今こそ仙台大観音に会いに行こう! | 半田カメラ/気になったら とりあえず行ってみるブログ

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フリーカメラマンで大仏写真家の半田カメラが、
「気になったら とりあえず行ってみる」
をモットーに、彷徨いつづける日々の記録です。

前回、前々回のブログにて、

仙台初のディープなバスツアーに参加した話を書きました。

こちらからお読みください↓

『魅惑の狼信仰ツアー』(前編)

『魅惑の狼信仰ツアー』(後編)

 

私が先月末、仙台に行ったのは、

このツアーへの参加の他にもうひとつ、大きな目的がありました。

それは、仙台大観音の補修工事の取材です!!

 

あ、

また仙台大観音は誰もが知ってる前程で話をすすめようとしてしまった…

念のため基本情報だけしておきましょうか。

 

 

宮城県仙台市に立つ像高100メートルの巨大観音像、

仙台大観音

住宅や商業施設が立ち並ぶ中、忽然と現れるお姿は異様な存在感で、

ネットでもしばしば取り上げられます。

 

実は、少し前に仙台大観音を管理するお寺、

大観密寺のご住職さまよりご連絡をいただいていたのです。

「今ならピンクの観音さまが拝めますよ」

観音さまの補修工事がはじまっており、

修復の際の下地に淡いピンク色を塗るそうで、

今だけ観音さまがピンク色になるとのこと!

 

ピンクの観音さま

絶対に会いたい!!

ということで、前述のツアーのタイミングに合わせ、

観音さまのすぐ隣に建つホテルの部屋を抑えたわけです。

 

ところが、今回の仙台大観音の補修工事は、

『コスト削減のため足場を作らず、

高所作業の専門業者さんがロープを伝い作業をする』

というもの。

つまり強風や雨天の時には作業が行われません

危ないですからね。

 

ホテルを抑えても天候によっては作業風景は見られないかも…

それは残念すぎる!

結果としては、ホテルを仮抑えし、

天気予報とにらめっこしながら、ギリギリまで日時調整を行いました。

そんな努力とホテルさまのご協力もあって宿泊当日は晴天!

 

絶好の大仏日和でしたので、こちらでご報告させていただきます。

 

 

100メートルの観音さまの足元まで行って見上げれば、

青空によく生える眩しいほどに白…に一部淡いピンク

そしてよくよく見ると、お顔まわりに何やら小さくうごめく黒いものが!

 

そうです、

 

 

今まさにおふたりの方が高所作業中!

ロープを伝いながら下地のピンクを塗っていらっしゃいます!!

 

 

これは7月末時点の様子で、

現在はお身体の前面の大部分がピンクになっているようです。

 

この作業は、多くの方に観てもらいたいとの理由から、

お盆期間中も休みなく行われる予定だそうです!

天候などの状況によりますが、9月の中頃までは、

この淡いピンクの観音さまのお姿が観られるようです。

 

今だけのチャンス!

この機会にぜひ仙台大観音にご参拝ください

 

そして参拝の際には遠くから観るだけでなく、

ぜひ胎内拝観もしてみてください。

 

 

もう何度も書いていますので、

このブログの読者の方にはミミタコだと思いますが、

仙台大観音内部は上の写真のような

約60メートルの吹き抜け構造!

とてもスペーシーで、外だけでなく中に入っても楽しめるんです。

 

そして胎内拝観された際に、半田オススメのお土産があります。

それがこちら。

 

 

『仙台大観音クリップ』

昭和レトロなマッチ箱みたいなデザインがいい感じ!

お土産にこれを渡したら、仏像好きでなくとも食いついてくれそうです。

 

ちなみに仙台大観音の拝観料は大人が500円(中学生以下は無料)。

こちらのクリップも500円。

補修工事には多額の費用がかかるでしょうから、

応援の気持ちで胎内拝観してみてはいかがでしょう。

 

 

ということで、お盆前に滑り込み…

ちょっと遅いかな…もう予定入ってしまってるかな?

でも9月まではまだ時間がありますので…

ぜひ!この期間だけのピンク観音さまに会いに行ってみてください。