イボ痔、直腸瘤(肛門下垂)、尾骨痛、ウエスト矯正(体重減少)、側弯症(骨盤矯正)の整体治療 | 【大阪】 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院         JHSC整体治療室 = 整体コラム / 心のコラム

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・イボ痔、直腸瘤(肛門下垂)、尾骨痛
・ウエスト矯正(体重減少)
・側弯症(骨盤矯正)

【総合案内】            
整体治療方法と治験例紹介


 ●JHSC整体院の総合治験例はこちら

 

 

 

 

               記 事 項 目                          
 ①    イボ痔(痔核)、直腸瘤(肛門下垂)のメカニズム
 ②    イボ痔(痔核)の整体治療とは…
 ③    直腸瘤(肛門下垂)の原因と、その整体治療法とは…
 ④    整体流のウエスト矯正(体重減少)とは?!・・・
 ⑤    内臓が関係する側弯症の整体治療(骨盤矯正)
 ⑥    治療期間と再発の可能性    
 ⑦    イボ痔、ウエスト矯正、側弯症…治療例紹介     





❶ イボ痔(痔核)、直腸瘤(肛門下垂)のメカニズム
イボ痔と直腸瘤は似て非なる病気…
・イボ痔(痔核)と直腸瘤は一見似ていますが、実は根本的に異なった病態です。前者は直腸-肛門付近の「静脈叢のうっ血(静脈血の流れが悪くなり血液が溜まる)」ですが、後者は「直腸そのものが下垂or脱出する」病態です。別の言い方をすると、イボ痔は「静脈の疾患」で、直腸瘤は直腸と膣の「隔壁部位(直腸子宮窩~直腸膣中隔)の疾患」です。
従ってその整体治療法は(一部共通するものもありますが)、基本的に異なった治療法となります。ここでは実際の症例を元にして、整体的な治療法をみていきたいと思います。

 




静脈とは、、、イボ痔のメカニズムとは、、、
・「イボ痔は静脈の病気」と先述しましたが、そもそも「静脈とは?」、から説明したいと思います。


   静脈の定義…心臓に戻る血管
   (簡単ですね、、、ちなみに動脈の定義は、心臓から出ていく血管、です。)

・つまり、直腸であろうが小腸であろうが、あるいは耳であろうが眼であろうが、これらの始発部位から発する静脈の終着駅は「心臓」です。

ですから、それぞれの部位から始発した静脈の途中のどこかで、何らかの理由で目詰まり(血行不良)があれば、それは始発の臓器、上記の例で言えば「直腸、小腸、耳、眼」がうっ血(浮腫)する事…(A)になります。

・従って直腸-肛門から始発する静脈の、心臓までの長い道のりの「どこかに」、目詰まり(血行不良)の原因があれば、それは始発である直腸部位の静脈がうっ血(浮腫)する事になります。つまりイボ痔(痔核)の発症要因となります。有名な例では、直腸の一部の静脈は肝臓を経て心臓に戻りますので、肝臓が硬く変化する「肝硬変」の患者さんは、イボ痔が発症しやすい、と言われています。

 


・以上の事から、イボ痔治療の基本の一つは、上記(A)で説明した様に、「静脈の目詰まり部位」を特定する」事から始まります。

そして次に、その目詰まり部位の流れを回復させ、直腸-肛門付近の静脈うっ血(イボ痔)を解消する事が、我々のイボ痔治療の治療目標となります。
ただ問題は、この目詰まり部位を特定する事が難しい事です。なんせ、直腸から心臓までは長い道のりですし、また途中で何本かに枝分かれするので、その静脈ルートが複雑である事も、難しさの一因となります。

・とは言え、その目詰まり部位を探す事が治療家の役割りですから、「何とか探し当てて、その流れを回復する!!」、それが我々の仕事です。
ここからはその一例をご紹介します。
また先述(肝硬変の例)しましたように、中には重篤な病態もありますので、念の為の精査は必要です。



 




❷ イボ痔(痔核)の整体治療とは…
1 骨盤静脈叢の整体治療によるイボ痔治療例…女性に最も多い原因!?
イボ痔の整体治療
   患者Mさん=56才-女性・主婦/の症例


 


【Mさんの病歴】
Mさんは、10年以上前からイボ痔があり、いくつかの病院で投薬治療をされていましたが、芳しくないそうです。漢方薬も試されていましたが、こちらも効果が無かったそうです。今回別件の治療(股関節痛)で来院された折に、イボ痔についても併せて治療する事になりました。

【Mさんの治療】
   ⑴    直腸静脈叢(骨盤静脈叢)のうっ血を解消する
   ⑵    門脈流域のうっ血を解消する
   ⑶    消化管全般の蠕動運動を活性化する

・直腸静脈叢(骨盤静脈叢)解放テクニック
・門脈解放テクニック
・胆嚢マニピュレーション
・消化管平滑筋テクニック
・腸骨はがしテクニック


【Mさんの治療経過】
・2診目来院時、「イボ痔は5~6/10くらいで、少しマシでした」と仰っていました。
・3診目来院時、「今週はあまり良くなかったです。9~10/10くらいで、元の状態に近いと思います」と仰っていました。
・4診目来院時、(イボ痔は)2~3/10くらいまで小さくなっていたそうです。
・5診目来院時、イボ痔は「しぼんでありません」と仰っていました。
・6,7診目ともに「ずっとしぼんでいました」と仰っていました。都合2週間もの間イボ痔が出ていなかったことは今までに無く良好な状態でしたので、これで治療を終了し、様子をみて頂くことにしました。


【Mさんの治療概説】
・直腸-肛門から心臓に向かう静脈の、一番最初の関門が直腸周囲に密集する「直腸静脈叢」および膀胱や子宮周囲の静脈叢を合わせた「骨盤静脈叢」です。今回のケースでは、この静脈叢で目詰まりが生じていたものと考え、そのうっ血解消の整体治療でイボ痔が解消したもの、と考えられます。
 

Mさんの詳細な治療解説は下記をリンクしてご参照ください。


イボ痔の整体治療
    患者Mさん=56才-女性・主婦/の症例
 





2 胸椎のアジャスト(矯正)によりイボ痔が解消した、珍しい症例?!
イボ痔と整体 =薬を使わず成功した興味深い症例=
   患者T君=19歳、学生(男性)の症例


 


【T君の病歴】
・T君は、元々右肩こりが主訴で来院されました。2週間ほど前から右の肩にツッパリ感が生じ、おまけにシコリのようなものが触診できるようになったそうです。
初診の診察中、T君の過度の猫背の状態が気になり、診察の結果中部胸椎と肋骨が左にねじれるようにサブラクセーション(ズレ)が確認できたので、T君に「ひょっとしてイボ痔はありませんか?」と問診すると、「ハイ、あります」とびっくりして回答されました。
そのイボ痔はイキムと肛門より飛び出るタイプの外痔核のようでした。
T君は猫背があり、中学校時代に病的でないと診断されていましたが、あまりにひどいので猫背の矯正装具の処方を受けていた事もあるほどでした。


【T君の治療】
カイロプラクティックによる胸椎のアジャスト (猫背の矯正)
中部胸椎の矯正を一回だけ施術し、中部胸椎-肋骨を真っすぐにしました。そして翌日にその結果を報告に来てもらうように指示しました。




 


【T君の治療経過と概説】
・翌日来院されると、「肩こりはその場で軽くなりました。イボ痔は翌日の朝、トイレでいきんだ時に触っても出てきませんでした。」と、仰っていました。
・カイロプラクティックでイボ痔が改善した理由は、おそらく中部胸椎-肋骨が左にねじれるように変位し(左斜め前への猫背状態)、右肋骨の下縁(肋骨弓)が上直腸静脈叢の下流である門脈を圧迫し、その圧迫により血流が低下して上直腸静脈叢にうっ血を起こしてイボ痔に至っていたのを、真っ直ぐな中部胸椎-肋骨へと矯正したので圧迫が取れ血流が回復してうっ血が解消されたからではないかと推定されます。

 

T君の詳細な治療解説は下記をリンクしてご参照ください。

 

イボ痔と整体 =薬を使わず成功した興味深い症例=
   患者T君=19歳、学生(男性)の症例



 




❸ 直腸瘤(肛門下垂)の原因と、その整体治療法とは…
・直腸瘤-肛門下垂は、直腸と膣の隔壁部位(直腸子宮窩~直腸膣中隔)が加齢、出産、いきみ、腹部膨満などで脆弱化し、直腸が膣方向に膨らんでくる事で生じます。

 


・従って当院では、残留便の解消など、上記誘因を取り除き、また直腸膣中隔の脆弱性を改善するために、同部への血行を回復させ、その脆弱性を改善する事で本症に対応しています。本症は女性に多く、膀胱瘤や子宮下垂の合併例も少なくないので、もし合併していればそれにも同時並行して整体治療していきます。 

 




直腸瘤-肛門下垂(骨盤臓器脱)の整体治療例
子宮脱/子宮下垂と直腸瘤/肛門下垂、尿道脱/膀胱瘤=骨盤臓器脱・性器脱=の整体治療
   患者Mさん=42才-女性-主婦/看護師の症例

【Mさんの病歴】
Mさんは3年前の出産時、陣痛促進剤や吸引分娩などで手間取っていたそうです。その4日後のシャワーをされている時に、子宮が下垂していることに気づいたそうです。また同じ頃から排便後に肛門を拭く際、何度拭いてもきれいに拭ききれないことが続いたので、よく触ってみると肛門が少し下垂していたそうです。担当医に相談したところ「出産直後だから出ているのでしょう。次第に戻りますよ」との事でした。しかし数週間たっても戻らないので改めて相談すると子宮下垂との事で、手術かリング等で一時的に保持するしかなく、根治出来ない、との事でした。Mさはいずれもう一人お子さんを産みたいとの希望もあり、結局放置状態で3年が経ったそうです。

【Mさんの治療】
   ⑴     下垂している子宮を引き上げる
   ⑵    子宮を前傾前屈状態に回復させる
   ⑶    直腸と膣後壁の癒着(?)を解放する
   ⑷    膀胱と膣前壁の癒着(?)を解放する
(☚16診目より追加)
・子宮円策テクニック
・子宮底屈曲テクニック
・直腸解放テクニック
・膀胱平滑筋テクニック
(☚16診目より追加)


【Mさんの治療経過】
・2診目来院時、「治療2日目くらいまで肛門が下がった感じはありませんでしたが、3日目から下がってきていました。」と仰っていました。子宮はあいかわらず外に出ていたそうです。
・3診目来院時、「肛門は下がってきませんでした。」と仰っていました。しかし子宮は外に出ていたままだったそうです。
・(中略)
実は、肛門下垂(直腸瘤)に関しては良好で、これ以後も下垂する事は一度も無く、排便後もスッキリと拭えて、全ての治療終了時までずっと安定していました。しかし子宮下垂については「緩解⇔増悪」の紆余曲折がありました。

(その詳細は下記をリンクしてご覧ください。)
・19診目来院時、「今週は今までに比べるとあまり(子宮が)落ちてきませんでした。」と仰っていました。
・その後、比較的安定した状態が続いていたので通院間隔を徐々に開けていきました。そして22診目来院時には「この2週間ほとんど落ちてきませんでした」と仰っていましたので、これで様子を見てもらうことにしました。


【Mさんの治療概説】
Mさんの症例は、直腸瘤だけでなく子宮脱や、おそらく膀胱瘤も合併しているものと推測され、いわゆる骨盤臓器脱の様な重篤な状態だったと思われます。そのなかで、直腸瘤が最初に改善し、子宮脱と膀胱瘤(?)を手こずったのは、直腸瘤(直腸子宮窩~直腸膣中隔)の障害は軽微だったからだと思われます。
よって、直腸と膣後壁の癒着(?)を解放する「・直腸解放テクニック」が著効を示す事になったのでは、と考えます。

Mさんの詳細な治療解説は下記をリンクしてご参照ください。


 ◆子宮脱/子宮下垂と直腸瘤/肛門下垂、尿道脱/膀胱瘤=骨盤臓器脱・性器脱=の整体治療
    患者Mさん=42才-女性-主婦/看護師の症例






❹ 整体流のウエスト矯正(体重減少)とは?!・・・
無いようであるのが残留便(宿便)・・・残留便の排出促進が、整体流のウエスト矯正!!
・ダイエット(ウエスト矯正・体重減少)の基本は適度の運動と食事調整ですが、余計なものの「断捨離」、、、

つまり「残留便の排出」も大切なダイエット法であり、それが整体流のダイエット法だと思います

 



無いようであるのが残留便(宿便)・・・
毎日排便がある方でも、40才以降になると平均「バケツ一杯分の残留便」がある、と言われています。中には「2杯分」…「3杯分」…「…」と推測される方も、お見かけします。

・ではなぜ、残留便が溜まっていくのか、、、。
人の生理機能は循環器系、呼吸器系、内分泌系、、、と10系統ありますが、その全ては加齢と共に(あるいは何らかの疾患により)、年々機能低下していきます。当然消化器系も機能低下していきます。
その結果、消化管内の糞便排出能も少しずつ減弱し、若い頃は一度で100%の糞便を排出できた能力も99%、98%、97%…と次第に減弱し、逆に残留便が1%、2%、3%と排出不能となり、消化管内に溜まっていきます。それが前出の『40才以降になると平均「バケツ一杯分の残留便」がある』につながります。
結論的に言うと、その「残留便排出能」の機能低下を可能な限りくい止め、健常状態に維持する事が、「整体流のダイエット法」の真髄です

・ここでは「整体流のダイエット法」について、「1か月でウエスト-18cm、体重-5Kg」したKさんの実例を元に、ご説明していきたいと思います。



 

 


残留便を解消するだけで、ウエスト-18cm、体重5kg減少した症例
ウエスト矯正(ダイエット)と整体治療・・・1か月でウエスト-18cm、体重-5Kgの効果! (オナラも減りました)
   患者=Kさん-42才-女性-主婦の症例

【 Kさんの病歴】
患者Kさん=身長153cm、体重52Kg、ウエスト75cmでした。
Kさんは別件で当院に来院されていましたが、お腹の膨満も視野に入れて整体治療する事になりました。


【Kさんの治療目標と整体治療】
   ⑴ 消化管全般の緊張と疲労を緩和し消化管の筋力を回復させる
   ⑵ 胃腸の蠕動運動(IMC)を回復-向上させる

・消化管平滑筋テクニック
・蠕動運動亢進テクニック
・胃の内臓整体


【Kさんの治療経過・・・7回目(1か月)でウエスト-18cm、体重-5Kg!】
・3回目の来院時、便の量がかなり増えたそうです。ウエストは臍周りで57cmになり、治療前(75cm)よりマイナス18cm減っていました。(オナラも減りました、とKさんは小声で仰っていました)
・その後も排便の量が増えたままで、1か月後の7回目の来院時には治療前より体重が当初の52Kgから約5Kg減少して47kgに減量していました。


【概説】
消化管は「消化間欠伝搬性収縮(IMC)」と呼ばれる蠕動運動があり、このIMCは空腹時に作動する仕組みになっています。

具体的に言うと、空腹時に「お腹がグ~~~~ゥと鳴る」、あの蠕動運動です。このIMCによって消化管内に溜まっていた残留便を肛門側に移送し、消化管内をクリーニングするハウスキーパー敵な機能です。
ですからこのIMC機能の減弱が残留便の主因となります。
従って上記【Kさんの治療目標と整体治療】に掲げた整体治療が、残留便排出促進→「1か月でウエスト-18cm、体重-5Kg」につながったのでは、と考えます。

 

Kさんの詳細な治療解説は下記をリンクしてご参照ください。

 

◆「ウエスト矯正(ダイエット)と整体治療・・・1か月でウエスト-18cm、体重-5Kgの効果! (オナラも減りました)
   患者=Kさん-42才-女性-主婦の症例

 





❺ 内臓が関係する側弯症の整体治療(骨盤矯正)
いわゆる「ボキボキ矯正」ではなく、内臓整体による側弯症治療(骨盤矯正)です…

骨盤や脊椎は様々な理由で側弯しますが、あまり語られていないのが「内臓性の側弯症」です。

簡単に言うと、例えば消化管の脊椎への癒着-緊張-牽引or圧迫」が脊椎のズレの原因となる側弯症です。
この様なケースでは、いわゆる「ボキボキ整体」では、施術後にすぐに「元のズレに戻ってしまう」という特徴がある事で、すぐに分かります。
この内臓性の側彎は、骨盤に子宮や卵管-卵巣などの婦人科臓器が内蔵されている女子に、多く見られるようです。



 
・ここではその様な内臓由来の側弯症の治療例を紹介します。

 


内臓整体で側弯症が改善した症例
(内臓性の)側彎症の整体治療
    患者Kさん=16才-女性の症例

【 Kさんの病歴】
・Kさんは、「吐き気や心窩部痛(FD)」、あるいは「嚥下障害」、「味覚障害」他の治療で来院されていましたが、側弯症もありましたので、本件も併せて治療する事になりました。 
・Kさんが側弯症の指摘を受けたのは小学生の頃で、コルセットなど、特段の治療はされていないそうです。
・右肩と右肩甲骨が12cm程挙上したS字型の側彎症がみられ、お辞儀の姿勢で肩甲骨の挙上は促進されました。また、腹臥位でも脊椎の側弯状態に変化はありませんでした。

(特発性側弯症の可能性)

【Kさんの治療目標と整体治療】
  ⑴    腹部の消化管と大腰筋-腰椎との癒着を解放する
・消化管平滑筋テクニック
・大腰筋解放テクニック


【Kさんの治療経過】
・初診治療後、右肩と右肩甲骨の挙上状態が、治療前の12cmから8cm程度にまで減少し、脊椎のS字型側弯も半減していました。
・2診目来院時、初診時に半減していた側弯状態は、元の状態に戻っていました。しかし2診目の施術で、右肩と右肩甲骨の挙上状態は治療前の12cmから5cm程度にまで改善し、脊椎のS字型側弯も半減していました。
・3診目来院時、2診目治療後に治療前の12cmから5cm程度にまで減少していた右肩と右肩甲骨の挙上状態は少しだけ元に戻っていました。しかし3診目の施術で、右肩と右肩甲骨の挙上状態は3cmまで改善していました。脊椎の側弯も1/4程度まで改善していました。
・4診目来院時、前回治療後の「右肩と右肩甲骨の挙上状態が3cmまで改善」した状態が、ほぼ維持できていました。
・その後、Kさんの主訴である「吐き気や心窩部痛(FD)」、あるいは「嚥下障害」、「味覚障害」の治療が終了する9診目まで、「右肩と右肩甲骨の挙上状態が3cmまで改善」した状態に変化が無かったので、本件も治療を終了することにしました。


【概説】
・脊椎の側弯状態は、必ずしも椎骨の変形(特発性側彎症)だけで生じているとは言えず、他の因子が加わって側彎が強くなっているケースもあり、その代表が、前述した「内臓性の側弯症」だと考えられますので、Kさんに対してもその方向性で施術する事にしました。
・Kさんは、1年で体重が14Kgも減少する程のFDであったので、消化管の大腰筋や胸腰椎への癒着が推測され、内臓柱としての機能が維持できなくなり、それが特発性側彎症を助長しているのでは、と考え、「腹部の消化管と大腰筋-腰椎との癒着を解放する」目的で・消化管平滑筋テクニック・大腰筋解放テクニックを施術しました。
・結果的に、治療前に右肩と右肩甲骨の挙上状態が12cmもあった状態から3cmにまで改善していたので、概ね上記仮説で妥当であったのでは、と思います。

 

Kさんの詳細な治療解説は下記をリンクしてご参照ください。

 

◆「(内臓性の)側彎症の整体治療
     患者Kさん=16才-女性の症例

 

 



❻ イボ痔、直腸瘤(肛門下垂)、ウエスト矯正(体重減少)、側弯症(骨盤矯正)の治療期間と再発の可能性
それでは、子宮脱(下垂)などの治療期間についてご紹介します。
その前に「集中治療」と「メンテナンス治療」についてご説明します。



◆集中治療とは…
・初診治療開始時から治療間隔を詰めて集中的かつ効率的に施術する事で、患者さんの自然治癒力が元の健常なレベルにまで早期回復し、症状の発現をほぼゼロの状態にまで解消していく治療過程です(例:週に2回、あるいは3回の通院治療etc)。
そして症状の改善に伴い、治療間隔を次第に開けていきます(例:週に1回、10日に1回、1か月に1回…)。
最終的な集中治療の終了は、専門医での精査による確認や、あるいは患者さんご本人との相談の上で決めています。

・遠方から来院される方の場合・・・
遠方から来院される方の場合、時間的にも交通費/滞在費的にも負担がかさみますので(例:交通費が治療費の数倍になる様なケース)、この様な場合、一度の来院の度に2回分の整体治療を施術する事で効率性-経済性を上げ、集中治療の効果が減じない様に配慮し、早期改善に向けています(但し、治療費は2回分になりますので、悪しからずご了承ください)。



◆メンテナンス治療とは…
・集中治療の終了後、健常な自然治癒力を維持し、再発を防止する為に、適当な間隔で通院/施術する治療過程です(例:1か月に1回or3か月に1回、あるいは半年に1回etc)。 このメンテナンス治療は、患者さんの個々の状況によって異なりますので、患者さん自らに判断して頂いています。

 



◆治療期間…
・イボ痔やウエスト矯正、側弯症などの治療期間は、その罹患期間、原因の種類とその数、あるいは合併症の有無などの個人差があり、一度診させて頂かないと正確なところは申し上げにくいと思います。しかし、概ね数回から十数回の施術で、集中治療を終了できるレベルにまで、改善できると思います。



◆再発の可能性について
・患者さんからよく質問される一つに「再発しますか?」というものがあります。
感染症は「一度感染すると二度と感染しない(例外もあます)」と言われていますが、イボ痔やウエスト矯正、側弯症などは身体の生理機能の状況によって左右されます。ですから、何らかの体調不良要因があると再発の可能性はありますので、日々の健康管理が大切だと思われます。そして、解剖生理学的に体調を良好な環境を維持するための、上記「◆メンテナンス治療とは…」も肝要だと思われます。

 

 



 




❼ イボ痔、直腸瘤(肛門下垂)、ウエスト矯正(体重減少)、側弯症(骨盤矯正)…治療例紹介
・それでは、イボ痔、直腸瘤(肛門下垂)、ウエスト矯正(体重減少)、側弯症(骨盤矯正)などの整体治験例をいくつか紹介しますので、ご参照ください。
ご自身の「
症状-年齢-性別などと似通っている、、、」と思われる症例を選び、ご参照ください。

・また当院では、

眼や鼻、口腔などの頭顔面の愁訴の治療から、胸部・腹部などの呼吸器、循環器、消化器系疾患から足先までの様々な愁訴に対応していますので

イボ痔・他以外の愁訴でお悩みの方は、そちらもよろしくご参照ください。




イボ痔、直腸瘤(肛門下垂)、尾骨痛-整体治療例紹介

 

● 外陰部痛(外尿道口の痛み)・頻尿とイボ痔(痔核)の整体治療…【過活動膀胱の疑い】
  患者Tさん=43才-女性-会社員/薬剤師/主婦の症例

イボ痔

 患者=19歳・学生(男性)の症例
イボ痔と整体治療・・・(子宮内膜症との関係)

 患者Kさん=37才-女性-主婦/会社員の症例
肛門下垂、デキモノ(イボ痔or直腸脱…直腸瘤?)と肛門痛の整体治療

 患者Sさん=62才-女性-主婦/自営業の症例
 尾骨の痛みと整体治療

 患者Rさん=42才-女性-主婦の症例

● 再発性のイボ痔と整体治療

 患者Sさん=40才-女性-会社員/主婦の症例
● イボ痔の整体治療

 患者Mさん=56才-女性・主婦/の症例

 3年間続く会陰部痛(肛門痛)と下肢のしびれ感の整体治療

 患者Eさん=71才-女性-主婦/パートの症例

● イボ痔の整体治療

 患者Aさん=24才-女性-主婦の症例

● 内痔核(イボ痔)と両下肢のだるさの整体治療

 患者Sさん=65才-女性-主婦の症例

子宮脱(子宮下垂)と肛門下垂-直腸瘤?(骨盤臓器脱)の整体治療
    患者Mさん=39才-女性-主婦の症例

● 子宮下垂=子宮脱と肛門下垂(骨盤臓器脱)の整体治療
    患者Nさん=51才-女性-主婦

● 子宮脱(子宮下垂)、膣壁下垂(直腸瘤?、膀胱瘤?)と外陰部の痛みの整体治療
    患者Rさん=42才-女性-主婦の症例

● 子宮脱/子宮下垂と直腸瘤/肛門下垂、尿道脱/膀胱瘤=骨盤臓器脱・性器脱=の整体治療
    患者Mさん=42才-女性-主婦/看護師の症例

● 3年前から続く原因不明の尾骨の痛みと整体治療
  患者Rさん=15才-女性-学生の症例

● 4年前から続く「尾骨痛」の整体治療
    患者Sさん=29才-女性-無職の症例

 

 

【ウエスト矯正、側弯症、セルライトの整体治療例=解説文】
ウエスト矯正とダイエット…1か月でウエスト-18cm、体重-5kg

 患者=Kさん-42才-女性-主婦の症例
メタボ(メタボリックシンドローム)の体重減少(-7Kg減)と整体治療

 患者Sさん=50才-男性-自営業の症例
セルライト

 患者Hさん=46才・女性・主婦/会社員の症例
腹痛、下痢とウエスト矯正の整体治療

 患者Rさん=22才-女性/鍼灸師の症例
● 複雑な原因が関連する側彎症(?)の整体治療

 患者Nさん=33才-男性/自営業の症例

● (内臓性の)側彎症の整体治療

 患者Kさん=16才-女性の症例

● 内臓が関係する(?!)側弯症と整体治療
  患者Sさん=40才-女性-会社員/主婦の症例


● JHSC整体院の総合治験例はこちら

 

 

【参考整体コラム】

下腹部の「ポッコリ」とした膨らみを改善するウエスト矯正-その一
下腹部の「ポッコリ」とした膨らみを改善するウエスト矯正-その二

 

 

 

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