心地よい爽やかな風と広がった青空が美しい朝は、どんなことでも出来そうな大きな気持ちになり活動的に動きたくなるのを感じました(笑)

 

空気が澄んだこの季節は、お肌や喉が乾燥しやすいので潤いを保つように気をつけたいですね。

 

 

 

国立市にあるアトリエ ルーチェ クラッシカのデザイナー・光田みどりです。

 

 

ウェディングドレスの素材と言えば思い浮かぶのがシルクではないでしょうか。

 

シルクと対比して存在するのが化学繊維のポリエステル素材。

 

この二つの違いやメリットはなんでしょうか。

 

シルクの中でも、織り方で素材の名前がいくつかに分かれています。

 

ドレスに使われることの多いシルク

 

◎光沢のあるシルクサテン

(糸が斜めに織られているのが特徴)

 

◎軽さと張りのあるシルクタフタ

(絹ずれの音に例えられるシャカシャカはシルクタフタのこと)

 

◎シルクバックサテンシャンタン

(裏側に光沢がありつむぎ目の入ったマットな輝きが特徴)

 

ミカドシルク

(帝(みかど)と言われるようにシルクの王様のような存在)

 

◎シルクオーガンジー

(透ける生地で、花嫁の透明感を表現するのに使われることも多い)

 

 

サテン・タフタ・バックサテンシャンタン・ミカドサテン... どの繊維もポリエステルで開発されていて、ぱっと見にはシルクと見間違えるものも多数あります。

 

 

シルク素材は大変デリケートという性質のため、レンタルドレスとして生産されるものの多くはクリーニングに耐えられるポリエステルを使用しているのが一般的です。

 

大きな違いとして挙げられるのがその重さ

 

ポリエステルの場合、ドレスはずしりとした重みが出ますが、シルクのドレスはボリュームのあるデザインでも驚くほど軽やかです。

 

また化学繊維は、ほこりを吸いやすいので黒ずみやすいのも特徴です。

 

 

 

シルクの最大の魅力は素材の持つ力(表情)と美しさ(光沢)

 

自然界に存在するような美しいシルエットや輝きのあるドレスは、シルクの素材の素晴らしさがあってこそ実現します。

 

ただ素材の持つ魅力に溢れているシルクはポリエステルに比べると数倍から数十倍の価格になってしまうことがあるのも現実です。

 

でも、その手触りと美しさがもたらす満足感は、他に変え難いものだとも感じています。

 

 

私たちのアトリエで製作しているシルク素材のドレスがレンタルやフォトウェディングのお客様に対応できるのは、何をおいても腕の良いクリーニングの職人さんのお力の賜物。

 

本当に感謝しても仕切れないくらいのお力を注いでくださるおかげで、多くの花嫁に喜ばれています。

 

 

一方、ポリエステル素材のメリットとはなんでしょうか。

 

まず一番にあげられるのは、シワになりにくいということです。

 

海外ウェディングにご持参される花嫁などは、シルク素材ですとどうしても長時間折りたたむのでシワの心配がありますが、ポリエステル素材なら安心して持ち運びができます。

 

シルクに比べるとご予算の面で抑えられるのもメリットですね。

 

ただ、ポリエステル素材は肌呼吸がしにくいという面では好みが分かれます。

 

シルクの肌触りと軽さや温かさは、お肌を通して心までほぐしてくれる役割も果たしてくれます。

 

シルクの光沢は実際に見ても大変素晴らしいものですが、一層写真映えもしますから、ぜひ実際のドレスショップでその違いを確かめてみてくださいね。

 

 

↑↑日本製のシルクサテンにイタリア製のシルクサテンオーガンジーを重ねたドレス。

 

サテンの光沢に透明感のあるオーガンジーを重ねることでお互いの素材の良さを引き立て合います。

 

バックスタイルのリボンは、あえて軽さを出すためにシルクタフタを使いました。流れるような表情のリボンにすることで、可愛らしさの中にも大人の女性にふさわしいエレガントな印象になるように仕上げました。

 

ウエストまわりに極薄のチュールのドレープを、手で表情をつけながら巻きつけることで、腰回りとウエストを華奢に見せ天使のような透明感が生まれます。

 

お顔周りの装飾を極力抑えた分、グローブには髪飾りと同じシルクモスリンの素材で仕立てたバラのコサージュで手元を甘く華やかな印象にしました。

 

 

シンプルを極めたデザインの場合でも、クラシカルなドレスの要素を取り入れたり、体型を美しく見せるカッティングにこだわることで、洗練された印象のドレスに仕上げました。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

私たちのアトリエでは2022年秋に着物リメイクをスタートしました。
眠っている着物をとっておきの一着にしませんか。

 

 

人やものとの繋がりを大切にすることで未来と繋がる。

守られているような安心感や生きる力が湧いてくる。

本当に好きなもの、捨てたくないもの、長持ちするもの。

そんなものづくりを目指しています。

 

 

 

想う気持ちを形に・・・着物リメイクを始めるきっかけになったこと

 

和とフレンチの融合・・・大島紬をドレスワンピースに

 

目に見えない力を感じた着物リメイク・・・小紋と羽織りが引き寄せた偶然とパワー

 

ふりかえり・2022・・・駆け抜けた撮影までの道のりと自分の変化

 

思い出いろいろ・・・浴衣地をメンズシャツに

 

お守りのような存在・・・長襦袢をアロハシャツに

 

未来とツナガル・・・着物リメイク料金のご案内について

 

 

着物リメイクブランドをオープンするにあたり、こちらのブログをご覧くださった方で2022年12月20日までにお申し込みいただいたお客様には上記のお仕立て料金より10%offの特別プライスでご用意させていただきます。是非この機会にご検討ください。

 

 

 

 

 

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私たちのアトリエでは

 

もっと楽しく

もっとステキに

 

をテーマに自分らしさにこだわり表現するフォトウェディングをご提供しています。

 

 

心豊かになるようなウェディングフォトを残して、この先の人生をさらに豊かに喜びあふれるものにしてみませんか。

 

お二人やご家族の皆様にとって心に残る最高のお写真をご提供しています。

 

フォトウェディングでご提供しているウェディングドレスは、厳選された素材とこだわりのデザインのものをオートクチュール仕立てで仕上げた一点もの。

 

 

男性用の衣装は上質な日本製とイタリア製のウールをシンプルなデザインで老舗テーラード屋さんが仕立てた上質なロングタキシードです。

 

 

洗練されたヘアメイキャップアーティストによるヘアメイク、感性豊かなフラワーデザイナーによる生花のブーケなど、クオリティの高いお仕事をモットーにお客様の個性に合わせてご用意しています。

 

 

お手元にデータが残るだけではなく、撮影の当日も素敵な思い出に残るお時間になりますように、ドレス作りと同様心を込めて準備を重ねています。

 

ご縁のあるお客様との出会いを心から楽しみにスタッフ一同お待ちしています。

 

 

私たちのアトリエがテーマにしている

「100年経っても色褪せない結婚写真」

プランの詳細はこちらから

 

 

 

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