人工中絶【私の内観#39】
こんにちは、斎藤宏幸です。
【私の内観】と題して過去の振り返りを配信していきます。
前回、診療内科【私の内観#40】からの続きです。
大学卒業した後まもなく、付き合っていた女性が妊娠してしまいました。
当時、自分は関西に仕事で赴任していたので、埼玉に住む両親が、東京に住む相手の家に行ってもらい、今後の事など話し合いました。
結局、まだ結婚前ということで人工中絶する事になりました。
自分としては産んで欲しかったのですが、状況が状況だけに、希望は叶いませんでした。
そして、名前をつけて位牌を作り、鎌倉にある長谷寺で供養してもらいました。
まだ産まれる前だったので、そこまでする必要はないかもしれません。
ただ自分てしては、せっかく命が宿って、これからの人生が開けていたのに、こちらの都合でその命を絶ってしまったので、せめてもの償いの思いがあったのです。
相手にも位牌を作ったことは知らせましたが、「そんなことまでしなくてもいいのに」、という反応でした。
長谷寺に行って供養したことは、相手に伝えませんでした。
しばらくして、その彼女とも別れました。
この時もまた、両親に心配かけてしまいました。
次回、薬害からの克服【私の内観#41】に続きます。


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