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大阪・関西万博のドイツパビリオン、実は、2回目の訪問です。
一度目はひとりでじっくり体験。そして今回は、家族と一緒に再び並んで入りました。

 

開幕前から楽しみにしていたパビリオンで、実は総領事館主催の事前イベントにまで足を運んだほど、関心を寄せていました。

 

▶ 過去記事

 

 

  予約不要の人気パビリオン

 

ドイツパビリオンは予約不要で、訪れた日は20分ほどの待ち時間で入場できました。


外観は複数の円筒状の建物から構成されるデザインで、大屋根リングから眺めるとさらに映えます。晴れた日は特に、屋上庭園の緑も美しく見えると思います。

 

大屋根リングから

 

 

  入口で配られる「サーキュラー」が体験の鍵

 

入口で手渡されるのが、マスコット兼ナビゲーターの「サーキュラー」というデバイスです。

 

サーキュラーは各展示エリアで音声ガイド表示に近づけると、説明を始めてくれるのですが…これが非常に丁寧!全部聞いていたら、足が止まってしまうくらいの情報量です。

 

 

そして今回、家族と一緒に訪れたことで初めて気づいた機能も。
サーキュラー同士を「タッチ」させると歌を歌ってくれるんですね! 歌は何種類かありました。

 


これが子どもには大ウケ。サーキュラーの説明は少し難しめでしたが、歌を歌わせたりして遊ぶうちに、自然と親しみを感じている様子でした。

 

 

  体験型の展示が続く

 

展示はテーマ別にいくつかのゾーンに分かれています。

  • 最初の部屋では「未来の循環型都市で何を重視するか?」という問いに答える体験。
      環境、教育、エネルギーなどの選択肢から選びます。
     

  • 次の部屋では、次世代の暮らしを支える建築技術やシステムの紹介。
     天井の装飾が美しいです。円形のパネルは同時に操作できる人の数が限られ、少し残念。

 

  • 円形の床がゆっくり回転する部屋では、カラフルなサーキュラー
     ソファに座ってゆったりと鑑賞するスタイルでした。壁に設置された操作パネルでは、オリジナルデザインのサーキュラーを作成できる体験が用意されていたようです。

 

 

  最後は楽しく「ゴロゴロ返却」&癒しの屋上ガーデンへ

 

展示が終わると、サーキュラーは坂道を転がして返却します。
これがまた楽しい! 吸い込まれる瞬間に「Wa~」というサーキュラーの声が響き、思わず笑ってしまいました。

 

 

そして出口から向かうのは、花いっぱいの屋上庭園。
季節の花々が植えられていて、とてもきれいでした。ここはドイツの各州の魅力を凝縮した庭園になっているとのことです。

 

 

 

  明確なテーマと遊び心が融合した展示

 

ドイツパビリオンは、「循環型社会」への強いメッセージが明確に伝わる構成になっていました。

 


サーキュラーのガイドは情報量が多くやや長めですが、そのぶん展示の奥行きをしっかり感じられます。


また、各エリアを自分のペースで進める形式なので、じっくり聞きたい人も、気になるところだけ見たい人も、それぞれのスタイルで体験できるのではないかと思います。