（つづき）
私の潜在意識の中の
「取り残される」
「ひとりぼっち」
「愛に蓋をする」
そういった感情を集めていくと、
それらが虹色の光の中に
吸い込まれながら
一緒にくるくると渦を巻いていって、
最後には小さな虹色の玉になりました。
その瞬間、
傍らに立っていたワンちゃんが
勢いよくジャンプして玉をキャッチし、
そのまま上に昇って行きました。
私は涙が止まりません・・・・。
最初からこういう筋書きだったのだとわかったからです。
ワンちゃんはすべてを知っていて
地上に降りてきて（私と）再会し、
亡くなるそのときには、
私を助けて、
この漬物石のような負の感情を
光に持って帰ると決めていたのでしょう。
だから、今日は講座をやることになっていて、
だから、突然Ｙ子さんが参加することになっていて…
すべては必然で、シナリオで・・・。
Ｆ氏が自分の視たイメージを教えてくれました。
「負の感情が、光に吸い込まれて
くるくる回るところまでは一緒。
最後にオレンジ色の折り鶴が出てきて、
負の感情を背中に載せると、
ワンちゃんがそれを持って光に帰っていきました。
最後に森の中にきれいな朝日が当たってキラキラしていました」
Ｙ子さんが口を開きます。
「私は虹色の光の上に、
本物のきれいな虹が出ているのが見えた」
そして、こんなことを。
「やっとこの日が来た、と思ったの。
やっと、やっとこの日が来た、って」
ああ・・・・。
実は「解放」をしてもらっているとき、
あることを感じていました。
惑星にたった一人ぼっちで取り残されて
孤独の恐怖と戦っていた時、
見上げた宇宙に、Ｆ氏の存在を感じたのです。
彼は私を見ていました。
どうすることもできずに・・・。
きっとＹ子さんも同じだったのだと思いました。
そして、
同時期に講座生として出会い、
ワンちゃんが光に帰るタイミングで
みんなで助けるというシナリオで来てくれたのです。
私はようやく、
長い長い間持ち越し続けた、
過去の感情から解放されたのでした。
不思議なことは続きました。
その夜、息子に
「ワンちゃんが居なくなったら
私はひとりぼっちになってしまう
という感情は
過去に惑星に１人取り残されたときのものだったの。
生徒さんたちが解放して、
ワンちゃんが光に帰るときに
一緒に持って行ってくれた」
と話したのです。
すると、翌朝・・・。
息子が、
「夜中にふとそのヴィジョンが出てきて、
僕はそれを見ていたことを思い出した。
ママが惑星に1人取り残されているのを
僕は見ていた」って。
みんな、「再会」していたのです。
ありがとう、
本当にありがとう・・・。
私を助けに来てくれて。
この経験が後日、
ある生徒さんを救うことになるのですが、
その話はまた・・・。
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