第490話

こんにちは
菊水千鳳です

前回の日記の続きです。
とは言っても、前回の日記にてお話しした通り、今回は境内での体験を先にお伝えします。

鶴岡八幡宮の境内にある《平家池》に囚われていた平家の方々が、無事解放されたのを確認したので、そこを後にしました。
(平家池関連の詳しい内容は次回の日記でご紹介します)

参道の途中で買ったブドウ飴を食べながら、


階段の左脇に生えている《銀杏の若木》について話しをしていました。
(銀杏の若木↑)

話題は、こうした木々にお供え物を供えても召し上がってくださるのだろうか?でした。
(前々回の参拝時に、銀杏の若木が話しかけてきたことがあったからでした。)

この話題の中に、源頼朝さんが割って話しかけてきました。


頼朝さん
【 木にも喜怒あるから
おかしな(お菓子な?)ものをあげてもよいぞ
ワシもあの若木がたいそう気に入っておる】

真心をもって、木々にお菓子などをお供えした場合でも、そのお供え物のをいただくことができるってことのようです。

普通は木々🌲にお菓子はお供えしませんけどね。
裏を返せば、御神木にとっての一番のお供え物
と言えば、やはりありがとう》などの感謝の氣
木々に感謝の想い、大好きだよ、みたいな想いを告げれば、その真心の気持ちがお供え物になります。

続いて、狛犬さん(階段下の若木側)が話しかけてきました。

狛犬さん
【 私はここに留まるだけでなく
ちょろちょろ 動けるぞ

片方も同じく

(階段の上を指して)そこから見渡す風景が好きだ
そこに主人さま(御祭神)がおられるから
だから4本の足があるのだ】

なんと。忠実な狛犬の本音が聴けました。
神社を護っている狛犬の凛々しい姿のなかに、御祭神を慕う気持ちが伝わってきました。

「奇想の系譜展(第472話)」で、曽我蕭白(そが しょうはく)さんの描いた《狛犬》が話していた言葉を思い出しました。


   続いて、
⛩️ 階段の上の随身門の
拝殿に向かって左側の随身像
【 これでまた ご縁が増すな】と。

平家池の平家解放の件があったので、更にこれからもご縁が増す、ということのようです。
⭐随身門の守護者である随身像は、向かって左の随身像(吽形)は矢を持って鎮座し、向かって右の随身像(阿形)は刀を持って鎮座しています。話してくださったのは吽形の方です。

   続いて、
拝殿正面に向かって歩いていたら
【 拝めや拝めや
 名誉だ名誉だ 】と言われました。
※名誉←この場合の意味は、功績を記念して与える意味の方。

 さらに
⛩️ 拝殿の左脇にある
武内(たけうち)社

武内宿禰(タケノウチノスクネ)さん
【 この前 健康のことを話したのを覚えておるか?
これは(目の前の)お主らだけに言えることではない 人々に親しく伝えよ

今日 食した物は
明日に繋がる
日々の積み重ね
良き知恵を働かせることだ】

更に
タケノウチノスクネさん
【 ワシのような格好にはならなくていい(←ややポッチャリ(笑))

(俺達に対して)
(更なる)旅を計画しておるな
旅は美味しいものをたくさん食べれるからの
そうじゃ そうじゃ

ここで申さねば 次にいつ来るかわからんのでな

ここにいらしたからには
ワシも務めを果たさねばな
一言 しっかり言えたから
ワシは満足じゃ】

⭐ここで、タケノウチスクネさんを簡単にご紹介します。
 ↓
「『日本書紀』によると、武内宿禰(タケノウチスクネ)は五代の天皇に仕え、240余年にわたって政治に携わったことが記されています。
そのため、延命と長寿の神様として信仰されています。
中でも神功皇后の三韓征伐・応神天皇誕生後の忍熊王の反乱を討伐するなど、側近として長く政治の執行を助けました。このように神功皇后・応神天皇とのご縁が大変深いことから、本殿のすぐ側に鎮座されています。」

タケノウチスクネさんは健康に気を使ってくださる神様です。
健康、長寿にこだわる方がおられましたら、参拝してみてはいかがでしょうか。

タケノウチスクネさんからの、健康に関する豆知識は、第331話でご紹介しています。

   続いて
⛩️ 丸山稲荷神社


しっかりとした雰囲気の神社です。
尊厳豊かな狐さん達がおられました。


ウカノミタマさま(ウカ様)
【 ここは本殿より高い所にある
本殿(=拝殿、正面のこと)をお参りしたなら ここも参拝するべき 

した方がいい

元々はこの稲荷社が
先にここにあった場所(土地)なのだから 地主神はこちらなのだからの】

更に
ウカさま
【 平家に対し ワシらも少々手を貸した
そのうちお主らに恩返しせねばな
この土地を清めてくれた御礼がしたい】

※お主ら、と表現されましたが、御協力してくださった皆さんに対して話しておられました。
 神様は見ていてくださる、ひとりひとりの協力のお蔭でもあるのです。 

ウカ様
【 こだわり よう消えた 】

境内においてしめる割合は小さくても、境内の出来事を把握していて、ここもパワースポットです。

拝殿の左側にお祀りされています。


   続いて、
⛩️ 白旗神社

(頼朝さんの息子の実朝さんが祀られています)

立て看板には《源頼朝》さんと《源実朝》さんの御二方の名前が書かれていましたが、
頼朝さんは、境内の別の場所にいたりするので、普段はここにはあまりいないようです。

実朝さん
【 父上が いつになく喜んでおる
それだけではない
ここにある木々 全てが喜んでいるのと同じじゃ

草花も 鯉(こい)は踊り喜び
察しているのだよ

この内にいるもの全てが
ここに属するものだからな】


⛩ 白旗弁天神社


べんちゃん(弁財天)
【 これで あちらの池からの
影響は無くなりました】

白旗弁天神社の奥の
政子石には、
政子さんが石に座って池(源氏池)を見つめていました。
これまでの様々な出来事に想いを馳せているかなような表情に感じました。


次回、平家池での一部始終を書いていきます。


《平家池》関連の過去日記はこちらからもご参照できます。
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