いつもお読みいただきありがとうございます
悠(はるか)と申します! 昨年4月、人生謳歌塾(以後JO)に入塾。
日常を整え、ワクワクする未来を作っていくために、CITTA手帳を愛用しています
公務員の保育士として仕事をしながら5歳の長男と2歳の長女の子育てに奮闘中でしたが、この4月に退職。
そんな中、長男の出産後に習い始めた「お茶」が、自分の中でとても大切な存在になっていることに気づきました。
現在、茶道裏千家助講師の資格を取得、来年宗名をいただく予定。
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こんにちは!
茶道裏千家今日庵で助講師の免許を取得。
来年宗名をいただく予定の悠です
さて、今日は茶道のお稽古の中で
一番に体験するであろう
薄茶のお点前ご紹介しようと思っていたのですが…
と、その前に!
同じお点前をするにしても
実は、夏(暑い時期)と冬(寒い時期)では
細かい個所が変わってくる!
ということに気づきまして。
そちらからお話ししようと思います。
え、季節でお点前が変わるの?
と思われるかもしれませんね。
それではなぜお点前が変わるのか?
それは…
お釜の位置が変わるから!!
正確にいうと
お釜をかける「炉」が変わるのです
実はお茶は、季節によって
「炉」と「風炉」を使い分けます。
「炉」「風炉」というのは、釜をかけるもの。
簡単にいうと、現在使っている囲炉裏やコンロのようなもの
↑こんな粗末な言い方ですいませんw
11月〜4月の寒い時期は
「炉」といって、
畳を切った中に釜をかけます。
イメージとしては、囲炉裏に近いでしょうか。
そして5月〜10月の暖かい時期は
「風炉」と呼ばれるものを使います。
こちらが風炉。
お釜も比較的小さめ。
そして、実はこちらの二つは、
置かれる位置が異なります。
風炉は、暑い時期に使われるもの。
少しでも暑さを感じないように、
客から離れた場所に置かれます。
そして炉は、寒い時期なので
客が暖まるように亭主と客の間、
逆に近い場所に切られてます。
炉と風炉ではお点前が異なるのです。
ちなみに、風炉の方が手数が少なく
初心者には覚えやすいと言われています。
ちなみに…
炉と風炉では
釜の大きさも違うんですが
冬に使われる炉の釜は大きく、
使われる炭も大きい=火力が強い
ので、熱々のお茶を点てられるようになっています
今日お話しした「違い」は
お茶の中でもほんの一部ですが
こんな風に、四季に応じて
客への配慮がちりばめられたお茶。
細かいところは
また別の機会でお話ししたいと思います
明日こそは薄茶点前のお話ししたいと思います
お読みいただきありがとうございました