その日、私は風邪を引いていました。不甲斐ない自分に嫌気がさしていた頃でした。
そんな時、魂である姫巫女が私から抜け出している事に気がつきました。少しやさぐれていた私は、そんなに抜け出すなら、私がこの世で生きている意味ってなくないですか⁉️と、また不満を言っていました。
そうしたら、姫巫女は手を止めて、私に語りかけました。
『私にはやる事があります。
私にはやる事があります。
私にはやる事があります。』
何回言うん。
やさぐれているので、些細なことでも盾をついてしまいます。
そこまで言う程の事って、一体どんな事をしてるの⁉️
姫巫女は珍しく、答えてくれました。
『身体があって、この世で生きているから、私はこの世界の事に手を出すことができるのです。』
その時、姫巫女の世界が見えました。
それは、戦火の中で命を落としていった人たちの魂を、昇華し、導いていってあげていたのです。
炎の中で、姫巫女はひたすら舞を舞っていました。
な、なんという光景…
私は息をのみました。
姫巫女は、他にも映像として、不慮の事故などで無念のうちに亡くなっていく魂も誘導していました。
そんな事をしていたのか…
そして、それをする為には人としてこの世界に生きている必要があると知ったのです。
私から抜け出している時間が多いのは、姫巫女としての仕事はこのようなものだから…なのか。
私が出ていってしまうことに不満を抱いていたけれど、理由を知った今、それなら仕方ないのだなとようやく得心いくことができました。
今度は、姫巫女の視点から私を解説してくれました。
それは、私が長年見てみたいと思っていた、般若心経に言われるような世界でした。
どんな世界だったのか、明日に続きます🌸
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