みなさま、ごきげんよう。

このブログにお立ち寄り下さり、ありがとうございます。


今回は、先日YouTubeで配信されたコンサート
Take Me to the World: A Sondheim 90th Birthday Celebration
を紹介したいと思います。


(Broadway.comから引用)


§1 大スター夢の競演による前代未聞のリモート・コンサート

Take Me to the World: A Sondheim 90th Birthday Celebrationは、

ブロードウェイ史上最高の天才
スティーブン・ソンドハイムさんの
90歳の誕生日を祝うために開催されたコンサートで、

全編リモートで製作された事が大きな話題となりました。


スティーブン・ソンドハイムさんに縁のある、

ハリウッドスター&ブロードウェイスターが40人以上出演し、

それぞれの自宅からテレワークで出演しました。


普通なら絶対に実現不可能な、
超豪華スターの夢の競演
を観ることが出来ます。

しかも、自宅からテレワーク出演するという、おそらく二度と観ることが出来ない貴重な映像です。

(そもそもテレワーク・コンサート自体が、前代未聞の試みだと思います。)


コンサートは2時間23分という大ボリュームですが、
なんとYouTubeで無料公開されています。


出演者は、
メリル・ストリープさん、バーナデット・ピータースさん、ドナ・マーフィーさん、パティ・ルポンさん、マンディ・パティンキンさん、ニール・パトリック・ハリスさん、サットン・フォスターさん、リン・マニュエル・ミランダさん、ラウル・エスパルザさん、ケリー・オハラさん、レア・サロンガさん、ジェイク・ギレンホールさん、スティーブン・シュワルツさん、ネイサン・レインさん、スティーブン・スピルバーグさん
を初めとするハリウッドとブロードウェイの大スター総勢45名で、

常識では考えられない超豪華スターが顔を揃えました。


これほどの超豪華スターが出演するコンサートは、おそらく二度と無いと思いますし、

伝説の天才・スティーブン・ソンドハイムさんのお祝いだから、これだけのメンバーが集まったんだと思います。


おうち時間の過ごし方に迷っている方は、
人類の歴史に残る奇跡のコンサート
を体験してみてはいかがでしょうか?


§2 最大の見所はメリル・ストリープさんの出演

今回のリモート・コンサートの最大の注目は、
世界最高の大女優メリル・ストリープさんの出演です。

メリル・ストリープさんは、

自宅からバスローブ姿でリモート出演

カクテルを片手に、名曲「The Ladies Who Lunch」を披露しました。


メリル・ストリープさんが自宅で歌う姿を観られるなんて、普通なら有り得ない事だと思います。



§3 スティーブン・ソンドハイム

スティーブン・ソンドハイムさんは、

1930年生まれ、現在90歳

ブロードウェイ史上最高の天才と言われる伝説の作曲家です。

ソンドハイムさんの作る曲は、
世界で最も歌うのが難しいと言われており、
歌いこなせたら歌手として一流の証拠です。

メロディーは難解ですが、同時に非常に美しく、名曲ばかりです。

特に、アンジェラ・ランズベリーさん、故エレイン・ストリッチさん、グリニス・ジョンズさん、バーナデット・ピータースさん等のオリジナル版の名女優たちの歌唱は、圧巻の素晴らしさです。


代表作(舞台)
1957年 ウエスト・サイド・ストーリー 作詞のみ
1959年 ジプシー 作詞のみ
1962年 ローマで起った奇妙な出来事 作詞・作曲
1964年 エニワン・キャン・ホイッスル 作詞・作曲
1965年 ワルツが聞こえる? 作詞のみ
1970年 カンパニー 作詞・作曲
1971年 フォリーズ 作詞・作曲
1973年 リトル・ナイト・ミュージック 作詞・作曲
1976年 太平洋序曲 作詞・作曲
1979年 スウィーニー・トッド 作詞・作曲
1981年 メリリー・ウィー・ロール・アロング 作詞・作曲
1984年 日曜日に公園でジョージと 作詞・作曲
1987年 イントゥ・ザ・ウッズ 作詞・作曲
1990年 アサシンズ 作詞・作曲
1994年 パッション 作詞・作曲

代表作(映画主題歌)
1990年 ディック・トレイシー 作詞・作曲


Awards

トニー賞
・1971年度 作曲賞『カンパニー』
・1971年度 作詞賞『カンパニー』
・1972年度 作曲賞『フォリーズ』
・1973年度 作曲賞『リトル・ナイト・ミュージック』
・1979年度 作曲賞『スウィーニー・トッド』
・1988年度 作曲賞『イントゥ・ザ・ウッズ』
・1994年度 作曲賞『パッション』
・2008年度 特別賞

アカデミー賞
・1990年度「Sooner or Later」(『ディック・トレイシー』)

グラミー賞
・1970年度『カンパニー』
・1973年度『リトル・ナイト・ミュージック』
・1976年度「Send in the Clowns」(『リトル・ナイト・ミュージック』)
・1979年度『スウィーニー・トッド』
・1984年度『日曜日に公園でジョージと』
・1988年度『イントゥ・ザ・ウッズ』
・1994年度『パッション』

ピューリッツァー賞
・1985年度『日曜日に公園でジョージと』


ソンドハイム作品ベスト5
1位 日曜日に公園でジョージと
2位 カンパニー
3位 リトル・ナイト・ミュージック
4位 スウィーニー・トッド
5位 イントゥ・ザ・ウッズ



§4 セットリスト

1.スティーブン・シュワルツ:“Prologue” (Follies)

2.オーケストラ:“Overture”

3.サットン・フォスター:“ There Won’t Be Trumpets” (Anyone Can Whistle)

4.ニール・パトリック・ハリス:“The Witch’s Rap” (Into The Woods)

5.ケリー・オハラ:“What More Do I Need” (Saturday Night)

6.ジュディ・クーン:“What Can You Lose” (Dick Tracy)

7.ヴィクター・ガーバー:祝辞

8.カトリーナ・レンク:“Johanna” (Sweeney Todd)

9.アーロン・トヴェイト:“Marry Me A Little” (Company)

10.イアン・アーミテージ:寄付のお願い

11.ビーニー・フェルドスタイン、ベン・プラット:“It Takes Two” (Into The Woods)

12.ブランドン・ウラノウィッツ:“With So Little to Be Sure Of” (Anyone Can Whistle)

13.メアリー・ミッチェル・キャンベル、プリヤンカ・パティル:寄付のお願い

14.メリッサ・エリコ:“Children and Art” (Sunday in the Park with George)

15.ランディ・レインボー:“By The Sea” (Sweeney Todd)

16.エリザベス・スタンリー:“The Miller’s Son” (A Little Night Music)

17.マンディ・パティンキン:“Lesson #8” (Sunday in the Park with George)

18.スティーブン・スピルバーグ:祝辞

19.マリア・フリードマン:“Broadway Baby” (Follies)

20.リン・マニュエル・ミランダ:“Giants in the Sky” (Into The Woods)

21.ロニー・プライス:祝辞

22.レア・サロンガ:“Loving You” (Passion)

23.ローラ・ベナンティ:“I Remember” (Evening Primrose)

24.ラウル・エスパルザ:寄付のお願い

25.チップ・ゼーン:“No More” (Into The Woods)

26.ジョアンナ・グリーソン:祝辞

27.ジョシュ・グローバン:“Children Will Listen” (Into the Woods) / “Not While I’m Around” (Sweeney Todd)

28.ジョン・ワイドマン:祝辞

29.ブライアン・ストークス・ミッチェル:“The Flag Song“ (Assassins)

30.マイケル・セルベリス:“Finishing The Hat” (Sunday in the Park with George)

31.ジェイソン・アレクサンダー:祝辞

32.リンダ・ラヴィン:“The Boy From…” (The Mad Show)

33.エリザベス・スタンリー:寄付のお願い

34.アレクサンダー・ジェミグナニ:“Buddy’s Blues” (Follies)

35.アン・ハラダ、オースティン・クー、ケビン・ムーン・ロー、トム・セスマ:“Someone in a Tree” (Pacific Overtures)

36.ネイサン・レイン:祝辞

37.リン・マニュエル・ミランダ:寄付のお願い

38.ラウル・エスパルザ:“Take Me To The World” (Evening Primrose)

39.ドナ・マーフィー:“Send in the Clowns” (A Little Night Music)

40.メリル・ストリープ、クリスティン・バランスキー、オードラ・マクドナルド:“The Ladies Who Lunch” (Company)

41アンナリー・アシュフォード、ジェイク・ギレンホール:“Move On” (Sunday in the Park with George)

42.パティ・ルポン:“Anyone Can Whistle” (Anyone Can Whistle)

43.バーナデット・ピータース:“No One is Alone” (Into The Woods)

44.アンサンブル:“I’m Still Here” (Follies)




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