いつもお読みいただきありがとうございます
悠(はるか)と申します! 昨年4月、人生謳歌塾(以後JO)に入塾。
日常を整え、ワクワクする未来を作っていくために、CITTA手帳を愛用しています
公務員の保育士として仕事をしながら5歳の長男と2歳の長女の子育てに奮闘中でしたが、この4月に退職。
そんな中、長男の出産後に習い始めた「お茶」が、自分の中でとても大切な存在になっていることに気づきました。
現在、茶道裏千家助講師の資格を取得、来年宗名をいただく予定。
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私がこうして人生を変えるきっかけになった、さえきあこさんの人生謳歌塾はこちら→☆
こんにちは!
茶道裏千家今日庵で講師の免許を取得。
来年宗名をいただく予定の悠です
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これまでのお茶に関する記事はこちらをご覧ください
この名前からお察しがつくかもしれませんが
その名の通り、お床の軸が名物である場合などに
軸をかざるお点前になります。
ん?でも待てよ??
そもそも軸って、、、床に飾られてるものでは?
このお点前のすごいところは
予め準備しておいた軸をお客様の前で飾るのです。
飾るタイミングは、茶事の中での一番初めの席入り場面。
床に軸がかけられておらず、準備された軸が帛紗の上に置かれていた場合
客はこれを見て「今日は軸飾りなんだな」と分かるわけです。
そして、亭主と客のご挨拶の時に、客より軸飾りの拝見を請うのです。
亭主はそれを受け、軸荘用の扇子を水屋からもち、床前に座ります。
そして手順を追って、軸をかけていきます。
こうして亭主が軸をかけた後に、初めて客は床前に進み
軸を拝見することができます。
拝見が終わると、正客より、語句、歌、筆者、そして伝来や由緒を亭主に尋ね
亭主は再び軸を仕舞いつけていきます。
軸をずっと掛けておくわけではないのです。
この、限られた一時に飾られた軸を、
目に焼き付けるように拝見するのです。
ちなみに、軸の拝見の仕方としては
床前に進み、一礼をすると、語句、筆者を拝見した後に
上下の一文字、仲間和紙、天地、表装、軸先の順に
拝見していきます。
軸を拝見するとき、漢詩であったり、旧字体が使われていて
読むだけでも精一杯な私ですが
この道○十年の大先輩は、
軸を拝見したときに口から出てくる言葉一つ一つが美しいのです。
感想がさら~っと出てくる上、
この一文字からそんなことを感じられるのだなぁ…
と、驚かされることばかり。
これこそ、教養であり、感受性が磨かれるということなのでしょうか。
奥深いです。
お読みいただきありがとうございました