みんな人は、その人のままでいい。自分を認め、人を認める力を自分の中に育てていこう。 | ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

大阪を拠点に活動中。発達障害児を育てるお母さんに向けて「信じて見守る子育て」を発信しています。元毒親。息子の発達障害をきっかけにコーチングを学び、起業しました。「気質」×「コーチング」×「方眼ノート」でありのままの子どもを認めて伸ばす子育てを伝えています。

世の中には
様々な人がいます。

それは家族の中でも同じで
同じ環境の中にいるので
似ていることもあるけれど
そもそも自分と同じ人なんて
どこにもいないのです。

 



つまり「違う」ことが前提です。

その「違い」をどう受け止め
認めていくのか。

それはコミュニケーション以前の
自分のあり方、捉え方としての問題です。





「違う」ことは
悪いことではありません。

ただ「違う」という事実があるだけのこと。

そこに
いいとか悪いとか
腹が立つとか
なんとかしなくては
などの
「感情」というレッテルをはっているのは
自分自身です。

人は自分と違うものを感じたとき
まずは自分の物差しで測ります。

そして
その違いに不快を感じたときは
違いを悪いものとして捉えます。

自分をイラつかせたり
あるいは「違い」が原因で
自分が振り回されたり
自分だけがそのせいで苦労していると
思いがちなのです。

また子どもに対しては
「将来の不安」や「他人への迷惑」と
感じてしまうことも多く
その結果
「違い」を認めない、
何とか矯正しようとする
という行動に出てしまうことが多いのです。





自分自身がルールや思い込みに
縛られていて
思考の幅が狭い人ほど
自分とは違う他人に対して
敏感だし
受け止めづらい、認めづらい状態に
なりやすいです。

ということは
自分とは違う誰かを
そのままで受け止めていくには
まずは自分自身が
どの程度ルールや思い込みに縛られているのかに
向き合って気づいていくことが大事です。

といっても
「ルールや思い込みに縛られている自分がダメなんだ」
という思考ではなく
「どんなルールや思い込みを持っているのか
明らかにしていこう」
という考え方で自分と向き合います。

 







「別にこうでなくてもいい」
「自分はこうだと思うけれど、違う考えもあって当然だし、自分は好きではないけれど、否定はしない」
こんな風に思えるようになると
かなり考え方や捉え方が柔軟になっていきます。

自分の考え方や捉え方を変えていくには
・気づくこと
・その自分を認めること
・自分が楽になる方向へ切り替えるために自分に働きかけ続けること

を継続していきます。

ひとりで取り組むのもいいですが
客観的に見て
フィードバックをしてくれる
第三者のサポートを受けると
より確実に速く変わっていけます。





周りと違う自分を
そのままで認めていく。

自分の理想とは違う他人を
そのままで認めていく。

どちらも
そのままで認めるのは同じです。

だからこそ
まずは自分を認めるところで
練習をしていきませんか?

自分は〇〇だ

この〇〇にあてはまるものを
思いつく限り書き出してみましょう。

 







書き出した後に
それを見直していきます。

この時
自分の感情に焦点を当てながら
見ていきます。

自分は〇〇だ

を見たときに
ネガティブな感情が出てくるもの
それが
自分が認めていない自分です。





そこに対して
なぜネガティブな感情を持ったのだろうか
とどんな感情なのか言語化してみると
気づくことも多いです。

ただしこれは
自分で気づいている自分にしか
使えませんので
自分が気づいていない自分のほうは
客観視してくれる第三者の助けが必要です。

 

image





そうやって
なぜ自分が自分に対して
ネガティブな感情を持つにいたったのか
その経緯に気づき
最終的にその感情をこの先も持って生きていくのかどうかを
決断します。

もちろん決断したからといって
ネガティブな感情をすぐに断ち切れるわけでは
ありませんか
実際に書いてみて掘り下げてみて
気づいたことを使って
毎回自分を説得していくと
いずれそこからは、離れられます。





これらは
やり方をみて
知った気になる、やった気になるだけでは
何も変わりません。

自分で自分の手と頭と心を動かして
やってみないことには
何も変わらないし
自分以外の第三者からの
フィードバックを受け止めなければ
自分が知らない自分までは
変えられないのです。






自分を認めない
自分と違う他人を認めない

これは生きづらさにも
つながりますからね。

ぜひ自分と向き合って
今年中に何かひとつ
スッキリさせていきましょ。

 


 

 

 

 

 

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ありがとうございます。

 

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