最近、鑑定の中で「蔵干って何ですか?」という質問をよくいただくので、今日はその正体を占いオタク的に深堀りしてみようと思う。
私が提供している三柱推命(みはしらすいめい)は、四柱推命がベースではありますが、蔵干については算命学と同じ考え方を採用しています。算命学の蔵干について知りたい方にとっても、この記事はひとつの答えになるはずです。
▲辰には、花も雨も田畑も潜んでいる。
蔵干(ぞうかん)は、四柱推命や算命学といった東洋占星術ではとても大切な概念だけど、謎も多いものでもあるんだ。
日本にこの占いが伝来するとき、「蔵干だけは日本人に本当のことを教えるな!」と、中国の占術家が秘密にしようとしていた……なんてことも囁かれているよ。
占いの世界では、重要な核心部分ほど、あえて伝え方を変えたり、表現をずらしたりして隠蔽されてきた歴史がある。
特に四柱推命や算命学において、蔵干が「秘中の秘」とされたのは、そこから導き出される才能こそが、その人の人生に最も色濃く投影されるものだからだと思われる。
表に見えている「天干(てんかん)」から導き出される才能は、誰から見ても同じように導き出されるが、蔵干は違う。本当に大事なことは、この場所に秘められているのだろう。
蔵干とは何か?
地支(十二支)というのは、干支の「支」のほう。
表では「子・丑・寅・卯…」と見えるけれど、その中には実は“いくつかの十干(天干)”が隠れていると考える。
たとえば、「未」という地支は「丁・乙・己」という干を内側に含んでいる。この内側に潜んでいる干のことを「蔵干」と呼ぶんだ。
この蔵干には深度のようなものがあって、「余気・中気・正気(本気)」と分けられている。「初蔵・中蔵・本蔵」と呼ぶこともある。算命学では「初元・中元・本元」と言ったりもします。
つまり蔵干とは——
地支の奥に潜んでいる“もうひとつの性質”、あるいは“内なるエネルギー”と言ってみてもいいかもしれない。
蔵干を使う理由
地支を見るだけでも、その人が持つ“季節の気”や“地の性質”は見えてくる。けれど、そこにどんな“天の気”が染み込んでいるか——ここが、この占いの大事なところ。
蔵干を読むことで、
・どの五行がどれほど潜んでいるのか
・どの要素が強く影響しているのか
といった微細な動きがわかるようになる。
表に出ている「天干」が外の世界へ見せる顔だとしたら、蔵干は「内側にある本音・原動力」とも言ってもいいのかもしれない。
蔵干通変星とは?
通変星(つうへんせい)とは、日干(=自分)と他の干(天干や蔵干)との関係を表す星。その中でも“日干と蔵干”の関係性を見たものを「蔵干通変星」と呼ぶ。
天と地を繋ぐのが私たち「人」。そんなふうに「人」として生まれた私たちの色濃い才能を表しているのが蔵干通変星なんだ。
流派による違い
蔵干の算出方法は、流派によってかなり異なっている。
・月支(あるいは日支)だけ蔵干を取る流派
・年支・月支・日支すべての蔵干を取る流派(三柱推命ではこちら)
さらに、蔵干を決める際に基準となる「節入り日(太陽の黄経による季節の切替)」の扱い方も、「含む/含まない」「何日目をどこで区切るか」で流派ごとに異なっている。
そもそも、どの十二支にどの干を蔵干として割り当てているのも違うぞ……!
具体例:節入り日から算出
では実際に、節入り日を使って蔵干を算出する方法を見ていこう。
1.まず、その月の「節入り日(その月の黄経15°・30°などで区切られる日)」を定める。
2,生まれた日の「前節入り日」からの経過日数を数える。
3.蔵干表に、経過日数に応じた”区分”(たとえば初気・中気・本気/初元・中元・本元)を対応させる。
4.それぞれの支に対して、その区分に応じた干を割り出す。流派によっては複数の蔵干の中から主たる干を選ぶこともあれば、すべてを重視する場合もある。
私の場合を例にして算出してみよう。
1984年7月18日生まれ。
この年の7月の節入り日(小暑)は7月7日。
私の誕生日である7月18日は、前節入り日から数えて12日。
私の日柱の干支は「癸丑」。つまり地支は「丑」。
三柱推命で使っている蔵干表は以下の通り。
| 十二支 | 日付 | 蔵干 |
|---|---|---|
| 子(ね) | すべて | 癸(水) |
| 丑(うし) | 1〜9日 | 癸(水) |
| 10〜12日 | 辛(金) | |
| 13日〜 | 己(土) | |
| 寅(とら) | 1〜7日 | 戊(土) |
| 8〜14日 | 丙(火) | |
| 15日〜 | 甲(木) | |
| 卯(う) | すべて | 乙(木) |
| 辰(たつ) | 1〜9日 | 乙(木) |
| 10〜12日 | 癸(水) | |
| 13日〜 | 戊(土) | |
| 巳(み) | 1〜5日 | 戊(土) |
| 6〜14日 | 庚(金) | |
| 15日〜 | 丙(火) | |
| 午(うま) | 1〜19日 | 己(土) |
| 20日〜 | 丁(火) | |
| 未(ひつじ) | 1〜9日 | 丁(火) |
| 10〜12日 | 乙(木) | |
| 13日〜 | 己(土) | |
| 申(さる) | 1〜10日 | 戊(土) |
| 11〜13日 | 壬(水) | |
| 14日〜 | 庚(金) | |
| 酉(とり) | すべて | 辛(金) |
| 戌(いぬ) | 1〜9日 | 辛(金) |
| 10〜12日 | 丁(火) | |
| 13日〜 | 戊(土) | |
| 亥(い) | 1〜12日 | 甲(木) |
| 13日〜 | 壬(水) |
誕生日が前節入り日から数えて12日に当たる私の場合、日柱の「丑」の蔵干は「辛」となる。
まとめ
蔵干は、地支の背後にある「隠れた十干(五行)」のこと。
隠されている分、より濃く自分の才能やテーマを教えてくれる要素だ。
今回、参考にした書籍は以下の通り。
蔵干には秘密も謎も多く、何が正解なのかは、よくわからない。
「何が正解か」は実は、どちらでもいいことなのかもしれない。
何が自分にとっていちばんしっくり来るか。
それが占いを人生に活かす上で、大事な判断だと私は思う。
占いは、当てるためのものではなく、「自分という物語」を理解するための道具なのだから。
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