実は、8話(後)が、思ったより、本文文字数・画像ともにボリュームが多くなってしまい、いろいろ削って、あの程度(苦笑)

 

実際、ショーンが腕を縛った件(くだり)とか、きっと、ブラックなら、簡単に抜けられる裏設定がある・・・というか、クンパーが訓練済みなんじゃないかな、と思って見てました。両手は縛っても、脚を自由にさせていたところとか、ポイントだと思うんですが・・・。

Youtube見てると、結束バンドで手首を括られたときの脱出法とか、護身術動画なども、結構、出てくるので、マジ話なところ、知ってさえいれば、それほど、非道な扱いとも言えない程度なのかな、とか。

と、そんな風に、愛しきショーンをフォローするつもりであれこれ書いてはみたのですが、残念ながら、カットになりました(笑)

あと、建築様式の話ね。

あれは、なかなか面白くて、ナモーは、ブルータリズムについて、表面層の質感の話を主にしていたけれど、実は建物の形状にも関係があって、“コンクリート打ちっぱなし”の建造物が、即、ブルータリズムと同一ではない、とか、いろいろ検索して、解説を読むだけでも、すごく楽しかったです。

 

などなど、びびのはみだしネタでした~!!

(≧▽≦)v

 

あ!! すっかり忘れてた。

というか、最近、ずっと忘れてました(笑)

肌色注意報って、覚えてます?(笑)

※ 18禁【肌色注意報】・・・電車や職場などでスマホを開かれる際には、背後にはくれぐれもご注意ください恋の矢

 

実際には、そこまで過激な肌色な画像はチョイスしてないんですけど、シチュエーション萌えってやつですかね。

(*° ་ °)=3

久しぶりの、鼻血AAもね💘

 

では、いつものご注意をば・・・。

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 

『NOT ME

原題:เขา...ไม่ใช่ผม

原作:++saisioo++

 (GMM 25 2021/12/12-2022/03/20 全14話×45分)

13+

 

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9話(前半) 愛のメモリー    

 

~廃墟 テント~

先に、自らファスナーが開け、テントの中に入るホワイト。

正面を向いて座ると、ショーンも入ってきて、きちんと、メッシュのシェードをしめるショーン。

 

振り返ったショーンの緊張度合いが伝わってきます。

ショーン「俺が怖いか?」

この質問は、いきなりに近い形で、キスを奪ったと思ってるから?

今まで、全く見せてこなかったのに、いきなり恋愛感情を突きつけた自分に対して、ブラック(ホワイト)が戸惑っているのを感じるから?

 

ホワイト「いや・・・怖くない。それで・・・俺たち、どうしよう?」

 

うん、と頷いてみせるショーン。

ショーン「どうしたらいいかな?」

ホワイト「まかせるよ」

ショーン「怖がるなよ。これから、俺がすること、平気かそうじゃないか、教えてくれ」

怖がるな、を強調するショーン。

でも、ホワイトだって、改めて言われると、不安になるじゃん。

こいつ、なにしようとしてんだ?って。

 

ゆっくり近づいて、ブラック(ホワイト)の耳たぶを、はむっと甘噛みするショーン。

 

耳(耳たぶ)かぁ~~~!

今までも、意識的に、「耳」をポイントにしてたようにも思いますが、いいとこ、攻めてくるよねぇ(笑)

 

超こそばゆいけど、ここで、くすぐったいよ、とか言うのは違うってことはわかってて、耐えてるホワイト。

ホワイトは、くすぐったがりぃさんです(笑)

 

ショーン「今の、大丈夫か?」

ホワイト「大丈夫・・」

 

次は、頬へのキスです。

ショーンの優しいキスと、その配慮に、戸惑っちゃうくらいです。

 

ショーン「だったら、これは?」

さっき、屋上で、ちうを済ませてるので、無問題というか、わざわざ言葉にするまでもないです。

微かに頷くホワイト。

 

唇へのキスも短めです。

 

もう、そんなに気を使わなくてもいいのに・・・と、腰を起こし、

ショーンの腿の上にまたがるホワイト。

すみません。『美しい彼』の時に、この体勢を対面座位と書く以外ない、とか書いて顰蹙を買ったんでは、とドキドキしておりましたが(笑)、こっちのほうが、より近いな。

(〃ノωノ)

 

同じように、ショーンの耳を、がっつりハムちうするホワイト。

結構な勢いに、思わず、ブラック(ホワイト)の背中を支えるショーン。

 

ついでに、ほっぺにも“ちう”です。

 

ホワイト「こういうの、好き?」

耳元で囁くホワイト。

 

好き!

その聞き方が好き!

 

ここで、いつも通り、テントの遠景で、二人のシルエットだけで見せて終わるのかと思いきや、

ちゃんと、また、内側に戻りました。

 

気持ちは高まるばかりのショーン。

 

ここのホワイト、いや、Gunかな。

無茶苦茶、ゾクゾクさせるよね?

 

シャツを脱ぎ、上半身をあらわにしたショーンの身体に、唇を触れていくことで、お前だけじゃない。おれだって同じだ、と、無言で伝えていくホワイト。

 

固く指をからませて、

お互いの手を合わせたまま、見つめあう二人。

 

ホワイト「もし、俺が、お前が知ってたブラックじゃなくても、それでもかまわないか?」

ショーン「・・・・・」

ショーンの答えは、短めのキスでした。

 

ショーン「前には、これほど、お前のこと、よくわかってなかった」

 

泣きそうなホワイト。

つなぎ合わさった手を、自分の服の合わせ目に持っていく。

その時、服のボタンを一つ、千切り取るショーン。

ショーン「これ、もらってもいいか?」

そのまま、来ていたシャツを脱がされるホワイト。

 

 

ホワイト:正直、ショーンに知られるのは怖い。だけど、覆っているものを開放すれば、俺がショーンに感じてる罪悪感を開放できるはず。

 

~ブラックの病室~

同じころ、これまで、外傷は治っていても、目覚めなかったブラックの眼が開く。

 

この展開、良かったです。 

今まで、ブラックとホワイトの間の、魂の繋がりを示すのに、危険な状態や痛みを共有する描写ばかりだったけれど、当然、どちらかの心臓が大きな幸せを感じたのなら、その鼓動も共有するってこともありだよね。

 

 

~愛のテント?~

ショーンの胸に手をおき、「これって、お前の鼓動?」と訊ねながら、チュチュチュチュ、キスで鼓動を真似するホワイト。

代わりに、とくん、とくん、とくん、とくん・・効果音が聞こえてます。。

 

一瞬でも離れがたくて、キスと会話がいっしょくた(笑)

事後だと、丸わかりな雰囲気に、

(〃ノωノ)

 

ショーン「俺のじゃないよ」

おまえのだ、おまえのだ、と、イチャコラトークです。

いつまで続くかと思いきや、「そうだ、俺のだよ」と、わりと簡単に認めたホワイトのなんと、満ち足りた顔よ。

ショーン「俺もだよ」


胸に被さるように、身を預けてきたホワイトに軽めのキスをするショーン。

 

愛の甘い名残りに

あなたは まどろむ

天使のような その微笑みに

時は 立ち止まる

(中略)

この世に大切なのは

愛し合うことだけ、と

あなたは教えてくれる

愛のメモリー:松崎しげる

 

しばらくして、眠っているショーンの身体の上で、身を起こすホワイト。

 

静かに服を着て、廃墟の窓枠に腰を下ろし、外を見つめていると、

すぐに気づいたのか、テントから出てきたショーンも隣に座り、ほぼ、同時に、「大丈夫か?」と気遣いあう。

 

ショーン「俺は大丈夫だ。お前は?」

ホワイト「大丈夫」

 

ホワイト:これまではずっと、互いに求め合う魂の繋がりは、自分と兄(ブラック)の間のためだけに存在すると思ってきた。でも、今、この特別な感情は、自分にとって特別な誰かに対しても起こるのだ、と気づいた。

 

しばらく黙り込んでいるホワイトを覗き込んでいるショーン。

 

ホワイト「ショーン・・・・・」

愛が溢れすぎて言葉が続かない。

 

ショーン「何が気になってる?」

ホワイト「別に・・」

ショーン「・・・・・・」

 

ああ、ショーンは、ホワイトから言い出してくれるのを待っているのね。

 

二人の目の前には、暗い物流倉庫の広大な敷地につまれた巨大なコンテナたち。

オフの細すぎる背中に、胸がぎゅんとなる。

 

~デーンの勤務している警察署~

なんとも大胆なことに、警察署に、バイクで乗り付けてきたヨック。

 

しかも、ずんずんと署内に入り込み、とうとう、事務仕事をしていたデーンのデスクにたどり着く。

 

ヨック「手続きしにきましたよ、お巡りさん」

満面の笑みです。

デーン「き、君は・・。こんなところまで何しにきたんだ?」

ヨック「俺だって市民だよ。 警察署に来ちゃいけないの?」

周囲を気にするデーン。

デーン「家に帰れ。目撃されるかもしれないぞ」

ヨック「あなたは警官なんだから。市民を署から追い出すなんてできないでしょ」

デーン「よく、ここがわかったな?」

ヨック「頭いいからね」

呆れるデーン。

 警官のTシャツって、肩にパット入ってるの?

 

ヨック「なんで、こんな小さい署にいるの? あんたの成績じゃ、自分で勤務地を選ぶのに十分じゃなかったのか?」

デーン「よく知ってるな。」

ヨック「冗談で言ったんだよ。まさか、本当に成績が悪かったのか?」

デーン「俺を困らせにきたのか?」

ヨック「違うよ。一緒に飯でもどう?」

ヨックの、会いたいから会う、誘いたいから誘いに来たんだよっていうストレートな態度が、もう、ツボるわ~♪

 

デーン「・・・・・」

ヨック「来る? 何時に終わる?」

ヨックの、こういうノリ、大好き(笑)

 

ちゃっかり、ごはん初デートに誘い、青空屋台にいます。

 

さっきの、成績で勤務地を選べるっていう件、どうして、ヨックが知ってたのか、気になるデーン。

デーン「部外者は知らないはずだけど・・・」

ヨック「実は、俺、内部の人間かもよ」

デーン「ウソをつくな。ちゃんと、君の身辺調査はした」

ヨック「身辺調査だって?だったら、あんたは俺のこと、なんでも知ってるんだ」

ここ、嫌がるどころか、逆に面白がるヨック。

こと自分の恋愛に関しては、とことん超ポジティブ思考らしい。

 

デーン「なんでもじゃない。俺が知ってるのは、犯罪歴がないことと、公務員じゃないことくらいだ。」

クソ真面目なデーンは、ちゃんと訂正します(笑)

 

ヨック「つまり、俺に興味があったから身辺調査したってことだ」

デーン「そうだ」

この会話も意味深で🤭

 

それを聞いて、嬉しそうなヨック。

ヨック「いいから、食べて。。今日の話題の主役は、俺とあんた、どっちだろうな。ねぇ、あんたの話を聞かせてよ。俺、聞きたい」

 

デーン「当時、この辺りには、この屋台とかもなかったな。ただ、だだっぴろい空き地だったよ。それで、最初の作品をここに書いたんだ」

ヨック「それ、ほんと?」

頷くデーンと、きょろきょろと周囲を見回すヨック。

ヨック「どこ? 見たいんだけど」

そういうと思ったって感じのデーン。

デーン「向こうだよ」

目を輝かせて、立ち上がり、コンクリートの大きな柱に向かうヨック。

ちゃんと残ってた。

警官に撃たれてる市民たちの痛ましい姿が直接的に描かれている。

 

いつのまにか、隣に立っていたデーン。


ヨック「壁から、はぎ取って、売っちゃおうか? バンクシーみたいに」

小さく首を振るデーン。

デーン「この国では、芸術の価値はそれほど高くないよ。」

ヨック「それは間違いないね。この警官は誰? あんたなの?」

 

なんの気なしに聞いたその一言で、デーンの表情が一瞬で曇ってしまう。

 

デーン「そうだ」

ヨック「これ、あんたの最初の作品なんだよね。きっと、その裏側には、興味深い話があるんだろうな」

 

デーン「忘れたことはない。」

 

デーンに向きなおるヨック。

ヨック「話したい? もし、そうでないなら、(話さなくても)構わないよ」

デーン「・・・・・」

ヨック「でも、俺は聞きたい」

ヨックは、この間、デーンの涙を見た時から、デーンの抱えている辛い話を、いつか、ちゃんと聞こうと決めていたし、興味本位なんかじゃないっていう覚悟みたいなものは、既に出来てるんだと思う。

 

~回想~

検問をしいている警察。

その中には、デーンの姿も。

 

そこに向かってきたトラックを運転していたのが、ショーンの父親。

同乗者の男の「逃げろと言ったら、ただ、走って逃げろ」と言う言葉に驚くも、

すぐにトラックは、検問にさしかかってしまう。

 

このやりとりだけで、ショーンのお父さんの関与は、ただ運搬をしていたっていう可能性が高まったね。

 

トラックを止め、窓ガラスを下ろすショーンの父。

警官「こんばんは。何を積んでますか?」

父「ただの、商品ですよ」

警官「降りて、トラックを開けてもらえますか?」

父「ああ、はいはい」

どうするんだ、と不安そうに、同乗者の男を見る父。

 

二人で、トラックの荷台の後ろに行くと見せかけ、「逃げろ」と言いながら、逃亡する。

「追いかけろ! 捕まえるんだ!」

警備していたデーンが一番近くにいたのね。

同乗者の男が、警官にむかって発砲。

「あいつ、銃を持ってるぞ」

緊張がはしり、逃亡を阻止するために、一斉に威嚇射撃をした時、デーンの銃が、ショーンパパの背中に命中。

それを見た同乗者は手をあげて、投降する。

 

倒れたほうの男は、武器をもっていなかった、ということがわかる。

「署に報告しろ!」

その場で固まるデーン。

 

ショックをうけているデーンの元に、

上司がやってくる。

中尉(日本でいう警部補クラス?)って、デーンって、高等官の部類だったのね。

 

「どうかね? そんなに、気に病まなくてもいい。これは正当防衛だ。私も、そう報告をあげておくよ」

「私は人を殺してしまいました。」

「よしなさい。相手は犯罪者だぞ。おとなしく逮捕されていたら、こんなことは起きなかった。それなのに、こんな暗い場所で逃げ出し、我々に発砲してきたのだ」

「ですが、あの人は丸腰でした」

「君にそれが確認できたのかね。こんなに暗いんだぞ。向こうが撃ってきたから、応戦したにすぎない。もし我々が応戦せずに、うちの者が射殺されていたら、いったい、どうするつもりだ? こういうことはよくあることだ。」

(回想おわり)

 

ヨック「それで、この地域に異動願いを出したの?」

デーン「そういうわけじゃない。(正確には違う) みんな、俺のことを腫れ物に触るみたいに扱うようになった。でも、上層部としては、俺になにかさせる必要があったんだ。」

ヨック「なんで、きっぱり辞めようとか、転職しようとか、しなかったの? こんな場末の署で、虐げられながら身を置いてることないだろ!」

デーン「この地区の人たちには助けが必要なんだよ。どこにいたって、俺がやるべき仕事はあるんだ。いつか、自分を取り戻す機会があるって信じてるから、ここにとどまってるんだ。自分たちが望むとおり、すぐさま、何かを変えることなんてできないんだ」

 

ヨック「よせよ。そんなふうに絶望しながら待ってて、一体、いつになったらやりたいことなんてできるようになるんだよ?この世の中、どのくらいのスピードで変わっていってるか、わかってる?」

デーン「物事には、すべて適したタイミングってものがあるんだ。なにかが急速に変化するからと言って、それがいいとは限らない」

ヨック「あんたは適切な時期を待って、力を持つのを待ってるって言うけどさ、それって一体いつになるんだ? 10年後・・20年後か? もしかしたら、そんなチャンスなんて来ないかもしれないぜ。もし、そんな日が来たとしても、すでに、みんな崩壊してるかもしれない。もし、本気で変えたいなら、今やれよ。燃え尽きちまうまで待ってるなよ!」

ヨックが言ってる青臭い理論も、デーンが適切な時期を見ているという大人な対応も、どちらも世の中を動かすためには必要だから、それを調整するために、政治というものがあるのだけれど、悲しいかな、正常に機能させるのはむつかしいんだよね。

 

このまま、言い合っていても、平行線です。

 

デーン「俺の話は聞いただろ。俺はまだ、お前のこと、知らないぞ」

ヨック「ほんとに知りたいと思ってる?」

頷くデーン。

ヨック「俺の人生で、重要なことはたった一つしかないんだ。でも、それは言いたくない。」

デーン「ああ、言いたくないならそれで構わないよ」

ヨック「ちょっと・・・冗談だってば! 今度、俺んち、連れていくよ。直接、会ってほしいんだ」

 

うわ~~、ヨックったら、初デートにして、お母さんに会ってほしいと匂わせるとは、さすが、肝が座ってます(笑)

でも、お母さんのことは、本当に大切なんだもんね。

 

その意図をまだ知らないデーンは、穏やかに頷きます。

 

ヨック「いいよな?」

すっかり、自信家の年下かれぴのペースです。

“まだ、知らないこと”が多すぎるデーン(苦笑)

 

~廃墟ビル 愛のテント~

ショーンとホワイトの二人は、手をつなぎながら、お休み中。

熟睡してるのは、ショーンでした。

身体を起こして、愛しいショーンの髪に触れるホワイト。

以前のショーンを思い出します(笑)

 

ショーンの顔に、キスの雨を降らせる恋するホワイト、いいよねぇ。

世界に二人だけ・・・が実現できる愛のテントもいいよねぇ。

 

うっすらと、目をあけていくショーン。

 

ショーン「なんで、そんなに早起きなんだ?」

ホワイト「わかんない・・・」

ショーン「今日は、休みだろ。連れていきたいところがある。俺と歩きたくない?」

ホワイト「なんで、バイクでいかないの?」

ショーン「いかない。お前と歩きたいんだ」

 

ビルから出る時も、金網フェンスを乗り越える時も、まるで、ホワイトが姫に見えます。

着地時によろけたホワイトを支えるくらい、お茶の子さいさいなショーンです。

ショーン「今の、わざとか? ん?」

 

ほんと、ショーンが優しくて、紳士で、頼もしくて・・・いいシーンが続きます。

 

川沿いに出てきました。

こういうヒントの多い場所は、すぐ調べられて嬉しいです(笑)

橋梁上部の塔の特徴的な黄色い(三角)は プミポン橋ですね。もうちょっと詳しく言うと、1橋のほうです。(笑)

ちなみに、橋の向こう側の、目立ってる大きなタワーは、“The Pano”なので、二人が立っている場所もおのずと検討が着きます。(笑)

ただですね、なにしろ、倉庫会社とかの整備工場とかの所有地なので、ストビューが入っていけなくて(笑)、近所の川沿いレストランから見た風景や、

橋メインで撮った奴です。

ストビューだとたぶん、これが限界かな。(笑)

ちょっと角度も距離感も違うんですけど、まぁ、この川沿いで撮影されたんだな、くらいで見てください。

でも、実際、地図上ですが、付近を無駄にうろうろしてみると、なんとなく、ヨックがデーンに言っていた言葉の意味というか、いろいろ見えてくるものも多いです。

 

ショーン「ここは、俺が色々あったあと、生まれ変わった場所なんだ。ほら、あのポール、見えるか? クンパーの兄貴が、あのポールで、勇気と恐怖を教えてくれたんだ」

ホワイト「どれのこと?」

ショーン「あれだよ。あの水から出てる3つのポールさ。」

ホワイト「どうやって、教わったの?」

ぴんと来てないホワイト。

ショーン。「よく見てろ。やってみせるから」

 

実は、助走の段階から、かっこいいの。

 

護岸の切れ目のポールめがけて、飛び移るショーン。

目を見張るホワイト。

 

ああ、なるほど。たとえ、パルクールといえども、ビル間の飛び越えはさすがにハードル高いと思ったけど、ちゃんと、前段階で、訓練してたわけね。

ここなら、落ちても海だし・・・。

← そう考えると、あの時の、ホワイト、よく飛んだよね(笑)

 

近寄っていくホワイト。

ショーン「覚えておけ。ここなら、たとえ失敗しても、濡れるだけだ。でも、十分な勇気が出せなければ、ここには届かない。人生の目標を失っていた俺が、再び、目標を持てたんだ。・・・・やってみろよ。飛んで、両足で着地し、バランスを保つんだ」

ホワイト「遠すぎるよ」

ふふ、と小さく笑うショーン。

ショーン「もし、出来たら、なんでも言うことを一つ聞いてやる。でも、出来なかったら、お前は、俺の言うことをなんでも聞く。どうだ?」

 

しばらく考えていたホワイト、小さく頷き、「わかった」と了承する。

 

「怖いのか?」とか、煽るショーンに目もくれず、助走をつけて、飛び立ったホワイト。

 

わ~~~~という声と共に、ポールに足が届いたものの、そこでキープするのは無理でした。

勢いあまって、正面に控えていたショーンに抱き着くようにして、ようやく止まったホワイト。

しがみつき方と受け止め方に年季が・・・(笑)

 

ショーン「両足で着地できなかったな・・お前の負けだ」

ホワイト「わざとだよ」

ふふふ、出かける時の言葉が効いてますね。

ホワイト「ほんとなら、ちゃんと立ったさ」

ショーン「へぇ、そうか? じゃ、なんでそんなふりしたんだ?」

ホワイト「それは・・・お前に抱き着きたくて・・・」

 

くぅ~~~!!

 

「ばかか・・何言ってんだよ!」と、無茶苦茶照れてるショーン。

ホワイト「ああ、はいはい、いいよ、俺の負けだよ。なんでも言うこと聞いてやるよ」

ショーン「う~ん、何にしようかな?」

ホワイト「さっさと言わないと、気が変わるぞ」

ショーン「なんでもいいんだよな?」

ホワイト「もちろんさ。お前がそう決めたんじゃん」

ショーン「だったら・・・だったら・・・・まず、検討してみるよ」

ホワイト「だめだよ。今すぐ、してほしいことを言えよ」

ショーン「お前、敗者だろ。敗者には、交渉権はないんだよ」

・・・ということで、ラブラブな二人で、一旦、きります。
 

 

★『NOT ME』9(前半)雑感★ 

 

あの屋上のキスから、もったいぶらずに、ちゃんと続けてくれたところに、私は感謝したいです。

二人が関係を持ったことをちゃんと明らかにしてくれると、余計なモヤモヤがいらなくなる、という、こちら側の事情もありますが(笑)、ドラマ的にも、絶対必須だったでしょう。

 

ショーンは、すでに、目の前にいるこの相手が、ブラックでないことは気づいてますよね。

ただ、その疑いを抱く描写が遅すぎて(希薄すぎて)、ホワイトへの気持ちがブラックに感じていた気持ちの延長線上にあるのではないかな、と、ちょっと心配になってました。

もともとブラックに抱いていた反発と、ホワイトと入れ替わったあとの、あまりにも違う考え方への反発が、置き換わったような感じで、ショーン自身のテンションの違いは、維持されていた感じに描かれていたからです。

 

ここのシーンになると、完全に、好きになってからの 「お前、誰だ?」っていう少女漫画的な展開を、心のどこかで期待していた自分を思い出して、気恥ずかしくなるのですが、まぁ、この流れも、常にピリピリと気を張りつめているようなショーンの、秘めたるナイーブさと相まって、よかったのかもしれないです。

ほんとのショーンは、こうなんだよってね。

 

 ホワイト「もし、俺が、お前が知ってたブラックじゃなくても、それでもかまわないか?」

 

ホワイトは、もう、ブラックをあんな目に合わせた人物が、ショーンだけじゃなく、ヨックやグラムを含めた仲間たちではありえない、と確信してはいるものの、まだ、真犯人が誰かわからないので、正体を明らかにできないと思い込んでるのかな。

今は、今まで騙してきたこと、未だ明かせないことが、ショーンへの罪悪感となっているホワイトの、このギリギリな感じ。

好きな人に誠実でありたいのならば、さっさと言っても構わないと思うんだけどねぇ。

 

個人的には、『愛のメモリー』の歌詞が思い浮かびまして、別にふざけたわけではございません(笑)

 

ヨックの、シンプルで、ストレートなところも、実は気に入ってるんです。

思慮深くて、控えめなデーンを、ぐいぐい、自分のほうに引っ張りあげるパワーもだけど、実は、ちゃんと、デーンも意思表示してる。

この二人だけでも、十分、一つのドラマが出来そうな要素が満載だなって思ってます。

 

タイの警察官事情についても、いろいろ検索して読んでみると、それを踏まえたうえで、このドラマを見た時、ちょっと複雑になりますが、当然、タイの人はその前提の上で視聴してるんですよね。

今でも十分、考えさせられるドラマですが、これから、もっともっと、そうなっていくんでしょう。

ドラマの働きの中には、「啓蒙」という部分も含むので。。

 

そうそう、久々に「肌色注意報」出しました。

『KinnPorsche』がいけなかった(笑)

あのドラマで、肌色の頻出ぶりに、出すのがめんどくさくなってから、すっかり麻痺ってしまって(笑)

あと、なにしろ『びとあす』は、水泳部だったし・・・(笑)

 

初心にかえって、(備忘のためにも)出してみることにしました。(笑)

 

 

★『NOT ME』9(後半) に続く★