妄想がノリに乗って、
予約投稿を使って連日更新(笑)
文中に出て来る竹は真竹ですが、
にょへ子の脳内は
孟宗竹でいっぱい！？なのかも(￣▽￣)
それでは本題へ。
戦隊物語といいつつ
ほとんど戦隊活動を書いていない
日常シリーズ(笑)
高校卒業後専門学校へ通う
もっちーこと望月紫晴くん
(☆けぽる☆さんのオリキャラ)
視点の妄想です♪
↓↓↓学生黄藤くん↓↓↓
&もっちーの妄想まとめ
高２
・長期休校中のやり取りを綴った
・黒執着心と書いて
クロトリツキミちゃんに脅迫された
『守りたいものがあるから』
・黒執さん問題解決後に誘われた
ドキドキなAV鑑賞会エピソード
(タイトル変えましたw)
・ブレ黄の交流が再び始まった
修学旅行妄想
『月にねがいを』
・黄藤くんともっちーの♡友達
近藤さんが接近！？な
『縮まって、広がって』
・クリスマス旅行のために
アルバイトを始めるもっちー視点な
『旅行前にもまたひとつ』
・もっちーが誘惑に苛まれるお話
・互いに大事に想っているのに
すれ違うふたりの
・ついにクリスマス旅行へ☆
『青いふたりのクリスマス』
高３
・マスク越しの○○！？
・誕生日だけどモダモダ真っ最中な
・恋に失敗した黄藤くんのその後を綴る
・ついに黄藤くんが吹っ切れるハナシ
・『ひだまりハウス』の子どもの
誕生日を祝う
１９歳
・新たなバイトスタッフ加入に
もっちーが頭を抱える
２０歳
・エイプリルフールの日に
子ども達をからかうもっちー視点の
↑
このようにつかず離れずな二人の
様子を綴った妄想を、
思いつくままに垂れ流したいと思います^^
今回は、６月序盤の話。
リンク先にある賢一くん視点の話の、
もっちー視点ver.であります。
週末の朝、
友人と歩いていたもっちー。
ふたりのバイト先
・『ひだまりハウス』を利用する
保護者とバッタリ会って
行動を共にする事に…。
《注意！》
- もっちーの周囲の人間がお下劣な発言をかまします！清らかなおかたは、地雷と感じた時点でお逃げください(^^ゞ
- 作文クオリティ御免！(笑)
- もっちーと黄藤くんはくっついていないので糖度低め！
ご容赦いただけるかたのみ、
スクロールをお願いいたしますm(u u )m
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
掃除戦隊物語
「同じ穴のムジナ 前編」
６月最初の土曜日。
『ひだまりハウス』のバイトもなく
光希の顔でも見て癒されようと
思っていたのに……。
この日はとにかく
予定外の出来事のラッシュだった。
まずは早朝、掛け持ちで働く
アイスクリーム専門店の
グループトークに業務連絡が入り。
この日朝イチで入るスタッフから、
電車の遅延で遅刻しそうだから
開店準備だけでも入って欲しいという
泣きのメッセージが飛び込む。
仕方なく引き受けるが、
僕のスキルなら３０分もあれば
開店準備は終わった。
ソイツが来るまでの残った時間、
溜め込んでいた
スタッフ限定無料券を利用し、
光希にあげるアイスクリームを見繕う。
沢山のアイスを袋に詰めて
ドライアイスを沢山詰めた頃に
遅刻していたスタッフが到着し、
タイムカードの打刻をして
店を出た。
しかし、さっそく光希に渡しに
行こうとした僕の前に、
同じ専門学校の同級生２人が現れ、
ショッピングモールを出ても
ついて来やがる。
(しつこいなあ…。光希を、
コイツらに見せたくないんだケド)
しかもひとりはバイを公言していて、
もうひとりは公言していないものの
…おそらくゲイ。
なおさら光希に会わせたくないけれど
無理に引きはがそうとすれば
コイツらは余計に付きまとうだろう。
適当な公園に立ち寄って、
適当に会話したら解散しようと決めて
ちょうど側にある公園へ入った。
僕を挟む形で
ヤツらはベンチに座るけど、
こんなむさくるしいヤツらに
挟まれる僕の週末って――――。
「僕このあと用事あるから、
１０時になったら解散な。
…ってかお前ら、
朝から一緒だったワケ？」
「俺たち、朝までカラオケしてたんだ。
なあ立木？」
「ああ。根古田のやつ、
一度マイク握ったら
離さねえから困ったぜ」
(…ふゥン。
二人とも、同じボディソープの
ニオイがプンプンしてンだけど)
マイクを握ったら～のくだりも、
コイツらが言うと別の話に聞こえる。
そんな僕の疑いの眼差しを
知ってか知らずか、
立木はマイペースに
公園の子どもを眺めている。
「あれ？立木って確か、
子どもギライじゃなかったっけ？」
「ああ、ガキは嫌いだが。
……あのガキ、変態のずりネタに
なりそうなツラしてるな～と思ってよ」
「！！！！！」
(あのガキんちょ……ケンイチじゃんか！)
立木の視線の先にいる
子どもを見て、僕は凍り付く。
ケンイチは、
中身こそそれなりにガキんちょだが
顔は綺麗だ…とは思う。
僕の少年時代には敵わないけど。
そんなアイツが『ひだまりハウス』に
来るようになってから、もうすぐ3年。
外の活動中も変なおっさんに
声を掛けられやすいから
僕らスタッフも気を張ってるけど、
まさか『ひだまりハウス』以外の場所でも
変態に目をつけられるとは――。
「…はァ？お前、ガキんちょ相手に
どういう視線を送ってンのさ…」
「ガキは興味ねえが、
成長したら艶めかしい野郎に
なりそうだろ？」
「わかんないよ？成長したら
骨格ががっしりして、ゴリラみたいな
いかつい顔になるかもだし…」
平静を装い興味を削ぐ発言をするが、
立木は主張をやめない。
「いや。アレは上物だ。
成長したアイツを
バックからガンガン突いて泣かせたら
きっと絶景だろう……ふごッ！！？」
突如立木の横に、人が立ち。
瞬時に口に何かが埋め込まれた。
(うわ。生のゴーヤなんて。えぐッ)
物体の正体を知って眉をひそめる。
「君ィ…。欲求不満なんですかァ？」
「ふ…ッぐ……！！？」
しかも、口からゴーヤを吐き出さぬよう
押さえつけながら
笑顔で尋問している男は
ケンイチの親父・森下さんだ……。
(おいおい。何でいるんだよ)
内心ツッコミながらも、
立木が面白い事になっているのを
傍観し続ける。
ガキんちょ捕まえて
あんなえげつない発言したんだ、
ちょっとは痛い目に遭えばいい。
「しかも！
男性相手でもいけるクチと見た」
「げ…ゲホッ！お前なんだよ！？
掘られてえのかよ！！？」
「…おや？君、“掘る側”専門ですか。
それは勿体無いなァ……」
高そうなスーツ姿の森下さんは、
優雅な笑顔といい、発言以外は
オトナな中年だ。――発言以外は。
「せっかくの機会だ。
僕が掘られる悦びを教示しましょうか」
「へ…っ…？？？」
「この絶妙な凹凸に
ゴリゴリィ…っと壁を擦られたら、
君もソッチ専門に転換しちゃうかも
しれませんねェ」
立木がいままで咥えていたゴーヤを
目と鼻の先まで押し付け、
口を綺麗な三日月型に歪めて微笑む。
「…どうです？
ちょうど君の唾液で滑りも良くなったし
忘れられない夏の経験を――」
「やッヤメロ変態！
俺に近寄るんじゃねえ！！！！」
「あーっ！待ってよ立木ィ！」
某はぐれ者モンスターのごとく
逃げ去る立木を、根子田が追いかけ
２人は消えていった……。
「…これは一体どういう事です？
シハル先生？」
「えええッ！？？
僕、何もしてませんケド！？？」
不意に向けられた冷たい視線に、
緊張する。
立木の暴言を止められなかったという
意味では、森下さんにとって
僕は同罪なのかもしれないケド…。
「言ったじゃないですか、
賢一がゴリラみたいな顔に成長すると！
ウチの天使に対しての侮辱、
立派な犯罪でしょう…！！？」
「あああごめんなさい！
僕はアイツらの、
賢一くんへの興味を
そらしたかっただけで――んぐっ」
「静かに。あまり騒ぐと、
賢一たちに僕らの存在を
気づかれてしまう」
口を塞がれ青ざめたが、
立木が加えたゴーヤではなく
森下さんの手だと気づいて安心する。
(ああ。きょうはどこまでも
踏んだり蹴ったりだ)
手から解放されたあと、
一瞬顔をしかめる。
「ってか森下さん、
朝の生放送に出てましたよね？
何でココにいるんですか」
「そりゃあ、最近の賢一の様子が
気掛かりだからですよ」
「まァ、気持ちは分かりますケド」
「それにいまみたいに、
変態に狙われがちでしょう？
僕が見守って、阻止しないと」
『ひだまりハウス』の守秘義務として
ケンイチとのやり取りは
保護者にも教えられないけど、
病弱な弟・健児くんからの
当たりがきついと、
ケンイチはたびたびこぼしていた。
父さんは味方してくれると
言っていたから、この人も
状況を変えようと懸命なのかも…。
――そう、一度は森下さんの気持ちに
寄り添おうとしてみたが。
「GPSも、用意するのに
費用がかかりましたが
必要経費ですからね。仕方がない」
「――GPSゥ！？？」
「賢一が持ってる靴全部に仕込み、
ランドセルにはキーホルダー型の商品を
取り付けたでしょう？
プライベート用のリュックサックも
ファスナーのつまみを改造する事で
賢一に気付かれぬよう
陰から見守り…」
「いやいやいや！
さすがに多過ぎデショ！！？」
「何を仰るんですか。
これでは足りないくらいですよ」
(なんで僕が、オカシイ人間みたいな
扱いを受けてるんだよ)
やれやれと言わんばかりに
深いため息をつく様子に、
こっちが泣きたくなってくる。
「賢一くんが彼女でも連れて来たら、
パパさんメチャメチャいびって
別れさせそうですよね…」
「そんなワケないでしょう！？」
せめて嫌味のひとつでもと思い
ぶつけてみるが、森下さんは
きっぱりと否定する。
「僕はですねェ？
賢一には、両想いになった相手と
仲睦まじく関係を深めるような、
人並みの恋愛をして欲しいんですよ」
「あ。そうなんだ…」
森下さんの願いは、
意外とマトモだった。
「だからこそ、
賢一が恋に目覚めるまでの間
変態の魔の手から守ってあげたいんです」
「そんなに心配なら、
賢一くん本人にももっと
気をつけさせてくださいよ。
お前の見た目は変態を惹きつけるって」
「いや。過度な教育によって
賢一が自分の容姿にコンプレックスを
抱く事は避けたいんですよねえ…。
賢一には、人並みの危機管理までは
覚えさせますが、あとは秘密裏に
僕が被害の芽を潰していけばいい」
「あ。そーですね。仰るとおり」
(願いはマトモなんだケド。
やり口が歪んでるよな。この人)
ケンイチに付きまとう
最大の変態はアンタなんじゃないかと
思いつつ、無難な言葉を返す。
「まあ、森下さんのおかげで
アイツらから解放されて助かりましたよ。
んじゃあ僕は、光希に会いに行くんで…」
「エ？ミツキ先生なら、
きょうは賢一と一緒ですよ？」
「――――え。」
森下さんの視線の先を見ると、
そこにはケンイチと、
５人の小学生と――――。
「…この人が、俺の友達の“ミツキくん”。」
「ミツキです！きょうは皆よろしくね」
「………。」
堂々と自己紹介をする光希を見て、
僕は言葉を失った。
「賢一が、僕にだけ
教えてくれたんですが、
お友達のご家族所有の山へ行って
秘密基地を作るんですって」
「秘密基地ィ？そりゃあまた、
光希が喜びそうな遊びを……」
「案の定、ミツキ先生は嬉々として
基地作りの相談に
乗ってくれたらしいですよ。
…まァシハル先生が帰りたいのなら、
僕は止めませんが……」
「んもう！僕も行きますよッ。
ってか子どもと外で会うなんて、
光希は本当マイペースなんだから…」
「シハル先生だって、
保護者と一緒にいるじゃないですか」
「これは成り行きだからいいんですッ」
このあと皆で
ケンイチの小学校の裏にある山へ
移動をするようだ。
見失わないように電柱の影から
じっと見守りながら後をつけるが…。
「…何ジロジロ見てんです！？」
「いやあ…。芸能人並みに人気の
長身イケメン隊員が
こそこそと尾行する姿は、
滑稽というかなんというか」
「アンタにだけは
言われたくないからッ！」
僕の１メートル後ろから
憐みの眼差しを向ける森下さんに、
この日一番真っ当なツッコミを入れた。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
ブレ黄カプが成立した頃に登場した
パティシエ仲間の
立木くんと根子田くんを、
現代設定の妄想にも登場させました！
↑
立木くんはバイで、
しかも見境なく食べる性格。
根子田くんはネコなのですが、
もっちーに公言するのは
専門学校卒業後、ルームシェアを
するようになってから…という設定です。
カンの鋭いもっちーは、
既に気づいていますけどねっ！
そんなもっちーも呆れる発言を
繰り返す立木くんの前に、
賢一くんの父・賢吾さんが降臨(笑)
立木くんが逃げ出すくらいなので、
笑顔でゴーヤ責めする賢吾さんは
怖さと変態さが入り混じって
カオスだったに違いない(￣▽￣)
他の登場人物が
全員自由過ぎて
終始ツッコミ側だったもっちーですが、
黄藤くんが気になって尾行する姿は
傍から見れば賢吾さんと
同類なのかも？？(笑)
後編も、この異色なコンビの
やり取りを、あほ全開で
お送りいたします(´艸｀＊)
それではお付き合いいただき、
ありがとうございました(^^)