半田カメラ/気になったら とりあえず行ってみるブログ

半田カメラ/気になったら とりあえず行ってみるブログ

フリーカメラマンで大仏写真家の半田カメラが、
「気になったら とりあえず行ってみる」
をモットーに、彷徨いつづける日々の記録です。

【NEWS】

 
●2022年3月12日より新刊が発売されています!
「道ばた仏さんぽ」 (大和書房)
オールカラー文庫本 価格¥1,100 現在発売中!


● 大仏ガイド本は引きつづき発売中です!
Amazonで購入いただけます。

  
●Web連載
withnewsさんにて、お読みいただけます。


書肆侃侃房さんのWebサイト「Web侃づめ」からお読みいただけます。

前回のブログにて告知させていただきました

2026年11月1日(日)〜14日(土)

誠品生活日本橋にて開催される

『ほとけさまウィーク 2026 』

〜"みんな違ってみんな尊い"古今東西さまざまな仏さまと祈りのかたち〜

の続報を(少し遅くなってしまいました!すみません!)お届けします。

 

イベントのWEBページはこちらです↓

 

この『ほとけさまウィーク』の大きな企画のひとつに

『ニッポン全国 ほとけさまコレクション』&『ほとけさマップ』

があります。

『ほとけさマップ』は企画のプレゼンターを務める

私、半田カメラと仏像大好き芸人のみほとけちゃんが推す、

日本各地の仏像たちをマップでご紹介するというもの。

 

そして、その仏像スポットの中から仏像グッズをお取り寄せし、

日本橋で特別販売してしまおう!

というのが『ニッポン全国 ほとけさまコレクション』です!

 

では『ニッポン全国 ほとけさまコレクション』

の中から一部をこちらでご紹介してしまいましょう。

 

まずは、私が推しに推している仙台大観音のグッズから。

今回のイベント限定商品として仙台大観音Tシャツを作りました!!

 

 

上がそのデザイン

仙台大観音Tシャツ『掃除中』と『夕暮れ』の2種類です。

 

仙台大観音には『オリジナルTシャツくじ』という自動販売機は設置されています。

料金を入れると全12種類のデザインのTシャツがランダムに出てくる、Tシャツの自動販売機です。

この自販機の中からいくつかのデザインを日本橋で販売させていただきたい!

と思い、自販機の業者さまにご連絡したところ

「それなら半田さんの写真でTシャツを作ってみては?」

とのご提案をいただきました。

この有難いご提案にすぐさまデザイン案を出し、

その中で上の2種類が制作された、という経緯です。

 

『掃除中』着用モデル:みほとけ、『夕暮れ』着用モデル:半田カメラ

 

そんな経緯ですから、現在このTシャツは『ほとけさまウィーク』でしか購入できない、

イベント限定商品となっています!

サイズはそれぞれMとLの2サイズ展開。

価格は3,000円の予定です。

 

ただひとつ注意点がございまして、

プリントの発色にこだわってしまったため、お洒落着使用となっております。

プリント部分に直接アイロンを当てることはやめてください!

インクが溶けてしまう可能性がございます。

アイロンの際は必ず当て布を!また裏側から中低温でお願いいたします。

さらに、お洗濯の際にはネットに入れて洗うことを推奨しております。

 

と、注意点があるものの、とても素敵な仕上がりとなっておりますので、

是非是非この機会にお求めください!

 

 

つづきまして我らが牛久大仏さまより

 

 

牛久大仏パスケースが登場します!

 

このパスケースは、約1年前に私がXでポストしてプチバズった過去があります。

その後、旅番組で某お笑い芸人さんが購入し話題に!

現在は入荷してもすぐ売り切れる大人気商品となっています。

本来は牛久大仏でしか購入できない(牛久大仏での通販は可能)のですが、

特別に出張販売していただけることになりました!!

 

牛久大仏さまからは、他にもメモ帳やご朱印帳も登場する予定。

どれも素敵なデザインですので、この機会をお見逃しなく。

 

 

つづいて、

このブログでは何度もご紹介しているので、ご存知の方も多いでしょう。

 

 

長野県伊那市の石仏ガチャが日本橋にやってきます!

伊那市は江戸時代に多くの石工(いしく)を輩出した石仏の里。

素晴らしい石仏が町の至る所に点在しています。

その石仏フィギュアをつくり、町おこしにつなげているわけです。

 

詳しくは私の過去のブログを。

多分これが一番最初の石仏ガチャの記事なんじゃないかな。

 

今回は全8種類のフィギュアが出てくる特別バージョンの『石仏ガチャ』となっております。

コイン式のガチャ機ですので、レジに行きコインをご購入いただき、ガチャを回す、という手順となります。

数もそれなりにやってきますので、ガンガン回していただいて大丈夫!!

なくなったら私が補充しに行きます。

 

この他にもたくさんの仏像グッズが販売予定で、まだまだご紹介しなければなのですが、

すでに文字数が2000字近くなっております‥長いですよね、すみません。

また次回、トークショーのことも含め続報第二弾を上げます!

トークショーほとんど無料ですので、11月8日は空けておいてください!!

これ絶対、お願いします!!

ではまた続報②にて。

 

 

 

本日は告知ブログです!

ご報告がやや遅れてしまったんですが‥

まだぜんぜん間に合います!

今から予定をこじ開けてください!!

 

2026年11月1日(日)〜14日(土)

誠品生活日本橋の主にテーマウォールにて、

ほとけさまウィーク 2026 

〜"みんな違ってみんな尊い"古今東西さまざまな仏さまと祈りのかたち〜

というイベントが開催されます!

 

 

 

誠品生活日本橋は、東京 日本橋のCOREDO室町テラス 2階にある大型書店です。

このスペースの一部をお借りして、仏像満載のイベントをさせていただくことになりました。

イベントのプレゼンターは芸人で仏像やお寺文化の研究家のみほとけちゃん、

そして大仏、石仏写真家の半田カメラです。

なぜ半田が?とお思いの方も多いと思いますが‥

そもそもは私が持ち込んだ企画でして、みほとけちゃんにご協力をお願いしたという形です。

 

 

 

具体的にどんなことをやるのかご説明します。

 

①半蔵門ミュージアム 秋の特別展「足利樺崎寺と運慶ー二体の大日如来像ー」

とのコラボレーション

これはみほとけちゃんが特別展のナビゲーターに就任していますので、

双方をつなげ、双方をさらに盛り上げるために尽力いただきました。

展覧会図録の特別販売や関連グッズフェアも展開する予定です。
 

②ニッポン全国 ほとけさまコレクション&ほとけさマップ

これは私とみほとけちゃんが推す、日本各地の仏像たちをマップでご紹介、

その仏像スポットの中から仏像グッズをお取り寄せし、日本橋で特別販売してしまおう!

という仏像好きさんにはたまらない企画です。

(具体的にどんな商品が並ぶのかは、長くなりますので、

次回のブログから随時ご紹介していきます。お待ちください)

 

③11月8日(日) スペシャルトークイベント開催

メインは運慶研究の第一人者であり半蔵門ミュージアム館長である山本勉先生の

特別展の見どころや“運慶のキホン”を解説いただくスペシャルトークショー。

(こちらは有料、先着順40名)

メインのトークの前に私とみほとけちゃんとで、仏像トークショーを行います。

こちらは無料で事前予約も必要ありません。

初心者の方でも楽しめる内容です、どうぞ気軽にお越しください。

 

 

もろもろの詳細は先に上げましたWEBページをご覧ください。

WEBページに載っていない販売予定の仏像グッズなどに関しては

明日以降、このブログで順次公開していきます。

半田カメラのX、みほとけちゃんのXなどのSNSでも発信しています。

そちらからもご確認ください。

 

取り急ぎの告知でした!

このイベントの準備に加え仕事の方も現在わりと繁忙期でして‥

情報発信が遅れがちになってしまっています。

ですが、たくさんの方々にご協力いただいていますので、

多くの方に来ていただきたい!!

頑張って発信してまいります。

どうか皆さま日本橋にお越しください!

宜しくお願い致します。

 

これまで7回に渡りゆるゆる続けてきました

長野県北部〜中部の旅の記録も今回が最終回となります。

とはいえまだ長野には行きたいところが多々あり、

今回、時間的に断念したところもあります。

長野にはまだまだ行かなければなりませんね。

 

今回の旅で最後に立ち寄った場所は布引観音。

長野県小緒市にある懸造りの観音堂が有名なお寺です。

 

懸造り(かけづくり)とは、

山や崖の斜面にへばりつくように建てられた寺院建築のこと。

この懸造りに私は最近ちょっとハマっていて、

旅先で懸造りがあったらちょっと寄ってみるモードに入っているんです。

まぁ「ちょっと」では済まないんですけどね‥

懸造りってかなりハードめな場所にあるものですから。

 

そんなハードめな懸造りのどこに興味を持ったのか。

それはやはり「なぜそこに?」感。

これが最大の理由な気がします。

なぜこんなところに、そうまでして建てなければならなかったのか。

この信仰があいまった謎(ミステリー)と、

そこに辿り着くまでの道のり(アドベンチャー)が、

懸造りには共存している。

そこがいい。

 

 

ここが布引観音の参拝路入り口です。

入り口に近い駐車場は、私が着いた時にはすでにいっぱいで、

出て行く車を待たないと停められないほど。

連休中だったためか大人気でした。

需要に反して駐車場が小さめ、とも言えるかもしれませんが。

 

↑お犬さまが見切れているのはご愛嬌

 

駐車場にある案内図によれば布引山釈尊寺までは徒歩で約20分。

ちょうどいい山登りという感じです。

ただ私はこの前の日にも山登りをしていました。

前回のブログに書いた霊諍山に登っていたんです。

『長野県北部〜中部の旅 ⑥ 霊諍山の石仏』

流石に少し疲れが出ていました。

 

 

いつもよりやや重い足を無理やり進めながらの登山です。

ただ布引観音の登山の良いところは、

途中でこんな感じの仏像があったり、

 

 

滝があったりと、風景に変化があって面白いこと。

それと駐車場に車が多かったことでわかるように、

登山客が多い点があげられると思います。

 

すれ違う登山客が多いと、互いに声を掛け合うなどして士気が高まります。

「こんにちはー」

「もう少しですよ」

とか、登山あるあるですね。

また昨今よく聞く熊などの野生動物との遭遇も、

誰ともすれ違わないより心強く感じるのは間違いないでしょう。

 

 

そうこうしながら登山すること約20分。

行手に立派な仁王門が見えてきます。

ここまで来ると釈尊寺はもう目の前!

ラストスパートの階段を登り切ると‥

 

 

そこにあるのは布引山釈尊寺です。

そしてここで向こう側に見えてくるのが、

今回の目的である断崖絶壁に建てられた、

懸造りの観音堂です。

 

 

 

布引観音と言えば出てくるのがこの写真。

私も同じ場所から写真を撮りました。

 

まさに圧巻の懸造りと言えるでしょう。

はたしてどれだけの高さがあるのか。

なぜそうまでしてこんなところにお堂を建てなければならなかったのか。

冒頭に書いた私の疑問があなたの頭にも浮かんだのではないでしょうか。

 

もちろんそれこそ信仰なんでしょう。

ですが、信仰心を超えた執念みたいなものがなければ、

こんなところにお堂は建てられないのではないか‥

そんなことを思ってしまいます。

 

 

もちろん、この観音堂にも歩いて行けるわけです。

その道のりには写真のように崖にのめり込んだお堂や、

岩をくり抜いた隧道(トンネル)があり、自ずと気分が高まります。

 

『牛に引かれて善光寺参り』

という説話はこの地で生まれていて、

それゆえ布引観音という名称なのですが、

それにちなんだ牛の石像も道の途中にありました。

説話に関しては長くなるので省略します。

調べてください。すぐ出てきます。

 

 

 

観音堂までの道のりで個人的にグッときたのは、

六道地蔵と閻魔大王と奪衣婆(だつえば)の石仏。

それと、

 

 

 

柱の影からまるで「ニヤリ」

と不適な笑みを浮かべるかのように顔をのぞかせる狛犬さん!

が印象的でした。

 

 

観音堂から見た釈尊寺からの道のりはこんな感じ。

写真ではなかなか伝えづらいスケール感です。

360度のパノラマと言っちゃえばそうなんですが。

実際に行って体験していただかないと本当のところは分からないと思います。

ですから写真もこのぐらいに留めておきます。

 

個人的には興味津々の懸造りがあり、石仏や狛犬も随所に出てくる、

いい感じの登山だったな、という印象でした。

駆け足ではありますが、また長文になってしまったのでこのへんにします。

 

ぜひ機会があればご自分の目でこのスケール感、

アドベンチャー感、そして魅惑の懸造りミステリーをお確かめください。

くれぐれも登山ですから、ちゃんとした装備でお出かけください!

何年にも渡りこのブログを読んでくださっている方なら、

もしかしたら覚えているかもしれません。

今から2年前‥いや3年前かな?に参拝した

長野県筑北村にある修那羅(しょなら)石神仏群のことを。

 

こちらです↓

『鳥居の先の異世界 修那羅石神仏群〜前編〜』

『鳥居の先の異世界 修那羅石神仏群〜後編〜』

『鳥居の先の異世界 修那羅石神仏群〜追記〜』

 

詳しくは上のリンクから読んでいただきたいのですが、簡単に説明します。

修那羅石神仏群は筑北村にある安宮神社という神社の奥に広がっています。

安宮神社は江戸時代の行者、修那羅大天武によって開かれ、多くの信者を得ました。

信者たちが奉納した無数のユニークな石仏が今も残る、濃厚石仏スポットです。

 

この修那羅石神仏群があまりにも衝撃的で‥

ブログには書きませんでしたが、

私はその翌年、修那羅にもう一度参拝しています。

               

 

そんな修那羅石神仏群のある筑北村から北に20キロぐらいでしょうか、

同じ長野県の千曲市に修那羅に大いに影響を受けた石仏群があるのです。

これは石仏好きの間では大変有名な話。

その名も霊諍山(れいじょうざん)の石仏群と呼ばれています。

私はこれまで霊諍山に行けておらず、

今回ここに参拝するのが旅の大きな目的のひとつでした。

 

 

霊諍山は大雲寺というお寺の裏山にあります。

写真はその裏山にあたる大雲寺自然探勝園の案内看板。

これを見つけるまで霊諍山への道がわからず、

お寺周辺をかなりウロウロしてしまいました。

 

 

私のようにウロウロしないよう書いておきます。

この案内看板は大雲寺に向かって左手の公衆トイレの側にあります。

そして公衆トイレと看板の間にある細い道が霊諍山への参拝路です。

 

ただ、霊諍山にのみに行くのなら、

他の入り口から登る方が道の方が楽なように感じました。

なぜなら、ここからはそこそこ急な登山道になるからです。

でも他の参拝路には駐車場がありませんからね。

このルートであればお寺の駐車場に車を停められます。

ご参考まで。

 

 

前述したように先ほどの入り口からは、ひたすら上り坂がつづきます。

順路を示すように石仏がポツポツとあったりすればテンションも上がりますが、

ただ写真のような山道。ほぼ修行です。

途中で慈母観世音菩薩像がありますが、

少し道を逸れるので、今回は参拝しませんでした。

 

 

汗を流しつつ10分ちょっと登ったところで、

地図にあった展望台らしきものが見えてきました。

私は山登りに慣れているほうだと思います。

おそらく普通の方だとここまで15〜20分ほどかかるんじゃないでしょうか。

 

 

大雲寺からこの展望台まで0.3キロ、

ここから目的の霊諍山まで0.3キロ。

つまりここが霊諍山までの中間地点です。

ただここまでは0.3キロの上り坂、ここからは0.3キロの比較的平坦な道。

ここまで来ればもう霊諍山に着いたも同然です。

 

 

少し(私の足で7分ほど)歩くと鳥居が見えてきました!

おそらくあそこが霊諍山でしょう。

 

 

鳥居があり、その奥に社殿が見えてきました。

この山で2番目に高い標高490.5メートルの場所にある霊諍山です。

 

 

説明看板によれば、

霊諍山は明治中期に北川原権兵衛という人物が開山。

その際、修那羅大天武の高弟がともに布教し信者を集め地元の信仰を得た、

とのこと。

なるほど、修那羅に影響を受けたというより、

修那羅の流れを汲む場所といった感じでしょうか。

 

 

中心にある社殿の周りをぐるりと石仏が並んでいます。

この配置も修那羅とほぼ同じ。

ただ規模は修那羅より小さく、石仏の数は120ほど。

ちなみに修那羅には800ほどの石仏があると言われています。

 

そんな中でも、

霊諍山の石仏と言えば真っ先に思い浮かぶ、

石仏好きの間で特に有名な石仏がこちら。

 

 

 

猫神様がふたつ。

右の猫神様は「猫だな」って感じですが、

左の猫神様は二足歩行だし、ウェーブしてるみたいなポーズ。

アニメっぽいというか、キャラクターぽいというか‥

不思議な魅力があり、この猫神様は霊諍山のアイドル的な存在です。

 

念のため説明を入れますが、

猫神様とは養蚕の天敵であるネズミから蚕を守るため猫を飼ったことから、猫を神聖化した像です。

 

 

こちらは左が『文珠』と見えるので文殊菩薩でしょう。

とすると、右は象に乗ってるみたいだから普賢菩薩でしょうか。

全般的にキャラクターっぽさがあって親近感が湧きます。

作られたのは明治時代ですし、

修那羅に比べ現代的なのが親近感の正体かもしれません。

 

 

ユニークで独特な像が多く、見てそれと分かるものばかりじゃないのですが、

こちらの摩利支天は見てそれと分かる描写力。

 

 

こちらの不動明王像もとても良いです。

かわいらしくて恐くはないですが、見てそれと分かります。

よく見ると『成田山』って刻まれてます。

 

数ある石仏の中でこの日、私が最も心躍った石仏はこちら、

 

 

 

おそらく蔵王権現?ではないでしょうか。

(間違ってたらごめんなさい)

ポーズ的には蔵王権現です。

でもこちらもぜんぜん恐くない。

躍ってるようでこちらも楽しくなるような、そんな石仏でした。

 

もっとご紹介したいのですが、

素敵石仏ばかりでキリがありませんのでこのへんにしておきます。

 

 

総じて感じたのは自由さ。

統一性はあるのかもしれません。

何か私にはわからないルールがあるのかも。

ですが不勉強な私が見ると

『とにかくスターな仏像や神像を集めた』

みたいに見えてとても楽しいのです。

そして修那羅と同様に民間信仰の自由なパワーを感じました。

 

辿り着くまでそれなりに大変でしたが、ここまで来てまったく損はない。

山の上にひっそり広がる、フリーダムな石仏パラダイスでした。

最近はサッカーW杯に夢中で、また間が空いてしまいました。

日本戦以外も面白いので、放送があるといつまでも観てしまいます。

今大会はアジア勢が軒並みグループ予選で敗退。

アジア全体をまるっと応援している私としては悲しい限りです。

 

W杯の話は早々に切り上げまして‥本題に入りましょう。

ここまで5回に渡り長野県北部の旅の記録を書いてきましたが、

今回は箸休め回とでも言いましょうか。

「ま、ちょっと寄ってみた」的な回になります。

よろしければ前回から引きつづきお読みください。

 

前回のブログ

『長野県北部〜中部の旅 ④ 藁の道祖神』

に出てきた県道12号(アルプス展望道路)から山間の道に入りしばらく進んだころ、

こんな看板が目に止まり思わず車を停めました。

 

 

 

道路の右手に「百体観音」の白い文字!

よくよく見ればそれは

『観ノ山 百体観音 P』と書かれた看板でした。

ここに車を停め、細い山道を登って行くと、

山の中に魅惑の百体観音石仏が並んでいるのだろう!

ということが容易に推測されます。

 

まったく知らなかったノーマーク石仏群キタ!!

石仏大国長野ですから、私の知らない石仏群などまだまだゴロゴロあるわけです。

これは寄っておきたいところ。

悩む余地などまるで無く、すぐさま山道へと入って行くことにしました。

 

 

少し登って行くと「ここが入り口」と言うように石灯篭(常夜燈)が現れ、

その奥に『秩父三十四観音』と順路を示す看板が見えてきます。

 

そもそも百観音とは、

西国三十三観音、坂東三十三観音、秩父三十四観音を合わせた

33+33+34=100

百の観音さまのこと。

 

昔はこれら全てを巡る旅に出ることは容易ではなかったため、

このような写し霊場が各地に生まれたわけです。

(後で調べたことですが、この百観音は江戸時代中頃から順につくられたものだそうです)

 

看板の先に現れた観音石仏はこんな感じ!

 

 

 

 

崩れているものもありましたが、多くの石仏は銘も残っており、

いい具合に風合いがあって、私の好きな可愛らしい石仏が多くある印象。

このような可愛らしい観音さまの石仏が、

 

 

点々と間隔をあけつづいています。

 

私としてはもう少し密に配置されていることを勝手に想像していたので、

「おっと‥これは以外と長い道のりになるかもしれないぞ‥」

とこの時点で思い始めていました。

とはいえ、単純にこの間隔で100体並んでいるのであれば先は見えています。

仮に5メートル間隔で100体並んでいるのなら、

単純に考えて500メートルほど歩けばいいわけですから。

まぁ、山道を500メートルって結構キツイですけどね。

 

ところがです。

 

 

再び現れた『百体観音→』

の立て看板がある先に広がるのは‥

 

 

まっったく石仏がないゾーン。

そこにあるのは山道だけ。

しかもこの先そうとう登らされそうな山道。

どうしよう‥まだ秩父エリアなのに‥先はかなり長そう。

 

野生動物が出ても何ら不思議のない山にひとり。

人とすれ違う気配もない。

スマホの電波は極めて微弱で助けも呼べなさそう。

そこまでの登山のつもりじゃなかったから実に軽装備。

しかも事前に調べてないから、何の情報もない。

 

これらの状況を冷静に判断した結果、

これはちゃんとした装備で再度くるべき場所かもしれない‥

今回はここで引き返す決断をしました。

無念です。

 

無念ではありますが、賢明な判断だったと思っています。

と言うのも、後になって調べたところ、

観ノ山 百体観音は

『尾根に沿って秩父1番から34番に至る。

続いて西国1番から山に登り33番で観ノ山の頂上に達する。

坂東1番はそこからくだり33番まで配置されている』

とのこと。

 

つまり、あの先を進んでいたら山の頂上まで登ることになっていたわけです。

(ちなみに観ノ山の標高は950メートル)

これは引き返して正解だったと言えるのではないでしょうか。

 

 

でも好きな感じの石仏だったんですよね‥

今回は諦めることになりましたが、

またちゃんとした装備で再度チャレンジしたい場所が増えた、

つまりはそういうお話でした。

 

それにしても、観ノ山 百体観音についての情報が非常に少ない。

どなたかのレポートとか地図とかないものでしょうか。

ネット上ではほとんど見つけられませんでした。

観ノ山に登り百観音めぐられた方がいらしたらぜひご一報ください。

お待ちしています。