『ぎふ灯り物語』に行ってきた(後編) | 半田カメラ/気になったら とりあえず行ってみるブログ

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フリーカメラマンで大仏写真家の半田カメラが、
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をモットーに、彷徨いつづける日々の記録です。

毎年1月末に行われているらしい『ぎふ灯り物語』。

このイベントで岐阜大仏ライトアップされている!

と知り、とうとう今年、強行スケジュールで岐阜に行ってきた話。

前回より続いての後編になります。

『ぎふ灯り物語』に行ってきた(前編)

よりどうぞ続けてお読みください。

 

このイベントは5年ほど前から開催されていて、

その年ごとにライトアップの内容は少しずつ違っているようです。

私が以前SNSで観たライトアップ時の岐阜大仏は、

後背がまだらに何色にも色付いていた記憶でしたが、今年は一色。

 

 

それがバックに流れるアンビエントな音楽と共に、グラデーションで変わっていきます。

緑→青→紫→ピンク→赤→黄色→黄緑

そしてまた緑に戻る、という感じ。

個人的には赤の後背がシックリ来ていてゴージャスで一番好きだな、と思いました。

 

 

これだけでも充分に感動的で大迫力だったのですが、

後背だけでなく、大仏殿全体にプロジェクションマッピングを施すなどしたら、

さらに新しい仏教ワールドが生まれるのではないでしょうか。

例えば宇宙空間の映像だとか。

今後の『ぎふ灯り物語』にさらに期待したいところです。

 

でも、派手すぎないのが岐阜大仏っぽくて良いところなのかもしれないなぁ‥

これはこれで好きです、もちろん最高でした。

何時間でもこの場所に居られると思いました。

 

 

『ぎふ灯り物語』での私の最大の目的はもちろん岐阜大仏ですが、

せっかく岐阜まで来たし、チケットも取ったし、

岐阜大仏以外も観たいと、その後あらためて岐阜公園へ。

 

 

公園では灯りが灯された和傘が飾られ、

木々は色とりどりにライティングされ、

地面にはプロジェクションマッピングで鯉が泳ぐ!

というように四方八方が演出されていて、キョロキョロしちゃう感じ。

 

 

音楽に合わせて和傘が点滅する『和傘楽団』というエリアがあったり、

 

 

崖一面にプロジェクションマッピングが広がる『奇跡の崖』エリアがあったり、

かなり大規模なイベントで、人出も多かったです。

この日は土曜日だったので尚更ですね。

平日もやってましたので、来年行かれる方には平日をお勧めします。

 

この後、金華山ロープウェーに乗って山頂からの夜景も楽しんでしまいました。

 

 

上の写真が山頂から観た夜景です。

これはもう本当に、自分ひとりで来たら絶対行かなかったと思います。

基本、私はひとり旅も、ひとりご飯も全然平気。むしろひとりが気楽。

ですがさすがに夜景を観るためロープウェーにひとりで乗る‥‥そこまでの勇気はありません。

 

前編に書いたように、この日は大仏という共通の趣味を持った友達が同行してくれていました。

SNSを通じて知り合った友達です。

通常なら私の趣味に人を付き合わせるのは本当に心苦しく、いろいろ我慢してしまうところ。

ですが共通の趣味を持つ友達が一緒だと気を使うどころか

「ここに行ってみよう!」「あそこも観てみよう!」

と相乗効果で増長してしまい、止める人がいない状態。

それは私にとってとても楽しい時間でした。

友人にとってもそうであったなら良いなと思います。

この場を借りて御礼を、ありがとうございました。

 

さて、

金華山を降りた後、私とこの友人とはどこへ向かったか、お分かりでしょうか?

もう一度、正法寺に行ったんです。

イベントが終わるまで岐阜大仏さまを眺めていたい

と、意見が一致したものですから。

 

まさに至福の時間。

最高の週末でした。

 

お友達が撮ってくれた岐阜大仏さまと私。