ぼくは占い師じゃない -22ページ目

ぼくは占い師じゃない

易のブログ……だったのですが、最近は白橋 升としての創作活動「遊星出版」の話題や日常雑記を綴っています。遊星出版のサイト(Googlesite)で作品を紹介しています。活動や作品の紹介はこちら(遊星出版公式サイト)→https://sites.google.com/view/yuusei-press

龍はうねる。
高い空をゆく。

   ☆

広々とした田の上空を長い長い雨雲がのたくるように悠々と流れていくのを見たことがある。

こういう「龍」は空が広くないと、なかなか見ることができない。


熱い風とともにやってきて建物の一角にとりつき、たちまち赤く燃え広がる「龍」もいる。

こちらには翼がある。
生きた災害。


易の先頭の卦は乾卦。
経文の主役は龍。

「乾」の字は乙の部分が吹き流しがはためく姿。
他の部分は車に立てた旗がなびく姿。

風と空。

「乾」卦の主役は龍ではなく、その龍がおどる空の方なのかもしれない。

ミケ様。

にゃんこ先生です。
「ミケさんへのメール」最終回です。

このブログが終わるわけではないのですが、次回からはまたもとの月イチのペースに戻す予定です。

月イチといわず、もうちょっと書ければいいんですがね。

   ☆

さて、ホロンは従来の階層モデルとはちがって階層というものの様相を、互いに包含関係にあるレベルの「深さ」と「幅」で表現したものということができます。

「加一倍法」の話(「ans005_004周易本義」)をした時に「解像度」というコトバが出ました。
爻は四象になり、四象は八卦になり、八卦は六十四卦になって……倍々でパターンが増えることで「巨大な陰」と「巨大な陽」のぶつかりあいをより詳しくみていけるようになったというお話です。

イメージはより鮮明になりますが、これはまた同時に倍々で細かくなるメトリックで「ひとつのもの」が分節、分割、分離されていくプロセスでもあります。

星が欠片になって地上の一個人になっていくような、あるいはもっとさかのぼって、舞台となる時空と物質が創造されるような、そんなプロセスになぞらえることもできるかもしれません。

易のシンボルとしてはそれぞれが6爻でできた六十四卦で終わりです。それ以上はありません。

7、8と爻を増やせば「解像度」はさらに上がりますが、占術に用いるシンボルの数としてはおよそ非現実的なものになります。
だから易には64卦/384爻という上限があるのでしょう。

無限をつかむための有限です。

   ☆

でもあえて上限を無視してみましょう。

ツイストペアの解像度は?

ツイストペアをひとつらなりの2進数としてみてみます。パターンの数としては2の12乗、4096。

易卦ホロンの深さを、2の乗数とした値がそのホロンレベルで表現できるパターンの数=解像度です。

FOでは2の24乗(16777216)。
SOでは2の96乗(792281625142643375935433950336)。
TOでは2の192乗(う〜ん、ネットかなんかで調べてください)。

FOまではまだなんとか把握できますか。
1600万だもんね。
1600万のシンボル。
1600万枚の占いカード(笑)。

SOより先はなんのこっちゃ。
とんでもない数ですね。
とんでもなくたくさん。

でもこれでも「無限」の足下には及びません。
こういうのは「有限多」っていいます。
夜空の星の数は無限ではなく有限多です。

   ☆

でも、さらにあえて、「無限」というコトバも使ってみましょう。

TP→FO→SO→TOと解像度を深めていくベクトルは、創発、エマージェンス、男性原理のベクトルです。

この方向を極めると最終的には幅が1、深さ「無限」のホロンにならないでしょうか。

幅が1。
ホロンがひとつ……ってこと

孤立したホロンは崩壊すると言いました。

だけどこのホロンは例外。

たったひとつの例外です。

「ひとつのもの」です。

これこそが。


【fig084 究極のホロン】

協同、コミュニオン、女性原理のベクトルの究極は、その裏返しになります。

幅が「無限」。
深さが「1」。

深さ「1」のホロンが無限個あるってこと。

「あらゆる」可能性が等しく広がっています。

おそらくは「美しく」、無限個。

これも「ひとつのもの」。

「これも」?

「ひとつのもの」はひとつだから「ひとつのもの」というのでした。

「これも」/「あれも」はありません。

結局のところ、女性原理と男性原理ってのは「ひとつのもの」の別々の「側面」ということでは?

それをまたべつの形式で表現したのが下の絵。
絵です。
式ではありません。


【fig085 「ひとつのもの」をつきつめる】

どんな数でも無限で割れば0になります。

絵では「ひとつのもの」のシンボルとしての1を無限で割っています。

無限で「割る」ということは、あらゆるものを分割して、分析しようとする男性的な働きの究極です。

「0」と「無限」は表裏です。
どちらがエライということはありません。

ただし「基盤」という意味では、基盤(0)は女性的です。あらゆるものは女性から生まれてくるからです。

「あらゆる」可能性が、等しく、無限に広がっている……ってのは、つまりは「0」のことではないでしょうか。

   ☆

あるとき瞑想もどきのことをしていて、なんとなく浮かんできたのが、アルファベットの「R」を反対にしたような、石でできたようなシンボルが大地に立っている、ストーンヘンジのような、ドルメンのような、そんなイメージでした。


【fig086 シンボル】

最初はなんのことかよくわかりませんでしたが、後になって、これって基底(マトリクス)から立ち上がって、また再び基底に戻るという「ひとつのもの」のプロセスなんじゃなかろうかと(*1)思うようになりました。

基底からできるだけ離れていこうとするのが男性原理の動きで、離れた流れを基底に戻そうとするのが女性原理の働きです。

「ひとつのもの(基底)」が最初に何かしようと思う源初の衝動(初期微動)は明らかに男性原理です。

「ひとつのもの」から少しでも離れてそこから振り返ってみて、オノレの出自である「ひとつのもの」をあえて別モノとして観ようとする試みの最初の萌芽です(乾が易経の先頭にあることは偶然ではないでしょう)。

でも女性原理は、そんなことはやめて基底に戻れといいます(乾の次が坤であることは偶然ではないでしょう)。

男から観れば大地に引き戻そうとするその力は大変に「おそろしく」映ります。

なぜって、差異・序列というオトコのアイデンティティを抹消しようとする力だからです。

でもそう感じているオトコの核にも「ひとつのもの(女性原理)」が潜んでいます。

だから時々酔いつぶれて基底に戻ろうとします。

にゃんこ先生は生物学的にはオスで酒飲みだから、男性原理から観た上述のような描写になるわけですが。

単純に、日々眠るということさえ、基底へ戻ろうとする働きだと思います。

万物は基底からの重力(*2)に引かれながらも、そこから遠ざかろうとして、結局また基底へと戻っていきます。これが最も根源的な「異界への往還」という旅という「物語」です。

眠れば夢を見る。

「見ない」という人も必ず見ている。

忘れているだけでしょう。

夢は、男性には女性の、女性には男性の働きを見せようとします。

男性にとって女性性は、女性にとって男性性は、魂への入り口でもあります。

さて今夜。

ミケさんはいったい、どんな夢を見て、その中でどんな経験をするのでしょうか。

易の夢だけは見ないでね。

(おわり)


★注釈


(*1) 基底から立ち上がってまた再び基底に戻る

なんとなく、クジラのブリーチングの飛跡を連想させる。
クジラは母なる「海(マトリクス)」から、逃れ、差異を生み出しつつ、大気に触れ、またやむなく(それが法則(重力)だから)母なる海に引き戻されるのだろうか。

クジラがブリーチングする理由はよくわかっていないそうです。


(*2)重力

昔、人から聞いたんだけどホゼ・アグエイアス氏のコトバで「重力は愛である」っていうのがあるってのは本当ですか。だとしたら、名言ですね。


★追記

本記事の文脈で言えば、辻麻里子さんの「宇宙時計」には描かれていない「基底の図形」があることになる。

「宇宙時計」は円周を等分に分割した点から、他のすべての各点へラインを引くという方法で作図されているが、分割、分割……で進んでいくこの方式が男性原理的であることはすぐにわかる。

描かれていない「基底の図形」とは、無限に分割された無限個の各点から無限個の他の各点へ線を引くことによってできる「図形∞」のことである。

それはひとつの円盤にみえるだろう。

青い色鉛筆で描かれたその円盤は深い藍色をしている。その「藍(あお)」の深さは……無限。

これこそが女性原理。

これこそが万物の基底。

心の一番深いところにある究極のマンダラ。

蛇足ながらことわっておくと「図形∞」を描くのは、物理的にはもちろん不可能です。「描かれていない」図形ではなくて「描けなかった」図形だったわけです。

ではお元気で。

ミケ様。

お元気ですか。
にゃんこ先生です。
長々と続いてまいりましたメール・レクチャー。
次回が最終回でございます。

   ☆

FO、SO、TO。

それがなに?

という話ですがそれはシステムを使う人の観立てによります。

特定イメージに固定させないために、ファーストオーダー(*1)、セカンドオーダー……といった無味乾燥な名前をつけてあります。

ということで今回のこれからのお話は、あくまでひとつの観立ての例ということになります。

   ☆

ツイストペアから上位のホロンは複数の大成卦があつまってひとつのホロンを形成しています。

いちいち大成卦を描いていられないのでそれらのホロンは、それぞれすべてひとつの円としてあらわすことにしました。

ツイストペアの場合は、ひとつの円をひとつの大成卦に対応させて描いてました。


【fig079_02 TP(群意識)(「風と羅針盤」P160より)】

円はふたつしか描かれていません。
でもツイストペアは32種のあります。

だからここは本来ツイストペアを構成する二つの大成卦でひとつの円にして、32の円を描くのが正しいでしょう。ツイストペアひとつが、ひとつのホロンを構成するわけです。

で、これが何かという話ですが、ダンスのペアのような最小単位の対から、家族、民族、国家といったグループ意識のレベルまでの、一個人=自分の肉体というところから自分というものの境界が拡張しはじめた最初の状態に対応します。

この時点から肉体という境界と自分の境界は一致しなくなります。

「チームワーク」というホロンはその典型。
スポーツなんかだとわかりやすいですね。

自分の境界がその肉体から拡張していきますので、極端な例では(細胞=自分とたとえた場合の)アポトーシスのような、ホロン維持のためには、自分の肉体を犠牲にすることもいとわないケースもあろうかと思います。
自分=肉体というレベルからはちょっと理解できません。

グループ意識がさらに拡張して、自分というものの境界が惑星(地球)レベルに達した状態を表現しているのがFOのレベルです。


【fig079 FOレベル(「風と羅針盤」P161より)】

同様に惑星意識が拡張して、自分の境界が太陽系レベルに拡張された状態がSOのレベルです。


【fig080 SOレベル(「風と羅針盤」P162より)】

太陽系レベルはさらに銀河系レベルに至ります。


【fig081 TOレベル((「風と羅針盤」P164より))】

いちおうことわっておくと、上の絵は(三次元時空としての)宇宙には銀河系がふたつしかないんだよ、といっているわけではありません。

これらはすべて、コミュニケーション・スペースでのお話です。

ここでの「惑星(FO)」「太陽系(SO)」「銀河系(TO)」という言葉は、三次元時空におけるそれら実体のありように「なぞらえて」、コミュニケーション・スペース内に仮設されたディレクトリ・構造・足がかりです。

三次元時空内に実体としてある物理的な惑星や恒星や銀河系とは直接関係しません。

三次元時空はコミュニケーション・スペースで創出され、維持され、そして、コミュニケーション・スペースに「所有」されているのです。

ところで銀河系意識の上のホロンとはなんでしょう。

それはもう「ひとつのもの」しかありません。

マスターマトリクスそのもの。

深度384、幅1。

たったひとつのホロン。

たったひとつで仲間がいませんが、このホロンは例外的に崩壊しません。「孤立」しているわけではないからです。

ホロンあるところには「個」がありますので「ひとつのもの」をホロンと呼ぶのはそもそもおかしいのですが、流れでそのような表現になっています。

下の「反転」の絵では「反転」により、一気に「ひとつのもの」に至っているように見えます。


【fig077 見えないものに気づく(再掲)】

その反転にもグラデーション(段階)があるのではないかというのが易システムでFO・SO・TOというホロンを設定した理由です。


【fig083 「反転」のグラデーション】

   ☆

正直いってにゃんこ先生のような凡人には、グループ意識位まではなんとか想像できるかもしれませんが、それより上のホロンのことはよくわかりません。

すべてがホロンでホロンが上にも下にも無限だというなら、当然、上には上のホロンがあるはずだ……という「見込み」モデルです。

とまあ、

この表現も実は正しくなくて「上にも下にも無限」ではなくて、上にも行っても下に行っても「ひとつのもの」なんですが。

その話はまた最終回に。

実体験から外れて見込みの割合が高くなると、説明はどうしても数遊びの様相を呈してきます。

次回は、最後の数遊びをしてこのメール・レクチャーを終わりにしたいと思います。

ではまた。


★注釈

(*1)ファーストオーダー

前回も書きましたが「ファーストオーダー」は、スターウォーズに出てきた悪い奴らを思い出させてしまいますが……この言葉を思いついたとき(「易システム ハンドブック」作成時)は、もちろん、まだスターウォーズのエピソード7はもちろんまだ公開されていませんでした。


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ミケ様。

お元気ですか。
にゃんこ先生です。

タイトルを見て、なに、また野球の話ぃ? と思われたかもしれません。

う〜んとね、ちがいます。

   ☆


【fig077 見えないものに気づく(再掲)】

前回の復習ですが、ツイストペアは、「自分というのは身体の皮膚の内側の、物理的領域のことだけをいうのではない」ということに気づくきっかけであり入り口です。

ツイストペア自体の意味ということでは32あるツイストペアキーワードをつけるところまでが限界でしょう(*1)。
どんなキーワードかは「ハンドブック」を(もしくは「WindWatcher」を)参照してください。

このツイストペアのレベルから「自分」というものの境界は物理的身体という境界からズレ始めます。
一般には「自分=身体」という図式はきわめて強固です。
そういう意味でここから先は一般的な話ではないともいえます。

   ☆

易システムでは各ツイストペアを一定のルールで操作することで、ツイストペアのツイストペアというホロンを創発しています。

ツイストペアのツイストペアですから、大成卦4つでひとつのホロンになります。
このホロンは6×4で、深さは24。
幅は64÷4で16。
これを易システムでは「FO」ファーストオーダーといいます。
スターウォーズに出てきた悪い奴らとはとくに関係ありません。名前は同じですが偶然です。


【fig078 ファーストオーダー(部分。FO1〜FO4。風と羅針盤より)】

FOは全部で16あります。FOが4つ集まって、さらに大きなホロンを創発します。
これが「SO」セカンドオーダーです。
FOが4つですから深さは24×4で96。

ひとつのSOには16の大成卦が含まれるので、幅は64÷16で4になります。

集合とその要素の表現を借りるとこんな感じ。

SO1={FO1,F02,FO3,FO4}
SO2={FO5,F06,FO7,FO8}
SO3={FO9,F10,F11,F12}
SO3={F13,F14,F15,F16}

お察しのとおり、この上にはサードオーダーのホロンがあり「TO」と呼びます。

TOは二つのSOから創発したホロンで、深さはFOの倍、192。
32の大成卦から成っています。
32の大成卦ですから、64÷2で幅は2。

マスターマトリクスで表現される「宇宙」に2つしかないホロンです。

SOと同様に集合形式であらわすと次のようになります。

TO1={SO1,SO2}
TO2={SO1,SO3}

これまでのお話をマスターマトリクス上であらわしたのが下の図になります。
「風と羅針盤」の口絵です。


【fiog082 マスターマトリクス上のFO、SO、TO】

なんだか今回は数遊びのようなお話になってしまいました。

で、それがなんなのよ、というお話はまた次回。

ではまた。


★コトバ


FO、ファーストオーダー
SO、セカンドオーダー
TO、サードオーダー

(*1) ツイストペアにキーワードをつけるところまでが限界……でもないんじゃないかなあ、と最近は思い始めています。
抽象度はどんどん上がって、具体的なコトバではなくなるかもしれませんが、それでもなお、キーワードを付与することはできるかも……と。
非局在的(ノンローカル)な領域で詩的言語や絵画(図、イメージ)や、日常的なコトバがどこまでもつかは、今後の課題です。


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ミケ様。

お元気ですか。
にゃんこ先生です。

サクラ、散っちゃいましたね。
これから毛虫の季節。
食べやしませんが。

   ☆

最初に断っておかなければならないことがあります。

爻ホロンが深さを深めて、大成卦ホロンに至った……その先のことです。

その先の領域は「コミュニケーション・スペース」です。

以前に「コミュニケーション・スペース」は可塑(かそ)的であるというお話をしました(「ans003_07コミュニケーション・スペース」参照)。

可塑的というのは粘土のように自由に形作れて、その形が残るということです。

ですから、大成卦から先のお話は恣意的(*1)に映ると思います。

観方を変えればミケさんなりに、これからお話しする以外の構造を自由に創発してくれてかまわない、ということにもなります。

そうなるともう易システムではなく「ミケさん・システム」ですが。

  ☆

ツイストペア(「ans005_010ツイストペア」参照)は「反転」の足がかりになるホロンです。

ツイストペアはテンプレート(「ans005_024 テンプレート」参照)ではODとIに相当しますが、OD、つまり、ある特定の大成卦が個人だとすると、その個人に対応したIというのはもう一人の個人……というのは、一番わかりやすい観立てです。

観立てによってどうとでもとれます。

かならずしも自分に対応する「もうひとりの人間」でなくてもいいと思います。
こだわることはありません。

むしろIは「人間」でないことの方が多い気がします。たとえば生業にしている仕事とか、いや、別に趣味だっていいでしょう。

いやいや、仕事や趣味というカテゴリにこだわる必要もありません。
なんでもいいけど、なにか自分が打ち込んでいることとか。

とにかく、自分、人間、個人というのは、この皮膚で区切られた物理的身体、その内側の、これまた物理的な組織「だけじゃない」と、「その範囲のことだけをいうんじゃない」と気づかせてくれる「あらゆるもの」が、ODに対応するIになる可能性があると考えてください。


【fig077 見えないものに気づく】

そしてここから先の話はそういう物理的身体を越えた「自己(*2)」の話になります。

ではまた。


★コトバ

(*1) 恣意的
「わざとそうした、必然的でない」という意味。

でも「必然」ってなんだろう?

それこそ日常世界、三次元時空の制約ではないか。
「コミュニケーション・スペース」は微細で軽く、自由だ。

反面、日常的な世界から見ると、自由すぎてコンセンサスを取るのがむずかしい。

でもコンセンサスって個と個の間でとるものではないだろうか。

個の境界が限りなく希薄な「コミュニケーション・スペース」では、「コンセンサス」そのものが意味を持たない。

日常的な領域とコミュニケーション・スペース。

人間ホロンがアンビバレントなのは、いつもその両方の領域に足を突っ込んでいるからだろう。


(*2) 自己・自分

「自分」というのは、一時的な(期間限定の)境界で区分された、とりあえずはそこまでがオノレであると、日常的に思っている領域のこと。
「自」らの領「分」。

「自己」というのは真正の自分、または、それを目指そうとする方向性をもった自分ということ。
「自」らの領分を含んで越えた(越えようとしている)「己」(オノレ)。「自」と「己」は重言のような感じがするがそうでなく、後者は前者を含んで越えている。後者は前者よりホロン深度が深く、後者は前者を前提または材料またはその構成要素として成立している。「自己」はそのすべてを含む複合語になっている。
(↑と、わしは思うちょるというハナシです。一般的な意味ではないと思います。ご注意)


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ミケ様。

お元気ですか。
にゃんこ先生です。

ホロンの話ばっかりで、ずいぶん易の話から遠ざかっているようだけど……そんなことはありません。

   ☆

あらゆるものはホロンで表現できます。

前回までの例では氷のような具体的・物理的なモノから、かまくら祭りや野球の試合といった眼に見えないもの(*1)までを、とくにわけへだてなくホロンの例としてあげてきました。

すべてがホロンであるなら易卦もホロンのはず。

易卦は典型的なホロンで、それぞれのレベルに明確な「深さ」と「幅」があります。

システム全体には64の大成卦があります。

まずはこれを爻の集まりとして、ばらばらにとらえます。

64×6で384の爻があります。

散らばっています。

ひとつの陰爻または陽爻は、どこをどうしても、その爻しかありませんので、深さを「1」とします。

「爻というホロン」は深さが1で幅が384。

「爻」そのものではありません。
「爻というホロン」です。

注意してください。

幅はそのレベルのホロンの数ですから、384。

「四象というホロン」はどうでしょう。

四象は爻2つでできていますから、深さは2。

幅は384÷2で、192になります。

「八卦というホロン」は?

ひとつの八卦は爻3つでできていますから、深さは3。

システム全体に含まれる八卦の数は384÷3で、128の八卦があります。

八卦ホロンの幅は128です。

「大成卦というホロン」は?

大成卦ホロンの深さは6で、このレベルの幅は64になります。

これが六十四卦です。


【fig076 易システムのホロン】

爻ホロンが四象ホロンを創発し、四象ホロンが八卦ホロンを創発する。
そして、八卦ホロンが大成卦ホロンを創発する。

上の絵にも描きましたが、伝統(レガシー)としてはここまでです。
この64の大成卦で人事百般、森羅万象を占います。

   ☆

易システムではもっぱら、大成卦を独立した一個人と観立てています。

広大な三次元時空に囲まれた、ちっぽけな地球で営まれる、ちっぽけな個人による、これまたちっぽけな日常生活。

一般的にはそうした世界観のまま、その個人は一生を終えていきます。

ところがそれがどうも、それだけのことではなさそうだ、と気づく場合もあります。

物質的に見えるものだけがすべてではなく、物事には眼に見えない半側面があるはずだと。

夢や直感/観、霊、意識、魂とか呼ばれるものの領域ですが、この半側面に慣れ親しむようになると、やがてそれが「半側面」などではないことがわかってきます。

この領域「こそが」物質や生命や時間を生み出す母体(マトリクス)なのではないか。

そんなことが感じられます。

そんな「感覚」・ものの観方が根付くことが、ここでいう「反転」です。

易システムでは大成卦を越えて最初に創発するホロンとして、ツイストペアというホロンを想定しています。

特定の大成卦と対になるもうひとつの大成卦。

ふたつの大成卦がひとつのツイストペアを形成します。
ツイストペア・ホロンの深さは、6×2で、12。
幅は、384÷12で、32になります。

さてその先は?

つづきます。


★コトバ

(*1)「祭りや試合は眼に見えない」

かまくら祭りや野球の試合は、雪や選手のようにその構成要素を見ることはできますが、祭りや試合「そのもの」は手に取ることはできません。
でも「すべてはホロン」。

にゃんこ先生の説明ではすべてをごっちゃにしたまま話を進めてきました。

「すべてはホロン」なんですが、そのままではちょっと収拾がつかないことも出てきます。で、ウイルバーはこれを4つの側面に分けました。

個的存在の内面(さわれない、見えない)、
集団の内面、
個的存在の外面(さわれる、見える)、
集団の外面の4つです。

これがウイルバーの四象限と呼ばれるマトリクスで、このマトリクス上ではホロンは原点から四方に向かってその深度を深めていく構成になっています。

ここではこれ以上説明できませんが、ご興味があるなら「万物の歴史(まだ売ってんのかな?)」などを参考にされるとよいと思います。


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ミケ様。

恙なくお過ごしことと思います。
にゃんこ先生です。

前回の野球ゲーム・ホロンの例でお話を続けます。

さて。

「行き過ぎた」女性原理というのはどんなものになるのでしょうか。

   ☆

のび太君は野球が大好きです。
でもドヘタなのね。

不器用って言うか、要するに運動神経が鈍い。
そこらへんはにゃんこ先生も同じ。
のび太君ほど野球好きではありませんが。

で。

例の絶対最強野球チーム(前回参照)にレギュラーで入ろうとするんだけど、土台ムリなわけです。
運動能力的にダメです(ドラエモンがなんとかすれば別。それはさておき)。

野球は9人でプレイするものということが基礎にあります。絶対最強野球チームとて例外ではありません。メンバーの数は9人です。
のび太君の入る余地はございません。

ここでしずかちゃんが強引にこう言ったとします。

「入れてあげなさいよ!かわいそうでしょ!人数が多い方が楽しいじゃない!」

男どもはしずかちゃんの言うことには逆らえません。
んじゃあ、まあ、外野なら……と、しぶしぶ、のび太君を入れます。

ライト、レフト。
のび太君が入ったので、センター2人。
ここで野球ゲーム・ホロンは崩壊。

10人でやる野球は成立しません。
それを野球とはいいません。

草野球だとあり……?
いや草野球でもありません、そんなのは。

ハナっから規定を守らないチームは、当然トーナメント(大会)にも参加できません。

絶対最強ホロンどころか、野球チーム・ホロンにさえなりません。
そもそも「プレイ可能なチーム」として成立していないということです。

   ☆

もうひとつの例を。

とりあえずのび太君にはベンチにひっこんでもらうとして、この「少々強引なしずかちゃん」が監督になったとします。

そもそもが強いチームですから毎回準決勝あたりまでいくのですが、そのたびに相手のチームが「かわいそうだから(*1)」という理由で、しずかちゃんは采配を加減していつも敗退していたとします。

このホロンは「わざと負ける」たびに野球ゲーム・ホロンとして成立していないばかりか、最強ホロンになるベクトル(創発(エマージェンス)する力)を奪われてしまっています。

ですが純粋に「野球チーム」のホロンとしては、非常に安定しています。条件が維持される限り崩壊することはないからです。
トーナメントに参加してプレイし続けることができます。
トーナメントがある限り、いつまでも、いつまでもプレイそのものを楽しむことができます。

ですが創発の可能性ゼロというのは、進歩も発展もないホロンです。

これが「ans005_039 ホロン、男と女。」でお話しした、「死んだホロン(*2)」なわけです。

   ☆

結局のところはこの男性原理と女性原理の適切なバランスによって、ホロン(すべてのもの)は維持されつつ発展していきます。

なんでもそうですが最初から理想的にバランスが取れている……なんてことはありません。

そのバランスの崩れ(差異(*3))があらわれたり、きえたり、大きくなったり、小さくなったりして……動的に変化するホロンを生みます。

創発したり、崩壊したり。

生命とは端的にいって「動き」ではないでしょうか。その「動き」を差異というバランスの崩れが生みだしています。

これが陰陽です。

一般に言われているような単純な二項対立ではありません!

単純に等分にあることが理想で、安定していればいい、ということでもありません!

と……

ゴロゴロしている近所の公園の中心で叫んだところで……

また次回。

わあ。桜満開。

ゴロゴロ。


★コトバ

(*1)「かわいそうだから」

理由はいろいろ考えられます。
初出場でがんばっているチームだからとか、野球の設備すら整っていないド田舎から来たチームだから、とか。「情」とか「共感」とかはコミュニオン(女性原理)の典型的な働きです。


(*2)「死んだホロン」

コトバはよくありません。
だけど「究極の安定」というこの状態には、非常に根源的な側面があります。
この件については最後にお話します。


(*3)「差異」

差異はホロン的には、男性原理、エマージェンスの方向に生じます。
反対に、女性原理は、この差異を押さえようとする方向に働きます。
この力により差異と差異の間に「流れ」が生じます。この「流れ」によって万物は循環していきます。


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ミケ様。

お元気ですか。
にゃんこ先生です。

さて。

ホロンの話。

ホロンを維持するふたつのベクトル(男性原理・女性原理)の極端な例をみていきます。

   ☆

すべてがホロンだというのなら、野球というゲームもホロンです。唐突ですが。

例として「野球ゲーム・ホロン」の男性原理を考えてみます。

男性原理はエマージェンス、既存の秩序から新しい秩序を創発させようとする方向に働く力でした(前回参照)。

いろいろ考えられるとは思いますが、今回の例ではトーナメントで優勝して最強のチームなるという「最強チーム・ホロン」を生み出す方向に働く力としてみます。

その仮定で、行き過ぎた男性原理とはどんなものになるのでしょうか。

   ☆

それはもう、最強も最強、何度トーナメント戦をやっても、必ず! 絶対! トップになるということでしょう。

そういう「野球ゲーム・ホロン」です。

で。

「そういう」とか書いちゃってますが、ここでもう、野球ゲーム・ホロンは崩壊しています。

「いつかなるときも絶対勝つ」というのは、言い換えれば、そのチームが絡むプレーにおいては、野球という「ゲーム」が成り立たなくなってしまっている、ということだと思いますが、いかがでしょうか。

「戦えば勝つ必ず! ((c)宇宙怪人ゴースト(古いなァ)」ってのは、もはや「ゲーム」ではありません。「最強ホロン」は、「絶対最強ホロン」になった時点で「完全に」孤立してしまっています。

そのレベルにおいては、コミュニオンとしての幅がない(平たく言えば、仲間がいない)といえます。

孤立したホロンは早晩、崩壊します。

   ☆


【fig073 ホロン階層概略図】

上の絵でいえば、レベル4にまで達したホロンはひとつだけ。

レベル4未満のホロンはすべて、絵の上では、2という幅(あるレベルを構成するホロンの数)を持っています。

レベル4には他に仲間がいません。

他にささえのないホロンは、一時的に維持されることはあってもすぐに崩壊してしまうわけです。

不意にブレーキをかけられても満員電車なら立っていられますが、がらんとした所で独りで立っている状態では転倒してしまいます。

   ☆

孤立したホロンは崩壊します。

従って最強ホロンである優勝校は毎年入れ代わります。

これが毎年行われるトーナメントをおもしろくしています。
大会を毎年継続させる要因になっています。
どこが優勝校になるかわからないからです。

ずっと優勝校でありつづける学校もないからです。

「絶対最強」野球チームホロンはこのトーナメントという場からは、はじかれてしまうでしょう。

もし、戦えば「必ず絶対勝つ」という学校があったとしたら、そんな学校はトーナメントには参加させてもらえないはずです。

仮に参加させてもらえたとしても、評価からは除外されるでしょう。

二位が実質一位ってことで。

   ☆

男性原理によってつらぬかれた広大な帝国が、決して長期間持続しない理由には、それがすべての理由ではないにしろ、行きすぎた男性原理による孤立したホロンの崩壊原理が含まれていると思います。

次回は、たおやめに暴走していただきます。

ではまた。


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ミケ様。
お元気ですか。
にゃんこ先生です。

すべてがホロンなら、そのホロンを持続させることが大事……ってな話でした。
じゃあ、なにがホロンを維持するのかってところですね。

   ☆

特定のホロンには、特定の「深さ」と「幅」があります。そのバランスがホロンを維持します。

   ☆

「深さ」というのは、そのホロンが含んでいるホロン階層の数です。この数が多ければ多いほど、そのホロンは「深い」といいます。

前回の例で言えば、水分子ホロンより、カマクラホロン方が、より多くのホロン階層を含んでいます。


【fig075 ホロン階層(再掲)】

絵の範囲で言うなら、水分子ホロンはその内に原子ホロンしか含んでません。
しかしカマクラホロンはその内に、次のホロンを含んでいます。

・ブロックホロン
・氷の結晶ホロン
・水分子ホロン、
・原子ホロン

この状態を、カマクラホロンの方が、水分子ホロンより「ホロン深度が深い」といういい方します。

   ☆

「幅」というのは、そのホロン階層にある同類ホロンの数です。

上の絵では、カマクラホロンは複数のブロックホロンから成り立っていますが、ひとつのカマクラホロンを成り立たせているブロックホロンの数がブロックホロンの「幅」です。

ここがちょっとややこしい。

「カマクラホロンの幅」ではなくて「ブロックホロンの幅」です。

ブロックがブロックとして意味をもつ(ホロンとして成立する)ために必要な仲間(同レベルホロン)の数、とでもいえばいいのでしょうか。

ホロンは概念単位です。
ブツとは一対一に対応しません。
現実の物理的なモノとはちょっとズレてる。

完全にカンケーないわけじゃないので「切り離して考えてください」ともいえません。

この辺がちょっともどかしい。


【fog072 ホロンの「深さ」と「幅」】

「幅」(=同レベルのホロン数)は、ホロン深度が深くなればなるほど狭く(数が少なく)なります。
モノの数というものが有限だからです。

上位ホロンは下位ホロンを材料として成り立っているともいえます。
材料の数は有限です。
なので、ホロン深度が深まればホロンの数は減っていきます。

   ☆

ところで。

カマクラホロンは、ブロックホロンがひとつふたつ無くなっても、一応カマクラとして成立します。

なんらかの理由でブロックホロンの数がある一定数を切ると、カマクラは崩壊します。
カマクラはカマクラでなくなります。

ブロックはカマクラのためにあったわけだから、ブロックホロンも従来の意味をなくします。

こうならないように、ホロンを存続させるために必要な「幅」を維持する水平方向の力を「コミュニオン」といいます。

交わり・共同という意味合いだけど、これが、ホロンというモデルで宇宙を観た場合の「女性原理」なんですね。

一方、ホロンは、「上」にも「下」にも無限に開かれています。

「下」はホロンが崩壊していく方向。

それと逆に既存の同レベルのホロンが集まって、まったく新しいホロンが「上」にできること。
これを「エマージェンス(創発)」といいます。

創発したホロンは、下位ホロンのたんなる合計ではなく、「それまでになかった」「まったく新しい」レベルの秩序です。

1+1は2じゃなくて、未知。

この方向に働く力がホロンでいう「男性原理」です。

例で言うと……

水分子ホロンは氷の結晶ホロンを創発し(水分子からすれば、結晶なんて想像もつかない(未知!))、

氷の結晶ホロンはブロックホロンを創発し(氷の結晶からすれば、ブロックなんて想像もつかない……未知!)、

ブロックホロンはカマクラホロンを創発する(ブロックからすれば……以下同文)

この垂直方向に(上に)働く力が、ホロンでいう「男性原理」ということです。


【fig071 創発により新しい「レベル」が生じる】

   ☆

男性原理と女性原理。

ホロンはこの二つの力のバランスで成り立っているわけです。


【fig074 ホロンを維持するふたつの力】

どちらが強すぎても弱すぎても、ホロンは瓦解するか、動きが無く死んだホロンになってしまう。

死んだホロンっていうのは、安定はしているんだけど極端な安定で、そこから進化(深化)とか成長が起きようのない状態のホロンです。

   ☆

次回からはバランスを崩したホロンのお話です。

ではまた。


★コトバ

幅、コミュニオン、女性原理
深さ、エマージェンス、男性原理


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