生まれてから数年間の子どもに必要なのは
とにかく愛情です。
泣いたらあやして
だっこして
お世話して
まただっこして。
スキンシップや声かけ、そして態度。
それらで子どもに
安心と安全と信頼を
持ってもらうのです。
これは
お母さんだけではなくて
お父さんも
おじいちゃんも
おばあちゃんも
周りの大人みんなができること。
お母さんだけに
その責任を押し付けずに
みんなで育てていく意識を
持ってくださいね。
たくさんの愛情に包まれていることが
確信できたとき
子どもの心は安定し
周りの子どもと
うまくコミュニケーションができる土台が
できていきます。
もちろん
発達障害があれば
望んでいるとおりには
なりにくいのも事実ですが
それでも
本人が嫌がらない程度の
スキンシップや
本人が望むかかわりは大切ですし
本人の行動に対して
きちんとこちらもアクションすることが
大事です。
乳幼児期は
愛着を形成していく時。
ここでしっかり愛着を形成しておくと
その後の成長発達に
いい影響を及ぼします。
早期教育とか
しつけとか
そんなことはあとからでもいいですし
子育てのメインにするものでも
ありません。
そして
この時期の親、特に一番そばにいる時間の長い
お母さんに必要なもの
それは
周囲のサポートと承認です。
誰かと比べたり
やり方を否定したり
うまくいかないことを責めたりしないでください。
お母さんだって
初めてのことで
慣れないものを一所懸命やっているのですから
産んだら当然できるとは
思ってほしくないのです。
ネットで子育て情報を仕入れては自分を追い込んでしまうことだってありますよね。
しっかり睡眠は
取れていますか?
安心してなんでも
どんな小さなことでも相談できる相手が
近くにいますか?
サポートしてもらえる体制は
整っていますか?
お母さんがいい状態になっていると
子どもに愛情を注げるので
子どもの心は安定します。
病気や障害を抱えて生まれてきたのであれば
親のどちらにもサポートが必要です。
誰かのサポートを受けるのは
贅沢なことではありません。
すべては子どものためだから。
子どもを良くするには
親を良くすることが必要で
それができている社会は
うまくいく社会になるのです。
子育てに一所懸命取り組んでいる
お母さん、お父さん。
自分たちだけで
頑張らなくていいですよ。
自分たちをサポートしてくれる
さまざまなサービスを
しっかり利用して
自分たちが壊れないようにしてくださいね。
頑張っている人を
傷つけたりせずに
うまくサポートする方法があります。
それが「聴く」ことです。
お互いがお互いの話を「聴く」。
周りが頑張っているお母さんやお父さんの
話を「聴く」。
子育ては「聴く」でうまくいきますが
それは子どもの話を「聴く」だけではなく
お母さん、お父さんの話を「聴く」ことでもあります。
「聴く」は普段私たちが
無意識にしている「聞く」とは
ちょっと別のコツと土台のマインドがあって
初めて成立します。
そこをもっとたくさんの人に知ってもらって
お互いがお互いの話を聴けるようになると
もっと家族が優しくなれると思うのです。
思うことを「伝える」よりも
相手の話を「聴く」こと。
そしてお互いに相手の「聴き役」になれるスキルを
手に入れておくこと。
ハンサムおかんの
子育てコーチング講座は
お父さんにもご参加いただけますし
ご夫婦での参加も大歓迎です。
みんなで子どもを育て
みんなでいいコミュニケーションができる場を
増やしていきませんか?
今日もお読みくださり
ありがとうございます。