2025年の大阪・関西万博、アクセス手段はいろいろありますが、せっかくなら“ちょっと未来な体験”をしてみませんか?
今回チェックしてみたのは、「新大阪駅」から出ている万博行きの直行バス。そのうちの一部には、一部区間で自動運転を取り入れている便があります。
新大阪発のバスは2種類!自動運転あり/なし、どっちにする?
まず、ざっくりと分けるとこんな感じです:
種類 | 特徴 | 運行本数 | 価格 |
---|---|---|---|
自動運転区間あり | 屋根に角のようなセンサーがついた未来的なEVバス! | 1日2便(火・水は運休) | 1,500円(大人・子ども共通) |
自動運転なし | 通常の観光バスタイプ。便数が多く朝早くから乗れる | 約14便/日 | 1,500円(同上) |
どちらも「阪急高速バス新大阪ターミナル」から出発します。新幹線からの乗り換えもスムーズなので、遠方からの来場にも便利です。
国内初!観光バスタイプで自動運転するEVバスって?
公式情報によると、このバスは全席着座型のEV観光バス。国内初の試みで、最大60km/hの速度で一部自動運転を行います(法的にはレベル2扱い)。
-
自動運転区間:豊崎入口~海老江JCTの約4km
-
使用道路:淀川左岸線(2期区間)
-
屋根には8台のLiDAR(ライダー:レーザー光を使って物体との距離や形状を測定するセンサー)と10台のカメラが搭載され、見た目もインパクト大!
-
バス後部には「ペロブスカイト太陽電池」も設置され、最新技術が詰まってます✨
角が生えたように見える屋根の装置、じつはセンサー群だったんですね。見た目も乗って楽しい、ちょっとワクワクする仕掛けです。
※自動運転は「新大阪⇒万博会場」行きの便のみで実施されており、帰り便(万博会場発)では自動運転は行われません。
阪急観光バスの紹介PDF:
https://www.hankyu-kankobus.co.jp/highway/uploads/be/news/expo_jido_bus.pdf
淀川左岸線ってどんな道?じつは重要な新ルート
このルートは、地下鉄の車窓から工事風景が見えていたあの道路。
南森町周辺の渋滞緩和を目的に整備された道路で、湾岸方面へ直接アクセスできるのがポイント。
つまり、万博会場がある夢洲方面に向かうには、まさにうってつけのルートです!
時間と便数にご注意!
ただし、自動運転バスにはちょっとしたハードルも。
-
新大阪発は 10:30/14:30の2便のみ
-
火曜日・水曜日は運休
-
所要時間は非公開ですが、30~40分程度と想定
-
全便事前予約制(当日購入は「出発10分前まで」)
万博の入場予約を11時にして、「午前の便で行って、11時入場にあわせる感じかな?」という時間帯。
初めて万博に行く人なら朝9時からたっぷり楽しみたい、という方が多いと思うので、やや遅めのスタート。どちらかというとリピーター向けかもしれません。
あと、料金は大人も子どもも一律1,500円なので、家族で乗るとそれなりのお値段に…。とはいえ、未来の移動体験としては価値ある出費かも?
通常の直行バスも選択肢に
自動運転なしの通常便もあります:
-
7:30〜18:00まで1時間に1便ペース
-
所要時間や価格はほぼ同じ
-
朝イチから行きたい人や柔軟なスケジュールを組みたい人にはこちらが便利
チケットはKANSAI MaaSアプリで
どちらの便も【KANSAI MaaSアプリ】で事前予約が必要です。
チケットはスマホ提示形式で、一度表示するとキャンセル不可なので、表示タイミングには注意!
※最新情報はKANSAI MaaS公式サイトやアプリをご確認ください。
「どうせ行くなら、移動から未来体験したい!」
そんな方におすすめな自動運転バス、家族で乗ればきっと思い出にもなりそう。
(私も…正直ちょっと乗ってみたい。でも家族全員だと…合計いくら!?笑)
