ぼくは占い師じゃない

ぼくは占い師じゃない

易経という中国の古典、ウラナイの書を
使いやすく再解釈して私家版・易経をつくろう!
というただそれだけのブログ……
だったんですが、
今は「易システム」と勝手に銘打った、
独自の易解釈が暴走中です。

易システム関連ドキュメントの無償公開を開始しました。
閲覧・ダウンロード・印刷・配布自由です。
以下、各ドキュメント(PDF)への直接リンクです。

● 易システムハンドブックV2.03


● 風と羅針盤ー易システムハンドブックその後


● MAP13ー易システム・空想世界地図


● 後天動因図


● WINDWATCHER (易占カード)


● WINDWATCHERマニュアル



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ミケ様

にゃんこ先生です。

人間の都合でビルの新築工事が始まりました。
いつもの駐車場がなくなりました。
集会ができませんがな。
私、幹事です。
酒樽の上で思案中(寝てるんじゃありません)。

   ☆

前回はちょっと尻切れトンボ気味でした。

(Q003) この世界とはどんなものなのでしょうか?
捉えているスタンス(視点・出発点)を明確にしてもらえますか?

答えは一回では終わらないと書きましたが、まだこの質問に答えている最中です。

やっと基盤になる陰陽にたどりついたところ。

   ☆

前回までのお話を踏まえて、以下の資料をごらんください。


【<ebisu01_inyou>恵比寿猫集会で配った陰陽の概念】

資料を見ますと、

「高い=陽、低い=陰、明るい=陽、暗い=陰……」
のように、一見、もっともらしく書いてあります。

「こういうもんです、にゃはは」

と言われてスルーされてしまっても、

「ああ、そうかにゃ」

で終わっちゃいそうだよね。

でもそれって、結局ぜんぜん陰陽の本質をとらえてなくて、それどころか、「そういうもんだ」と、固定的にとらえられてしまう危険性だってあります。

   ☆

「陰陽の本質」なんて書くとムズカシゲだけど、一言で言えば「差異」ってことなんです。

差異のあるところには流れが生じます。

極東から地中海地帯にとどけられた品物は地中海地帯に「なかった」から珍重された。

あっちにあって、こっちにない。

これ、差異です。

それがないところに、それをもたらす。

これ、商売です。

商売という活動が見いだした差異は、経済活動というお金の流れを生みます。

差異が大きければ大きいほど、流れも激しく、大きくなる。

後世その流れは、シルクロードと呼ばれるようになりました。

別の例で言えば、気圧の差のあるところに空気の流れが生じる。

これ、風です。

高気圧から低気圧へ。

気圧差が大きいと嵐になる。

そよ風ならいいけど。

   ☆


【fig006差異と流れ】

この差異によって起こる流れが宇宙の血流です。

もちろん血流というのはたとえで、これが止まってしまうと宇宙が「死んで」しまうかというと、そんなことはない。

宇宙が「死ぬ」なんてことはない。

確かに差異がなくなったとすると、流れはなくなります。

だけどそれは宇宙が「死ぬ」ということじゃない。

もとの差異のない、「ひとつのもの」におさまるだけのこと。

もともとそうである、「ひとつのもの」に。

   ☆

差異があろうとなかろうと、「ひとつのもの」は「ひとつのもの」です。

今のところこの「ひとつのもの」は、自分自身をつつき回すという、ゲームをやめる気はないようです。

この地球の、この宇宙の、多様性がその証拠。

だから私らは「多様であること」を、大事にしなきゃならんと思うんです。

それが宇宙の法則に乗っかることだから。

「一枚岩」っていうのは、必ず亀裂が入ります。

不自然だからね。

どこかに無理がある。

   ☆

宇宙が自分自身を確かめるためにやる、「つつく」という動作。

この差異の発生についてはもうひとつ、おもしろい話があります。


【fig007情報伝達】

上の図で左の、ちょんとつついたところの差異が、ひとつの「情報」だったとしたらどうだろうね?

とりあえず図の上では、YESかNOか、ONかOFFかという1bitの情報にしてあります。

宇宙は「ひとつのもの」で、だから差異は必然的に対称的に生まれる。

図のつつく動作は、「すぐさま」別の所に「でっぱり」を生じる。

これはつまり左の1bitの情報が、右のでっぱりとして「伝わった」ってことになるんじゃない??

「すぐさま」。

ここまでのお話では、まだ「時間」は登場していません。

時間はまだ「ない」んです。

ということは、この情報の伝達は、光速を越えている……??

いやまて、そういやまだ「距離」も登場してなかったぞ。

   ☆

いやいやいや。

そもそも。

そもそもだね、

この図に描かれた「空間」つうのはなんなんだい?
どこにあるんだい?

ということで、続きます。

ああなんか、だんだん深みにはまっていくような……