素戔嗚神社


大和国城上郡
奈良県桜井市三輪305
(社前に駐車スペース有り、南側からのみ車でアクセス可、ただし狭小道路で転回も厳しい、大神神社から歩くのが良いと思います)

■祭神
素佐男命


大神神社境内の南端から100mほど、集落内に鎮座する社。
◎創建由緒等不明。現在は大神神社の境外社で、通称「祇園さん」。社頭掲示板には「三輪明神の大国主命の親神様 素佐男命をお祀りしています」とあります。また「この地域は、古くから加賀白山の信仰も篤く白山大神を祀り…」とあり、境内社として祀られています。当社は江戸時代には白山神社と呼ばれていたともあり、元々は白山神社だったのかもしれません。
◎境内には二体の小磐座が座しており、注連縄が巡らされています。「三輪山」及び界隈の磐座に関する諸資料で、「薬師堂の磐座」などといった表記がなされるのがこちらのもの。
◎祭礼の際は長さ20mにも渡る大注連縄をかけるそうで、地元でたいそう親しまれている神社です。

※写真は過去数年に渡る参拝時のものが混在しています。








境内社 白山社

こちらが「薬師堂の磐座」などと表記される磐座。厳密には磐境といったところかと。


大神神社の大祭では当社へも渡御(2019年4月)。