診療内科【私の内観#40】
こんにちは、斎藤宏幸です。
【私の内観】と題して過去の振り返りを配信していきます。
前回の、母への暴力【私の内観#36】からの続きです。
高校浪人中から、診療内科に通うことになりました。
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診療内科【私の内観#40】
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前回の、母への暴力【私の内観#36】からの続きです。
高校浪人中から、診療内科に通うことになりました。
人工中絶【私の内観#39】
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前回、診療内科【私の内観#40】からの続きです。
大学卒業した後まもなく、付き合っていた女性が妊娠してしまいました。
母親の一言【私の内観#38】
こんにちは、斎藤宏幸です。
【私の内観】と題して過去の振り返りを配信していきます。
前回、薬害からの克服【私の内観#41】からの続きです。
大学を卒業した20代の頃、オウム信者から拉致されそうになりました。
ある宗教団体にハマりかけた日【私の内観#37】
こんにちは、斎藤宏幸です。
【私の内観】と題して過去の振り返りを配信していきます。
前回、大学受験【私の内観#14】からの続きです。
大学に入学して間も無く、ある宗教団体が学校の近くで勧誘をしていました。
「サークルにはいりませんか?」というトークで誘ってきて、自分も大学に通い出したばかりだったので、軽い気持ちで、誘われるままついていってしまいました。
マンションの一部屋に入ると、数人の若い男女がいて、フレンドリーに話しかけてきました。そして、「ちょっとビデオでもみてみる?」と言われて、「あ、はい」と答えてしまいました。
皆、とても気さくな感じで話してくるので、警戒心もなく、言われるままにビデオを見ました。
そのビデオの内容は、アダムとイブの話でした。聖書の話です。
それまで聖書を読んだこともなかったので、新鮮な感じで知識として吸収して行きました。
ビデをを見終わってから「内容はどうだった?」と聞かれたので、「とても興味深かったです」と答えると、ちょっと間を置いて、「今度の週末、2dayの泊まり込みのセミナーがあるんだけど、行かない?」と誘われてしまいました。
みんな気さくでフレンドリーに接してくれて、とても居心地がよかったので、何の疑問も警戒心も持たずに、「わかりました」と答えてしまいました。
その研修がある週の金曜日、いつものように家から学校に出かけて行きましたが、母親が、自分の行動に不信感を感じ取りました。
なぜなら、泊まり込みなので、着替えなどを入れた少し大きめのバックを持って出かけたからです。
たまたま、自分の机の上に、その2dayの泊まり込みのセミナーのチラシが置いてあるのを、母親が見つけました。
おそらく息子はこのセミナーに出かけるつもりだ、とピンときた母親は、父に電話して相談しました。
父は、その主催している宗教団体について、知人に聞いて調べてもらうと、公安警察も監視しているやばいところだったのです。
それを聞いた父は、慌てて仕事を終えると、自分の通っている都内の学校まできました。
自分は普通にクラスで授業を受けていたのですが、いきなり父が入ってきて、「ちょっとこい」と呼びだされ、近くのコーヒーショップで、自分がこれから行こうとしていた宗教団体のことについて、父から詳しく聞きました。
自分も素直に父の話を聞き入れて、セミナーには行かずに、父と一緒に自宅に帰ることにしました。
父親としても、どうやって息子を説得してつれもどそうかと、色々と考えていたことでしょう。もし、息子がいうことを聞かずに、その宗教団体のセミナーに行ってしまったら、と学校に向かう電車の中で心配していたことでしょう。
でも、自分は何の反論もせずに、素直に父親のいうことを聞いたので、もしかしたら父は、拍子抜けしたかもしれません。
この一件から数年後、この宗教団体は、合同結婚式など、マスコミを賑わす事に。
もし、この時、母親が自分の行動に不審がらずにスルーしていたら、一体どうなっていたでしょう。
今までとは全く違う人生を送っていたかもしれません。
世間知らずの自分は、この時もまた、父母に心配をかけてしまいました。
次回、母への暴力【私の内観#36】に続きます。
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母への暴力【私の内観#36】
こんにちは、斎藤宏幸です。
【私の内観】と題して過去の振り返りを配信していきます。
前回、ある宗教団体にハマりかけた日【私の内観#37】からの続きです。
大学一年生の夏、家族で富士登山に行くことになりました。
出発の日、母親が、スナック菓子をザックにたくさん入れて持って行こうとしたので、「そんなものいらない。荷物になるだけだ」と言って母親と口論になりました。
それだけならよかったのですが、その時に母親の足を蹴ってしまいました。
家庭内暴力です。
そのとき、自分は母親に謝りもしないまま、家族4人は、電車とバスを乗り継いで富士登山口に到着。
8合目の山小屋で一泊して、山頂でご来光(日の出)を見るために、夜中に起きて、また歩き出しました。
山頂までは大渋滞。前も後ろも右も左も人、人、人。
朝の満員電車状態です。
しかも真っ暗なので景色は見れません。
夜中に起こされて歩き出したので、寝不足だし、標高も高いので酸欠で頭も痛いし、というあまり楽しくない登山でした。
そんな状態で数時間歩いて、やっと山頂に到着。
そして、ご来光を見ることができました。
この時は雲ひとつない快晴。
山小屋の人も、なかなかこんな天気でご来光を見ることはない、と言ってました。
富士山頂でみたご来光の感動で、それまでの山登りの辛さが吹き飛びました。
そして、砂利道を下山。
自分と弟は先に5合目に到着し、後から父母がおりてきました。
帰りの新幹線では父母とはぐれてしまうというハプニングもありましたが、車掌に頼んで後続の新幹線に車内放送をしてもらい、東京駅で合流することができました。
当時はまだ携帯がない時代。
はぐれてしまったら大変でした。
無事、家族4人は家につきましたが、後で大変なことがわかりました。
母親の足が紫色に変色していたのです。
その場所は、出発前に自分が蹴ってしまったところ。
母親は、息子に蹴られた足が痛いのを我慢して、夜中、山登りしていたのです。
なんてことをしてしまったんだろう。
母親の紫色に変色した足をみて、思いました。
しかし、この時の自分は、母親に素直に謝ることをしませんでした。
また、母親は、そのことで、自分に怒ることも責めることもしませんでした。
ただ、「夜中歩いている時、足が痛かった」とポロっと言っただけ。
親に暴力をしてもなんとも思わない、勝手わがままな息子でした。
お母さん、ごめんなさい。
次回、診療内科【私の内観#40】に続きます。
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補助教材を買いに行ってくれた母【私の内観#35】
こんにちは、斎藤宏幸です。
【私の内観】と題して過去の振り返りを配信していきます。
前回、高校受験【私の内観#13】からの続きです。
高校に入学したばかりの頃、母親が、学校で使う教科書の補助教材を、わざわざ電車で1時間以上かけて買いに行ってくれました。
自分が頼んでもいないのに、母親が必要だろうと思って買いに行ってくれたのです。
実際は、その補助教材は、授業で使うこともなく宿題でも使わない、参考書のようなものでした。
なので、わざわざ買う必要もないものなのですが、息子のためを思って、母親は両手に紙袋をぶら下げて帰ってきました。
しかも1冊や2冊ではありません。10冊以上もありました。
しかし、この時、自分は「ありがとう」の一言も言った記憶がありません。
「ありがとう」をいう代わりに、文句を言った記憶ああります。
「何でわざわざこんなものを買いに行ったの? これ授業で使わないよ。」と。
母親はこの時、自分が文句を言っても、何も言い返すことなく黙っていたと思います。
息子から頼まれてもいないのに、息子のためを思って補助教材を買いに行った母親。
そして、息子から「ありがとう」と感謝もされずに、文句ばかり言われてしまった母親。
母親はこの時、どんな気持ちだったことでしょう。
親の心子知らず。
親から受けた無償の愛に、文句ばかり言って感謝することもできない、わがままな子供でした。
次回、忘れ物【私の内観#33】に続きます。
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傘を届けにきてくれた父【私の内観#34】
こんにちは、斎藤宏幸です。
【内観】と題して過去の振り返りを配信していきます。
前回、父のゲンコツ【私の内観#12】 からの続きです。
中学生の時、傘を届けに父親が学校まできたことがありました。
父は自営業だったので、日中も自由に行動できたのです。朝の天気が良くても夕方に雨になることがあり、そういう時は、雨が弱まるまで、放課後、学校に残ったりしてました。
中には、家に電話して傘を届けてもらっていた人もいたようですが、自分はそんなことしたことありませんでした。
ある日、雨が弱まるのを待って教室にいた時、突然、学校の校門前で誰かが大声で叫んでいる声がしました。
他のクラスメートがベランダで騒いでいるので、何だろうと自分もベランダに出て外を見ると、父がいました。
校門前で大声で叫んでいたのは、父だったのです。
「おーい、傘を持ってきたから取りに来ーい!」と。
自分は、恥ずかしくなって教室の隅で隠れていました。
しばらくすると、小学生の弟が傘を持って、自分がいる教室まで持ってきました。父と一緒に弟も車に乗ってきていたのです。
なんて優しいお父さんだろう、と思った人もいるかもしれません。
確かに父は子煩悩で、何でも子供優先でした。
でも、この時は、中学生の多感な時期です。
父親が、わざわざ傘を届けに学校まで車で乗り込んできて、校門の前で大声で「傘を取りにこーい!」と叫ばれてしまうと、恥ずかしくて仕方がありませんでした。
「やめてくれ、傘なんかわざわざ届けて来なくていい」という思いでした。
他のクラスメートも「誰、あの人」という感じで、面白がって騒いでいましたので、なおさら恥ずかしかったわけです。
家に戻ってから、「何で傘を届けにきたの?」、と聞いても、「わざわざ傘を届けてやったのに、何だ、その言い方は」という感じでしたし、「何で、お前は傘を取りに来なかったんだ」と逆に怒られてしまいました。
父親としては、息子のためを思っての行動だったわけです。
教室に隠れていないで、素直に校門まで出て行って、傘を届けにきてくれた父に「ありがとう」の一言を言えばよかったのかもしれません。
でも、そんなことはできませんでした。社会人になってからも、たまにこの時のことを思い出して、父に文句を言ったりしていました。
父としては、雨に濡れて風邪をひいてはかわいそう、という息子への愛情表現だったのです。
しかも、自営業とはいえ、仕事の合間の時間を使って、わざわざ学校まで届けにきてくれたわけです。
そんな、父の想いなど全く考えずに、20歳過ぎても文句を言っていました。
次回、中三の夏期講習【私の内観#32】へと続きます。
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忘れ物【私の内観#33】
こんにちは、斎藤宏幸です。
【私の内観】と題して過去の振り返りを配信していきます。
前回、補助教材を買いに行ってくれた母【私の内観#35】からの続きです。
高校1年の時の体育祭での出来事です。
中三の夏期講習【私の内観#32】
こんにちは、斎藤宏幸です。
【私の内観】と題して過去の振り返りを配信していきます。
前回、傘を届けにきてくれた父【私の内観#34】からの続きです。
中学3年の夏休みに塾の夏期講習に通いました。来年の高校受験を前にして、塾で勉強しようと思ったからです。
そろばん教室【私の内観#31】
こんにちは、斎藤宏幸です。
【私の内観】と題して過去の振り返りを配信していきます。
前回、塾の送り迎え【私の内観#2】からの続きです。
小学6年生の頃、クリスマスか誕生日か忘れましたが、親にプレゼントをリクエストしました。
自分がリクエストしたのは、当時流行っていたガンダムのプラモデル。
しかし、親がプレゼントしてくれたものはプラモデルではなく、そろばんでした。
その頃、そろばん教室に通っていて、それまで使っていた安いそろばんではなく、高級なそろばんを買ってくれたのでした。
でも、自分としてはプラモデルが欲しかったので、親にブツブツ文句を言いました。
その文句に対して、親は、何も言いませんでした。
自分は、家でもよくそろばんの練習をしていたので、その姿をみて、親が高級そろばんを買ってあげようと思ったのでしょう。
そんな親の気持ちなど考えもせずに、せっかく買ってくれた高級そろばんにお礼も言わずに、ブツブツ文句ばかり言ってました。
そして、中学に入った時に、そのそろばん教室もやめてしまいました。
母親は、「もったいない、もう少し続ければいいのに」、と言いましたが、全く気にしませんでした。
親の心、子知らず。
そろばん教室に通わせてもらい、高級そろばんも買ってくれたのに、文句ばかり言って、やめてしまいました。
次回、父のゲンコツ【私の内観#12】に続きます。
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