いつもお読みいただきありがとうございます
悠(はるか)と申します! 昨年4月、人生謳歌塾(以後JO)に入塾。
日常を整え、ワクワクする未来を作っていくために、CITTA手帳を愛用しています
公務員の保育士として仕事をしながら5歳の長男と2歳の長女の子育てに奮闘中でしたが、この4月に退職。
そんな中、長男の出産後に習い始めた「お茶」が、自分の中でとても大切な存在になっていることに気づきました。
現在、茶道裏千家助講師の資格を取得、来年宗名をいただく予定。
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私がこうして人生を変えるきっかけになった、さえきあこさんの人生謳歌塾はこちら→☆
こんにちは!
茶道裏千家今日庵で講師の免許を取得。
来年宗名をいただく予定の悠です
ご訪問いただきありがとうございます
これまでのお茶に関する記事はこちらをご覧ください
昨日は、茶道入門した後の流れを
簡単にお話ししました。
では、基本を覚えた後は一体何をするのか?
今日から<小習い>についてお伝えしていきたいと思います。
小習いとは…
風炉、炉の薄茶、濃茶、炭点前、棚物の扱いなど、
一通りの習い事ができるようになると、
初めて教えていただける許しものです。
じゃーん。
教本だけで3冊あります。笑
小習いには全部で16箇条あり
前8箇条と後8箇条に分けられています。
前8箇条は
貴人点(きにんだて)→高貴な方へお茶をお出しする点前
貴人清次(きにんきよつぐ)→高貴な方と、そのお供の方にお茶をお出しするお点前
茶入荘(ちゃいれかざり)→由緒ある茶入れを使用するお点前
茶碗荘(ちゃわんかざり)→由緒ある茶碗を使用するお点前
茶杓荘(ちゃしゃくかざり)→由緒ある茶杓を使用するお点前
茶筅荘(ちゃせんかざり)→由緒ある水指を使用するお点前
長緒茶入(ながおちゃいれ)→茶入れを入れる仕覆の紐(緒)が長い長緒の仕覆を使うお点前
重茶碗(かさねちゃわん)→大小2つの茶碗を使用するお点前
それぞれ風炉の点前と炉の点前があり、
貴人点と貴人清次以外は濃茶のみのお点前です。
後8箇条は
包帛紗(つつみぶくさ)→帛紗に棗を包むお点前
壺荘(つぼかざり)→茶壺を飾るお点前
炭所望(すみしょもう)→客に炭点前を請う点前
花所望(はなしょもう)→客に花を生けるのを請う点前
入子点(いりこだて)→建水に茶碗を入れて運ぶ点前
盆香合(ぼんこうごう)→由緒ある香合を使用する点前
軸荘(じくかざり)→掛物に由緒があるお点前
大津袋(おおつぶくろ)→大津袋という袋に茶器を入れる点前
包帛紗、大津袋は濃茶だけのお点前で
入子点は薄茶だけのお点前です。
なので、それ以外のお点前は、
薄茶と濃茶両方のお点前があるということになります。
さて、こうして読んでみてもさっぱり「???」だと思いますが
客が高貴な方の場合(昔でしたらお殿様とか?)
や
由緒あるお道具を使用する場合にするお点前が多いですね。
小習い16カ条とは言いますが、
実際は、16箇条あるお点前の中でも、
炉と風炉でお点前が変わってくる上
大体のお点前で濃茶と薄茶両方のお点前が存在します。
つまり小習いだけでも50以上のお点前を覚えることになるということになります
(どひゃ~~~)
正直…私もこの5年で、なかなか経験できてないお点前もあります。
(なにせ稽古日数が足りない。。)
なので、これらのお点前を、上の免許を取ったあとも繰り返しお稽古していくことになります
そしてもちろん、この小習い以外にも、
特殊なお点前はたくさんあります。
例えば、先日ご紹介した七夕の葉蓋のお手前のように
季節限定のお点前も存在します💡
面白いですね〜
限りない。。終わりが見えない。。笑
どこまでも続くお茶の紹介!!
でも、実はこの小習いが一番応用がきいて
面白いお稽古かもしれません🤣
というわけで、
今日よりしばらく
小習いの中のお点前を一つ一つご紹介したいと思います🌱
お読みいただきありがとうございました😊