結婚の回数と幸福度

結婚できる人は何回もできるのだと思います。

できる、できないという言い方が語弊があるなら、こう言い換えてもいいでしょう。

結婚する人は何回もします。

結婚という契約を一度でもしたことがある人は、その良さも便利さも、うまくいかないときの虚しさも、誰かと一緒に生きる面倒さも喜びも、良い面も悪い面も両方知っているので、結婚という名の契約書にサインをすることへのハードルがはじめての人に比べて低いような気がするのです。

そして一度、または二度、三度、離婚していると、最悪の場合、リセットできることも体験済みなので、よっぽど懲りて独身主義を貫く人は別として、何度も結婚する人は意外にたくさんいらっしゃるのです。

それは、一度ローンを組んで不動産を買った人が、買い替えや投資などで、二軒目、三軒目を買うことにそれほど抵抗がなくなるのに似ているかもしれません。

一目惚れで購入した湾岸沿いのおしゃれな高層マンションも、住んでみたら、エレベーターがなかなか来なかったり、間取りも住み辛く、近くを通る高速道路の排気ガスや騒音が気になったりで、やっぱり郊外の一戸建てに買い替えたくなったり、もちろんその反対もあって、都心から離れた静かな住宅地を選んだけれど、やっぱり都心ライフの方が性に合ってると気がついて、一戸建てを売却して、理想の都心型マンションの買い替えたり、初めての不動産の購入よりも、自分に合う物件がわかってきているので、二度目以上は失敗が少ない場合も多いものです。

また、自分自身の年齢や家族のライフスタイルも変わってきて、最初に買ったマンションや家が合わなくなることもあるように、若い頃にした結婚で添い遂げるのは、お互いのベクトルの方向が合わなくなってしまった場合、なかなか難しいものがあるのではないでしょうか。

私の母くらいの世代になりますと、どんなに苦労しても添い遂げることが美徳とされていたのかもしれませんが、今の時代は離婚へのハードルも低くなり、女性がきちんと自立していて自分と子供の面倒をみれるのなら、周りもとやかく言わなくなったように感じています。

ただ不動産と結婚の違うところは、結婚とは生きた人間同士の究極のリレーションシップですので、一緒に成長していくことも可能だということです。

至らないのはお互い様なので、お互いの不完全を許し合い、愛し続けることができるのなら、最初のパートナーと添い遂げることはやはり素晴らしく、素敵なことだと思います。

それに、自分自身が成長していない状態で相手を変えてみても、やはりどこかの部分で歪みが生じてくることもあると思うのです。

表題の結婚の回数と幸福度ですが、そこには何も相関関係はなく、幸福な結婚生活の鍵は、相手を思いやる心、至らない部分を許しあえる優しさ、おおらかさに尽きるのではないかと思います。

週末に夫が作ってくれたカリフラワーのスープです。

雑誌に載っていたレシピが美味しそうだったので、切り抜いて夫に渡したら、すぐに買い物に行って作ってくれました。

ビールとチェダーチーズ入りのカリフラワーのスープです。

ニンニクを丸ごとアルミホイルで包んでオーブンで４５分しっかり焼いて、タイムなどもハーブも入っていて、ミシュランの星付きレストランも真っ青な本格的なお味に仕上がりました。

これは、ぜひリピートしてほしいので、かなり手間がかかるスープですが、また作ってもらおうと思います。

愛する女性が連れてきた子供を自分の子供のように育てたい、パパになってできるだけのことをしたいと思う男性もアメリカにもヨーロッパにもいると思います。

でも、その素晴らしい状態が永遠に続く保証はどこにもないのです。

それは、国際結婚だからとか、子連れ再婚だからという理由ではなくて、全てのリレーションシップが、お互いの成長のベクトルの大きさ、方向によって変わっていくものだからです。

国際子連れ再婚 - 子供にかかる費用について｜ミカリュス｜note（ノート） https://t.co/gMg60gsTvQ
— Miccalus Vulgaris (@Miccalus) 2018年1月22日

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