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大阪・関西万博の開幕がせまってきましたね。来場予定の皆さん、パビリオンの予約状況はいかがでしょうか?


私は今のところ、2つ取れています。




そんな中、4月3日、公式サイトから次のようなプレスリリースが発表されました:

 

 

この資料には、各パビリオンの1日あたりの総予約枠数や、2か月前抽選・7日前抽選の配分枠数がまとめられており、予約戦略を立てるうえで重要な情報源となっています。

 

そこで、「実際どのくらいの人が予約できそうなのか?」を知るために、すべてのパビリオンの情報をもとに推定の数値を出してみました。その結果をもとに、予約枠の全体像や競争率の傾向、予約が取りやすそうな“狙い目”パビリオンなどを考えてみましたので、ご紹介します。

 

 

  1日あたりの予約枠総数、実はけっこう多いかも!

 

プレスリリースでは、各パビリオンの1日あたりの予約可能人数を示す「総枠数」について、以下の3つの区分で公表されています:

  • 5,000枠以上

  • 1,500~5,000枠未満

  • 1,500枠未満

見てのとおり大まかな区分にとどまっており、正確な数値は明らかにされていないため、実際にどれくらいの人が予約できるのかを把握するには、ある程度の仮定が必要です。

 

そこで、各パビリオンの「総枠数」区分ごとに、中央値に近いと考えられる数値を仮に設定し、それをもとにすべてのパビリオンの1日あたりの予約枠を合計して、全体の予約枠数を推定してみました。

 

この方法で計算したところ、万博会場全体の1日あたりの予約枠数はおおよそ15.4万枠(推定値)となりました。 

 

これは、想定されている平均的な来場者数(約15万人/日)とほぼ同等の規模です。つまり、多くの来場者が1人あたり3枠の予約枠のうち、少なくとも1つは希望のパビリオンを確保できる可能性があるとも言えます。

 

▶ 推定値の根拠について

今回の推定では、各パビリオンに対して公表されている「総枠数」の区分(例:1,500未満、5,000以上)に、それぞれ中央値に近いと考えられる仮の数値を割り当てました。たとえば「1,500~5,000未満」であれば中間の3,000、「5,000以上」であれば少し控えめに6,000といった具合です。

 

これは、予約枠の実数が非公開であるため、上限や下限ではなく中央値に近い値を用いることで、過大評価・過小評価を避ける意図があります。この方法により、すべてのパビリオンの「総枠(1日分)」を合算したところ、万博会場全体の1日あたりの予約枠数はおおよそ154,000枠と推定されました。

 

表記 想定した推定値
5,000枠以上 6,000
1,500~5,000未満 3,000
1,500未満 1,000


 

  高倍率・低倍率の傾向まとめ

 

予約のしやすさを左右するのは「枠の多さ」と「注目度」の掛け合わせです。

 

シグネチャーパビリオンはその多くが1日あたりの予約枠数が「1,500未満」または「1,500~5,000未満」にとどまっており、かつ著名人の監修による話題性もあるため、非常に高い競争率が予想されます。


また、よしもとwaraii myraii館(球体内鑑賞)や、大阪ヘルスケアパビリオン モンスターハンター、リボーン体験+人生ゲームなど、人気キャラクターやエンタメ要素の強い体験型展示を含むパビリオンも「1,500未満」の枠にとどまっており、特に土日や長期休暇中は狭き門となりそうです。

 

これらのパビリオンについては、2か月前、7日前という複数の予約チャンスを有効に活用したいですね。

 

一方で、以下のような1日あたりの予約枠が「5,000以上」とされているパビリオンは比較的当選しやすい可能性があります。家族連れやグループでの観覧にも適しているのではないでしょうか?

  • 日本館

  • 電力館

  • PASONA NATUREVERSE

  • ブルーオーシャンドーム

  • 三菱未来館 JOURNEY TO LIFE

  • 飯田グループ×大阪公立大学共同出展館

 

 

  予約のチャンスは抽選だけじゃない!

 

プレスリリースでは2か月前・7日前の抽選で開放される枠数も公表されていますが、各パビリオンの「総枠数」と比べると、それら抽選枠が全体のごく一部にとどまっていることがわかります。つまり、この2回の抽選ですべての予約枠が放出されるわけではないということです。

実際には、3日前からの先着順予約枠や、当日予約分が別に確保されていると考えるのが自然で、直前でも予約チャンスが残っている可能性があります。

 

さらに、そもそも予約が不要なパビリオンも多数存在します。特に海外パビリオンの多くは自由に観覧できる形式をとっており、抽選に当たらなくても十分楽しめるのではないかと思います。

 

 

  抽選予約のポイント(プレスリリース参照)

 

 第5希望まで申し込みOK(当選は1枠)

 

1回の抽選では、気になるパビリオン・イベントを最大第5希望まで選んで申し込むことができます。そのうち当選するのは1枠のみです。

 

当選確率を上げるには?

  • 土曜・日曜・祝日の午前〜昼過ぎは申し込みが集中しやすく、競争率が高くなります。

  • 人気パビリオンだけでなく、比較的枠数が多いものも混ぜて希望を出すのが効果的です。

 私は通期パスがあるので、平日の仕事終わりに入場する日を増やそうかなと思っています。予約画面を見たところ、夜の時間帯の予約枠もあるようです。


みなさんが行きたいパビリオンに無事当選できますように!