今、お子さんが10人いたら、
正しく鉛筆を持つことが出来るのは
そのうちの1人か2人ほど
というデータがあるそうです。
驚きですね
一方で、
「鉛筆を正しく持って欲しい」
と望まれている親御さんは
とても多いなぁと日々感じています。
こんにちは
海遊書道教室主宰の佐志田海遊です。
私がお子さまのお稽古の時に
毎回のように
お伝えしていることがあります。
それは、正しい鉛筆の持ち方です。
鉛筆の持ち方の矯正は、
持ち方の癖がつく前に・・
小学校低学年までに出来ているのが理想です。
(何歳からでも矯正は可能!! というお話もこの記事の最後の方に書いています)
海遊書道教室にはこんなポスターを貼っています。
↑↑
白色でぼかしているところには、
定例のお稽古のお子様の
お名前を書いています。
名前を書き入れたのは意図があります。
それは・・
お子さま自身に
今、どのような持ち方をしているのか
自分で気づき、意識していただくためです。
意識していただきつつ、
・今のご自身の鉛筆の持ち方
・正しい鉛筆の持ち方
この2つを繰り返し
お稽古の度に、私からお伝えしています。
耳にタコだよ・・
知っています・・
とお子さまに思われていそうですが
私は繰り返しお伝えしていくことが大切だと思っています。
うるさくてごめんね・・
でも、言い続けることが私の役目・・という感じです(蛇のようにしつこい…⁈)
日々の学校生活では、
鉛筆の持ち方について
注意してもらえませんので
(学校は人数が多いし、他にやることが、たっくさんありますからね)
ということで?!
私がそうであるように、
「鉛筆の持ち方」は
お子さまだけの話ではありません・・
ここで朗報をひとつ!
この秋、
レッスンさせていただいた大人の方で
私が「正しいペンの持ち方」を
お伝えしたところ
その場ですぐに直された方が、お二人もいらっしゃいました!!
しかも!
その後も正しい持ち方が
定着されているご様子!!!
「持ち方矯正には時間がかかるし、大変である」
という私の思い込みが完全に外れた瞬間が2回も!あったのです
持ち方矯正された生徒さまが
「今までわからなかったペンの持ち方が初めてわかりました!」
と晴れやかな笑顔になられていて
私もとっても嬉しかったです!!
また、私の話になりますが
私自身も生徒さんと同様、
スキルアップのために、日本習字の課題を提出するようにしているのですが
どうしてもお手本のような文字の形が書けない・・
と困った時期がありました
そこで、試しにペンの「持ち方」を変えてみたら…
なんともびっくりしたのですが
正しく思い通りの線が書ける手応えを感じたのです。
ということで、
持ち方の癖がついていない段階を逃したとしても
持ち方矯正には
年齢は関係ありません!!
何歳になってからでも大丈夫!
遅くはありません
自分自身の実感もあるので、
お習字に取り組む生徒さんには、
年齢を問わず
正しい持ち方が出来るように
なっていただきたいなと思います。
これを読んでくださっている大人の方、
ご自身の持ち方、大丈夫ですか?
正しい持ち方でなければ
正しく持てるように
ぜひトライしてみてくださいね。
その姿を見たお子さまが
「よし、僕も、私も
正しく持てるように頑張ってみようかな・・」なんて思ってくれたら…
ラッキー!
一石二鳥ですね
番外編
我が子の
鉛筆の持ち方矯正をしたい!!
これまでいろんな方法を試してきた私・・
私の経験談とあらゆる取り組みを
ブログにたくさん書いてきました
よかったらどうぞ
↑マスキングテープは
鉛筆削りの度に貼り替える手間があるので
輪ゴムでも代用OK!!
いろんな持ち方の矯正グッズがありますよね。
グッズに頼るのもいいと思います
人によって、合うグッズは違いますので、
ピンときたグッズを
使ってみるの、おススメです