(前回のつづき)
さて、植物との対話の次は動物です。
うちのワンチャンに意識を合わせてもらいます。
すると・・・。
「最後は眠るように逝くから、って言ってます」
・・・・・・・・・・・・
16歳になっても元気で
毎日ボール投げをして遊び、
毛並もきれいでツヤツヤ・・・・・
だったのですが・・・。
半年前に
片目が白内障の合併症で
視えなくなってから、
お散歩の途中で立ち止まるようになりました。
そして、
4月末の血液検査で腎不全が判明し、
点滴(皮下輸液)をすることに。
週1回だったのが2回になり、
3回になり、
今は毎日・・・。
ある日、
なんだか最近お尻が小さくなったなあ
と思ったら・・・・
それは、
筋肉がどんどん落ちていたからなんです・・・。
よろよろと歩くのがやっとになり、
1カ月ほど前からは
両目が見えなくなり、
ご飯を食べるとき以外は
1日中寝ています。
犬は1年に5~6才歳をとるので
「あれっ? 眼が見えてない?」
「あれっ? 耳が聞こえてないの?」
「あれっ? 走れなくなったの?」
って、こちらが気が付いたときには
すでに老化が進んでいるのです。
毎朝目が覚めるたびに
隣に寝ているワンちゃんの背中を凝視し、
呼吸でかすかに動いているのをみて
ほっとする・・・・。
そんな状態になっても、
講座やセッションには
必ず同席しようとします。
「自分の仕事」だと思っているので。
なにしろ10年間ずっと一緒でしたから。
お客さんがみえると
玄関に飛び出して
いらっしゃい、ワンワン!と吠え、
こっちこっち!と階段を
駆け上がって案内し、
大きく尻尾を振って
ときには顔をペロッと舐め、
「歓迎の儀」は終了。
その後はセッションルームの
端っこで大人しく寝ています。
いまも生徒さん達が来ると
弱々しく尻尾を振りながら
近づこうとするのですが、
いかんせん、
目が見えないので
うろうろするだけです。
もう吠える元気もありません。
1年半ぐらい前・・・。
何気なく生徒さんに
「ワンちゃんが居なくなるなんて
絶えられない。後を追いたいぐらい」
って言ったら、
部屋の隅で寝ていたワンちゃんが
突然、ぱっ!と顔を上げて、
私を怖い目でじ~っと見たのです。
うわ~、怒ってる・・・・
わ、わかってるよ、
姿かたちがなくなっても
ちゃんとそばにいるってこと。
でもね、肉体がないって
残された方にはつらいことなんだよ
目を合わせることもできないし、
柔らかい毛を撫でることもできないし、
一緒にお散歩もできないし。
「喪失感」と戦わなくちゃいけない。
そんな私にワンちゃんはいつも
「そんなこと言わないで。
最後まで楽しくいたいのに」
と言うのです。
うん、わかってるんだけどね~・・・・
覚悟をしておかなくちゃいけない。
それで、
「逝くときは眠るように逝ってね。
あ、眠ってるのかと思ったら、
もう逝っちゃったんだ、って
そんな感じにしてね。
そうでないと、つらくてやりきれないから」
っていつも思っているのです。
ワンちゃんは霊能犬なので、
そんな私の心を読み取り、
「最後は眠るように逝くからね」って
伝えてきたのかもしれません。
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