2025年元旦を東大寺で迎える | 半田カメラ/気になったら とりあえず行ってみるブログ

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フリーカメラマンで大仏写真家の半田カメラが、
「気になったら とりあえず行ってみる」
をモットーに、彷徨いつづける日々の記録です。

早いもので2025年も明けて二週間ほどが過ぎました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

皆さまは良い年末年始をお過ごしでしたでしょうか。

私は2024から2025年の年越しを奈良で過ごしました。

今回はそんな私の年越しのお話です。

 

 

2024年12月31日。

近鉄奈良駅に着いたのは23時20分ごろでした。

 

 

駅前は多くの人で賑わい、通り沿いに屋台が並んでいます。

屋台の並ぶ方向に皆んなが進んで行くので、私もそれについていきました。

たぶん行き先は皆んな一緒なんじゃないかと思いました。

奈良といえば東大寺 奈良の大仏

そうです、行き先は大仏殿です。

多くの人がそちらの方向に歩いていきます。

 

元旦の0時〜8時大仏殿の無料参拝ができるのです。

新年の初めに奈良の大仏さまにお会いできるなんて‥‥

まさに最高の年明け!

 

 

人々が歩く方につい行くこと20数分。

23時44分頃に南大門前に到着しました。

 

南大門は(その時は)通りぬけできないようになっていて、

左手から迂回して大仏殿方向へ進むと‥‥

その先にはすでに大行列が!

 

 

行列の先に見えているのが中門

中門の先に大仏殿が上の部分だけ見えています。

私はこの見知らぬ人々の行列の中で、

ホットのお茶のペットボトルで手を温めながら、

新年のカウントダウンを迎えました。

 

5、4、3、2、1‥

ハッピーニューイヤー!!

 

午前0時になったと同時に開門したようで、

行列が少しずつ動き始めました。

 

 

私が中門のすぐ前に辿り着いたのは明けて元旦0時20分頃。

大仏殿の中が混雑していて入場制限がかかっているのか、ここでしばらく足止め。

 

そして、

元旦の0時30分頃とうとう私の順番が!

南大門付近からトータルで45分ほど並びました。

やっと中門をくぐることができます!!

 

中門をくぐると‥‥

 

 

待ちに待った大仏殿!!

 

わかりますか?

大仏殿正面の窓が開かれ、

そこから大仏さまのお顔がのぞいています!

 

 

この光景をずっと拝みたかった!!

壮観です!

感激です!

 

大仏殿のこの窓が開かれるのは8月15日の夜と元日の年2回のみ。

このことはずっと前から知っていて、

いつか行きたいとチャンスを狙いつづけてきました。

ですが関東住みで距離も遠い上、深夜ともなるとなかなか叶わず。

10年越しで夢が叶ったと言っても過言ではありません。

 

ちなみに中門の基壇上から見上げると、

ちょうど窓の中に大仏さまのお顔がドンピシャで拝めるのですが、

混雑回避のため、基壇上で立ち止まっての撮影は禁止。

三脚の使用も禁止です。

 

ですので、上の写真は基壇の下のご迷惑にならないエリアで、

手持ちのカメラで撮影しています。

スマホでも充分撮影できると思います。

むしろスマホの方が夜景は綺麗かもしれません。

 

 

大仏殿内部は大変混雑していたので、

とりあえず人の波に逆らわず一周ぐるっと参拝。

元旦の御朱印のみ、こちらも並んでいただきました。

 

その後、二月堂に移動し参拝。

大仏殿とは違い二月堂は混雑しておらず、ゆっくり心静かに参拝することができました。

 

 

写真は二月堂からの夜景です。

この夜景を拝みながらの年越しもいいと思います。

二月堂参拝後、また大仏殿に行くと今度は先ほどに比べずいぶん空いていて、

もう一度、大仏殿をぐるっと参拝しました。

 

混雑を避けたいなら、まずは二月堂や他のお寺(もしくは神社)を参拝し、

深夜3時を回った頃に大仏殿に行くのがいいと思います。

でも‥やっぱり

「年明け最初に大仏さまに会いたい!」

とか思っちゃうので‥そうなると行列に並ぶしかありませんね。

私にとっては苦じゃないです。

 

 

この後、参道に並ぶ屋台で焼きそばやポテトなどを食べ温まり、

始発の電車にて宿泊先に帰りました。

そんな、私の2025年元旦でした。

今年は何だか良い年になりそうな気がします。単純だけど。

2025年もどうぞよろしくお願いいたします。