大神神社の「春の大祭」に参列予定でした。
ところが体調不良で断念。
翌日の誕生日御祈祷のみと相成りました。
例年は誕生日の一日前に
「春の大祭」参列と誕生日御祈祷を兼ねていたのですが。
代わりに久しぶりに山ノ神遺跡を拝し
「三輪山信仰」に太古の思いを馳せました。
「コレクション 3」は書きかけて放置状態ですね…近いうちにUPします。
夫婦石と磐座神社の岩質は「斑糲岩」。これは「三輪山」が生成される際に残ったという硬質の花崗岩の中に存在した「斑糲岩」(→ 詳細は第2回目の記事にて)。
この2社の磐座類が「斑糲岩」であることから、
樋口清之氏は「三磐座」も「斑糲岩」であろうと推測。そしてすべて「石群」であろうとしています。
高宮神社が示す「三磐座」のうち「奥津磐座」「中津磐座」は「石群」に該当。
「奥津磐座」は樋口清之氏が示すものと、高宮神社が示すものと、合致していると思われます。
「中津磐座」は樋口清之氏が標高300~400mの間の中腹「石群」としており、高宮神社が示すものも私自身が登拝し確認した経験から、おそらく合致していると思われます。ただし氏はそれが1ヶ所とはしていません。
「辺津磐座」は高宮神社の表記は無し。
樋口清之氏は既に記したように、学生時代に「三輪山」に潜入し磐座等の調査を独自で行い、学界に発表したという経緯を持ちます。史上唯一、山中「磐座類」を調査した人物とされます。
━━中津、辺津は円錐形の山腹を半円形に取り巻いて点々と存在する石群なので、元来この三磐はいずれも複数の磐座群を指す一般名であって、単独でそのように呼ばれる特定の磐座は存在しないのではなかろうかと思うに至った━━
このように結論付けています。もちろん「奥津磐座」は1ヶ所しか存在しませんが。
現在、許可されている「三輪山」山頂までの登拝道は一本道。禁足地内には多くの石群が存在するようです。
*誤字・脱字・誤記等無きよう努めますが、もし発見されました際はご指摘頂けますとさいわいです。