ans005_044 ファースト、セカンンド、サード | ぼくは占い師じゃない

ぼくは占い師じゃない

易経という中国の古典、ウラナイの書を使いやすく再解釈して私家版・易経をつくろう! というブログ……だったんですが、最近はネタ切れで迷走中。

ミケ様。

お元気ですか。
にゃんこ先生です。

タイトルを見て、なに、また野球の話ぃ? と思われたかもしれません。

う〜んとね、ちがいます。

   ☆


【fig077 見えないものに気づく(再掲)】

前回の復習ですが、ツイストペアは、「自分というのは身体の皮膚の内側の、物理的領域のことだけをいうのではない」ということに気づくきっかけであり入り口です。

ツイストペア自体の意味ということでは32あるツイストペアキーワードをつけるところまでが限界でしょう(*1)。
どんなキーワードかは「ハンドブック」を(もしくは「WindWatcher」を)参照してください。

このツイストペアのレベルから「自分」というものの境界は物理的身体という境界からズレ始めます。
一般には「自分=身体」という図式はきわめて強固です。
そういう意味でここから先は一般的な話ではないともいえます。

   ☆

易システムでは各ツイストペアを一定のルールで操作することで、ツイストペアのツイストペアというホロンを創発しています。

ツイストペアのツイストペアですから、大成卦4つでひとつのホロンになります。
このホロンは6×4で、深さは24。
幅は64÷4で16。
これを易システムでは「FO」ファーストオーダーといいます。
スターウォーズに出てきた悪い奴らとはとくに関係ありません。名前は同じですが偶然です。


【fig078 ファーストオーダー(部分。FO1〜FO4。風と羅針盤より)】

FOは全部で16あります。FOが4つ集まって、さらに大きなホロンを創発します。
これが「SO」セカンドオーダーです。
FOが4つですから深さは24×4で96。

ひとつのSOには16の大成卦が含まれるので、幅は64÷16で4になります。

集合とその要素の表現を借りるとこんな感じ。

SO1={FO1,F02,FO3,FO4}
SO2={FO5,F06,FO7,FO8}
SO3={FO9,F10,F11,F12}
SO3={F13,F14,F15,F16}

お察しのとおり、この上にはサードオーダーのホロンがあり「TO」と呼びます。

TOは二つのSOから創発したホロンで、深さはFOの倍、192。
32の大成卦から成っています。
32の大成卦ですから、64÷2で幅は2。

マスターマトリクスで表現される「宇宙」に2つしかないホロンです。

SOと同様に集合形式であらわすと次のようになります。

TO1={SO1,SO2}
TO2={SO1,SO3}

これまでのお話をマスターマトリクス上であらわしたのが下の図になります。
「風と羅針盤」の口絵です。


【fiog082 マスターマトリクス上のFO、SO、TO】

なんだか今回は数遊びのようなお話になってしまいました。

で、それがなんなのよ、というお話はまた次回。

ではまた。


★コトバ


FO、ファーストオーダー
SO、セカンドオーダー
TO、サードオーダー

(*1) ツイストペアにキーワードをつけるところまでが限界……でもないんじゃないかなあ、と最近は思い始めています。
抽象度はどんどん上がって、具体的なコトバではなくなるかもしれませんが、それでもなお、キーワードを付与することはできるかも……と。
非局在的(ノンローカル)な領域で詩的言語や絵画(図、イメージ)や、日常的なコトバがどこまでもつかは、今後の課題です。


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