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半田カメラ/気になったら とりあえず行ってみるブログ

フリーカメラマンで大仏写真家の半田カメラが、
「気になったら とりあえず行ってみる」
をモットーに、彷徨いつづける日々の記録です。

長野県東筑摩郡の筑北村にある修那羅山安宮神社
この神社の奥におびただしい数の石神仏が奉納されていて、
修那羅石神仏群と呼ばれています。
この石神仏群に辿り着くまでの経緯を書いた
の後編となります。
前編ありきの内容になっていますので、
つづけて読むことをおすすめします。
 
さて前回は、
拝殿と脇の建物とをつなぐ渡り廊下の前に鳥居があり、
その鳥居と渡り廊下をくぐるとその先に異世界が広がっている!
というところまででした。
 
はたしてその先の異世界とは。
 
 
上の写真は渡り廊下をくぐっているところです。
くぐり切ると目前に広がるのは鬱蒼とした森。
空気が変わったような、温度が一度下がったような、不思議な感覚。
このとき私の他に人は居ませんでした。
ただ私の鳴らす熊鈴の音だけが鳴っている。
そんな空間。
 
すでにいくつかの石仏が見えていますが、
くぐって正面、薄暗い中にひときわ明るく木漏れ日が照らす石仏がありました。
私を出迎えてくださった石仏です。
 
 
イカツイのかチャーミングなのか表現に悩みますが、
装備から偉い方であることは伝わるこの像、
修那羅大天武(しょならだいてんぶ)の像です。
 
修那羅大天武は実在の人物で、生まれは現在の新潟県。
長い修行の末、幕末から明治にかけこの地に住み着いた大天武は、
霊験を示し(つまり奇跡をおこしたのかな、雨を降らせるとか)
村人の信仰を集めました。
 
安宮神社の裏にはおよそ800体と言われる
石神仏石造物がひしめき合っているのですが、
これらの多くは幕末から明治にかけ、
大天武の信奉者や村人たちが建立し奉納したものだそうです。
 
庶民の願いや祈りに満ち満ちたここは
民間信仰の縮図』と言えるわけです。
 
 
つまりこの方は開祖。
前編でご紹介した『石神仏ガチャ』の全5種のひとつにもなっています。

 

安宮神社拝殿の裏側は、
コの字でぐるっと囲むように無数の石造物が祀られています。
拝殿の後には本殿があり、本殿の真後ろの位置にあるのは、
 
 
ずらりと並ぶ石祠の列。壮観です。
境内には石祠だけでも109基が奉納されているそうで、
この一角には40基の石祠があるとのこと。
 
もうあまりの石造物の多さに興奮というか…
時を忘れるほどで、まったく追いついてなかったです。
何度か通わないと全貌は観られないと思います、ボリュームが凄すぎて。
 
 
祠の列の中には千手観音像
後々わかることですが、
この観音像が最後まで出せなかった『石神仏ガチャ』シークレットでした。
シルエットで予想はついてたけどね。
 
この千手観音は非常に精巧なつくりですが、
修那羅山石神仏の一番の特徴は、
民間信仰ならではユニークさ自由奔放さです。
例えば、同じ千手観音でもこんな像もあります。
 
 
こちらも千手観音
光が当たっていなかったので、若干わかりにくいかもしれません。
こちらもガチャのランナップになっていたので、
フィギュアの写真の方がわかりやすいかな。
 
 
正直「これ千手観音?」ってなりますよね。
まるで手袋のようなパーの手は10、人柄の良さそうな顔は4面。
つまり四面十臂の省略化された千手観音。
 
この平面的で素朴な表現がまさに修那羅仏の典型と言えます。
 
もちろん、前述のような精巧な千手観音もいい。
でもこの簡略化された千手観音もキュートでいい!
いかにもプロではない素人がつくったような像容に、
庶民の信仰とか願いが感じられるじゃないですか。
 
こういった像がたくさんあるので、ほんの一部をダイジェストでご紹介します。
 
 
左は子育て観音
こうした子供を抱えた、また子供と並ぶ像が修那羅仏には非常に多い。
子供への願いは今も昔も変わらないということでしょう。
子供の成長を願って奉納された石仏です。
 
右は子供や家族に次ぐ、人の悩みといったらこれ、というものかな。
手に持っているのが何かわかりますか?
そうです、お金!
銭謹金神(ぜに神様)です。
丸と四角の穴の空いた銭を持つ、
お金を得られるようにと奉納された神像です。
 
 
左は「たこやき大明神」と読んでしまったのですが、
正しくは「ささやき大明神」でした。
素敵な言葉をささやいてくれる神様ではないんです。
笹を焼き病害虫駆除を行っていたことから、
耕作地拡大のために祀ったものとのこと。
ならば「笹焼き大明神」と書いてほしかったですね。
よく見ると手に笹を持ってるのかな?
 
右は猫神さま。
(これもガチャにあったので横に置かせていただいています)
養蚕の天敵であるネズミから蚕を守るため猫を飼ったことから、
猫を神聖化した猫像です。
他の地域でもよくみられますが、この猫神さまは丸彫りでカワイイ。
 
 
こんな自由奔放、個性爆発の石仏が延々と並んでいる異空間、
それが修那羅山安宮神社なのです。
 
いや、本当に素晴らしかった…
2回でまとめるつもりで前後編としましたが、
まとめきれずまた長くなってしまいました。
もう少し書きたいことがあるので、もう1回追加させてください。
次回、補足編につづきます。
そもそもブログを更新することが久しぶりです。
相変わらず旅はしているのですが、ブログを書く時間を見付けられないでいます。
そんな状態ですが、ずっと心に引っかかっている石仏群があり、
「このままではいけない、あの感動を伝えねば!」
と思い立ち、久々に重い腰を上げました。
これから春で温かくなり散策の季節ですしね。
 
昨年末の『年間石仏大賞』で第2位にランキングした石仏群ですから、
もしかしたら気になっていた方もいらっしゃるかもしれません。
すみません、お待たせしました。
 
 
ここから本題。
長野県東筑摩郡の筑北村に修那羅山安宮神社という神社があります。
この神社の奥におびただしい数の石仏が奉納されていて、
修那羅石神仏群と呼ばれています。
「修那羅」と書いて「しょなら」もしくは「しゅなら」と読みます。
 
ここは石仏好きの間では有名で、
「絶対に参拝するべき」
と、石仏界隈の先輩から助言をいただいていました。
 
そんなずっと行くタイミングを狙っていた筑北村で、
昨年の夏〜秋にとあるイベントが行われていたんです。
それが『修那羅石神仏ガチャ フォトコンテスト』
この字面!ヤバいでしょ。
まるで私のためにあるようなイベント!!
絶対数が少ないことは否めませんが、
私ほど石仏が好きでガチャが好きな人は他にいないでしょう。
 
これは修那羅石神仏ガチャでゲットしたフィギュア写真を投稿するフォトコンで、
ガチャ機は筑北村にしか存在しないという超地元密着型イベント。
そこでイベント終了間際の昨年10月、
私は満を持して修那羅山安宮神社にむかいました。
 
 
修那羅山安宮神社にむかう途中の『道の駅さかきた』で
第1村人ならぬ、第1修那羅石神仏ガチャを発見!
 
 
農作物と農作物の種の間に設置されたガチャ機。
アンテナを高くしていなければ見逃すであろうサリゲナさです。
 
 
シークレットを含む全5種で、1回300円。
全部欲しい!
 
 
根気づよく何度も回してみるものの、シークレットを出すことはできず。
シークレットをのぞく4種のフィギュアをゲットしました。
 
最終的にフォトコンに応募した写真のうちの1枚 ↑
 
この時点で
「修那羅石神仏群ってユルかわ系?」
とお思いの方もいらっしゃると思います。
そうですね、写実的というよりはユニークな像が圧倒的多数。
ですが単に『ユルかわ』という言葉だけでは言い表せない、
他に類を観ない独創的な石仏がミッシリと存在しているのが修那羅石神仏群なのです。
 
そして、そこまでの道のりを含め安宮神社が何というか…
俗世間と完全に切り離された特別な空間でした。
 
 
修那羅山安宮神社へ行く道はいくつかあります。
以前は県道沿いにある駐車場から徒歩約20分の道が主流だったと聞きましたが、
現在はさらに神社近くの駐車場まで車で行くことができます。
(雪の時期はここまで車で行くのは困難かもしれません)
 
 
近くの駐車場に車を停めると、神社まではふたつのルートに分かれていました。
右が舗装された道。
左は『修那羅遊歩道』と書かれた道。
ふたつの道はほぼ平行に神社までつづいています。
 
当然、舗装された道の方が歩きやすいですが、
個人的には遊歩道の方をおすすめします。
なぜなら、
 
 
遊歩道はこんな感じで、何と言えばいいのかな…
木々の間を進む薄暗い雰囲気が、
神や仏のおわす場所へむかっている気持ちを高めてくれるような…
そんな感じがしたんです。
 
この遊歩道を10分弱ぐらいでしょうか、歩いて行くと階段があり、
階段を登り切ると待ちに待った修那羅山安宮神社が現れます。
 
現れた安宮神社拝殿はこんな感じ。
 
 
ちょっと変わった形をしているのがお解りになるでしょうか。
中央に拝殿、その両脇にやや新しげな建物があります。
この建物が渡り廊下で拝殿とつながっていて、
行く先を遮るかのようにコの字型になっています。
渡り廊下の下は空間になっていて、その前に小さな鳥居があるんです。
 
 
鳥居の横に掲げられた看板には『頭上注意』の文字。
つまり、こういうこと。
 
 
お参りした後この鳥居をくぐり、
渡り廊下をくぐると…
 
 
その先には、
魅惑の石神仏ワールドが広がっている!!
というわけです。
 
腰をかがめ渡り廊下をくぐると、
そこはまるで異世界でした。
どうですか、ワクワクするでしょう!
石仏にあまり興味のない人でも心躍るシチュエーションだと思います。
 
長くなってしまったので、異世界のお話は後編につづきます。
しばしお待ちください。

今年は年明け早々に大きな地震があり、

「おめでとう」という言葉を使うことさえ躊躇う、

新年の幕開けとなってしまいました。

私はあの地震のとき滋賀県の友人宅におりまして、

滋賀は福井と隣接していますから、かなりの揺れを感じました。

皆さまご無事でおすごしでしょうか。

 

気付けばもう1月末…

とは言え2024年最初のブログとなりますので、

「今年もよろしくお願いいたします」

とご挨拶させていただきます。

 

相変わらず、年明け早々(主に山登り系ですが)

いろいろなところに行っていましたので、
そのへんのことをブログに書いていきたいのですが…
まずは直近に迫っている告知からさせていただきます。
 
 
最初に、
これは毎年させていただいているのですが、
フェリシモおてらぶさんが出していらっしゃる
仏さまモチーフのスノードーム』の
デザインを今回も担当させていただきました。
2024年の干支である辰をモチーフにした
『守り本尊スノードーム 辰』絶賛販売中です。
 
デザイン画はいつも平面で描き、
立体化は原型師さんにおまかせするのですが、
それだと辰は表現しきれないかも…と思い、
今回はあらかじめ立体の辰をつくるところからはじめました。
 
 
羊毛フェルトをチクチクして最初につくった立体の辰が左。
その立体を参考にしてイラストをおこしたのが右です。
 
辰年の守り本尊は普賢菩薩さま。
普賢菩薩といえば象に乗ってらっしゃる印象が強いので、
白象に乗っている姿を描きました。
小さいので原型師さんは象の表現に苦労されたことと思います。
 
そうして実際に出来上がったスノードームがこちら!
 
 
いままでいくつも関わらせていただいていますが、
個人的にはかなりお気に入りのスノードームに仕上がりました。
おてらぶさん、ありがとうございます!
 

さらに様々な角度からの画像がご覧になれる、

おてらぶさんの活動ブログはこちらからどうぞ↓

 

ご購入の際はこちらからお願いいたします↓

 

これまで関わらせていただいた守り本尊スノードムを並べてみました。

感慨深いです…

 

 

来年の巳年もつくれるといいな…

それは今回の辰の売れ行きにかかってくると思いますので、

気になった方は、おてらぶさんのブログなどご覧になり、ぜひご検討ください。

ということで宣伝でした。

 

 

次に、もう来週末にせまっているのですが、

日本石仏協会さんがほぼ毎月開催していらっしゃる
『石仏談話室』という勉強会がありまして、
そこで2月3日(土)お話させていただきます。
テーマは『大仏の魅力と撮影法』です。
 
詳細はこちらをご覧ください↓

 

石仏協会の会員さんが中心の勉強会ですが、

会員でなくとも予約なしで参加可能です。

ですが、収容人数がそこまで多い会場ではありませんので、

立ち見になる可能性もあるとのことでした。

ですので、直前にちょこっと告知するという形を取らせていただきました。

 

実は私は石仏協会会員ではないんですが、今年は入会しようと思っています。

石仏は奥深くて、入ったら抜け出せない深い深い沼なのは間違いなく…

入会を躊躇っていましたが、もうここまできたら入るしかないか、と思いはじめました。

 

 

トークイベントや写真展などの大きな予定は今のところありませんが、

このようなちょっとした告知事項は今年もちょこちょこあると思います。

今年も変わらずマイペースで活動してまいりますので、

どうぞよろしくお願いいたします。

私が今年出会った中で特に印象深かった大仏や石仏、

「これはスゴいの撮れた!」

という苦労の末の大仏、石仏写真を、

勝手に選出しご紹介するという、まったくもって個人的な企画、

年間大仏・石仏大賞2023!

今年は例年までと異なり大仏石仏分け、

それぞれ上位3位を選ぶ形でお送りしています。

 

仏像に順位をつけるというような恐れ多いものではなく、

あくまで私が心に残った順位としてご紹介するものです。

誤解のないよう付け加えさせていただきます。

 
前回の石仏編にひきつづき、今回は大仏編
年間大仏大賞2023をご紹介してまいります。
 
前回の石仏大賞2023
からつづけてお読みください。
 
 
ではさっそくまいりましょう。

私が今年印象に残った大仏ベスト3

年間大仏大賞2023

第3位の発表です。

 

 
梅観音 (和歌山県日高郡)
 
これは…ほとんど奇跡と言っても過言ではないと思います。
いくつかの奇跡の積み重ね。
存在自体まったく知らなかった大仏との出会いのお話です。
 
今年のはじめ、和歌山から大阪方面に移動していたとき、
山の上に小さく観音像らしきものがあるのを見付けました。
「これはまだ観ぬ観音さまでは?」
と、そこから捜索がはじまったのは言うまでもありません。
紆余曲折ありながらやっと見付けたのが、
梅の花を手に持ち梅の台座に立つ
像高15メートルの観音像、梅観音さまでした。
 
しかし、これは私のとってはまぁまぁよくあること。
遠く山の上に大仏さまを探してしまうのは、
いわゆる『大仏好きあるある』みたいなものなのです。
ですが奇跡はこれだけではありませんでした…
 
奇跡の全貌は下のリンクからお読みください。
 
 

つづきまして

年間大仏大賞2023

第2位の発表です。

 

 

船岡平和観音 (宮城県柴田郡)

 
3月末から4月の頭ぐらいにかけて宮城県に行きました。
今年の桜は記録的に開花が早く、3月末にして桜前線は東北に移動していました。
あまりの早さに関東圏で撮り逃しぎみだった『桜と大仏さま』を撮ろうと、
宮城県有数の桜の名所、船岡城趾公園へとむかったわけです。
 
船岡城趾公園の山頂付近にはニッコリ微笑む観音さまがいらっしゃいます。
ですが桜はライトアップされるものの、観音さまはライトアップされません。
当然、夜になると観音さまは真っ暗。
ですから写真のようにまだギリ日のある夕刻を狙い撮影しました。
 
余談になりますが、
「真っ暗だと一眼レフで撮るより、iPhoneカメラの方が有効である」
という結論を得た、
カメラマンとしてほろ苦い夜だったことをご報告しておきます。
iPhoneに負けた気分でした…切ない。
 
船岡城趾公園には2018年の春にも来ています。
そのときのブログはこちら↓
 
 

それではとうとうお待ちかねの…

年間大仏大賞2023

栄えある第1位の発表です!!

 

これは予想通りだという方が多いかもしれません。

 

 
仙台大観音 (宮城県仙台市)
 
ただでさえインパクト最強の像高100メートルの観音さま、仙台大観音
その観音さまがピンクという破壊力…!
これに勝るものはそうないと思います。
本当に胸が高鳴るというか、血湧き肉踊るというか…
どの角度、どの距離であっても見えるとドキッとします。
あまりに大きくて。
 
仙台大観音のスゴさについて、私なりにまとめたブログもご紹介しておきます。
下のリンクからどうぞ↓
 
この最強の仙台大観音が
「修復のため今年の夏ピンクになる」
という情報がもたらされ(それも大観密寺ご住職さまから!)
私はこの夏、仙台にむかいました。
しかも二度。
一度目はまだピンク塗りはじめの頃。
二度目は前面がほぼピンクの上の写真のときです。
 
一度目には観音さまのすぐ隣にあるホテルの観音さま側の部屋を取りました。
(『観音さま側の部屋』の部分がけっこう重要です。
部屋を取る時にその旨伝えないと、見えない側の部屋になる場合があります)
ここからの観音ビューがマジ最強!
思い返せば、私が今年一年間で一番シャッターを切った(仕事以外で)、
言わば最も興奮したのはこの瞬間だったんじゃないかと思います。
 
その写真がこちら。
 
 
ホテルの窓から撮った、朝焼けに染まる観音さま。
修復のためピンク色とは違う、朝焼けの桃色。
いっさい加工なしです。
これぞ、個人的には今年のベスト オブ ベスト。
写真的にどうということでなく、最も心が動いた瞬間という意味でのベストです。

 

刻々と変わる色に目が離せませんでした。
この景色が毎日繰り広げられていると思うと…本当に仙台大観音、最強。
仙台にお住まいの方が羨ましいです。
 
一度目のとき、仙台大観音に行ってもらいたくて
書いたブログがこちらです↓
 
 
まとめます。
2023年はつまりこんな1年でした。
大仏に関しては仙台大観音の修復事業が最大のイベントでした。
石仏に関しては長野の年でしたね。
長野は本当に素晴らしい石仏、個性的な石仏が多いんです。
長野には今後も定期的に行くことになると思います。
もう行きたいですもん。
 
そして個人的には集大成的な写真展をやって燃え尽きた、という。
いまは今後の方向性をちょっと模索している感じです。
どうなろうと、好きなことをマイペースにやるだけですが。
 
現在わかっている範囲での来年の予定は、
日本石仏協会さんが『石仏談話室』という会を開催していらっしゃるんですが、
そこでお話させていたく予定です。2月はじめですね。
会員でない一般の方の参加も可能ですが、席数は多くありません。
なので、直前にSNS告知する程度にしておこうと思います。
それとWeb系記事の依頼がちょこっとあったりしますが…未定ですね。
 
もろもろどうなるかわかりませんが、
来年も良い年になるよう自分のペースで頑張ります。
ひきつづきよろしくお願いいたします。
皆さまも良い年末年始をおすごしください。
お身体に気を付けて。また来年お会いしましょう。

2023年も残りわずかとなりました。

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

私は一昨日まで高熱で朦朧としてました…

いろいろ流行ってますからね、皆さまもどうかお気を付けください。

 

さて、今年も毎年恒例のやつやります。

この1年を振り返る年間大仏・石仏大賞2023!

なんとこれ、巨大仏大賞の頃から数えて、今年で12年目になるんですよ。

よくやってますよね、我ながら。

自分を褒めてあげたいです。

 

 

発表の前に個人的2023年の振り返りを少しだけ。

私の2023年の一番大きなニュースと言えば、

6月に3年ぶりの写真展『仏の顔は何度でも』

を開催したことでしょうか。

 

今後ここまで大規模な写真展をすることはもうないかも…

(お声がかかれば、もちろん検討します。

ですが、少なくともしばらく予定はありません)

という気持ちで、この10年の総決算的な展示にしたつもりです。

 

何年ぶりかでお会いした懐かしい方、

SNSなどでやり取りがありながら会えていなかった方、

今回はじめて遠く宮城県から来てくださった方…

などなど会いたかった方々に会えた、嬉しい6日間でした。

お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました!!

詳細はこちらからどうぞ『写真展レポート』

 

写真展以外は相変わらずの仕事と子育て、そして息抜きの旅の日々でしたね。

どんな旅、どんな仏像との出会いがあったのかを、

ここでランキング形式で発表させていただくのが、

この『年間大仏・石仏大賞』となっております。

 

 

では、改めてご説明します。

年間大仏・石仏大賞は、

私が今年1年に出会った中で特に印象深かった大仏や石仏、

「これはスゴいの撮れた!」という苦労の末の大仏、石仏写真を、

年間大仏・石仏大賞として勝手に選出、

ご紹介するという、まったくもって個人的な企画です。

 

仏像に順位をつけるというような恐れ多いものではなく、

あくまで私が心に残った順位としてご紹介するものです。

誤解のないよう付け加えさせていただきます。

 

過去3年の大賞はこちらからどうぞ↓

『年間大仏・石仏大賞2022』

『年間大仏・石仏大賞2021』

『年間巨大仏大賞2020』

 

で、ここが大事なところなんですが、

これまでは大仏、石仏ひっくるめ上位3位を発表した後、

部門賞として石仏や神像などプラスでご紹介する流れでした。

ですが今年は大仏石仏2部門に分け

それぞれ上位3位を選ばせていただくことにしました。

そして今回は石仏編『年間石仏大賞2023』をご紹介します。

というのも年々、出会う石仏の数が増えてまして…

もう石仏だけで部門をつくっちゃえ!となったわけです。

 

 

ということで、今年もまいりましょう。

年末恒例、年間大仏・石仏大賞2023

まずは石仏ベスト3からまいります。

 

年間石仏大賞2023

第3位の発表です。

 
 
福林寺跡磨崖仏群 (滋賀県野洲市)
 
正確に言うと、上の写真は福林寺跡磨崖仏ではありません。
福林寺跡磨崖仏はまた別の磨崖仏を指すのですが、
福林寺跡磨崖仏の周辺にはたくさんの磨崖仏があり、上の写真もそのひとつ。
なので福林寺跡磨崖仏と表記させていただきました。
 
福林寺跡磨崖仏はもう少し写実的なのですが、
この磨崖仏は合掌した仏さまが連続して抽象的に表現されています。
「ユルい」とか「かわいい」を越えた、
デザイン性の高さみたいなものを感じ、個人的にグッときました。
 
この周辺の磨崖仏、全部がグッときたんです。
詳細は下のリンクからお読みください。
あまりにも良かったので、前後編と2部になってます。

『カワイイの許容量オーバー福林寺跡磨崖仏(後編)』

 
 

つづいて

年間石仏大賞2023

第2位の発表です。

 
 

修那羅石神仏群 (長野県東筑摩郡)

 
「修那羅」と書いて「しょなら」と読みます。
長野の筑北村という海抜千メートルほどのところに、
修那羅大天武という行者によって開かれた安宮神社があります。
この神社の奥におびただしい数の石仏、神像が奉納されているのですが、
これらが他の地域ではみられないような摩訶不思議で独特な姿なのです。
 
もうずっと前から行ってみたいと思っていた場所でした。
ですが雪道の運転にまったく自信がなく、冬は行けません。
調べると12〜3月はスタッドレスタイヤが必要とのことでした。
おのずと行く季節は限られるわけです。
その安宮神社に今年の秋にはじめて行くことができまして、
想像を上回る感動でした!!
 
まだブログには書いてないので、詳細はそのとき書きますね。
…来年のどこかで書きたいと思ってます。
気長にお待ちください。
 
 

そして

年間石仏大賞2023

栄えある第1位の発表です!!

 
これはもう(私の中で)文句なしの第1位。
 
 
建福寺(西国三十三所観音石仏などの)石仏群 (長野県伊那市)
 
これは直近のブログに書いたので、記憶に新しいところ。
詳細は直近のブログを読んでいただきたいのですが、まとめますと…
守屋貞治という江戸時代の天才石工がおられまして、
その貞治作の三十三観音が祀られているのが建福寺さん。
そして建福寺で年に2回、春と秋に石仏ライトアップが行われており、
念願かなって行くことができた。
というところでしょうか。
 
詳細は下のリンクからお読みください。
 
とにかく素晴らしかったですね。
ライトアップもそうですし、石仏の技術の高さもです。
 
これまでご紹介した福林寺跡磨崖仏群、修那羅石神仏群は、
写実的な像容もありますが、大部分は簡略化された、
独特でユニークな表現が魅力的な石仏でした。
ですが守屋貞治の石仏はツッコミを入れる隙がまるでない
完全無欠の美しさと表現してもいいんじゃないかと思います。
 
どっちも好きです。
技術がバカ高い石仏も、ユルカワ系石仏も、どちらも好き。
この幅の広さが石仏の面白さと言えると思います。
 
 
やはり石仏大賞を紹介するだけで2000字を大幅に越えてしまいましたね。
(いつも2000字前後を目安に書いてるんです)
ブログですから仕事の原稿じゃないんで、何字になってもいいんです。
でもあんまり長いと読むのも疲れますし、大仏編は次回にします。
12年目にして年間大仏・石仏大賞、初の2回またぎ!
 
後編の年間大仏大賞2023の方も年内にアップします。
しばしお待ち下さい。