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悠(はるか)と申します! 昨年4月、人生謳歌塾(以後JO)に入塾。

日常を整え、ワクワクする未来を作っていくために、CITTA手帳を愛用していますラブラブ

公務員の保育士として仕事をしながら5歳の長男と2歳の長女の子育てに奮闘中でしたが、この4月に退職。

そんな中、長男の出産後に習い始めた「お茶」が、自分の中でとても大切な存在になっていることに気づきました。

現在、茶道裏千家助講師の資格を取得、来年宗名をいただく予定。

詳しくはプロフィールをご覧くださいチューリップ黄

私がこうして人生を変えるきっかけになった、さえきあこさんの人生謳歌塾はこちら→

 

こんにちは!

 

茶道裏千家今日庵で講師の免許を取得。

 

来年宗名をいただく予定の悠ですクローバー




さて、帛紗についてのお話、3日目になります✨



こうして記事にしてみると、


お茶っていうのは、


細かい作法がたくさんあるんだなぁ、


と自分でも思いますが



お稽古を重ねると、


自然と「身体で」覚えていくもの✨


一見難しく見えるかもしれませんが


「へぇ〜こんなことするんだぁ」という気持ちで


見ていただければ幸いです❣️




さて、昨日からの続き。


帛紗の捌き方をお伝えしましたね。


この形。




お点前の中では、このように帛紗をさばき、釜の蓋を開けたり(熱いので火傷しないように)、道具を清めたりします。



その中でも、一番に行うのは


薄器(うすき)茶杓を拭き清めること。



薄器とは、抹茶を入れる器のこと。



その形によって、清め方が若干異なるのですが


はじめは棗(なつめ)という形のものを使うことがほとんどなので、


棗の清め方をお伝えします✨




棗の清め方

①まず、昨日の続き。
この形に帛紗をさばいたあと。

②右手に持たせて、左手でさらに半分に折り込みます

③それを右手に持たせます


これを、自分の目線でみるとこんな感じ。

④左手で棗を取り、棗の蓋を「こ」の字を描く様に軽く拭き清めます


⑤先ほど半分に折った帛紗を、また広げて元に戻し、蓋上に載せ、全体を清めます

⑥全体を清めながら、右に抜きます。


清めた後は、棗を左手で定位置に置きます。



茶杓の清め方

棗を清めたあとは、その流れで茶杓も清めます。 

先ほど棗を清めた帛紗を、左手に返し、

△の上の1枚をとって


この形にします。

そして、また帛紗をさばき直します✨


では、茶杓を清めていきましょう✨

①右手で茶杓を取り、帛紗の中心に載せます

②左手で帛紗を半分に折り、茶杓の節を挟みます

③挟んだまま、櫂先(かいさき)まで拭きます
※櫂先‥茶杓の先、抹茶をすくう部分


④櫂先の部分で、帛紗の向きを変え縦に挟みます

⑤そのまま節の下の方まで戻ります。
※今度は茶杓の横を清めるイメージ!

⑥また節まで戻り、帛紗を横に戻します


⑦再び櫂先まで拭き清めます

⑧節まで戻ります

⑨最後に、櫂先まで清め、帛紗を抜きます

右手で茶杓を置きます✨




このように、棗と茶杓を清めていきます❣️



ちなみに、こちらの所作。


写真を撮る都合上、畳の上の撮影になってますが


実際は正座した膝上で行います🌱


大切なお道具を落としてしまったり、傷つけてしまうことのないよう、低い位置で💡





こうやって写真を撮るために途中で動作を止めると


「あれ?次の動きなんだっけ(笑)」と


初めからもう一度やり直したり(笑)


いかに身体で覚えているか


を実感しました😂


無意識で身体を動かしていることもあるので


時折こうして一つ一つの動きを確認して


見直していくのも大切だなぁと感じました🌱



さて、こうして棗と茶杓を清めたあとは、


今度はお茶碗を清めます✨



そして、お茶碗を清めるために使用するのは


帛紗ではなく茶巾ひらめき電球

明日は、この茶巾の扱いについてご紹介します✨


お読みいただきありがとうございました😊