自分を観察する、子どもを観察する。実は以外なところから行動パターンを知ることもあるのです。 | ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

大阪を拠点に活動中。発達障害児を育てるお母さんに向けて「信じて見守る子育て」を発信しています。元毒親。息子の発達障害をきっかけにコーチングを学び、起業しました。「気質」×「コーチング」×「方眼ノート」でありのままの子どもを認めて伸ばす子育てを伝えています。

普段からベランダやリビングで
何鉢も植物を育てています。

 

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最近気づいたのですが
どうもおかんは
水をやりすぎて
根腐れを起こしてしまうことが
多いような気がするのです。

その割には
水やり以外のお世話は
雑になりがちで
腰が重いというか、
「あぁやんなきゃなぁ」
と思う割には
ずるずると日にちが過ぎてしまうことが
しばしばです。

そういえば
飼っている小さなエビのお世話でも
同じようなことを
している気がします。





そしてこれって
子育てとかにも通じるものがあって
我が子には
簡単にできることは
関わり多めになるけれど
してほしいと頼まれたことは
割と対応が遅くなりがち。

これが私のやり方だ。

って言ってしまえばそれまでですが
「なんだかなぁ」と
思っていたりもします。

子育てそのものだけを
見ていたら
あまり気づかないことなのですが
植物や飼っている生き物の世話の
やり方を見ていると
共通点としての
自分の傾向に
割と気づけたりは
するのです。

 

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料理の手順なんかでもそれはあるかもしれません。





先日子育てコーチング講座を
受講された方向けの
子育てコーチングフォロー会でも
同じようなお話を
お聴きしていたのを思い出しました。

その時は
お子さんの学校から出る課題の
片付け方と
ご飯を食べる順番の共通性
だったのですが
まんべんなく取り組む子は
三角食べができやすいと思うし
一つずつ終わらせていく子は
ばっかり食べの傾向が
あるんじゃないかという
話をしていたのです。





それで言うとおかんは
ばっかり食べで
好きなものを後に残すタイプ。

たまに好きなものに
行き着く前に
お腹いっぱいになってしまい
大好きなものを口にしているのに
残念な結果になることも
あるのですが
それでもやっぱり
好きなものはあとに食べるタイプです。

 

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デザートだけじゃなくて、好きなおかずも後回し(笑)

そして勉強でも
得意科目は最後においておき
自分へのご褒美的に
使っていました。

もちろん
時間がかからず仕上げられるので
余力でも十分できると
わかっていたからでも
あります。

そう思うと
割と自分に
まずはハードルを用意するタイプで
やらなきゃいけない
締切りなどがあるときは
苦手なものから
取り組む傾向があるようです。





うちの長男は
明らかに好きなものから食べるタイプで
毎回苦手なものが
きっちり残っていて
苦労していましたが
勉強とかでも
好きなことはさっとできるのに
苦手な事はいつまでも
後回しにする傾向があります。

次男は割とそういう食べ方のクセは
見られませんが
初めて見る食べ物に対する
警戒心はとても強く
普段の行動でも
初めての事に対しては
色々おかんに聞いてきたりするので
そういう傾向はあるなぁと
振り返って思います。

 

長男は好きな食べ物に出会うとそればかり食べ続ける傾向もあります。

カツカレーの波が来ていたり、オムライスの波が来ていたり・・・





勉強の取り組み方
というと
勉強している姿ばかりを
思い浮かべますが
実はそれ以外の行動でも
同じようなことを人って
やっていることが多いのだと
思います。

なので
そういう部分も含めて
観察していくこと。

そして
どんなことにも
その人なりの「やり方」ってあるので
そこにケチをつけたり
批判したりするのではなく
その人のやり方に合わせて
提案したり
サポートしたりすることも
大事だと思うのです。





親自身の勉強の仕方は
親自身の行動のクセから
来ているもの。

だとしたら
子どもに同じやり方を
押し付けたところで
受け入れてもらえることって
少ないだろうし
そのやり方が
唯一の成功する方法なのであれば
一般化されているでしょうけど
そんな話は聴いたことがないので
自分のやり方でやっていくこと、
そして
自分なりにそのやり方に
工夫を重ねていくことが
大事なのではないでしょうか。

 







こんなことを書いていたら
長男が中学に入学したころに
勉強の仕方を押し付けようとして
撃沈したことを
思い出しました。

自分は自分で工夫して
頑張って勉強に取り組み
そこそこやってきたという
思いがあるからこそ
ついそのやり方を
子どもにもやらせようと
してしまうのです。

自分のやり方を伝えるのは
絶対やっちゃいけない
というわけではありませんが
子どもの意思を尊重し
子どもがやり方迷子になっている時や
親に訊いてきたときに
押し付けずに
経験談として語るくらいが
ベストなのだと思います。





そして
自分がやっていないやり方は
ダメと決めつけずに
見守ることも覚えましょう。

こちらから見て
やりにくそうでも
本人にはフィットしていることも
あったりしますからね。

アドバイスは
「困っている時」が
タイミングであり
機嫌よくやっているときは
邪魔をしないほうがいいのです。

 







どんないいやり方も
押し付けてしまったら
反発されるのです。

それよりも
本人が欲しいと思っている
タイミングで手渡せば
耳を傾けてくれる可能性は
高くなるのです。

だから焦らず
まずはしっかりと
お子さんの日常の行動を観察し
どんな時に
どんな行動をとりがちなのか
見ていきましょう。

その際
お子さんや自分の
持って生まれた気質を知っておくと
より理解しやすくなるので
おすすめですよ。

 

家族それぞれの持って生まれた気質がわかる気質診断はこちら
自分や家族のトリセツを手に入れて、子育てをもっと楽に!性格診断アドバイス

 

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今日もお読みくださり

ありがとうございます。

 

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