドフルネスとアドラー心理学で自由・明晰・優しい心づくりをサポートしている。
ドイツ・マインドフルネス協会認定
マインドフルネス・ストレス低減法(MBSR)講師(今秋最終認定予定)
アドラー心理学勇気づけELMリーダー
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