大雨の参拝となった8年前のリベンジ!
とばかりに計画した山形県遊佐町の十六羅漢岩をめぐる旅。
前回の『十六羅漢岩ふたたび(前編)』よりつづく後編となります。
前編より続けてお読みください。
上は8年前の訪問時に入手した十六羅漢岩のパンフレットに載っていた地図です。
こちらをお借りしてご説明していきます。
十六羅漢と6体の仏さまは海岸線にこのように広く点在しています。
海岸線から飛び出した突端の付け根部分にある磨崖仏を薄いピンクで塗っています。
このピンクのゾーンが前編でご紹介した部分。
それ以外は海岸線に沿うようにある道の両脇に点在しています。
後編ではこの道沿いに南側から磨崖仏をご紹介していきます。
なぜなら北側は道が整備されておらず進むのが困難だから。
8年前に来た時も北側部分はほとんど行くことができませんでした。
今回はどこまで行けるでしょうか。
ですがそもそも、です。
ほとんどの観光客は前編の部分のみ観て、その先に進むことはありません。
ここから先は物好き用のコースとなります。
あらかじめご理解ください。
さて、この物好きコースの一番南側に位置するのが
観音菩薩です。
展望台のすぐ脇の高い位置から全体を見渡すようにあり、気づかない人も多いと思います。
風化が激しく、パッと見はただの岩だと思ってしまうかもしれません。
この観音さまにも可愛らしさがありますよね。
道(といっても人一人通るのが精一杯な道ですが)
を北方向に進んでいきます。
と続いて見えてくるのが、
スピンダ尊者(ソビンダ尊者と表記される場合もあり)。
縦ロール的な髪型かな?装飾かな?が印象的です。
スピンダ尊者のすぐ右隣には、
バナバス尊者。
風化が激しくお顔はあまり判別できません。
スピンダ尊者、バナバス尊者の奥に見えるのが、
ナコラ尊者(ナクラ尊者と表記される場合もあり)。
とここまでは広大な海をバックに背負っておられるのですが、
ここから先が‥
コンクリートに飲み込まれはじめる羅漢さん!!
左がパダラ尊者、右がハンタカ尊者。
ちなみにこの写真は他とは違い夕方に撮影したものです。
この方向だと午前中は逆光ぎみになるため、こちらを選びました。
つまり、私は午前中と夕方の二度ここに来ているわけです。
その理由はいずれ解ります。
ちなみに8年前の訪問では悪天候のためこのあたりで引き返したんです。
今回はもう少し先まで行きたいですが‥どうでしょう。
先に進みます。
このお二人の間を抜けてさらに進んでまいりますと‥
最早、完全にコンクリートに飲み込まれてしまった羅漢さんがお二人。
お分かりになるでしょうか?
左の○で囲んだ位置にナガセナ尊者(ナカサイナ尊者と表記されることも)、
とっても分かりにくいのですが、右上にパジャラプタラ尊者が
何かにしがみつくような‥
母親に甘える子供のような‥
なんとも言えない可愛らしいポーズでいらっしゃるのです。
護岸工事の際に上手く残していただいて有り難うございます!
とお伝えしたい気持ちです。
さらに北方向に進むと、あと5体の羅漢さんがおられるはずなんです。
上の地図のピンクゾーンです。
ですが、この先は降りていくことはできそうですが、
戻って来た時にのぼることができなさそう。
かなり危険な様子で、今回も無念ではありますが諦めました。
そもそもこの十六羅漢岩は寛海和尚という方が、
荒波に命を失った多くの方の供養と海上の安全のため造立を発願。
石工達を指揮し5年の歳月をかけ作りあげたというもの。
それをただの石仏好きのカメラマンが石仏を撮りたいがために無茶をして、
海上の安全を揺るがすなど‥本末転倒!
まぁ、そこまでのことでもありませんが、今回もここまでとしました。
行けなかった北側の羅漢さんたちは国道から見ることもできます。
ですがそもそもが摩耗が激しいので、
遠くからだとハッキリと像容をうかがうことはできません。
近くに行くためには、ロープなどのきちんとした装備が必要だと思います。
私よりさらに物好きな方がいらしたら、装備を準備し行ってみてください。
さて、前述した通り
私は今回この場所に午前中と夕方の二度来ています。
なぜ夕方に来たのか、その答えは‥
また長くなりましたので次回、追記します。
しばしお待ちください。






































