思春期男子を育てる親の心構えと、親子喧嘩にならない、親がしんどくならない接し方 | ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

大阪を拠点に活動中。発達障害児を育てるお母さんに向けて「信じて見守る子育て」を発信しています。元毒親。息子の発達障害をきっかけにコーチングを学び、起業しました。「気質」×「コーチング」×「方眼ノート」でありのままの子どもを認めて伸ばす子育てを伝えています。

あんまり「男の子は・・・」「女の子は・・・」と
区別はしたくないのですが
それでもやはり
実際に育てたり
お母さんたちのお話を聴いていると
男女差ってあるのではないかな。と
思います。

絶対にそう。
という決めつけはできませんし
当てはまらないお子さんも
たくさんいらっしゃるかと思うので
今日の記事は
そういうケースもあるのだなぁ。
と思って読んでいただければと
思います。

 







お母さんにとって
男の子の子育ては
未知との遭遇の連続だったりします。

そもそも
思考や行動パターンが
違うことに加えて
ホルモンバランスの影響なのか
男子の社会構造の違いなのか
「やっぱりわからん!」
「理解できない!」
と感じることが
多いように思います。





友達付き合いの距離感をみても
そう感じることは多く
「そんな対応でいいの?」
と思うことが
当たり前にあったりもします。

思春期の不安定さも
女子より振れ幅が大きいように感じます。

長男や次男を見ていてもそうでしたけど
中学・高校時代は
ほんとにいつもイライラしていたというか。

次男なんて
全身棘だらけのハリネズミ状態で
不機嫌オーラ全開でしたからね~。

 

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そんなハリネズミ次男も今や出版の大事なパートナですからね。ちゃんと接していれば、思春期を抜けてまたいい親子関係が戻ってきます。





お母さんは
それまでのべったりくっついて
甘えていたわが子の姿を
覚えているだけに
不機嫌オーラを出されると
「自分が何か悪いことをしたのでは?」
と思いがちです。

そこから
思春期男子と向き合うことが
辛くなったり
しんどくなったりすることも
あるかもしれません。

けれど
彼らの不機嫌は
お母さんがターゲットなわけでは
ないのだと思います。

おそらく彼らは
自分の周りにあるすべての物に
イライラしています。

それこそ
「こんなことに当たったって仕方ないじゃん」
と思うようなことにまで。





そんなイライラオーラ全開の
思春期男子と向き合うときに
親がすることは
適度な距離で静かに見守ることと
話しかけてきたら黙って聴くこと。

愚痴だって文句だって
なんでもいいのです。

怒りをぶつけてきたときは
「その怒りは何に対してなのか?」を
質問してみてください。

自分に向けられた怒りではないことも
わかると思います。

 

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ぶつける側とぶつけられる側だった長男とおかんですが、今では大阪で用事があると帰ってきてくれて一緒に飲むのが楽しみになりました。





もちろん
お母さんの接し方に不満があるときは
それもイライラの対象になり
文句を言ってくることも
あるでしょう。

その時も
ただただ話をしっかり聴きます。

そして
自分の対応が間違っていたと思えば
謝ればいいですし
本人が誤解しているのなら
責めたり反論したりせず
話したいことを全部話させて
落ち着いたところで
「お母さんは〇〇だと思ったんだよ」
と自分を主語にして
押し付けず
自分について伝えておくくらいの気持ちで
話してみましょ。

言い負かす必要もないし
無理にわからせる必要もありません。

対話は勝ち負けではありませんからね。





理屈好きの思春期男子は
お母さんをも論破しようと
挑んでくるかもしれません。

大変ですが
コーチングのスキルをフル稼働させて
聴いてあげましょ。

聴くことは
子どもにとって話すこと。

その経験をたくさん積むことで
話す力はついていきますし
考える力もついていきます。

お母さんが方眼ノートで
話を整理しながら聴いてあげられると
さらにお子さんの話す力も考える力も
育てられますよ。

 

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決してめんどくさいだけの存在ではない
思春期男子。

彼らは全力で
今を生きています。

脳の発達はまだアンバランスなので
わかっている風なことを言っても
行動が伴っていなかったり
矛盾を抱えて生きています。

それ自体が
彼らのイライラになって
出てきているのかもしれません。

彼らはもうコドモではないので
子ども扱いはしないようにしてください。

小さなオトナ
オトナ直前の存在として
見てあげて
接してあげられるように
親の方もスキルアップしていきましょ。





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ありがとうございます。

 

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