大学受験【私の内観#14】 | 子供と離れて暮らす親の心の悩みを軽くしたい

大学受験【私の内観#14】

 

 

こんにちは、斎藤宏幸です。

 

【私の内観】と題して過去の振り返りを配信していきます。

 

 

忘れ物【私の内観#33】からの続き

 
 
 
高校3年の時、担任の先生と父と自分の三者面談ありました。
 
大学進学を控えての進路指導ですが、担任はこの時、推薦で指定の大学に行くように言いました。
 
推薦してくれるなら、その大学に行けば良いじゃない、と思うかもしれませんが、担任が言った次の言葉にカチンときてしまいました。
 
「お前は、一般入試で現役で受かる大学などない」と。
 
さらに
「浪人しても、試験勉強に耐える精神力などお前には無い」と。
 
この言葉を聞いて、推薦を断りました。
 
しかし、担任は頑固な人であくまで推薦を受けろ、と強要。
 
自分が断り続けても、全く聞く耳持たないので、仕方がなく、「わかりました」、と言ってしまいました。
 
推薦入試の当日、まったくやる気が起きずに適当に答えを書いて提出。そして、結果は不合格。
 
担任は、なぜ落ちたのか不思議がっていました。推薦で落ちる人はあまりいなかったからです。
 
その後、一般入試を受けましたが、全滅。担任の言った通りになりました。
 
仕方なく浪人することに。
 
そして、浪人中に病気になり緊急入院することになりました。
 
受験料や予備校の授業料、入院費用と親に余計な経済的負担をかけてしまいました。
 
もし、あの時、担任が言った一言に反発せずに、素直に推薦入試で全力を出していたら、こんなことにならなかっただろうに。
 
担任が推薦した大学もそれほど悪くはないところだったので、もし、その大学に行っていたら、その後の人生はどうなっていただろうと。
 
ある時、また内観をしていたら、この時のことが思い出されました。
 
「推薦入試で落ちる人は滅多にいないんだから、なんで、真面目に答えを書いてこなかったの?」
と、小言を言われても仕方がないと思っていました。
 
しかし、この時、親は、何も言わずに自分が行きたい大学に行けるように、経済的なことはもちろん、そのほかの援助も惜しまなかったのです。
 
それは、自分が真面目に勉強していた姿を見ていたからかもしれません。
 
親父、お母さん、ありがとうございます。
 
 
 
 
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