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2025年の大阪・関西万博、ついに3日前からの先着予約枠がスタートしましたね。
通期パスを持っている私は、予約手順を何度もチェックして、深夜0時の予約スタートに向けて万全の体制で臨みました。

 

でも……結果は、まさかの撃沈でした。
ひとつも予約取れなかったんです。もう、心がポキッと折れました……。

 

 

  深夜0時の決戦!ログインして、時計もセットして、いざ!

 

予約開始は深夜0時。それまでに、しっかりログインを済ませ、「まとめて予約」のために同行者のチケットIDも登録。


「これは勝ちに行くぞ」と気合を入れて、0時ちょうどにリロード!

……した瞬間、サーバーダウン

 

まあ、そうなりますよね。
聞くところによると、初日は約15万人が入場予定だとか。その一部でも一斉アクセスすれば、そりゃ落ちますよね……。

 

ただ、「こうなること、想定できたのでは?」という気持ちも否めません。
何度もリロードを繰り返し、ようやくサイトが復活したのは開始から約15分後でした。

 

▶ 4/19追記 アクセス集中への対応が始まりました。

 

 

  表示された時にはもう……ほぼ埋まってた!?

 

ようやく予約画面が出て、お目当てのパビリオンをキーワード検索してクリックしたら、「第5希望まで登録できます」と出てきて、えっ、先着順なのに第5希望?と混乱。

 

そういうものなのかと思って、第一希望を入れて登録してみると、なぜかまたパビリオン一覧のページに戻り、各パビリオンに〇(空きあり)、△(残りわずか)、×(満席)というステータスが表示されていました。


ですが……すでに、空き枠はほとんどなし。

「え、いまやっとアクセスできたのに!?なんで!?」という気持ちでいっぱいに。


これはバグだったのか、単なる操作ミスだったのか……。深夜のテンションで幻を見た気すらしました。ただただ、悔しさが残りました。

 

 

  絞り込み機能がないのはツライ…!操作性にもモヤモヤ

 

そして予約画面、ちょっと操作が大変でした。


パビリオンの一覧は、外国パビリオン→国内パビリオン→シグネチャーパビリオンの順番に並んでいます。その中でアイウエオ順かな。


1ページで全部が表示されるわけではなく、「さらに見る」で順に展開していかないといけません。

 

せめて「空きがあるものだけ」に絞れるフィルターがあればいいのに……!
空き枠の「〇」があるパビリオンをクリックしても、予約可能な時間帯が20時台とかだと躊躇しますよね。それで他のパビリオンが見たいと検索に戻るとまた一番上の外国パビリオンからやり直し。

 

これ、めちゃくちゃ時間ロスです。2か月前抽選、7日前抽選のときは時間に余裕があるのでまだ許せますが、先着順で深夜にこれはツライ。

 

 

  気になった初日の傾向と「ブルーインパルス効果」?

 

体感ですが、0時30分にはほぼすべての枠が埋まっていた印象。
特に国内・シグネチャーパビリオンは瞬殺でした。

 

でも、12時~13時台は最後まで埋まりにくかったみたいです。
これはたぶん……みんなブルーインパルスを見たいから、この時間帯を避けたんじゃないでしょうか。イベントとの兼ね合い、大きいですね。

 

一方で、19時~20時台は比較的残ってました。
海外パビリオンだと、タイやブラジルは比較的取りやすかった印象も。こういうところに、国に対する関心や知名度が反映されているのかもしれません。

 

 

  まとめて予約はできるけど、キャンセルは注意!

 

予約時は、他の人の万博IDと紐づいたチケット情報を登録すれば、一括予約が可能。
ただし、キャンセルは個別に操作が必要なのでご注意を。

 

もしかすると、家族全員分のチケットが1つの万博IDにまとめて紐づいているようなケースは、一括キャンセルできるかもしれませんが……これは実際にやってみたわけでは私の推測なので、公式の案内をご確認ください。

 

 

  通期パス民にとっては過酷すぎる毎晩の争奪戦?

 

私は通期パス保持者なので、何度も行く予定なんですが……
毎回0時に争奪戦に参加するの、さすがにキツイです!

 

もちろん、開幕日は特にアクセスが集中したと思いますし、今後どうなるかは未知数ですが、せめて、もう少しサイトの操作性や導線設計に配慮があると、利用者としてはかなり助かるなと感じました。

 

 

あらためて、深夜のアクセス戦争に挑んでみて、万博の隠れた人気を実感しました。結果的に、開幕初日はひとつも予約が取れず、完全に撃沈という形に。

 

それでも、会場内で楽しめるコンテンツはきっとあるはず、と前向きに切り替えていきたいところです。

 

皆さんも、予約戦に参加するなら、事前準備&気持ちの余裕をお忘れなく!
 

 

 

 

 

 

 

 

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いよいよ開幕が近づいてきた「大阪・関西万博2025」。
楽しみな反面、「何を持っていけば安心なの?」とちょっと不安も。

 

そこで今回は、準備しておきたい持ち物とアプリについてまとめてみました。

テストランの状況を参考にしながら、「これは持っておくと安心そう」と思ったアイテムをリストアップしています。


ぜひお出かけ前のチェックに活用してみてください。

 

 

  チケットの表示方法にひと工夫を

 

チケットは原則、電子チケットですが、表示の際にはアプリへのログイン・認証が必要です。当日、ゲートでスムーズに表示できないことも考えられます。

  • スマホにスクリーンショットを保存しておく

  • 紙に印刷して持参する(電池切れ対策にも)

など、バックアップの準備をしておくと安心です。

 

 

  キャッシュレス決済手段をお忘れなく

 

万博会場は完全キャッシュレス対応。現金は基本的に使えません。

利用可能なのは、

  • クレジットカード

  • 電子マネー(スマホ決済を含む)

  • プリペイドカード(現地購入)

など。現金しか持っていない場合は、会場内でプリペイドカードを購入する必要がありますが、混雑や手間を避けるためにも、事前に決済手段を用意しておくのがおすすめです。

 

 

 

  屋外イベントならではの「暑さ・雨」対策も忘れずに

 

会場は広くてほとんどが屋外。天気や気温の影響を受けやすいので、以下の準備があると安心です。

  • 帽子/日傘/日焼け止め(暑さ対策)

  • 折りたたみ傘 or レインコート(雨の日用)

  • 履きなれた靴(長距離を歩く可能性あり)

5月〜夏の開催期間中は、暑さ対策グッズをしっかり準備しておくのがよさそうですね。

 

 

  スマホをフル活用!モバイルバッテリーはマスト

 

会場内ではスマホで、

  • アプリの利用(チケット・マップなど)

  • 写真・動画の撮影

  • 混雑状況の確認やルート検索

など、スマホの使用頻度が非常に高くなると予想されます。

途中で電池切れにならないよう、10,000mAh以上の大容量モバイルバッテリーを持参しておくと安心です。

 

 

  通信環境の備えも忘れずに!Open Roaming がおすすめ

 

会場ではスマホを頻繁に使うため、安定した通信環境の確保も重要な準備のひとつです。

 

東ゲート・西ゲート付近には、Wi-Fiルーターやモバイルバッテリーの貸出所、SIMカード販売所があります。ただ、当日に現地で手続きするのは手間になることも。

 

おすすめは、「Open Roaming」への事前登録です。これは万博会場全体で使える無料Wi-Fiサービスで、一度登録しておけば、自動的に接続される仕組みになっています。

 

👉 登録・詳細はこちら:

 

▶ 過去記事

 

 

  事前に入れておきたい公式アプリ一覧

 

公式アプリのインストールや設定は事前に行っておくのがおすすめです。

最新バージョンへの更新も忘れずに。

 

アプリ名 主な機能
EXPO 2025 Visitors チケット表示、パビリオン・イベント予約
EXPO2025 Personal Agent 会場マップ、混雑状況の確認
e-Metro アプリ 会場内EVバスのチケット購入
Kansai MaaS(西ゲートから入場の方) 万博シャトルバスのチケット購入
EXPO2025デジタルウォレット ミャクペ! ミャクポ!の利用

 

 

  飲食混雑の対策に「おやつ&マイボトル」

 

飲食店や休憩スペースは混雑することも予想されます。
そのため、以下のような飲食物もおすすめ。

  • おやつ(エネルギーバー、飴、ラムネなど)

  • マイボトル(会場内に給水スポットもあります)

炎天下での水分補給や、空腹対策として助かりそうですね。

 

 

  長時間の待機に「暇つぶしグッズ」も役立つかも

 

人気パビリオンやイベントは、待ち時間が発生する可能性も。
その間に退屈しないよう、暇つぶしアイテムも準備しておくと安心です。

  • 電子書籍や音楽(事前にオフライン保存がおすすめ)

  • クイズアプリやパズルゲーム(スマホで静かに楽しめるもの)

  • スマホゲームや携帯ゲーム機(音量は控えめに)
     

 

  ガイドブックは必要?アプリとの使い分けもポイント

 

万博の案内情報やマップをチェックできる「公式ガイドブック」は書店などで販売されていますが、やや分厚くて重いため、持ち歩くには負担に感じると思います。

 

持ち運びやすさを重視するなら、「ぴあ」のガイドブックの方が軽量でコンパクトなので選びやすい印象です。「ぴあ」版は電子書籍も出ていますね。

 

ただし、リアルタイムの混雑状況や地図ナビは「EXPO2025 Personal Agent」アプリの方が便利。動きながら情報を得たい人は、アプリを中心に活用するのがよさそうです。

 

 

 

 

  その他、あると便利なアイテム等

 

アイテム 用途
ウェットティッシュ/ポケットティッシュ 手拭きや衛生対策に
エコバッグ お土産やパンフレットをまとめて
ハンディファン/冷感タオル 夏の暑さ対策に
常備薬・ばんそうこう 念のための備えに
スタンプラリーパスポート スタンプラリーを楽しみたい方

 

 

 

  持ち込み禁止物にも要注意!

 

準備万端で向かうためには、「持ち込み禁止物」もしっかり確認しておく必要があります。

以下のものは会場に持ち込めませんので、ご注意ください(※2025年4月時点の情報です)。

  • 酒類全般(容器・未開封含むすべて)

  • 瓶・缶入りの飲料(※マイボトル、水筒は可。ペットボトルもOK)

  • スーツケースやキャリーケース、物品運搬用カート

  • カメラの一脚・三脚・自撮り棒(※手のひらサイズは可)

  • ペット類(会場内に預かり所なし)

 

  忘れ物なく、快適な一日を!

 

万博を快適に過ごすには、事前の準備がとても大切。
当日あわてないように、忘れ物チェックやアプリの設定はお出かけ前に済ませておきましょう。

 

特に次の3つはマストアイテムです:

 

✅ チケット(画像保存 or 印刷)
✅ キャッシュレス決済手段
✅ モバイルバッテリー

 

当日の体力・時間・気温対策もしっかり整えて、思いっきり楽しんでくださいね!

 

 

 

 

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先日、環境事業協会が主催する「親子向け講演会」に参加してきました。箕面昆虫館に掲示されていたポスターを見たのがきっかけです。昆虫館の先生方が登壇され、絶滅危惧種にまつわる興味深いお話をしてくださいました。

 

お話をされる先生も、会場の子どもたちも、昆虫好きの“むしとも”という感じで、なんとなく会場全体に一体感があるような空気が漂っていました。

 

講演の内容は、

  • ツシマウラボシシジミの生息域外保全の取り組み

  • 箕面からいなくなってしまったギフチョウのお話

  • 大阪に昔いたが今は見られなくなった昆虫の話

  • 昆虫化石のお話

など、普段なかなか聞くことができない話ばかりで、内容もとても充実していました。子どもには少し難しい言葉もあったようですが(特に化石の部分)、写真をふんだんに使ったスライドを交えての説明だったので、とてもわかりやすかったです。

 

その中でも、私が特に惹かれたのはギフチョウについてのお話です。実物を見たことがなく、以前から少し気になっていたものの、どこに行けば見られるのかも分からずにいました。岐阜県で保護活動が行われているというニュースを見た記憶があるくらい。

 

でも調べてみると、実は宝塚の自然の家で飼育されていて、この時期には生体を見ることができるイベントがあるとのこと。早速行ってみることにしました!

 

宝塚と聞くと都会のイメージがありましたが、目的地へ向かうにつれてどんどん山の中へ入っていく道のりに、少し驚きました。

 

 

  春の女神・ギフチョウの魅力

 

ギフチョウは、アゲハチョウ科に属する日本固有のチョウで、春先に現れることから「春の女神」とも呼ばれているそうです。しかし、環境の変化などの影響で生息地が減少し、各地で個体数が少なくなってきているといわれています。かつては箕面にも生息していたそうですが、今では見られなくなってしまったとのこと。

 

宝塚自然の家のイベントで初めて見たギフチョウは、縦じま模様の羽や、ふわふわとした体毛が印象的で、とても愛らしい姿をしていました。飛ぶのが少し苦手なのか、ゆったりと優雅に舞う様子が心に残りました。

 

 

 

  ギフチョウ観察イベント

 

宝塚自然の家では、長年ギフチョウの保全活動に取り組んできた方々が、ギフチョウの生態や飼育方法について紹介してくださいました。私が参加した日には、運よく羽化したばかりのギフチョウを観察することができました。

 

図鑑やテレビ番組で見るのとはまったく違い、生きた昆虫を間近で見ると、“自然とのつながり”をリアルに実感できます。絶滅危惧種について学んだあとに、保全活動の具体的な取り組みや成果を目の当たりにすると、話がぐっと身近に感じられました。

 

ふだんは蝶を捕まえるのが大好きな子どもですが、今回は「貴重な蝶」であることをしっかり理解して、触れたりせずにじっと観察していました。ただ捕まえるだけが楽しいわけではないということを、少しずつ学んでいってくれたら嬉しいなと思います。

 

 

  身近な自然に目を向けてみよう

 

このようなイベントに参加してみると、保全活動は専門家や団体だけでなく、私たち一人ひとりの関心や行動も大切なのだと感じます。絶滅危惧種の現状を知ることは、身近な昆虫や自然環境への関心を高めるきっかけにもなりますよね。

 

「ちょっと調べてみる」「イベントに参加してみる」「SNSで共有してみる」といった小さなアクションでも、継続していくことが大切だと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2025年大阪・関西万博の公式バーチャル空間「空飛ぶ夢洲(ゆめしま)」がついにオープン! スマホからアクセスできるこのアプリ、早速体験してみたので、初心者目線で感じたことをレポートします。

 

  バーチャル万博ってどんなもの?

 

「空飛ぶ夢洲」は、アバターを操作して万博会場を自由に歩き回れるバーチャル空間。まるでゲームのようなインターフェースで、実際の会場に先がけて一部のパビリオンやイベントが体験できるそうです。

 

まず必要なのは「EXPO 2025 バーチャル万博 ~空飛ぶ夢洲~」というアプリのインストール。そして「万博ID」の連携です。万博関連サービスはほぼすべてこのIDとの連携が前提になっているように感じますが、ここでもやはり必要でした。

 

チュートリアルが関西弁…

 

 

  はじめてのアバター体験は…なかなか手強い

 

実は、こういうアバターを自分で動かすような体験は初めてでした。 どこをどう操作すればいいのか分からず、ぐるぐる回ってしまったり、壁にぶつかってしまったり…。 なんだか年齢を感じちゃいますね。

 

そして、最初だからか、ステージが変わるたびに追加ダウンロードが必要で、けっこう端末容量を食う印象です。

 

私のスマホでは、バーチャル会場内で動画が再生されると画面が真っ黒になってしまうことがありました。 どうやらスマホの性能的に厳しかったようで、スマホアプリの利用はあきらめ、PC版で楽しむことにしました。

 

  今のところ、みんな探索モード?

 

今の時点では、ユーザー同士の交流場面は少なそうで、各自が会場を自由に探索している雰囲気です。

 

私はしょっちゅう自分の現在地を見失って、うろうろ迷っています。「ここから出たいのに、どこから入ってきたのか分からない!」と何度思ったことか…。

 

バーチャル会場内には翻訳機能もあるとのことで、今後盛り上がってくれば外国の方とお話しするチャンスもあるかもしれません。でも、バーチャルだからって初対面の人と急にフレンドリーになれるのかは正直ちょっと疑問…。

 

巨大ミャクミャク

 

 

  物は試し、興味のある人は使ってみて!

  • 「空飛ぶ夢洲」は、アバターで会場内を自由に探索できるバーチャル万博体験
  •  万博IDとの連携が必要、操作は少し慣れが必要 、推奨スペックは高め。古い端末では動かない可能性あり 
  • 現時点では、交流というより探索中心の雰囲気

バーチャルで万博気分が味わえるのは、かなり未来的! 

これから本番に向けてさらに盛り上がっていきそうなので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

▶ アプリの詳細・ダウンロードはこちら

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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先日応募した、開幕日のパビリオン7日前抽選。
結果が出たので確認してみたところ……

 

見事にまた全部落選でしたえーん

 

 2か月前抽選から連続の落選です:

 

 

今回は「おばけワンダーランド」に狙いを定めて、時間帯を分けて複数応募。
少しでもチャンスを広げようと工夫はしてみたものの、残念ながら全滅という結果になりました。

 

 

先日の予約枠数に関するプレスリリースで、このパビリオンの7日前抽選の枠は300未満と発表されていたので、これはもう、応募数のほうがずっと多かったということなんでしょうね。開幕日だし、注目のパビリオンだし、仕方ないのかも。

 

 

ほんの少し期待していたので、落選の結果を見たときは、がっくりです。

ちなみに、落選するとメールがきません。自分で予約サイトを確認する必要があります。

 

一応、AIパーソナルエージェントで確認すると「枠あり」と表示されていました。これはおそらく、3日前の先着予約枠と、当日用の抽選枠が見えているということですね。

 

 


次は3日前からの空き枠予約に挑戦です。

 

ルールとしては、「3日前~予約日前日の午前9時まで、先着で受付」。先着順ということは、予約開始時間(おそらく深夜0時?)に張り付いていなくてはならないのかな?

 

このシステム、家族分の予約がとにかく面倒なんですよ。うちは通期パスなので、顔認証の関係でチケットの受け渡しをしています。だから、一緒に予約したい場合は、家族のIDを毎回登録しないといけない仕組み。競争には向いてない…。

 

「よく一緒に予約するID」を事前に登録できて、さらにIDに愛称を付けられるようになれば、かなり使いやすくなるのに…と思ってしまいます。

 

逆に、1日券でグループ行動される方は、代表者のアカウントにチケットが集約されている状態を維持したほうが、まとめて予約しやすいはずです。

 

3日前もきっと競争は激しいと思いますが、頑張ってトライしてみようと思います!

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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先日、グランフロント大阪の地下1階にある「fiveran osaka coffee BASE」を訪れました。

 

京都の人気ベーカリー「fiveran」と、スペシャルティコーヒー専門店「COFFEE BASE」がコラボしたお店で、2024年9月にオープンした比較的新しい店舗です。

 

私が行ったのは休日の午後。お店の前にはすでに長い行列ができていて、購入までに約30分ほどかかりました。10分ごとに人数を区切って店内に案内される仕組みになっているようです。店内はそれほど広くなく、人数を制限していても通路ですれ違うのが少し大変に感じました。混雑時は覚悟して並ぶ必要がありますが、パン好きさんには並ぶ価値アリだと思います。

 

少し戸惑ったのは、持ち帰り用の列とイートインの列、そして会計の列の場所が分かりづらかったこと。案内表示があったのかもしれませんが、見つけられず、まごまごしてしまいました。

 

 

さて、今回購入したパンはこちらの5種類。

 

 

■ パティシエール(¥278)

とろっとなめらかなカスタードクリームがたっぷり入った、やさしい甘さのパン。ホタテのような可愛らしい形です。

 

■ プラリネショコラ ラングドシャ(¥334)

表面のサクッとしたラングドシャの食感と、プラリネの甘さが好バランス。スイーツ感覚で楽しめました。

 

 

 

■ トリュフ塩パン(¥297)

一口食べるとトリュフの香りがふわっと広がる、ちょっとリッチな塩パン。シンプルなようで奥深い、クセになる味わいです。

 

■ いちじくとマスカットとブルーベリーのハニーフロマージュ(¥352)

いちじく、マスカット、ブルーベリーが贅沢にのったハード系のパンです。果物がジューシーで、クリームチーズも入っていてコクがありました。

 

■ 全粒粉のメロンパン(¥241)

表面のカリカリ感と中身のふわふわ食感が好対照で、すごく気に入りました。

 

すべて外税で、5個購入して税込み1,622円でした。

 

どのパンもふわふわでやわらかく、生地そのものの美味しさが際立っていました。特にパティシエールのしっとり感と、全粒粉メロンパンの食感のコントラストは印象に残っています。

 

パン好きの方や、グランフロントに行かれる方は、ぜひ一度訪れてみてほしいお店です。焼きたてパンの香りに包まれながら、イートインでのんびり過ごすのも気持ちよさそう。 今思えば、コーヒーも飲んでみればよかったかも。次回はぜひ、コーヒーも一緒に楽しみたいです。

 

 

最新情報は公式インスタ(@fiveran.osaka.coffee.base)で

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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大阪・関西万博の開幕がせまってきましたね。来場予定の皆さん、パビリオンの予約状況はいかがでしょうか?


私は今のところ、2つ取れています。




そんな中、4月3日、公式サイトから次のようなプレスリリースが発表されました:

 

 

この資料には、各パビリオンの1日あたりの総予約枠数や、2か月前抽選・7日前抽選の配分枠数がまとめられており、予約戦略を立てるうえで重要な情報源となっています。

 

そこで、「実際どのくらいの人が予約できそうなのか?」を知るために、すべてのパビリオンの情報をもとに推定の数値を出してみました。その結果をもとに、予約枠の全体像や競争率の傾向、予約が取りやすそうな“狙い目”パビリオンなどを考えてみましたので、ご紹介します。

 

 

  1日あたりの予約枠総数、実はけっこう多いかも!

 

プレスリリースでは、各パビリオンの1日あたりの予約可能人数を示す「総枠数」について、以下の3つの区分で公表されています:

  • 5,000枠以上

  • 1,500~5,000枠未満

  • 1,500枠未満

見てのとおり大まかな区分にとどまっており、正確な数値は明らかにされていないため、実際にどれくらいの人が予約できるのかを把握するには、ある程度の仮定が必要です。

 

そこで、各パビリオンの「総枠数」区分ごとに、中央値に近いと考えられる数値を仮に設定し、それをもとにすべてのパビリオンの1日あたりの予約枠を合計して、全体の予約枠数を推定してみました。

 

この方法で計算したところ、万博会場全体の1日あたりの予約枠数はおおよそ15.4万枠(推定値)となりました。 

 

これは、想定されている平均的な来場者数(約15万人/日)とほぼ同等の規模です。つまり、多くの来場者が1人あたり3枠の予約枠のうち、少なくとも1つは希望のパビリオンを確保できる可能性があるとも言えます。

 

▶ 推定値の根拠について

今回の推定では、各パビリオンに対して公表されている「総枠数」の区分(例:1,500未満、5,000以上)に、それぞれ中央値に近いと考えられる仮の数値を割り当てました。たとえば「1,500~5,000未満」であれば中間の3,000、「5,000以上」であれば少し控えめに6,000といった具合です。

 

これは、予約枠の実数が非公開であるため、上限や下限ではなく中央値に近い値を用いることで、過大評価・過小評価を避ける意図があります。この方法により、すべてのパビリオンの「総枠(1日分)」を合算したところ、万博会場全体の1日あたりの予約枠数はおおよそ154,000枠と推定されました。

 

表記 想定した推定値
5,000枠以上 6,000
1,500~5,000未満 3,000
1,500未満 1,000


 

  高倍率・低倍率の傾向まとめ

 

予約のしやすさを左右するのは「枠の多さ」と「注目度」の掛け合わせです。

 

シグネチャーパビリオンはその多くが1日あたりの予約枠数が「1,500未満」または「1,500~5,000未満」にとどまっており、かつ著名人の監修による話題性もあるため、非常に高い競争率が予想されます。


また、よしもとwaraii myraii館(球体内鑑賞)や、大阪ヘルスケアパビリオン モンスターハンター、リボーン体験+人生ゲームなど、人気キャラクターやエンタメ要素の強い体験型展示を含むパビリオンも「1,500未満」の枠にとどまっており、特に土日や長期休暇中は狭き門となりそうです。

 

これらのパビリオンについては、2か月前、7日前という複数の予約チャンスを有効に活用したいですね。

 

一方で、以下のような1日あたりの予約枠が「5,000以上」とされているパビリオンは比較的当選しやすい可能性があります。家族連れやグループでの観覧にも適しているのではないでしょうか?

  • 日本館

  • 電力館

  • PASONA NATUREVERSE

  • ブルーオーシャンドーム

  • 三菱未来館 JOURNEY TO LIFE

  • 飯田グループ×大阪公立大学共同出展館

 

 

  予約のチャンスは抽選だけじゃない!

 

プレスリリースでは2か月前・7日前の抽選で開放される枠数も公表されていますが、各パビリオンの「総枠数」と比べると、それら抽選枠が全体のごく一部にとどまっていることがわかります。つまり、この2回の抽選ですべての予約枠が放出されるわけではないということです。

実際には、3日前からの先着順予約枠や、当日予約分が別に確保されていると考えるのが自然で、直前でも予約チャンスが残っている可能性があります。

 

さらに、そもそも予約が不要なパビリオンも多数存在します。特に海外パビリオンの多くは自由に観覧できる形式をとっており、抽選に当たらなくても十分楽しめるのではないかと思います。

 

 

  抽選予約のポイント(プレスリリース参照)

 

 第5希望まで申し込みOK(当選は1枠)

 

1回の抽選では、気になるパビリオン・イベントを最大第5希望まで選んで申し込むことができます。そのうち当選するのは1枠のみです。

 

当選確率を上げるには?

  • 土曜・日曜・祝日の午前〜昼過ぎは申し込みが集中しやすく、競争率が高くなります。

  • 人気パビリオンだけでなく、比較的枠数が多いものも混ぜて希望を出すのが効果的です。

 私は通期パスがあるので、平日の仕事終わりに入場する日を増やそうかなと思っています。予約画面を見たところ、夜の時間帯の予約枠もあるようです。


みなさんが行きたいパビリオンに無事当選できますように!

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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大阪・関西万博のトイレって、どこにどんな設備があるのか気になりませんか?
実は公式から、会場内のトイレ40か所をまとめたPDF資料がすでに公開されています。

 

公式資料「トイレ・ベビーケアルーム」:

https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/themes/expo2025orjp_2022/assets/pdf/universalinfo/toilet_babycare.pdf

 

この資料、バリアフリートイレ、オールジェンダートイレ、授乳室、おむつ交換所、オストメイト対応設備、手すり、ベビーチェアなど、設置されている設備が細かく網羅されています。ただ、全体が細かい文字だらけなのでちょっと見づらいのですが…

 

心配なことがある方、特別な配慮が必要な方は、事前にチェックしておくのがおすすめです。
 

個人的には「えっ、大屋根リングの上にもトイレあるの!?」と知ってちょっと驚きました。

 

 

 

  デザイナーズトイレって、実際どんなの?

 

さて、昨日も投稿した「高額」トイレ問題。

 

「2億円のトイレ!?」という驚きや批判の声もありますが、入札結果資料を見る限り、実際には2億円のトイレは存在せず、最も高いもので1億7,480万円(トイレ3)のようです。

 

ただ、この金額は一般的な公衆トイレの平米単価と比べても特別に高いとは言えず、むしろ資材高騰が続く中では妥当な金額という意見もあります。

 

批判の多くは、「半年で解体される建物にそこまでの予算をかけるべきだったのか?」という観点に集まっているのではないかと思います。

 

会場内に設置される40か所のトイレのうち、建築家によって設計された“デザイナーズトイレ”は8か所。せっかく費用をかけて作ったものなので、どこに、どんなトイレがあるのか、一覧でチェックしてみましょう。

 

「どれか1つくらい、のぞいてみたいかも…」と思えるかもしれません。

 

 

  デザイナーズトイレ一覧

 

※ 場所の横の番号は、上記トイレ地図の番号に対応しています。

※ 価格は「会場整備にかかる工事等入札結果一覧表」に記載された落札価格(税抜き)です。


※ リンク先のPDFは設計コンセプト段階の資料であり、実際の施設とは一部異なる可能性があります。

 

※ 4/17、6/4、6/15 実際の画像を追加

トイレ1(調和の広場付近/41) 6,300万円

夢洲にかつて存在した自然の生態系を“庭”としてアーカイブ。個室を出ると、アーカイブ空間が広がり、過去・現在・未来を感じられる設計に。
📍https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/uploads/2400530_wakate3_nantou1.pdf
トイレ2(進歩の広場付近/17) 6,293万円

大坂城の再建時に使われなかった「残念石」を主役に、400年分の時の記憶を建築に。石の存在感と人のつながりを感じる静かな空間。
📍https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/uploads/2400530_wakate5_nishi1.pdf
トイレ2の画像
トイレ3(EXPOメッセ付近/14) 1億7,480万円

1970年大阪万博をオマージュした空気膜構造。ふくらませた屋根が日差しをやわらかく取り入れ、自然に反応するクールな未来型トイレ。
📍https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/uploads/2400530_wakate5_nishi1.pdf
トイレ3の画像
トイレ4(ブルーオーシャンドーム付近/13) 9,980万円

地域の土を使った3Dプリントの壁でつくられた、有機的なトイレ建築。まるで大地の割れ目に入っていくような、没入感のあるデザイン。
📍 https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/uploads/2400530_wakate6_nishi2.pdf
トイレ4の画像
トイレ5(ポップアップステージ北・リング外/28) 1億5,372万円

ユニット型の建築で、閉会後は解体して他の場所へ移設もOK。カラフルなブロックのような外観は、子どももワクワクしそう。
📍 https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/uploads/2400530_wakate1_hokutou1.pdf
トイレ5の画像
トイレ6(空の広場付近/25) 1億6,585万円

雨・蒸発・雲・雨という水のサイクルを空間で体感。屋根にのぼると“静けさの森”が見える、自然とつながる設計。
📍https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/uploads/2400530_wakate1_hokutou1.pdf
トイレ6の画像
トイレ7(ウォータープラザ/22) 1億100万円

3Dプリントの樹脂パネルに包まれた、柔らかく光が透けるトイレ。景色がゆらぎ、蜃気楼のように空間と溶け合う。 📍https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/uploads/2400530_wakate4_nantou2.pdf
トイレ7の画像
トイレ8(ウォータープラザ/21) 9,990万円

視覚・聴覚障がい者、車椅子ユーザー、多様な性や文化背景を持つ人のためのインクルーシブな設計。ワークショップを通して作られた建築。
📍https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/uploads/2400530_wakate4_nantou2.pdf
トイレ8の画像

 

こうしてみると、トイレという枠にとらわれない設計だなということがよくわかりますね。私はトイレ6のデザインが気になります。屋根に上れるトイレって、どんな感じでしょうか。

 

 

  駅トイレの「空き状況」もスマホでチェックできる時代に

 

ちなみに、夢洲駅のトイレ情報は、Osaka Metro公式の「eMetro(イーメトロ)」アプリからも確認でき、“今の空き状況”がリアルタイムでわかるようになっています。

 

「空いてるトイレどこ?」「並ばずに済む場所ある?」というときに、駅に着く前からチェックできるのは、子連れの方やお手洗いに不安がある方にとって心強いなと思います。

 

 

 

  万博トイレは“見どころ”のひとつかも?

 

というわけで今回は、万博のトイレ事情について「ちょっと意外と面白いかも?」な視点でまとめてみました。

 

最初に紹介した全体マップPDFでは、バリアフリー・授乳室・おむつ替えコーナーの場所も確認できて、特別な配慮が必要な方には特におすすめ。


そして何かと話題のデザイナーズトイレも、それぞれ独自のテーマや技術で設計されていて、ある意味パビリオンと並ぶ“見どころ”のひとつになりそうです。

 

ちょっとした休憩のタイミングで、「せっかくだからこのトイレ寄ってみようか」なんて楽しみ方もできそうですね。

 

 

楽天市場

 

2025年の大阪・関西万博、アクセス手段はいろいろありますが、せっかくなら“ちょっと未来な体験”をしてみませんか?


今回チェックしてみたのは、「新大阪駅」から出ている万博行きの直行バス。そのうちの一部には、一部区間で自動運転を取り入れている便があります。

 

 

  新大阪発のバスは2種類!自動運転あり/なし、どっちにする?

 

まず、ざっくりと分けるとこんな感じです:

 

種類 特徴 運行本数 価格
自動運転区間あり 屋根に角のようなセンサーがついた未来的なEVバス! 1日2便(火・水は運休) 1,500円(大人・子ども共通)
自動運転なし 通常の観光バスタイプ。便数が多く朝早くから乗れる 約14便/日 1,500円(同上)

 

どちらも「阪急高速バス新大阪ターミナル」から出発します。新幹線からの乗り換えもスムーズなので、遠方からの来場にも便利です。

 

 

  国内初!観光バスタイプで自動運転するEVバスって?

 

公式情報によると、このバスは全席着座型のEV観光バス。国内初の試みで、最大60km/hの速度で一部自動運転を行います(法的にはレベル2扱い)。

  • 自動運転区間:豊崎入口~海老江JCTの約4km

  • 使用道路:淀川左岸線(2期区間)

  • 屋根には8台のLiDAR(ライダー:レーザー光を使って物体との距離や形状を測定するセンサー)と10台のカメラが搭載され、見た目もインパクト大!

  • バス後部には「ペロブスカイト太陽電池」も設置され、最新技術が詰まってます✨

角が生えたように見える屋根の装置、じつはセンサー群だったんですね。見た目も乗って楽しい、ちょっとワクワクする仕掛けです。

 

※自動運転は「新大阪⇒万博会場」行きの便のみで実施されており、帰り便(万博会場発)では自動運転は行われません。

 

阪急観光バスの紹介PDF:

https://www.hankyu-kankobus.co.jp/highway/uploads/be/news/expo_jido_bus.pdf

 

 

  淀川左岸線ってどんな道?じつは重要な新ルート

 

このルートは、地下鉄の車窓から工事風景が見えていたあの道路。


南森町周辺の渋滞緩和を目的に整備された道路で、湾岸方面へ直接アクセスできるのがポイント。

 

つまり、万博会場がある夢洲方面に向かうには、まさにうってつけのルートです!

 

 

  時間と便数にご注意!

 

ただし、自動運転バスにはちょっとしたハードルも。

  • 新大阪発は 10:30/14:30の2便のみ

  • 火曜日・水曜日は運休

  • 所要時間は非公開ですが、30~40分程度と想定

  • 全便事前予約制(当日購入は「出発10分前まで」)

万博の入場予約を11時にして、「午前の便で行って、11時入場にあわせる感じかな?」という時間帯。


初めて万博に行く人なら朝9時からたっぷり楽しみたい、という方が多いと思うので、やや遅めのスタート。どちらかというとリピーター向けかもしれません。

 

あと、料金は大人も子どもも一律1,500円なので、家族で乗るとそれなりのお値段に…。とはいえ、未来の移動体験としては価値ある出費かも?

 

 

  通常の直行バスも選択肢に

 

自動運転なしの通常便もあります:

  • 7:30〜18:00まで1時間に1便ペース

  • 所要時間や価格はほぼ同じ

  • 朝イチから行きたい人や柔軟なスケジュールを組みたい人にはこちらが便利

 

  チケットはKANSAI MaaSアプリで

 

どちらの便も【KANSAI MaaSアプリ】で事前予約が必要です。

チケットはスマホ提示形式で一度表示するとキャンセル不可なので、表示タイミングには注意!

 

※最新情報はKANSAI MaaS公式サイトやアプリをご確認ください。

 

 

 

  「どうせ行くなら、移動から未来体験したい!」

 

そんな方におすすめな自動運転バス、家族で乗ればきっと思い出にもなりそう。

(私も…正直ちょっと乗ってみたい。でも家族全員だと…合計いくら!?笑)

 

 

 

 

 

 

楽天市場

 

どんな場面でもトイレって大事ですよね。特に、大規模なイベントでは「トイレの快適さ」がその場の印象を大きく左右することもあります。2025年の大阪・関西万博では、「解体費込みで2億円」のトイレ整備が話題になり、ちょっとした物議を醸しています。

 

そこで、そんなに高いトイレって実際どんなものなんだろうと興味がわき、調べてみました。

 

 

  2億円のトイレ、実態は?

 

万博では40か所以上の公衆トイレが設置される予定です。そのうち8か所は若手建築家が手がける「デザイナーズトイレ」で、これらがいわゆる「2億円トイレ」です。

 

2億円と言われていますが、実際の落札価格を見てみると、建設工事・撤去工事の合計で、トイレ2は約6,293万円、トイレ3は約1億7,480万円となっており、2億円というのは少し“盛られた”表現のようです。

 

一方で、一般に公衆トイレがどれくらいの費用なのかも気になったので、経済産業省がまとめた万博トイレに関する資料を見てみました。それによると、万博のデザイナートイレの平米単価は約58万円~70万円。これは、近年建設された、

  • 一般的な公衆トイレ(74万円)より安い

  • 大阪府内の公衆トイレ(81~110万円)より安い

とのこと。なんとなく「万博だから無駄にお金をかけてるのでは?」と思ってしまいがちですが、経産省の資料を見る限り、解体費込みでこの単価なら、必ずしも高すぎるとは言い切れない印象です。

 

とはいえ、「たった半年で取り壊す建物にそこまで投資するの?」という疑問が残るのも事実。そのあたりが、最も議論を呼んでいるポイントだと思います。

 

経産省の資料:

https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/expo_budget_monitoring/pdf/002_05_00.pdf

 

会場整備にかかる工事等入札結果一覧表:

 

https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/uploads/20250319_koujitou_nyusatsukekka.pdf

 

 

  「仮設トイレでいいんじゃない?」

 

「半年だけのイベントなら仮設トイレで充分では?」と思うのも自然な感覚かもしれません。でも、実際に使うことを考えると、やっぱりちょっと気が進まないんですよね。たとえば…

  • 狭くて動きにくい。

  • 段差があって使いづらい。

  • 人が多いとすぐ汚れてしまう。

しかも、万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。トイレというのは生活の質に影響する大きなテーマでもあるので、個人的には、ここでも新しいものを見せてほしいなという気持ちがあります。

 

それに、若い建築家に活躍の機会を与えるというのも、未来を見据えた取り組みとしてとても良いなと感じています。

 

 

  トイレも万博の楽しみ方のひとつに?

 

東京では公共トイレ巡りのツアーがあるくらい、トイレって密かに人気のテーマなんですよね。万博でもそれぞれ異なるデザインが採用されているなら、見比べて回るだけでもきっと楽しいと思います。8か所のデザイナーズトイレを制覇する“トイレチャレンジ”なんていうのも面白そう。

 

一方で、やっぱり気になるのは女性用トイレの混雑。これは大規模イベントでは避けがたい課題ですが、万博ではしっかりと配慮された設計になっていることを期待したいところです。