半田カメラ/気になったら とりあえず行ってみるブログ

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フリーカメラマンで大仏写真家の半田カメラが、
「気になったら とりあえず行ってみる」
をモットーに、彷徨いつづける日々の記録です。

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書肆侃侃房さんのWebサイト「Web侃づめ」にてユルめに更新


10月17日 配信イベントさせていただきました!
ご視聴くださった皆さま、ありがとうございました!!



すでに2021年1月2日。

年が明けてしまいました。

明けましておめでとうございます。

 

ですが、年末恒例のアレがまだですので、

昨年、2020年を改めて振り返らせてください。

少し長くなります。すみません。

 

そもそも、私が大仏巡りをはじめたのは2010年のこと。

 

2020年で10年になるんです。

そうです、2020年は私にとって

メモリアルイヤーだったんです!

 

とりあえず10年やったら一人前…いや、一人前ではまだぜんぜんないけど。

でも自分の中で「せめて10年はやろう」と思ってた感はありました。

 

その節目の年に

新刊「遥かな巨大仏 西日本の大仏たち」

を出すことができて、

「夢みる巨大仏 東日本の大仏たち」

と合わせて、とうとう東日本、西日本が出揃った!!

さて、西日本や九州で写真展示やるぞ〜!

 

などと息巻いていたのが2月です。

3月に入り、新型コロナウイルスが猛威を振るいはじめ、

なんとか東京での写真展は滑り込みでできたものの…

その後の予定はすべて白紙に。

 

リモート配信イベントをさせていただいたりもしましたが、

リアルイベントのようにはいかず、現在に至るという感じ。

 

とは言え、有り難いことに連載は増えたり減ったりしながらも、

現在4本ほどあり、他の仕事もしてまして、忙しいのは変わらずです。

苦しいながらも、やりがいのある1年だったと思います。

 

 

そんなグチ混じりの総括もありつつ…これだけはやりましょう。

年末恒例、年間巨大仏大賞!!

(年あけちゃったけど)

 

これは、私がその年に出会った大仏さまの中で印象に残っているもの、

またはこれはスゴいの撮れた!という苦労の末の作品や、

思い入れのある大仏写真を年間巨大仏大賞と称して、

勝手に選出しご紹介するという、まったくもって個人的な企画です。

 

ちなみに過去3年の年間巨大仏大賞はこちらからどうぞ↓

「年間巨大仏大賞2019」

「年間巨大仏大賞2018」

「年間巨大仏大賞2017」

 

2020年はコロナの影響で例年ほど大仏行脚できてない気がします。

でも行ってるかな…そのわりには行ってますね。

ブログはあまり書けてません。それは本当にすみません。

それと石仏巡りばっかりしてましたね。

 

そんなメモリアルイヤーながら、石仏イヤーな

2020年の大仏写真ベスト3!

さっそくご紹介してまいりましょう。

 

 

年間巨大仏大賞2020

まずは第3位の発表です。

 

 

観音岩 かんのいわ(山形県)

 

これはまだどこにも出してないです。

一度だけ、Instagramにはあげましたね。

どこかで記事にしようと思っていて、そのタイミングがなく、

ブログにも書かないまま、とうとう年末を迎えてしまいました。

そういうのたくさんあるんですけどね。

 

そんなことで、まだあまり詳細を明かしたくないなと思って

観音岩(山形県)というだけにさせてもらってます。

 

夏ごろかな。別の目的で行った山形で、立ち寄った道の駅にて、

偶然この観音岩の写真を見つけたんです。

まったくその存在を知らなくて。

また勝手に運命か何かを感じてしまって会いに行ったんですけど、

もの凄い登山で…

しかも山の中で道に迷うなどして…

暑くて汗ダクで、ちょっと死にそうになりました。

 

そんな死にそうになった想い出の第3位でした。

 

 

つづいて

年間巨大仏大賞2020

第2位の発表です。

 

 

天竺渡来大釈迦石像 てんじくとらいだいしゃかせきぞう(奈良県)

 

実は2019年も同じ壷阪寺の天竺渡来大釈迦石像の春の写真が1位だったんです。

私2019年じゃなくて2018年だと勘違いしてて、

イベントでも2年前って言っちゃってたな…ごめんなさい。

 

2019年も春に行って、2020年は秋の紅葉時にまた行ったんでした。

前回は日帰りでしたが、今回は一泊することができたので、

ライトアップしている夜景を撮ることができたんです。

しかも奥の院の磨崖仏まで参拝することができて大満足!

 

詳細はブログをご覧ください。

「壷阪寺 紅葉ライトアップ夜間拝観」

「壷阪寺奥の院 五百羅漢(前編)」

「壷阪寺奥の院 五百羅漢(後編)」

 

 

それではとうとうお待ちかね。

年間巨大仏大賞2020……

栄えある第1位の発表です!!

 

 
岐阜大仏 ぎふだいぶつ(岐阜県)
 
これはつい先日、な気がします。
12月19日に撮影した写真です。
ですから記憶が鮮明で印象に残りまくっている、
というのも1位の理由のひとつかもしれません。
 
某誌の連載のため、岐阜大仏のある正法寺の
年末恒例「すす払い」を取材させていただきました。
(まだ詳細は言えません。記事が上がったら告知するかもです)
 
岐阜大仏はとっても優しげな雰囲気を纏っていて、大好きな大仏さまです。
すす払い行事はたびたび地方紙の記事になるなどしていたので、
いつか取材させていただきたいと思っていて、とうとう夢が叶いました。
 
長いモップのようなもので、優しく大仏さまを掃除しているご住職さまが、
まるで大仏さまと会話されているようで、個人的にとても感動的だと思った一枚です。
この場所は通常は立ち入れない場所です。
取材のため特別に入れていただけて、そのことも感動でした。
 
ちなみに、最初に岐阜大仏を参拝したのは2015年のことです。
過去のブログはこちらです↓
「優しきオッケー大仏 岐阜大仏」
 
 
 
とまぁ、こんなラインナップになりました。
なんだかんだ言って、2020年もバラエティに富んでますね。
 

毎年のことですが、3つに絞るというのが大変苦行でして。

上位3位+もうひとつ部門賞を選ぶ、というのが恒例になっています。

ですから、2020年も年間ええ顔仏像賞 という部門賞をひとつ選びました。

 

この賞はタイトル通り、

2019年に出会った大仏さまで、私が1番ええ顔だ!!

と思った大仏さまを選出する賞です。

 

では、発表しましょう。

年間ええ顔仏像賞2020 はこちら!

 

 

有福大仏 ありふくだいぶつ(島根県)

 

もうずいぶん昔のことのような気がします…

2020年のお正月は島根県の有福温泉にある三階旅館という老舗旅館に泊まったんです。

この三階旅館がもの凄く良かったんですよ!

木造三階建ての160年ものという古い旅館で、お料理も美味しかったし、

子供用の浴衣や羽織やらもとっても可愛らしくて、おもてなしも最高っていう感じ。

 

有福温泉に行ったのはもちろんこの有福大仏さまに会いたかったから。

この当時、前述した拙著「遥かな巨大仏」をつくっていまして、

どうしてもその中に有福大仏さまを入れたかったんですよね。

 

温泉も良いし、旅館も良いし、

有福大仏さまに会えば、なんとも素朴で可愛らしいお顔にハッピーな気分に。

こりゃ、今年はお正月から「福が有るな」ってんで、絶対にいい年になるぞ!!

って思ってたんですけどね…

 

まぁ、いろいろありましたが、有福大仏さまに罪はありません。

最高にハッピーなお顔で年間ええ顔仏像賞2020に選出させていただきました。

 

 

ということで、

年間巨大仏大賞とともに、一年を振り返ってみました。

 

いまだコロナ終息の気配は見られませんが、

2021年こそは感染対策をしつつ、関東はもちろん、

関東以外にも遠征して写真展など行えればいいなぁ…

と思っていますが、どうなることやら。

 

良き展示場所などご存知の方は、ぜひご一報ください。

ちなみにお金はありません!

お金をかけずに展示させていただける場所でお願いします…。

 

そんな感じで、2020年も皆さまありがとうございました!

2021年が皆さまにとって(人類にとって!)良い年になりますように!

2021年も頑張るぞ!!

皆さま、良い年末年始を。

またお会いしましょう。

 

この年末年始は実家に帰らずステイホーム、

という方も少なくないでしょう。

 

例年であれば、

お寺で行われる年越しのカウントダウンイベントに行き、翌朝は初詣へ!

という流れを、この上なく楽しみにしている私なのですが、

さすがに今年の年越しはジッとしている予定です。

 

ということで、

ステイホーム中の暇つぶしにもなるんじゃないでしょうか、

あまり役に立たない、私が今年書いたコラムの中から、

おすすめを少しご紹介しておこうかな、と思います。

 

 

まずは「withnews」さんで書かせていただいてるコラム、

「半田カメラの巨大物巡礼」

 

これは「巨大仏」に限らず「巨大物」

つまり巨大なもの全般を取り上げる連載なのですが、

どうも「巨大仏」は皆さんあまり興味がないのか…

仏像関連以外のコラムの方が読んでいただけている傾向にあります。

 

仏像だと私が好きすぎるので、熱が入りすぎて、

文章が客観性を欠いているのかもしれません…

皆さんに読んでいただけるように、文章が上手くなりたいものです。

頑張ります。

 

withnewsでは現在7本のコラムが公開されていますが、

中でもおすすめしたいのは、

鳥取県にある自然発生型墓地「花見潟墓地」について書いたものです。

 

 

こちらからお読みください↓

「時空を越えあいされる『墓の町』起源は不明、墓石2万基の圧倒的眺め」

 

 

2年前のお盆に花見潟墓地に行った私は、幻想的な風景にいたく感動しまして、

これは記事にさせていただきたい!と思ったわけです。

 

ところがこの花見潟墓地、とても謎が多いんです。

仮定や想像だけのコラムになってしまいそうだったので、

町の観光課に連絡を取り、墓地に詳しい方を紹介していただきました。

 

ご紹介いただいた岩田さんという方がとても素敵な方で!

と言っても、電話でお話しただけなんですが。

でも2時間は話ちゃいましたね。

感動的なお話で…電話ごしにうかがいながら、涙が出るほどでした。

 

そんなお話を私が上手く書けるんだろうか…

と、プレッシャーではありましたが、

私なりに伝えられたんではないかと思っています。

 

「半田カメラの巨大物巡礼」は他の記事も熱量高めで取り組んでいます。

ぜひ読んでみてください。

 

 

もうひとつ、

最近はちょっと滞り気味で…ごめんなさい。

本当に何の特にもならないムダ知識連載、

「大きいことはいいことだ!」

というのをやらせていただいています。

 

まさに今年はコロナによって、

仏像を巡ろうにも、思うように巡れなかった一年でした。

そこで私が目をつけたのが石仏、磨崖仏です。

 

「屋外にある石仏や、山奥にある磨崖仏ならば、

誰とも会うことなく仏像参拝できるじゃないか!」

という結論に至ったわけです。

 

そんな磨崖仏への想いをまとめたようなコラムがこちら↓

「いまこそ磨崖仏を巡ろう、そして彫ろう」

思いあまって磨崖仏を彫ってしまってます。
と言っても、実際には自宅でせっせと粘土を彫ってますので、
まだ石や岩盤を掘りだしてはいませんが。
いつか石を掘りだす日も近いかも…しれません。
 
と、どなたでもいつでも、無料でお読みいただける、
ふたつの連載をご紹介させていただきました。
年末年始の暇つぶしにご活用いただけたら嬉しいです。
 
 
次のブログは、年末恒例のあのブログ…
そうです、年間巨大仏大賞2020です!
待ってくださっている方がどれほどいるか分かりませんが…
しばし、お待ちください。

壷阪寺の奥の院にある磨崖仏、五百羅漢をご紹介した前回のブログ、

「壷阪寺奥の院 五百羅漢(前編)」の後編になります。

どうぞ前編を読んでからお読みください。

 

おびただしい数の羅漢像が刻まれた岩に圧倒され、

あらゆる角度からシャッターを切りまくっていた私でしたが、

前編の五百羅漢はまだほんの一部にすぎなかったのです。

 

この周辺一帯は、仏さまやら、神さまやら、お坊さんやらが、

いたるところに潜んでいたのです。

それも尋常でない数!

ここにもありました、別世界。

 

 

例えば、上の写真は護法大黒五百羅漢

前編でご紹介した五百羅漢とはまた別の場所です。

わかりづらいですが、上の岩の左端にあるのが護法大黒だと思われます。

 

案内していただいて、ちゃんと説明を受けたんですが…

磨崖仏の数が多すぎて、もう必死で撮ってて、

後から写真を見ても、この写真が何だという確信がイマイチ持てなくて…

間違ってたら、すみません。

あらかじめ謝っておきます。

 

 

こちらは左に三尊弥陀、右に来迎如来。

ただでさえわかりづらい磨崖仏なのに、

夕方の日差しが差し込んで、わかりづらさが倍増してます。

 

 

クローズアップすると少しわかるかな。

写真左に三尊並んでいるのが確認できると思います。

これが三尊弥陀、右が来迎如来だと思います。

 

 
こちらが千像如来
 
他にも、たくさん!!
 
「うっかり岩を踏んだら、そこは仏様のお顔だった!」
みたいなことが起こりかねないぐらいに、
そこらじゅうの岩という岩に、仏さまが彫られてる感じ。
いや、大げさじゃなくて、本当に。
 
 
この上の写真とか、あれ?何かの形かな…?
と、よくよく見れば、仏さまが座ってたりする。
そういう「隠れてる仏さまを探す楽しみ」みたいなことが、
この一帯にわんさか溢れてるわけです。
 
 
そんな中、
通常は危険で立ち入れない場所に、特別に入れていただいたんです!
そこにあったのは、何と!
 
 
両界曼荼羅です!!
 
私けっこういろいろな磨崖仏を観てきてるほうだと思うんですが、
こんなに大きな岩に刻まれた曼荼羅は、観たことないんですけど…
大変珍しいんじゃあないでしょうか。
 
大分の熊野磨崖仏の大日如来像の頭上に3つの曼荼羅が描かれていましたが…
それ以外にもあるんでしょうか。
ちょっとわかりません。
どなたか詳しい方、ご一報ください。
 
ええと、不勉強で…そんなに詳しくないんですが、
曼荼羅とは密教の教えの中心となる大日如来を中央に配し、
仏の世界の真理を図解化したもののことですよね。
 
胎蔵界曼荼羅「金剛界曼荼羅」の2つを合わせて「両界曼荼羅」なわけで、
 
 
中心に大きく大日如来を置き、そこから外側に向かって像が小さく描かれるのが、
「胎蔵界曼荼羅」だから、
おそらくこちらが「胎蔵界曼荼羅」
 
 
9つのブロックそれぞれの中心に大日如来を置くのが
「金剛界曼荼羅」だから、
こちらが「金剛界曼荼羅」ですよね。
 
不勉強なので、過去のブログを見返してみると、いろいろ間違ってるんですよね。
それはそれで自戒もこめて(本音を言えば修正する時間もなく)そのまま残してありますが。
間違っていればご教授ください。
 
 
それにしても、いや、スゴい…
これはスゴいものを見せていただいた…
 
ですが、ここに立ち入れないというのは、どうしたものでしょう。
文化財指定がされてないってどういうことでしょう。
文化財指定されたら、山道も整備されて、危険箇所も補強されて、
立ち入れるようになると思うんです、きっと。
これ、どうにかならないものでしょうか。
 
いや、本当に凄かったです。
ここは文化財指定されるべきだと思います。
と、最後に太字で強く訴えさせていただきまして、
今回の壷阪寺の感動に継ぐ感動のレポートを終えます。
 
壷阪寺の皆さま、帰りに送ってくださった地元のカメラマンさん、
親切にしていただき、本当にありがとうございました!

前回のブログで奈良の壷阪寺紅葉ライトアップの、

この世のものとは思えぬ異世界的魅力をお伝えしました。

「壷阪寺 紅葉ライトアップ夜間拝観」

 

今回も同じ壷阪寺なのですが、奥の院と呼ばれる場所にある磨崖仏、

五百羅漢をご紹介したいと思います。

 

紅葉ライトアップに比べると絵的には地味かもしれませんが、

(あの光景に比べたら、たいがいのものは地味な気もします)

圧倒的な数の力には、また違った迫力があります。

とても素晴らしいにもかかわらず、そこまで知られていないと思うので、

参拝して日も浅い、私の熱量の高いうちに、書いておきます。

 

 

壷阪寺奥の院 五百羅漢は、壷阪寺境内ではなく、

お寺の先にある高取城跡へとつづく高取城登山道の途中にあります。

古くから壷阪寺の境内は広く、元々はこの奥の院も境内だったそうです。

 

 

壷阪寺から車で登山道を少し登ると、3台ほど停められる駐車スペースがあり、

「壷阪寺奥の院 五百羅漢」という大きな看板が立っています。

そこからは山道を徒歩で登っていきます。

 

有り難いことに、私はお寺の方にわざわざご案内いただきました。

本当にありがとうございました!

「夏場は虫が多いので、この時期はとても良いですよ」

とのことでしたので、参拝の季節にはご注意ください。

 

 

進んで行くとすぐに現代的なお地蔵さまが並ぶゾーンが現れます。

これらはそもそも、土砂崩れ防止のためもあって設置されたとのことで、

物理的な意味でも山を守っていらっしゃるお地蔵さまなんですね。

 

お地蔵さまゾーンを越えてしばらくすると、

無数の仏さまの彫られた大きな岩が見えてくるのです。

 

 

5メートル×3メートルくらいの大きな岩。

その岩肌に刻まれたおびただしい数の仏たち!!

これが香高山五百羅漢と呼ばれる羅漢さんです。

 

クローズアップするとこんな感じ。

 

 

長年の風雨にさらされ摩耗しているものもあれば、

なんとなくお顔が残っているものもあります。

 

お話によれば、つくられた年代などは定かでないとのことですが、

江戸〜室町時代に高取城の石垣をつくった石工さんたちが、

腕試しか、あるいは願掛けでつくったのではないかと言われているそうです。

 

大変に貴重なものだと思うのですが、文化財指定などされているわけでもなく、

岩は自然の中で徐々に朽ちていっているように見えました。

 

 

写真上部の岩肌から、崩れて落下してきたであろう羅漢さんの一部が、
岩の下に転がったままになっていました。
写真の赤丸の部分がそうです。
 
そのクローズアップが下の写真。
 
 
仏さまが自然に返って行くようで、それはそれで美しい姿なのかもしれませんが、
痛ましいというか…
勿体ないというか…
どうしてもそんな気持ちが沸いてきてしまいます。
 
最初の写真から確認できる羅漢像は50体ほどに見えましたが、
これ以外にも岩肌には崩れた跡があるので、
元々は現在見えている数以上の羅漢さんが刻まれていたと思われます。
もしかしたら本当に500体あったのかもしれません。
 
市や県の文化財に指定していただき、保護していっていただきたいなぁ…
と心の底から思いました。
 
 
と、
これだけではないんです!
五百羅漢の周辺には、もう
たくさんの仏さまやら、お坊さんやらが、
そこらじゅうに潜んでいるのです!
 
長くなる予感がビシビシするので、
後編につづくにしちゃいます。
しばしお待ちください。

コロナ第3波襲来などと言われておりますが、皆さまお元気でしょうか。

気持ちだけでも元気になってください、久しぶりの巨大仏ブログです!

 

緊急事態宣言の折りにはさすがの私も大人しくしておりましたが、

最近は感染対策をしつつ、県外にも取材に行くなどしておりまして、

相変わらず、子育て、仕事、大仏行脚とバタバタの日々を送っております。

 

書きたいことは山のごとく積み上がっておりますが、

連載もあり、ブログまで手が回らない現状です。

すみません。

最新の連載は「現在稼働中の連載まとめ」にまとめてありますので

そちらをチェックしていただると嬉しいです。

 

 

そんな中、

つい先日、夢のような大仏夜景を撮影しました。

これはスゴい。

報告の必要アリと思い、急いでブログを書いています。

 

先週末…いや、先々週末かな?

11月14日、奈良の壷阪寺に行っていました。

 

11月14日(土)・15日(日)
21日(土)~11月30日(月)

紅葉ライトアップ夜間拝観が行われると聞き、取材にうかがったのです。

 

通称 壷阪大仏、天竺渡来大釈迦石像のバックショット

 

これまで私は、数々のライトアップされた大仏さまを撮影していますが、

それらはたいがい1尊がライトアップされている状況だったわけです。

 

それが壷阪寺は壷阪大仏と大観音の2尊!

(小さな仏像も含めるともっとあります)

しかも境内全体がライトアップされるということで、

時間がいくらあっても足りない状態!

 

あっちもこっちも奇麗、

どこもかしこも素敵、

そこらじゅう撮影させていただきたい!

でも時間は刻々と過ぎていく…!!

 

とまぁ、そんな状況でした。

少なくとも2、3日は通いたい。

もう関西に引っ越したいです。

 

大仏さまの向こうに観音さま

 

壷阪大仏は台座を含めた高さが15メートル、大観音は20メートル

ただそこにおわすだけで大迫力なのに、ライトアップされちゃってるわけです。

通常時を上回る迫力です。

さらに三重塔などの文化財、巨大なレリーフもライトアップ。

さらにさらに、色付いた木々も照らし出されているわけですから…!

 

なんて表現したらいいんでしょうね…

完全なる非日常と言いましょうか。

異世界と言ってしまっていいんじゃないでしょうか。

夢の中のような世界がそこにありました。

 

高台から斜俯瞰でみる壷阪大仏

 

壷阪寺の境内は山の斜面からなるため、

通常は下から見上げるばかりの大仏さまを、

上から拝むことができるというのも素晴らしいと思います。

 

このことから、桜の時期には桜の木に囲まれる大仏さまが、

桜の衣を纏ったように見えるんです。

 

2年前の春にも参拝させていただいてます。

こちらからご覧ください↓

「桜と大仏2019 〜壷阪寺 前編〜」

「桜と大仏2019 〜壷阪寺 後編〜」

 

左に全長50mの巨大レリーフ、右に三重塔、中央に小さく見える大観音

 

アッという間に時間は過ぎました。

とっぷり日が暮れるまで、たくさん撮影させていただきましたが、

勿体無いので全ては出しません。

半田カメラ大仏専用Instagramにも日々投稿していますので、

こちらからもご覧ください。

 

壷阪寺の紅葉ライトアップ夜間拝観は今月30日まで行われている

とのことなので、まだ間に合います!

私が参拝した時はまだ赤くなりはじめだったので、紅葉は月末の方が見頃だと思います。

時間等の詳細は壷阪寺さんのホームページでご確認ください。

 

最後に天竺渡来大観音石像を。

 

輝く大観音

 

返す返すもっと時間が欲しかった。

日が暮れはじめて、真っ暗になるまでの時間って本当に一瞬です。

夜景の撮影は一瞬の勝負なんですよね。

真っ暗になる前の空が濃いブルーの間に撮りたいから。

 

それでも念願が叶いました。

しばらく夢に見そうです。

私にとってはそれぐらい素晴らしい体験でした。

 

 

次のブログでは壷阪寺の奥の院にある磨崖仏の話をしようと思います。

こちらも素晴らしかったです。

ライトアップに比べると絵的には地味ですが。

 

壷阪寺に磨崖仏群があるのは以前から知っていましたが、

これまで行けてなかったんです。

今回はじめて行ってきました。

しかもお寺の方にご案内いただくという…!

なんて有り難い!!幸せです。

 

しばしお待ちください。