ワンちゃんは腎不全で
皮下点滴というのをやっています。
週1回が2回になり、3回になり、
ここ数カ月は毎日・・・。
腎臓の数値を定期的に血液検査で
みているのですが、
1週間前、ついに測定不能な値まで悪化。
「こうなると、今日明日で
何が起きてもおかしくないほど」
と獣医さんには言われたのです。
延命は考えていないけど、
痛いとか苦しいとかは
極力避けてあげたいと相談し、
点滴の量を今の1.5倍に増量することを
提案されたのですが・・・。
これは「治療」ではなく、
あくまでも進行を少しでも
食い止める処置であって、
増量しても身体が吸収できなくなれば
その時点でもう無理なのと、
リスクとしては
肺水腫(肺に水がたまる)になる可能性があります。
しかも、
心臓には負荷がかかるらしい。
一緒に寝ていても
雑音交じりの心臓の音が
ドクドクと響いてくるぐらいだし・・・。
でも、量を増やさず、
これ以上腎不全が悪化すれば
尿毒症になって苦しむだろうし。
さて、そうなると
心臓をとるのか、腎臓をとるのか。
本人ではなく、
飼い主が判断しなければならないところが
悩みの種。
「どうしてほしい?」
こんなとき、
ワンちゃんの答えはいつも同じ。
「ママの思うようにして。
ママが決断したことを
受け入れるから」
後になって
「こうすればよかった」
「ああすればよかった」
と後悔しなくてすむように
やってね、
自分は何でも受け入れるから、と。
自分のことよりも
常に私のことを心配してくれる健気さに
泣けてきちゃう・・・。
ワンちゃんはこの記事を書いた9日後に亡くなりましたが、半年後、
私と同じように治療方法に悩む飼い主さんたちへ向けて、大切なメッセージを送ってきました・・・・。
このブログの記事がよく読まれているようなので、かつての私のように悩んでいる飼い主さんが検索なさっているのかも、とワンちゃんの写真に話しかけたところ・・・。
「ママ、みんなに教えてあげて」
と伝えてきたことがあります。
それは、
「最初から寿命は決まっているの」
ということでした。
生まれた時から、どの飼い主さんの所へ行くのかも、いつどのような最後を迎えるのかも決まっていて、それを自分たちは知っている、というのです。
病気になったとき、飼い主さんが治療の選択で悩むことも、最終的にどんな選択をするのかも知っている。
飼い主さんと共に生きることになったときから、すべてを委ねているので、どんな選択も受け入れるし、飼い主さんがどのような選択をしようとも、あらかじめ決めた日がくれば、自分たちは光に帰ることになっているのだと。
寿命は最初から決まっているので、
「違う選択をしていれば、もうちょっと長生きできたかも」
というのはないそうです。
だから、後になって、こうしてあげればよかったかなと悔やんだり、悲しんだり、自分を責めたりしないで欲しいと。
そして、
動物の方が寿命は短いから、先に逝ってしまうことが多いけれども、一緒にいる間は、いっぱい楽しもうね、って。
光に帰った後は、悲しむよりも、共に過ごした時間を「楽しかったね」と思ってほしいそうです。
老犬を看取るまでの日々を電子書籍にまとめてあります。
〈第7章〉愛する老犬を看取るとき
(1)年老いた犬と対話をしてもらったら、ちょっぴり悲しいことが
(2)ママに迷惑をかけたくない
(3)苦しそうな老犬に「浄化のリラクゼーション」をやってみたら……
(4)腎不全末期の老犬に、どうしてほしいか聞いてみた
(5)犬が自らヒーリング方法を教えてくれた!
(6)老犬が、最後の時が近づいたときに取った行動は……
(7)最後の時を迎えつつある老犬が伝えてきたこと
(8)老犬が最後まで任務を全うしようとして起こした現象
(9)息を引き取った老犬が起こしてくれた奇跡
(10)生徒さんたちが亡くなった老犬からメッセージを受け取った
(11)悲しむ私に亡くなった老犬が話しかけてきた
(12)老犬が「ママ、ごめんね。もう体がぼろぼろだった」
(13)老犬が看取ってくれる獣医さんを選んだ
(14)神様が老犬のために授けてくれたもの
亡くなる前の会話、痛みをとるために行ったヒーリング、亡くなったあとに起きたことなどをまとめています。
よかったら読んでみてください。
電子書籍はこちら。
⇒『過去世診療所』シリーズになっています。
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