どうしましょう。
終わったんだけど、終わってない感じ。。。
途中から、1話を2分割ペースにしたとは言え、たぶん、全然、書き足りてないせいでしょうか?
いや、余分なことだけは一杯書いちゃったかもしれないです(笑)
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
では、いつものご注意をば・・・。
なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『NOT ME』
原題:เขา...ไม่ใช่ผม
原作:++saisioo++
(GMM 25 2021/12/12-2022/03/20 全14話×45分)
13+
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14話(後半) 友よ、答えは風に吹かれている
~チャオプラヤー川の川べり~
自分たちは、市民たちに助けられて、全員無事だったものの、あの時、一人病院に残った兄ブラックのことを心配しつつ、姿を見せそうな心当たりに出向いては、様子を見に来ているホワイト。
ホワイト:あの日の後・・・、ブラックは戻ってこなかった。今は姿を隠し、おそらく、僕に会いたくなったら、知らせてくるだろうと、そんな気がしている。
~廃墟ビル~
デーンのアトリエは、当然、出ることになり・・・、今は、例の廃墟ビルに戻り、テント生活をしているショーン。
基本、ホワイトも一緒にいるって感じかな。
戻ってきたホワイト。
テントで横になっていたショーンが身体を起こす。
ショーン「いたか?」
ホワイト「ううん」
ショーン「本当に、あいつがあそこに姿を見せると思ってるのか?」
ホワイト「わからない。全然、連絡もつかないし・・・。」
ホワイトの頬に、ジュースを押し当て、
「あまり、根を詰めるなよ。いいから、これ、飲めよ」と、ホワイトを心配するショーン。
最後くらい、ちゃんと出しましょうか(笑)
チャクザ・・・おいしくて、爽やかな、お茶のソーダって書いてあるみたいです。(笑)
ショーン「あいつのことは心配するな。ブラックは賢い。当然、無事だよ」
自分とブラックの繋がりについて、どう、伝えようか、一瞬、考えるホワイト。
ホワイト「それはわかってるんだ。 兄さんは無事だってこと・・・。僕らには、特別な繋がりがあるからね。もし、兄さんになにか起きていたら僕にはわかる。・・バイクに乗ってた時、僕が、突然、意識を失ったこと、覚えてる?」
小さく頷くショーン。
ホワイト「あれは、ブラックが、まさに、トッドに襲われていた時だったんだ。」
ショーン「そこまで、わかるものなのか?」
驚くショーン。
ホワイト「双子がいない人には、わからないよね」
ショーン「いや、わかるさ。俺は、お前たち二人と、長いこと暮らしたんだからな。もし、ブラックが戻ってきたら、お前たちをちゃんと区別できるぞ」
ホワイト「僕には、兄さんが、また、うちの仲間に戻るとは思えない」
ショーン「どうしてそう思う?」
ショーンの肩に手を置くホワイト。
ホワイト「ショーン、誰だって、誰かの陰として生きたいと思う人はいないだろ。兄さんは、僕に、ここでの役割を譲ったんだ。そして、きっと、兄さんが兄さんらしくいられる自分の道を見つけるよ。」
どことなく、寂しそうに、頷くショーン。
ショーンはショーンなりに、ブラックのことをかっていたんだよね。
横になるショーン。
ショーン「今夜は、最後の晩になるぞ。抱きしめさせてくれ」
ホワイトの袖を引っ張り、抱き寄せるショーン。
ホワイト「なんで、最後の晩なの?」
ショーン「俺たち、かなりのことをしでかしたからな。これ以上、隠れていられるとは思わない。みんなが立ち上がり、闘う姿を見ることもできたし・・・俺も、この事件に向き合う覚悟が出来た。でも、お前は、俺の傍にずっといなきゃダメだけどな・・」
なんだか、ショーン一人が罪を背負うみたいな言い方じゃない?
みんな出頭するんだよね?
ホワイトを抱きしめるショーン。
見えてませんが、手がかなりもぞもぞしてるみたいですよ(笑)
ただでさえ、テントの中のシーンは、網越しで、うすぼんやりしてるんですけどね(笑)
ホワイト「僕たち、生死の境をさまよったばっかりなのに・・・よく、そんな気になるよね」
ショーン「明日、目が覚めた時、お前がまた、いなくなってるのが怖いんだよ」
チュッと、おでこにちう。
今度はホワイトの手がモゾモゾ(笑)
ショーン「アゥ・・」← なんの、“アゥ”?🤭
ホワイト「その気になった?」
ショーン「だったら?」
どうもこうもないです。
お続けください。
ホワイト、まだ、手にジュースの缶持ってたんだ(笑)
ショーン「おい!」
ショーンのシャツが濡れました。
こういうのも、冷や水を浴びせかけるって言うのかな(笑)
ショーン「やり返したのか? は?」
ええ、あれは、何話だったでしょうか。
9話です(笑)
(勝手に振り返り)
炭酸、密かに振ってたって奴です(笑)
ショーン「こっちこい!」
ちう攻撃だけで終わらないと思います。
ホワイトのメガネ、取ったとこが、ツボ!!
ホワイト「前に、僕に聞いたこと、覚えてる? キスするとき、目を閉じるのか、開けるのか、どっちが好きって聞いたでしょ。」
ショーン「ああ」
ホワイト「ウソついた。ホントは、目を開けてキスするのが好き。僕だけが見ることができる特別な角度だから」
ショーン「じゃ、俺も目を開けてキスしようか?」
ホワイト「うん」
ショーンってば、キスしながら、思わず、「なんで、こんなにクソ可愛んだろうな」だって(笑)
それは・・もう、決まり切ってます。
実際、可愛いんだもん。
ショーン「お前、俺のこと、触るの、好きだよな? な、そうだろ?」
その通りです(笑)
その後・・・・
ショーンたちにどういう処分が下ったのか・・・途中経過の段階ですが、ニュースが取り上げています。
~ヨックの自宅~
居間のテレビから、ニュースが流れています。
キャスター「抗議活動参加者たちは、大規模な麻薬密売という組織的な犯罪と、ROLとして知られる大学生グループの誘拐に関与したとみられるとし、警察に対し、タウィとその関連会社全てを捜査するよう、要求しています。タウィの部下であるテーチットは3週間ほど前に逮捕され・・・」
少なくとも、あれから、3週間以上経っているのだということですね。
今まで意識してなかったのですが、この壁に描かれた絵、
業火に焼かれる“母と赤子”って感じのヨックの作品っていう設定なのかな。
これもまた、ヨックの背負ってきた半生が、「母」というタトゥーや、あのバンの中の会話と共に、壮絶だったことを語っているような気がします。
こうしてみると、見ているようで、意味のある小物とかまで、ちゃんと意識を配れていなかったかもしれません。それも、心残りと言えば心残り。
ちらり、と、テレビに視線を送るヨック。
出かける支度をし、母親に話しかけます。
ヨック「仕事は?」
ここ、ママンは、なんて答えたのかしら?
英訳、外れてるんだけど、手話がよくわからなくてすみません。タウィの工場は辞めて、その後、新しい職場で働きはじめた、と、後でクンパーに説明してたので、一安心。
ヨック「わかったよ、じゃ、いってくる」
キャスター「これより先に、自首していたROLの学生たちは、昨日、特別な監視下におかれる条件付きのもと、一時保釈された模様です。学生たちは、ハッシュタグ #notme #notyou #buteveryone を使用したすべての国民に感謝の意を表しました」
私(だけ)じゃなく、あなた(だけ)じゃなく、みんなであれば!
ここで、ようやく、『NOT ME』というタイトルの意味が、「他者のフリをした自分じゃない自分」だけではなく、「個では敵わなくても、それが集まった衆の力」という、ドラマのテーマ性の全貌と繋がりました!
ヨックに、果物の入った袋を持たせる母親。
結局、ホワイトとブラックの両親は、特に出てこなかったね。
~クンパーの修理工場~
中に入ってきたヨックが、倒れていたバイクを起こしていると、音を聞きつけたのか、クンパーが二階から姿を見せる。
クンパーは事情聴取だけだったんだろうか。
今回、実行犯ではないとはいえ、アジトを提供したり、関与してないとは言えないし、活動家として前歴があったりすると、いろいろ面倒だろうなぁって、ある意味、この人のことが、一番心配だったんだけどね。
クンパー「調子はどうだ? ヨック?」
ヨック「ああ、ヒア。はい、これ。母さんから・・」
グリーンマンゴーかな。
ほほえみながら受け取るクンパー。
クンパー「よろしく伝えてくれ。で、お母さん、どうしてる?」
ヨック「元気だよ。ヒア、ジューススタンドで働き始めたよ。店の人たちもいい人みたいだ」
クンパー「よかったな」
頷くヨック。
ヨック「ありがとう」
工場内を少し見渡すヨック。
ヨック「で、次はどうするつもりなの?」
クンパー「俺たちの世代は、決して勝利を手にできなかった。俺にできることは、これからも闘い続ける若い世代の手助けをしていくことさ」
ヨック「じゃ、これからも続けるの?」
クンパー「勝つまでな。」
ヨック「でも、俺たち、期待していたよりもはるかに前に進んだと思うけど・・」
クンパー「俺は、まだ満足してない。実際、もっともっと目指すものがある」
うん・・・と力なく頷くヨック。
どことなく、クンパーとは違うことを考えている様子です。
ヨック「ヒア・・・人って本当に変われると思う?」
頷き、「そう思うよ」と答えるクンパー。
クンパー「人はみな、変われる可能性があるって思ってる。そして、変わろうとする時は、何があろうとも変われるってこともな。そうでなければ、俺たちはいまだに、洞窟の中で火を崇めながら暮らしてるさ」
力なく小さく笑うヨックを励ますクンパー。
~廃墟ビル~
更に、あれから、どれくらい時間が経ったのかな。
一人、やってきたホワイト。
すでに、ショーンのテントは撤去されている。
窓辺に腰かけ、外を眺めていると、
ブラックも姿を見せる。
ブラック「よう・・」
それだけで、微笑むホワイト。
たとえ、居場所なんてわからなくても、こうして、ちゃんと、会いたくなったら、ブラックは自分から出向いてくる。
以前、ショーンに言ったとおりです。
ホワイト「P’、聞いてもいい? 前のショーンって、どんな感じだったの?」
ブラック「なんで、そんなこと聞く?」
ホワイト「だって、前は一緒にいたんでしょ。」
ブラック「・・・・それが、なんか変な感じなんだよな。急に、あいつのこと、嫌じゃなくなった。お前があいつのこと、愛してるからじゃないのか?」
無言で、微笑むホワイトの表情がすべて、物語ってます。
ブラック「そんなこと、お前は知る必要なんてない。たとえ、あいつと俺が険悪な関係だったとしても、お前には関係ないことだ。お前の人生は、お前のものなんだからな。もう、ガキだった頃みたいに、お前のことを守ってやれない。お前は、こうして闘う道を選んだんだ、当然、その結果も受け入れなきゃならない。」
ホワイト「わかってる。兄さんも人々の変化を見ただろ。まだ、望みはあるよ」
ブラック「そうだな。少なくとも、一つは達成した。」
ホワイト「兄さん、トッドとやりあったの?」
途端に心配になるホワイト。
頷くブラック。
ホワイト「やりすぎてないよね?」
ブラック「わかってるよ。だから、とどめはさせなかったよ」
トッドの命を奪えなかったと聞き、内心、ほっとしたような、なんだか、それだけに、続きを聞くのが怖そうなホワイト。
~回想~
ブラック「もし、あの時に戻れたら、俺を殺して、終わらせるか?」
怖れるものなどないというように、銃口を向けるブラックを正面にして、堂々と立つトッド。
トッド「何度、あの時に戻れるチャンスをもらっても、俺の決断は変わらない。俺たちは殺しあったりはできないんだ、ブラック」
ブラック「・・・・・・」
トッド「俺たちの進むべき道は違っても、目指す意図は、同じはずだ」
ブラック「なら、今すぐ終わらせるべきか、トッド?」
トッド「やってみればいい。もし、お前にできるのならな」
13話前半の続き・・・ですね。
あの後・・ふたりは・・・
銃口をトッドに向け続けるブラック。
その目には、いつもの強い光は宿っていません。
ブラック「結局、俺には、できなかったよ」
俺もまだまだだな、って感じのブラック。
ホワイト「だったら、トッドは今、どうしてるの?」
ブラック「そりゃ、俺と同じ目にあわせたさ。あいつが俺にしたとおりにな・・・」
ボッコボコにして病院送りにしたようです。
ホワイト「意識不明なの?」
ブラック「しばらくの間な・・」
これからも、やったりやられたりを繰り返しながら、二人の悪縁と言う名の愛憎(友情)は続いていく気がします(笑)
ホワイト「彼が目を覚ましたら、僕たち、何をすべきなの?」
ブラック「その時はその時だ。物事はそう簡単には変わらない、でも、一つ変化したことはある。なにかわかるか?」
ホワイト「意識?」
ブラック「そして、民衆だ。人々の意識が、この社会をどの方向に進めていきたいか、を、俺たちに教えてくれるだろう」
ホワイト「だったら、僕たち、まだまだ闘い続けないとね」
小さく頷くブラック。
ブラックが、ホワイトといるときにだけ見せる、柔和な目が好きでした。
『NOT ME』では、詳細に語られることのなかった、“ブラックはなぜ、今のブラックとなっていったのか?”について、本当はとても興味があるのですが、実際には、もっとシビアな『NOT ME』の世界で、語られるべき内容なのかもしれないですね。
白と黒・・・まったく違う個性をもつ双子が、この先、辿る道筋は違うかもしれないけれど、“見たい景色”は同じなんだろうね。
~芸術学部 展示会~
ヨックの卒業制作の展示会の会場です。
退学にならず、ちゃんと、参加できてよかった。
作品も完成してた。。。
その前に佇んで、絵と・・・そしてその中に存在するデーンを見つめているヨック。
圧倒的な存在感。
あのデッサンをした時の、特別で濃密な時間を思い出し、思わず、絵(の中のデーン)に触れてしまうヨック。
大学広報「ヨックさん、こちらに来て、あなたの作品について、インタビューをさせていただけませんか?」
インタビュアー「プロレタリアート表現主義、このタイトルは何を意味されているのでしょうか?」
ヨック「裸体を通して、プロレタリアートを表現するということですが、私にとって、プロレタリアートとは、ただ、単に、労働者やその日暮らしをしている人々を指すものではありません。この社会において、抑圧されているすべての人々を労働者階級の範疇に収めようと考えました。何かを変えたいとどんなに頑張っても、彼らには、それを叶えることができないのです」
そんなふうに、少し離れた場所で、ヨックがインタビューを受けているその時、ヨックの絵の前に現れたデーン。
自分であって、自分ではない、そんな自分に、まっすぐに、見下ろされる自分。
涙が一筋、デーンの頬を伝う。
まさに、自分と向き合う形になったけれど、ぬぐえない、折り重なった罪悪感で押しつぶされそうなデーンは、この場に長くとどまってはいられない。
でもね、私は、ずっと自分の弱さを知るあなたのことを、とても好感を持って見てきました。
絵の前から立ち去るデーン。
まるで、入れ替わるように、インタビューを終えたヨックが、自分の作品の前に戻ってくる。
その後方を、デーンが通り過ぎるのが、ガラス越しに、視聴者には見えるのよ。
飽くことなく、じっと、絵の中のデーンと対峙していると、背後から「この絵の男は・・・」という声が聞こえ、その声に振り返るヨック。
この時の、ヨックの表情。。
デーン「どんな気持ちなんだろうな?」
できるだけ、感情をおさえようと、問いかけてるつもりだろうけど、すでに、半泣きです。
身体は正直だから、様々な感情がこみあげてきて、涙が滲んでくるヨック。
目の前に、出会った時から、ずっと惹かれ続けた相手が、涙を流して立っている。
ヨック「なにも考えてないよ」
きっぱりと言い切るヨック。
近づいていくデーン。
デーン「ヨック・・・」
ヨック「じゃ、約束して。(俺の)目指す場所にたどり着くまで、俺のこと、見限ったりしないって」
デーン「約束する」
泣きながら、「すまなかった・・」と謝るデーン。
デーン「それから・・・会いたかった」
デーン「俺、警察やめたよ。」
まぁ、それは当然の流れだったでしょうね。
警察という組織に属しながら、変革しようとしてきたのに、それに挫折したデーンは、まさに、絵の中の人。
だからこそ・・・
デーンを一発殴り飛ばすヨック。
ふ~っと、一息つくヨック。
床に倒れ込んだデーンに、手を差し出すヨック。
引っ張りあげると、正面に立ち、微笑みかける。
決して、全面的に許したわけではないだろうけれど、もう一度、デーンに、再生のチャンスを与えたヨック。
人は変われるのか?
ヨック「二度と、約束を忘れないでよ」
頷くデーン。
抱きしめあう二人。
よかった。
この二人は、離れちゃだめだ。
そして、ここで、『Auld Lang Syne(蛍の光)』
ああ、もうラストだぁ。
~チャオプラヤー川の川べり~
二人、並んで座るショーンとホワイト。
わたし、このプミポン1橋を一生忘れないと思う。(笑)
ショーン「ここは、俺が生まれ変わった場所だって言ったの、覚えてるか?」
ホワイト「うん」
ショーン「俺たち、たくさんのことを成し遂げてきたよな。父さんの件を、自分の中から解放することもできた」
ホワイト「生まれ変わったみたい?」
にっこり笑うショーン。
ショーン「何度でも生まれ変われるさ」
ショーンの耳元に、口を寄せるホワイト。
ホワイト「まるで、自由な魂をあらわす火の鳥、フェニックスみたいだね。たとえ死んでも、灰の中から再び蘇るんだ。新しい時代の幕開けみたいに・・・」
不死鳥フェニックス、好き。
最近、映画の宣伝のためか、アポのこともよく見かける日々(笑)
言葉を挟まなかったショーンも、大空に舞うその姿を頭の中で思い描いていたのかな。
ホワイト「競争しない? 先に、あの柱に到着したほうが、もう一方に、一つだけ願いを言えるんだ」
ショーン「お前、誰に挑んでるのか、見とけよ!」
すっと立ち上がり、走り出すホワイト。
ショーン「おい、待てよ!」
ホワイト、先に飛び越えて、柱に立ったけど、手をついたね(笑)
あとから、飛んできたショーンを抱きとめるホワイト。
Off氏、完全に吊られてたよ(笑)
ま、それくらい、気にしない、気にしない(笑)
まったく、お互いを抱きしめるのに、チャンスと時と場所を選ばない二人(笑)
ショーン「もう、死ぬのが怖くなくなったのか?」
ホワイトの耳元で囁くショーン。
ホワイト「・・・・・・・」
ショーン「お前の勝ちだ。願いはなんだ?」
意味深に、ちらっと見ながら、ショーンの服に手をかけるホワイト。
ショーン「まさか、ここでか?」
そんなんばっか(笑)
ブチっとボタンを引きちぎるホワイト。
ホワイト「このボタンが欲しいんだ」
ショーン「手を貸してみろ」
この間の夜、ホワイトが、自分のブレスレットに、ショーンにあげたボタンを通したように、
13話前半
今度は、ショーンが、そのブレスレットに、自分のボタンを通し、ホワイトの手首に戻す。
このボタン、蓮の花っぽく見えたんですが、違うかな?
よく見ると、内側、首を曲げた不死鳥にも見えてきた。
不死鳥かと思ったら、孔雀だったんですと!!!
GMMのショップ、ちゃんと見ればよかった(笑) ← マスクに使用してたスカーフとかは、確認した記憶があったんだけど。。
NOT ME BRACELET | สร้อยข้อมือ NOT ME เขา…ไม่ใช่ผม (gmm-tv.com)
13話の前半に、花のように鳥のように と、章題をつけたら、なんと懐かしい!!というお声をチラホラいただきまして。。。
私は、この歌は、桂銀淑女史ではなくて、“ひろみGo”派なんです。(笑)
さみしい朝には そばにいてほしいよ
そのとき 許して
花のように鳥のように
やさしく愛しあおう
ああ、そして、BGMは、『Everlast』です。
ホワイト「これで、僕たちの約束は、果たされたね」
ショーン「いや、まだだ」
ぐっと、ホワイトを両手で挟み、ぐっと、口づけするショーン。
ショーン「これで、ようやく、果たしたって言えるな」
ここからの、ホワイトの、駄々洩れ色気視線と
大人なキッスは、BLドラマの至宝です。(笑)
さっきの、ショーンからのちうは、前哨戦(笑)
ああ、このタイヤが巻かれた船着きポールは、『NOT ME』の最後にふさわしい舞台になりました。
★『NOT ME』最終回 14(後半)雑感★
終わりました。
終わりでいいんですよね。
冒頭にも書きましたとおり、最終回という感じがあまりしておりません。(笑)
もちろん、ストーリー的な面で言えば、最初から結末もわかったうえで、筋追いを始めたので、次はどうなる?的なものはなかったのかもしれませんが、当時、さら~っと見ていたものに、輪郭を描き足し、細かな陰影をつけ、ちゃんと背景も含めて、自分なりの色をつけて・・・筆を置いたって感じなんです。
最後、ヨックの完成した絵を見た時、「ああ。完成したんだ、これで終わりだね」とはならないのと、同じ感覚と言えばいいんでしょうか。
タイという国の、社会的背景やら歴史やら本質やらを理解できていない私には、ここに描かれている状況をあれこれ論じることはできませんが、興味深く視聴してました。
とはいうものの、見ていくうちに、タウィの扱いを見てると、真の敵としては描かれていないし、正直、社会風刺やら、クライムストーリーやらとして見るには、ちょっとアバウトすぎる部分もあったのは否めず。
もしかしたら、求めているものと、実際に描かれたものに対するギャップに、戸惑った人もいたのではないかな、と推察することもできますね。
私自身も、ああ、これは、力や知恵を持たざる人が問題に直面した時、どう考えるべきか、とか、どう動くべきか、という「べき論」を見せてるわけじゃないからなんだろうな、とシフトチェンジしていった感じです。
途中、ブラックをダークヒーロー、ショーンを表のヒーローのように、簡易的に説明した部分もありましたが、実際には、このドラマ、ヒーローがなんとかするっていうタイプの話じゃなくて、みんな、どこかしら、欠けてて、未熟で、聖人君主みたいに出来た人なんて誰一人出てなくて・・・。
私がドラマについて語りたい時に、あらすじではなく、筋追いになってしまう理由の一つに、主人公以外の登場人物の動向を無視できないところにあると思うんですが、今回も、正直言って、ショーンホワイトの行く末よりも、これからが気になる人だらけ。(笑)
いつものごとく、一面的、しかも、自分の好きな角度からしか、その人を語らないので、私の「珍釈」なまんまのトッドやユージン、ヌックさんとか、世に放ってもいいのか、って感じですよね(笑)
また、なんか変なことを言ってるな~くらいの、片目で見ていただけると、ありがたいです。
OffGunへのリスペクトは、改めて書くと、なんだか、わざとらしいかもしれないですが、こうして、『裏窓』で取り上げることが出来て、嬉しくて仕方がないんです。
さて、『NOT ME』は旧作と言っても、1年半前くらいなので、まだまだ、新しい部類ですが(笑)、私には、数年、塩漬けしてる作品がたくさんあるので、また、こんなふうに、タイミングを見計らいながら、取り上げていきたいと思っています。
今回も、お付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございました。
コメントやDM、いいね、フォローの申請など、いつもいつも、感謝しかありません。
夏休み後に、また、視聴済み、視聴中などのドラマ談義あたりから、始められるといいな、とは思っております。(笑)
あ・・今回、DMで複数の(かぶった)質問をいただきました。
もしかしたら、皆さんもおなじような疑問を感じてたりされるのか、とビビったので、この場を借りて、お答えしようと思います。
びびさんって、法学部出身なんですか?
びびさんって、公安に追われてたりしますか?
違います!!(笑)
★『NOT ME』おしまい おまけ★