ちょっとだけモヤッてるドラマのお話。。。
この前ね、『The Luminous solution』見終わったんです。
実は今まで、普通にYoutubeだけで見てただけだったんですけども、さすがに、最終話に関しては、無料版だとワケワカメだったので、UnCut版のほう、見ました。(笑)
なるほどね。
配信ドラマは、だんだんこういう方式になっていくのかな。
このドラマ、解決編(← 別に推理モノじゃないの。ただ、状況が謎だらけだったというだけで)を見たかったらYoutubeのメンバーシップ(有料)になってね方式だったんです。(他にも、ジオブロ解除して、GagaOOLalaでみる手もあるけど)
メンバーシップ自体、クリエーターのための直接支援など、名目というか主旨はよくわかるんです。
ただ、せっかく今まで楽しんで見続けてきたのに、いろいろな事情でUncut版を見れない人が、内容的に完結しないまま、放置されるってちょっと残念というか、ドラマを提供するシステム云々よりも、作品としてどうなのかな?・・・って思ってしまう私は、もう感覚が現状にそぐわなくなってるのかもしれませんね。
本編は本編として、ちょっとわかりにくかった部分を補足する親切設計なスぺシャルエピソードだったり、次のシーズンを匂わせる内容だったり、さすがに見る人を選ぶ18禁満載バージョンだったりとか(笑)、一刻でも早く続きが見たくて見たくて辛抱できないのでフライング上等、とか、喜んで課金させていただきます、するだけの値打ちあるよね、みたいなのじゃだめなのかな。
・・といろいろ思慮中。
では、いつものご注意をば・・・。
なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『NOT ME』
原題:เขา...ไม่ใช่ผม
原作:++saisioo++
(GMM 25 2021/12/12-2022/03/20 全14話×45分)
13+
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5話 BとG?
前話ラストで、ユージンが会いに行った相手がグラムで、それをホワイトが目撃してしまったところから、引き続きです。
・・・とは言え、すでにグラムがいい奴だって知ってしまっていると、つい、なにか事情があるんだろう、という風に見ちゃうなぁ。
ブラックを傷つけた候補として見たとき、消去法で最後に残るくらい、グラムを信頼していたわけで、なぜ、ブラックの彼女と隠れて会ってるのか、まさか、あの二人がブラックを裏切ったのか?と混乱してます。
すぐさま、トッドに電話をかけるホワイト。
あら、御曹司、朝から仕事してんじゃん。
今、目の前で見たことを報告すると、「おい、よせよ。ブラックが、たかが女のせいで、あんな目に合ったなんて言うなよな。ありえねぇよ」と、半ばバカにした口調。
ホワイト「俺だって自信が持てないから、お前に電話したんだ」
トッド「そんなに、熱烈だったのか?」
ホワイト「ふざけんな。こっちは真剣なんだぞ」
可能性はなくもない、というトッド。
自分と最初に会ったとき、全然、驚かなかったことが、グラムを疑えない根拠でもある。
トッド「それか、ブラックを待ち伏せし、不意打ちしたか、だ。だからこそ、ブラックに知られてない、と確信があるんだろう」
それでも、襲った相手がピンピンして現れたら変に思うはずだ、と、否定するホワイト。
一応、トッドも、ブラックが、そんなに簡単にやられるような奴じゃない、という点は同意する。
電話を切るホワイト。
~修理工場 ショーンの部屋~
ホワイトが、精神的にも疲れはてた身体で戻ってみれば、これですよ。
びびの希望的観測を言えば、
この状況だけど、たぶん、彼らは事後じゃない。
正直、この二人がそういう仲でも構わないと思うけど、たぶん、今回は、ショーンは泊めただけだと思う。
いや、私の考えはこの際どうでもよくて・・・
いろんな思いが渦巻いてるホワイト、それを見るなり、メットをガン!って叩きつけるみたいに置きましたよ。
その音で、同時に、目を覚ましたショーンとナモー。
仁王立ちしてるブラック(ホワイト)をみて、すぐに起き出すナモー。
ナモー「ああ、ブラック・・」
ショーン「帰ってきたのか?」
寝ぼけまなこで呑気な二人。。。
ここでのホワイトの静かなる怒りの原因は、たぶん、一つじゃなくて、複合的に絡み合ってるんだと思うんです。
自分のベッドというか、プライベート領域に、他人が無断で寝てたっていう不快感もあるでしょう。
直接二人には何の責任もないけれど、俺がこんな思いをしてるっていうのに、おまえら、なにしてんだよ・・・と文句を言いたい気持ちもわかる。
でもね、この目の反らし方・・・。
それだけじゃない、もっとうまく処理できない感情も含んでるね。
素早く荷物だけ持つと、部屋を出ていくナモーを送ろうと下に向かうショーン。
ムカムカムカムカ・・・・
部屋を出ていこうとするショーンに、わざとぶつかっていくホワイト。
「なんなんだよ?」と言ったものの、それ以上相手をせず、ナモーの後を追うショーン。
表で、タクシーを呼んだから、送らなくてもいい、というナモー。
この間は、ブラックのことはよく知らないからわからないと言ってたけど、さすが、ブラックが機嫌が悪くしたことも気づいてるし、ちゃんと、話をすべきだよ、あんたたち、なんか問題あるんでしょ、と諭すあたり、なかなか賢いです。
ショーン「問題ってなんの?」
ナモー「そんなの知らないわよ。でも、不機嫌そうだったわよ」
気の合わない人と暮らすのは大変よね、あのブラックがよく我慢してる・・と、感心してるの、そこかい?(笑)
ちょうど、タクシー到着。
ショーン「気をつけろよ。また、なにかあったら逃げてこい」
どうやら、ナモーの芸術を理解しない親とケンカして泊ったというのが真相かな。
部屋に戻るなり、ナモーは、お前が俺にむかついている、と言ってたけど・・?と訊ねるショーン。
なにかあれば言え、と落ち着いた口調です。
ホワイト「自分のスペースに、他人に寝られるのは好きじゃない」
ショーン「おまえのスペース?俺の部屋だぞ」
ホワイト「じゃ、次はどこか別の場所に行けよ。シーツが汚れてるかどうかまで気にしたくねぇよ」
ショーン「やるよ。どこでもだ。お前の場所であろうとなんでもするさ。お前の帰りがもうちょっと遅かったら、小便してたかもな」
痴話げんかにもならない、単なるガキの言い合いに発展(笑)
立ち上がり、「お前、最低だ」とショーンを罵るホワイト。
「なんで、そんなに細かいんだよ。たかがベッドだろ」
すでに、ショーンは普通の男友達に接するノリです。
ホワイト「寝る場所っていうのは、個人的なスペースだろ!それ理解するの、そんなに大変なことか?」
ショーン「ああ、お前に取られるまでは、ずっと俺の場所だったんだから、わかるに決まってるだろ!」
とにかく、今は、自分の場所だ、と主張するホワイト。
人との距離感って難しい。
どんどん、言い合いがエスカレートしてきました。
ふざけ半分で、布団蒸しにするショーン。
止めろ、と暴れていたホワイトが、急に、真剣に「俺にどうしろっていうんだよ!」と食って掛かる。
目に涙を浮かべてるのに気づき、
固まるショーン。
ヘルメットを持ち、部屋を出ていくホワイト。
ここ、ホワイトが涙をぬぐうようなしぐさをするので、
見間違いじゃなかったって、余計、ぐっと来ちゃうんだよね。
ショーン「・・・・・・・」
~大学 法学部棟~
ロビーで、いつもの法学論議を繰り広げているグラムとヌック。
ユージンとのあんな場面を目撃したわりに、グラムに対して、冷静に分析してるホワイト。
ホワイト「(グラムは、ブラックのことだけじゃなく、この国における法律や不正など多くのことを啓発してくれた)」
グラムの真摯さは、論客才女のヌックも認めてるけど、あまりにも、法解釈が一極集中主義すぎて辟易してるって感じかな(笑)
ちなみに、『独禁法』について論じあってたらしいです。
ホワイト「ああ、この前のテストに出たよな」
最高得点者だったヌックに、執拗に議論をふっかけてるらしい。
自論を曲げないから平行線なの(笑)
グラム「でも、俺は納得いかない!!」
大企業がやぶっても起訴もされないなど、独禁法が法として機能していないことに怒ってます。
この法律は、大企業の市場独占を阻む側面だけじゃない。中小企業が(経営状況に左右されて)生産する製品の品質が保持できなくなったら、消費者に負担がいくのを防ぐのだ、と諭してくれてます。
ありがとう、ヌック。
それだと、市場は、決まった企業の製品だらけになり、結局、莫大な利益がタウィの懐に入るだけだ。中小企業がいい製品を生み出しても、大企業が盗用し、発案会社は倒産する、政府は中小企業も保護しなきゃだめだろ、と反論するグラム。
もし、タウィがそんなことをしてると言うなら、そのためにも『知的財産権法』っていう法律がある、と応戦するヌック。
ヌック「あなたの意見は、そっちで論じなさいよ」
グラム「おまえとは話にならないよ」
お前の回答は、俺とヌックのどっちに近かった?と、ホワイトに飛び火してきました。
ホワイト「俺は、資本が多ければ、事業を拡大できる可能性が高くなるって答えたけど」
グラム「なんてこった! おい、ブラック!!そんなこと書いたのか? お前、あいつらの側についたのか?」
誰の味方でもなく、あくまでも事実に基づいて述べただけ、消費者もそれほどバカじゃない。結局は品質の高いモノが売れ、品質が悪いものは淘汰されていくのだ、と説明するホワイト。
ほら、みたことか、と、ホワイトに同意するヌック。
ちょうどそこに、グラムに電話がかかってくる。
(相手はユージンです。)
ちらっと、ブラック(ホワイト)を見ると、席を外すグラム。
ヌック「先に行くわ。この分じゃ、グラムとずっと論争よ。試験あるからね。忘れないでよ」
メッセージを打っているグラムを見つめるホワイト。
ホワイト:どうも、グラムがなにかを隠している気がする。俺に疑いを抱き始めたのかも・・・。もっと、突っ込んでみたら、もっとなにかわかるかもしれないな。
そこで、勉強を教えてもらう名目で、今夜、グラムの部屋にいくことを提案するホワイト。
ところが、今日は、追跡訓練の日だから駄目だ、というグラム。
ホワイト「そうだっけ?」
グラム「忘れたのか?訓練のあとなら、教えてやるよ、それでいいか?」
またまた、ホワイトには、わからない用語が出てきました(笑)
~修理工場~
グラムとホワイトが到着すると、すでに、ショーンやヨックがウォーミングアップ中。
前回の放火の時とは違い、従業員や警備員、そして、タウィの右腕と称される人物がいるタウィの工場を襲うというショーンの計画に即した訓練ということらしいです。
ホワイト、初耳。
ホワイト「ショーンは、タウィの工場を襲う気か??」
グラム「ああ、お前が、ショーンの計画にするって決めたんじゃん」
なにを今更・・って感じです。
詳しい内容は、グラムも説明を受けてない様子。
今の時点では、ただ、指示にしたがうしかないっぽい。
まずいぞ・・・
うん、ストレッチしたくらいで、大声を出しちゃうようじゃね。(笑)
いえ、ショーンの計画そのもののお話です。
さて、クンパー鬼軍曹の特訓とは、パルクール(仏: parkour)でしたね。
みんな、軽々と、ビルの屋上の境界壁を飛び越えたり、複雑な廊下を駆け抜けたりしてます。
ここは見せ場です(笑)
みんなについていくのが必死なホワイト以外!
クンパー「隣のビルに飛び移れ!」
え・・・?
その言葉に失速するホワイト。
いや、見るからに、みんなワイヤーアクションですけどね(笑)
また、三人分、キャプチャーしちゃった(笑)
恐る恐る下を覗き込むホワイト。
墜落したら、確実に死にます。
ホワイト「これがなんの役に立つんだ?工場に忍び込むだけじゃないのか?」
お前が見てるのは、身体的能力だけだろ。これは心を鍛える訓練なんだ、と説明するクンパー。
集中し、自分を信じれば、必ずうまくできる、心に浮かぶ疑問や怖れを捨てるんだ、と力強く助言しながら、適切な助走距離まで一緒に下がっていく。
人生は一度きり。
「YOLO(You Only Live Once)!」
手本を見せるように、先に飛ぶクンパー。
どこか、迷いが消えたようなホワイト。
ホワイト:勇気と恐怖。この二つは真逆のものだ。ただし、この二つは決して切り離せない。
大声をあげながら、飛び越えたホワイト。
ホワイト:恐怖なくして、勇気を出すことなどできないからだ。逆に、恐怖のない勇気は、制御不能なただの暴発だ。恐怖を克服できた人の眼差しは、とても温かく包みこんでくるようだ。
ちゃんと、ブラック(ホワイト)を振り返ってるショーン。
ホワイト:その瞬間、彼が勇気だというなら、自分は恐怖になるべきなのだ、と自覚したんだ。それが、自分たちが達成したい目標のためならば・・・
いつの間に、ホワイトってば、ショーンのことをここまで信頼しちゃったの?って感じのモノローグです。
疲れ切って、その場に寝転ぶ一同。
ホワイトには、ショーンがやろうとしていることは、まさに、今日の訓練のように、失敗のリスクが超高い、ただ熱意だけに突き動かされてるものなのだ、とわかっちゃったのね。(苦笑)
無言で、視線があう二人。
ホワイト:俺は、リーダーとしてのあいつを信頼しはじめている。どうか、あいつが、俺の言葉に耳を貸してくれるように願うばかりだ。
クンパーに、ブラックがおかしい、と訴えるショーン。
ショーン「今までだって、この手の訓練じゃ、誰よりも率先して、かっこつけて、自分が一番だと豪語してたのに、試験勉強を理由に帰るとか、ありえねぇ」
寂しいなら寂しいと言いましょう(笑)
おまえこそ、ブラックにご執心だ、と半ば揶揄うようなクンパー。
ショーン「何言ってんだよ。俺は、自分の計画のことで頭がいっぱいだ。あいつにひっかきまわされたくないだけだ」
ヨックも、ブラックは変わったのは認めます。
ま、そうでしょうね。
ショーン「ほらな。俺だけじゃないんだよ。グラムですら言ってたんだ」
具体的にどこがと言われても、感覚の問題なので、なんとも返答に困るものの、
やっぱり、ブラックの変化が気になるショーンなのでした。
~グラムの部屋~
疲れきって、ベッドに倒れ込むグラム。
グラム「ショーンの奴、今日、イカレてたよな。俺たちをつぶす気だ。もう動けねぇ」
とりあえず、ショーンの計画について、なんとか聞き出そうとするホワイト。
グラム「俺だって、お前と同じくらい知らされてねぇよ」
訓練で、疲れ切ったグラム、勉強は明日にしよう・・お前、今日、うちに泊まってけ、とズタボロ。
ホワイトったら、勉強そっちのけで、ショーンの計画について質問攻め。
さすがのグラムも、お前、試験勉強にきたのか、それとも、ショーンについて知りたいのか、と不審がる。
計画が破綻してたらどうする? 俺たち、みんな巻き込まれるんだぞ、と引かないホワイト。
グラム「いうべき時が来たら、アイツから話すよ」
結局、疲れた体に鞭打って、試験勉強に付きあうグラム。。(笑)
ヌックに、試験範囲を確認すると・・・「全部だってさ」(笑)
ホワイト「モノポリー(独占、専売)についてやろう。俺たち、これのせいで、タウィの工場を襲うんだろ?」
グラムの主張の根本は、法律として機能してない今の法律を否定するところにあるから、そもそも土俵が違うの。
そして、帰国子女ホワイトのスタンスも、どうしてもタイを外から見てる発言が多くなる。
グラム「おまえ、なんだよ、俺をバカにしてるのかよ」
ホワイト「違う、知りたいんだよ。お前の主張したいこと、全部、説明してくれよ。なぜ、俺たちは、タウィの工場を襲撃しなきゃならないんだ?」
ホワイトってば、グラム自らに、この計画の愚かさを気づかせたいんだね。
内容的には、さっき、ロビーで話していたことの続きです。
今のように、タウィの企業が市場を独占していたら、品質も価格も企業の思うがまま。(さっきは、消費者は賢いという話だったけれど)選択するべきものが他にないから、高かろうが悪かろうが、それを購入せざるを得ない、わかるか?と説明するグラム。
だったら、他の会社だって、生産すればいい。もともと、資本主義社会とはそういう自由競争が働くべきものだ、というホワイトに、法律が守ってくれないのに手を出すバカがいるか? 資本家と立法者の間が繋がってるのに・・・とイライラするグラム。
ホワイト「落ち着いて考えるんだ。タウィが表面的に法律を守っているのなら、それをつついても勝ち目はない。(法で争うんじゃなくて)今の状況が、道義的に見て公平といえるのかどうか、社会に判断させるんだ」
このホワイトの意見って、結構、ポイントついてるのに、凝り固まってるグラムには気づけないんだね。
すきなだけ教科書でも読んでろよ、とあきれ果てるグラム。
お前を理解させるためにも脳に栄養をつけなきゃ、と食べ物を調達しにいく。
すぐさま、部屋の中を漁りはじめ、
とうとう、小箱の中に、ブラックの部屋にあった置物と同じイラストが描かれたカードを見つける。
“友達以上の感情をもってごめん”
これはグラムの字?
Bはブラック、それじゃ、Gは・・・グラム?
これって青龍と白虎? ← 自信ないけど。。。
そりゃ、そういう展開も腐女子は大好物だし、今までのがフラグだっていうのなら、それはそれでもかまわないけど、
なんか、ときめかない(笑)
オーラが出てない(笑)
「じゃ、今朝のはなんだったんだ?」と不思議に思うホワイト。
~また、別の廃墟ビル?~
壁画アートを描いているナモーのもとを訪れるヨック。
UNARを探し続けてるヨックに対して、「なんで、そこまでして、彼に会いたいの?」と不思議がるナモー。
ヨック「彼の作品が好きで、彼が何者なのか知りたいんだ。君もファンなんだろ? 次に、どこで描きそうか、予測はつく?」
少し考えてから、「UNARは、公衆の注目を浴びる話題に焦点を当ててる気がする、今なら、彼のターゲットはおそらく、市場を独占しているタウィでしょうね。」と答えるナモー。
必死に場所を推測するヨックに、ナモーが「時間を無駄にしないで。今まで何人の人たちが挑戦して諦めてきたことか・・」と忠告する。
ヨック「俺はそいつらとは違う。探し出すまで絶対にやめない」
~グラムの部屋~
買い物から戻ってきたグラム。
ここ完全に、ホワイトが机の上をさぐっていたのに気づいたよね。
急に、そそくさと帰ろうとするホワイトに、せっかく買ってきたんだから食え、としつこく迫るグラム。
仕方なく、ラスマライ(インドのミルク菓子)を流し込み、
送るよ、という言葉もことわり、立ち去るホワイト。
ホワイトが部屋を出ると、怖い顔をしたグラムがどこかに電話をかける。
グラム「ショーン、話がある・・・ブラックのことで」
ブラックは甘いモノが嫌いで、絶対、自ら食べたりしない、とか、そんな描写あったっけ?
~ブラックの入院してる病院~
トッドと一緒に訪れたホワイト。
さすが、いい車乗ってますわ。。。
ブラックを襲撃した実行犯が捕まったが、ただの口論だったと主張してるらしい。
ホワイト「そんなはずない。(怒)」
トッド「俺もだよ。タウィの仕業だと思う」
警察とは、自分のところの法務に話をつけさせる、というトッド。
裁判官である母親の力を借りられないか、と言い出すホワイト。
トッド「連絡はしてみたんだが、警察に任せろだってさ。関わるつもりはないって・・・」
ブラックが、縁を切るといって母親の元を飛び出したのも、相当はげしくやりあった結果。
トッド「それも、ブラックが違法ビジネスに手を出してたからな。お前の母さんは裁判官じゃないか。あまりにもかけ離れちまったんだよ。」
ホワイト「・・・・・」
トッド、次のタウィ襲撃の計画が気になってるっぽい。
トッド「タウィになにかするつもりなんだな?」
ホワイト「詳しいことはまだ、わからないんだ」
トッド「おい、そんなんじゃだめだぞ。参加するなら、ちゃんと計画を把握しろよ。あまりにも危険すぎるぞ」
ホワイト「わかってるよ。この間みたいに、誰かを巻き込むような危険を冒したくない」
怪しまれないように気を付けろ、というトッドに対し、大丈夫だ。ブラックに、双子の兄弟がいることは誰も知らない。みんな、なにかのせいで、ショック状態にあると思ってるから、と答えるホワイト。
ホワイト「自分も、ロシアにいたとき、自分が双子だとは誰にも言ってない。元カノにも隠してた。辛いことを考えないようにしてた。ブラックもきっと同じだったはずだ。」
肝心のブラックを見舞う二人。
呼吸器も外れ、だいぶ、回復してきたものの、意識が戻らないブラック。
そんな時、グラムとユージンの件、確信が持てなくなってきたとトッドに説明するホワイト。
ブラックの部屋に会った人形と同じイラストのカードを見つけたこと。
そこに、告白らしきメッセージが描かれていたこと。
ホワイト「友情が壊れるのを恐れて、渡せなかったようだ、僕の誤解かもしれないけど・・・」
トッド「ブラックは、一見、冷たくてひどい男にみえるが、いいヤツだからな。あながち、誤解じゃないかも・・」
なんか、ここ、すごく複雑だ。。。
~どこかの廃墟か、工場跡地か?~
壁画を描いているUNAR。
執念のヨック、とうとう見つけ出したんだね。
そっと背後に近づいてくる。
ヨック「見つけた・・・」
耳元で急に声がして、反射的に振り返るUNAR。
ヨックの笑み、眼差し、狂気と紙一重。
UNAR、怖かっただろうねぇ。
そりゃ、逃げ出すってば。
追いかけるヨック。
運悪く、警ら中の、警官に鉢合わせ。
なぜか、一緒に手に手をとって、逃げる羽目に(笑)
ヨックのこと、見捨てずに助けるなんて、意外な展開です。
ただ、絵を描いてるだけなのに、追われる意味がわからないヨック。
放火事件以来、容疑者として警察に目を付けられ、追われているというUNAR。
UNAR「なぜ、俺のことを追いかけるんだ?」
ヨック「何者なのか知りたくて・・・」
UNAR「UNARだ」
ヨック「本名は?」
UNAR「知る必要あるか?」
ヨック「だって、知りたいから」
強気のヨックがたまらん。
このまんま、キスしちゃうんじゃないか・・っていうくらい、視線が絡んだ時、ヨックを突き飛ばし、逃げるUNAR。
逃げられたけど、しっかり財布を抜き取ってたヨック。
手癖の悪い芸術家だねぇ。(笑)
中を確認すると、警察官の身分証が出てくる。
ヨック「あいつ、警官かよ!」
さすがのヨックも絶句する。
~ブラックの部屋~
ブラックの部屋に似つかわしくないペアの置物を見つめるホワイト。
そこへショーンから電話がかかってくる。
ショーン「戻ってこないつもりか? お前の場所なんだろ?」
人恋しくて、電話かけてきた訳じゃないでしょ?(苦笑)
その時、電話越しに、ショーンが襲われて抵抗しているような声が流れる。
ホワイト「おい、ショーン!!」
あっさり切れてしまった電話。
慌てて、修理工場に駆け付けるホワイト。
~修理工場~
声を掛けながら、中に進んでいき、二階に昇ったところで、
背後から暴漢たちに襲われ、袋をかぶせられるホワイト。
★『NOT ME』5話雑感★
だいぶ、感情を闘わせるくらいの関係性を築けてきつつある5話です。
ショーンは、涙ぐんでたブラック(ホワイト)を見て、ますます、おかしいと思う反面、覚えのない感情にも気づいたでしょう。
罪悪感って、本当の意味で、相手に悪いことをしたから生じるものと、相手の反応をみて「え・・・」ってなって初めて生じる時と、パターンがあるけれど、圧倒的に後者のほうが、その後の展開はドラマティックよね(苦笑)
よくわからないけど、覚醒しつつある。
ホワイトも同じ。偽りの姿でいるって、想像以上に疲弊するから、テリトリーにこだわるホワイトの気持ちもよくわかるし、なぜ、ショーンに対して、ここまで自分がムキになった理由をまだ、自覚できてないところもね。
餅、焼けてましたよね(笑)
彼らを理解するには、彼らが主張するイデオロギーを理解する必要があるので、とりあえず、大事そうなところはかいつまんでますが、それが逆に邪魔になってないか、ちょっと心配。。