京都市美術館が大規模改修&ネーミングライツで京セラ美術館に。 | ねこ男爵の徒然AWSOME!!なブログ

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1000 Awesome Thingsを見習って、日々の出来事を綴りつつも、経験したこと感じたことを読者の方と共有・共感することを目的としたブログです。

コロナ禍によって政府より”要請”されていた
自粛が8都道府県以外は解除された。

 

北海道、東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、京都の
8都道府県は重点的な新型コロナウイルス対策が必要な
特定警戒都道府県として自粛対象として残る。

 

そこに含まれる京都の京都市美術館は大規模改修しつつ
導入されたネーミングライツによって京都市京セラ美術館
へと命名されて3月21日に開館する予定だった。

 

 

そこへ今回のコロナ禍による自粛要請によって開館予定が
4度も変更されてきたがようやく5月26日に開館を予定する
美術手帖のサイト記事にて報じられた。

京都府のHPではデジタルブックも公開している。
改修内容は以下2ページに集約されており
カフェやミュージアムショップが新たに併設されたそうだ。

 

そのカフェは
焙煎豆から抽出したコーヒーやクラフトアルコールを楽しめたり
ピクニックセットも用意するというミュージアムカフェENFUSE
このピクニックセットの画像がENFUSEのHPに載っていて
具だくさんのサンドウィッチやキッシュがとても美味しそうだ。

 

 

またミュージアムショップART LAB KYOTOでは
館内の展示に併せたグッズ販売だけでなく
BEAMS創造研究所が監修したオリジナルグッズの販売に
スイーツまでと幅広い商品を取り扱うのだとか。

 

[デジタルブック内のガイドページ(見開き左ページ)]

[デジタルブック内のガイドページ(見開き右ページ)]

 

現代アートの展示にも対応するという新館「東山キューブ」の展示スペース。
写真は杉本博司氏の「瑠璃の浄土」展の展示風景。
©Hiroshi Sugimoto

 

各展示室や日本庭園へ通り抜けられるように改修された「旧大陳列室」の様子。

 

このような大規模な改修(総額100億円)を可能にしたのも
美術館のネーミングライツ導入に京セラが名乗りを上げ年間50億円もの巨額
の投資があればこそというもの。京セラはこれにより企業認知の一層の向上を
果たすことになるだろうことは想像に難くない。


本件とは別に岡崎公園内に設置された京都会館もこちらはロームシアター京都
という命名が同じくネーミングライツにより50年間で52億5千万円という巨額投資
によって行われている。

 

こうして国や県の資産を維持するためにネーミングライツを導入することで
大企業の広報活動の一翼を担うという構図が各地域にて進んでいる。
もちろん大切な文化資産を維持してもらえることは市民にとって有難いことだが
見方を変えれば税収の問題が透けて見えてくる。

 

複雑な想いの中でこうして国民の資産が企業に売却されていく姿を見るのは
日本経済の現状を色濃く映す鏡のようで忍びない気がした。

 

もちろん、コロナ禍が終わりを迎えた暁には訪れてみたい。

 

 

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